2012年2月29日水曜日

君が代起立条例可決。

▲こんなあたり前のことを、条例できめなければならないのか。

 問題の核心を間違えているようだな。

 いまこそ、教師となる資格について、韓国系・北朝鮮系・中国系の帰化人を排除するという方向で考えるべきではないのか。

 裁判所でも、韓国籍の人間を排除している。

 こういう日本という国の根幹に係わる極めて重要な部署から、外国籍とくに韓国・北朝鮮系の帰化人を排除するという方向で進めなければ、問題が何度でも起こる。

 これはなぁ、と思う。

 日本人が韓国・北朝鮮系の人間に対して甘すぎるというか無用心すぎるのだ。もっと、彼等を警戒しなければならないのだ。

 今こそ、外国籍とくに韓国・北朝鮮・中国からの帰化人ないし在日の外国人をこういう重要な部署から排除するということを真剣に考えるべき時期がきている。

 やれ、人種差別だの、民族差別だの---言いたければ言わせればいい。

 それよりも、日本という国の根幹の部分が揺らぐことを防止しよう。

 以下、新聞から抜粋。

 大阪市の橋下徹市長は28日、市立学校の教職員に国歌斉唱時の起立を義務付ける「君が代起立条例案」を市議会に提出。

 一部修正の上、大阪維新の会と公明、自民の賛成多数で同日深夜に可決、成立した。

▲補足、感想など

 このブログも9年目に入った。

 さすがに、毎日更新するのがシンドクなってきたようだ。言いたいことは一杯あるのだが、文章にまとめることに手間取るようになった。

 まぁ、それはそれで。

 インターネットの普及で、いままで隠されていたことが、多く分かるようになった。
敗戦直後の振る舞いなども周知されて、韓国・北朝鮮を嫌う人間も一層増えたようだ。

 韓国でもそのことが分かってきて、韓国の新聞でも「我々は嫌われている」とかとりあげていたなぁ。

 お互いに嫌いだ—というのだから、別に問題はあるまい。

 再度、核心に戻って。

 次世代の日本を支える日本の子供達を教育するという重要な部署から、韓国・北朝鮮系の帰化人を排除すべきだと、筆者は考える。

 国旗である日の丸の掲揚に対して、起立しない—というならその先生方は、公務員をやめよ。

 私立の学校へいって、思う存分に、国旗掲揚に対して座っていればいいことではないか。

2012年2月27日月曜日

防波堤工事の着工式—釜石市

▲やっと東日本大震災からの復旧の本格的な工事が始まったようだ。
 大震災の発生からほぼ1年を経過し、いささか、しびれを切らすようなタイミングだが、ともあれ、工事が始まったことを喜びたい。

 さしあたりの堤防の再建工事で、500億円を切るくらいの工事だが、これによりお金が動くし、雇用も増える。

 今、釜石で仮設住宅に暮らしている仕事の無い人にもなんらかの形で恩恵が回ってくる。

 工事自体に参加できなくても、工事で働いている人に弁当を作るとか、作業服を洗濯するとか---という仕事も必要だろう。

 そのようにして、「働くこと」で、釜石市が元気になり、そして日本という国のgnp の数字をそのまま押し上げていくのだ。

 以下、新聞から抜粋。

 年3月の巨大津波で破壊された岩手県釜石市沖の世界最大の防波堤が、490億円をかけて再建されることになり、26日、着工式が行われた。

 釜石湾の入り口には、津波対策として、海底からの高さがおよそ60メートルもある世界最大の防波堤がありましたが、去年3月の巨大津波で倒壊した。

 国は、同じ規模の防波堤を、およそ490億円をかけて再建することになり、26日、関係者が釜石港のふ頭に集まって着工式が行われた。

 はじめに、出席者全員で 震災の犠牲者に黙とうをささげたあと、釜石市の野田武則市長が、「地域を守る 湾口防波堤を一刻も早く完成させてほしい」と述べた。

 再建される防波堤は、陸側に石が積みあげられ、同じような規模の津波に襲われた場合でもすぐには倒壊せず、津波の高さや速度を抑えることができるよう工夫がされる ということで、4年後の完成を目指している。

 式のあと、野田市長は、「防波堤は重要だが、それだけでは津波を防ぎきれない。

 避難訓練などソフト面の対策と組み合わせて被害を防ぐことが重要だ」と話した。

▲補足、感想など

 4年間で500億円か。
 すると、年間で100億円を越えるお金が回るということになる。

 冒頭でふれたように、工事には多くの人が必要だ。セメントから砂利、工事に要する建設機などもいる。
そして、宿舎から、食事、弁当というように波及効果をもたらす。それが、釜石市及びその近郊に雇用をもたらすのだ。

 確かに、こういう工事に批判的な人も多いだろうと思える。

 人口が4万人を切るような市にこれだけの工事費をつぎこむ必要があるのか? –とか。

 しかし、三陸海岸の都市は、その主たる産業は「漁業」を中心としている。
 漁業に携わる限り、漁船等を天候の変化とか高潮等の天災から守らなければならない。

 そのために海岸を離れることができないのだ。
 だからこそ、堤防を建設し、数メートル地盤を高くした形にしても海岸近くに住もうと考えるのだ。

 これは「三陸海岸」に住むモノにとっての「宿命」とでもいうべきものだ。
 そのことを理解してあげよう。そのことを大きな目で許容してあげよう。

 そして、今できるだけ多くの投資をこの東日本大震災復旧のために行うことが、日本の経済を活性化させるために必要だ。

 なんというかなぁ。

 この「東日本大震災からの復旧」という口実というか、看板は、世界中に向かってアピールしても、世界中の誰もが批判のしようのない「口実」であり「投資」であろう。

 そのことが一番大事なことだ。

 この復旧に要したお金は、日本の経済成長率をそのまま押し上げる。

 国民新党の亀井さんは、東日本大震災からの復旧に要する金額と期間を、総額100兆円、期間は7-8年と概算した。おそらくそのくらい掛かるのだろう。

 このお金と「口実」は、日本経済を活性化させる起爆剤となりうる可能性があろう。

2012年2月24日金曜日

映画文化そのものが衰退とか—落合信彦さん。

▲アメリカ映画の衰退を指摘する人が多くなった。
 落合信彦さんという名前を久しぶりに聞いた。

 彼は、アメリカ経済が最盛期の頃にアメリカへいって暮らした人だから、1960年代の映画も知っているし、今のなんというか「子どもっぽい」映画の内容もしっているということだろう。

 ただ、落合さんと筆者ではその原因を指摘する内容が異なるようだ。
 なぜなのだろう。

 落合さんが長くアメリカに居すぎたということかもしれないな。

 以下、記事から抜粋。

 2月26日に、第84回アカデミー賞の授賞式がハリウッドのコダック・シアターで行なわれる。

 だが、落合信彦氏は、最近のアカデミー賞やハリウッド映画について危惧を抱いているという。

 以下は、落合氏の解説だ。

 この原稿の締め切り時点では作品賞はモノクロのサイレント映画である『アーティスト(The Artist)』と、3D映画の『ヒューゴの不思議な発明(Hugo)』の一騎打ちとされているが、賞の行方は最後までわからない。

 監督ではマーティン・スコセッシやスティーブン・スピルバーグ。

 俳優ではジョージ・クルーニー、 ブラッド・ピット、ショーン・ペンなどのビッグネームが並び、華やかな祭典らしいメンバーとなっている。

 だが、私は最近のアカデミー賞やハリウッド映画について、いささか懸念を持って見ている。

 映画という文化そのものが衰退してしまうのではないかという危惧が、特に2000年代以降に強く感じられるようになった。

 一言で言えば、「クリエイティヴィティの低下」である。

 例えば2007年にアカデミー賞作品賞を受賞した 『ディパーテッド(The Departed)』が香港映画のリメイクであったことに象徴されるように、リメイク作品の数が急激に増えた。

 オリジナルのスクリプト(脚本)を書ける人間が少なくなり、制作サイドが安易な作り方をしている証拠だと言える。

 アカデミー賞では、審査員の質の低下も著しい。

 賞に投票するアカデミー会員は、 監督、俳優ら約5700人のハリウッド関係者だが、少し前ならば選ばれるはずがなかった作品がオスカーを手にしている。

 観る者の内側に深い問いを発する作品よりも、娯楽性だけの作品が好まれている。

 審査員がマンガやアニメばかり見て育った世代になっている証左だろう。

 CGや3Dなど、技術的な進歩は目覚ましいが、 作品の芸術性はかえって低下している。

 最近で言えば2003年の『ロード・オブ・ザ・リング/王の帰還』の作品賞受賞で、 アカデミー賞の権威は地に落ちたと実感した。

 2001年の『グラディエーター(Gladiator)』や1998年の『タイタニック(Titanic)』も同様だ。

 チャイルディッシュな演出の退屈なストーリーだったと言うしかない。

 『タイタニック』が公開された時、 イギリスでは“20世紀最悪の映画”と言う批評家もいたほどだ。
映画は時代を映す鏡だ。

 名作映画の枯渇は、今、世界を覆っている閉塞感と無縁ではない。

▲補足、感想など

 閉塞感と無縁ではない—か。
 えっ、閉塞しているのか?

 いや、まぁ、それはいいとして。

 筆者は落合さんとは、多少見方が違う。

 原因は、アメリカのハリウットというところが、アメリカの観客(もっとヨーロッパ諸国等の国民を含めて)をバカにしていることに原因があるのだろうと思う。

 こんな難しい理屈は分かるまい、こんなことまで理解できまい---という製作者側の思い込みがあって、うすっぺらな粗筋となる。

 粗筋がうすっぺらいから、バリエーションが限られて似通ったものになるし、二番煎じが多くなる。

 その粗筋のうすっぺらさを、見た目の「華やかさ、派手さ」で誤魔化そうとする—その部分こそが、ハリウッドという映画会社群が陥った「落とし穴」なのだ。

 もっと、粗筋を難しくせよ。

 もっと、筋を複雑にせよ。

 想定する観客の知的レベルをもっと高く設定せよ。

 ハリウッドが生き残るとしたら、その方向しかあるまい。

 筆者が先日みた「ハヤブサ」についての映画など、今の時点ではアメリカでヒットはしまい。

 しかし、逆に言えば、観客側にある程度の科学知識・教養がなければ面白いと感じない映画—というものに移行していかなければ、活路はない。

 日本映画は、その意味でハリウッドとは別に道を歩き始めたようだ。

 それがガラパゴス化と言われようがなんといわれようが、その方向こそが映画の「王道」だと思える。

2012年2月22日水曜日

ロート製薬の件は、すべて最終的な決定権者である山田会長の責任。

▲一つの会社の盛衰というものは、その一番トップの判断にかかっている。
 花王という会社も当然そうであろう。

 花王の尾崎社長の判断が、花王という会社の盛衰を決定するのだ。
 ロート製薬についても、同じだ。

 山田会長という、自分の会社の運命を左右する「最終決定権者」の判断にかかっている。
 今回、キムテヒさんという韓国の女優を起用するという決定もこの会長が最終的に判断したものであろう。

 吉野さんという社長では、会社の運命を左右するような重要な決定はできまい。

 「オレの会社だ。活きるも潰すもオレの意思次第だ」--くらいの覚悟があったればこその判断であり、ロート製薬という会社としての「対応(コールセンターを含めて)」であろう。

 以下、掲示板の書き込みから抜粋。

 ロート社内で火消しに動いている人間がいたとしても、完全に遅すぎ、そして火消しになってない。

 普通の会社なら、家電なら発火事故発生とか、それこそ製薬会社なら副作用発覚とかなら、即、危機管理委員会招集でしょ?

 今回の件を見てたら、会社存亡の危機に繋がるって理解できてない感じだね。

 重役が担当部署にどうのってのは、全然だめ。

 危機管理委員会が、強権的に、即断即決でスケジュール決めて、緊急対応できないようじゃ、1回会社潰した方がいいね。

 同族経営の会社って、どこもこんななのかな?

 今回も、さも「キム・テヒ側が被害者」であるかのような発表とか、馬鹿過ぎ。

 普通なら、まず、広告宣伝即時中止、商品一旦全品回収か、整形女のシールを全部はがすとかでしょ?

▲補足、感想など

 日本のインターネットを利用している主婦層は500万人とも言われている。
 ロート製薬という会社の製品の購買層が、丁度、この主婦層であろう。

 500万人の主婦層の機嫌を損ねては、絶対に勝てない。

 山田会長が、自らの意思で、「オレの会社だ。オレの思うようにやる。潰すのもオレの意思次第だ」(そういえば、この前、◇◇製紙とかいう会社で同じような話があったなぁ)--というなら、もう、それはいたし方あるまい。

 ロート製薬の社員達は、社長を含めて不運だった—というしかない。

2012年2月21日火曜日

光市母子惨殺事件-被告に死刑判決確定。

▲光市母子惨殺事件の犯人に死刑が確定した。
 なにか、この事件は周辺にざわざわしたものがついて回って、事件の残酷性もさることながら、後味の悪い事件ではある。

 最高裁で死刑判決が確定し、その判断は妥当だと筆者は思った。

 上で、「ざわざわ」と書いたが、事件をややこしくしたのは、2つくらいの要点があるからだろう。

 一つ目は、犯行時が18才であったこと、また、殺害した人が女性一人、幼児一人であったこと。

 2つ目が、犯人が在日の朝鮮系の少年であったことであろう。

 以下、新聞から抜粋。(記事はおそらく韓国系と思われる記者による)

 大月孝行被告は、どのような生活を送っているのか。

 判決前に面会した弁護士らによると、遺族の本村洋さんには「おわびしたい」と謝罪の言葉を述べる一方で、判決の内容に話題が及ぶと、「殺意はなかった」と訴えかけるという。

 差し戻し控訴審の途中まで弁護人を務めた今枝仁弁護士は、先週も接見。

 「本人は 元気。たくましく、強くなった感じがした」と語り、判決を目前に特 に変わった様子はなかったという。

 大月被告が自身への判決を「永山基準のように、今後の基準になるかもしれない。
 後で批判を 受けないよう、しっかりとした判決を書いてほしい」と語ることもあった。

 最後の面会の際には「なかなか理解してもらえないが、死刑で償いたいという気持ちと、しかし、それだけでいいのかという気持ちがある。僕自身も揺れ ている」と吐露。

 だが、弥生さんと夕夏ちゃんへの殺意が認定された判決に話が及ぶと、「殺意を持つような相手ではない」と否定し、「母への甘えたさから、弥生さんに抱きついただけだった」という差し戻し控訴審での主張が本当なのだと、訴えかけてくるという。

 最初の控訴審では、友人への手紙で、犯行を犬の交尾に例えたとされる内容も明らかになった。

 門田さんは「反省は深まっているように思う」と被告の心境の変化を指摘した上で、「自分が犯した罪の重さに堪えかねて、無意識のうちに自分の行為に、理由付けを行っているのではないか」と話した。

 差し入れなどで、本を400冊ほど持っており、好きな本は、哲学入門書「ソフィーの世界」。
 また、ドイツ文学を好んで読んで いるという。

▲補足、感想など
 この裁判の核心は、18才という年齢の少年が、母子を殺害し、死後、その母親を強姦した—という犯行を、死刑という刑罰に処することで妥当か否か—ということだ。

 死刑にするには、二人を殺害した場合というなにか慣例のようなものがあって、じゃ幼児も一人と計算するのか—などという異論が、韓国系・北朝鮮系の大学教授などからあってニュースとなった。

 その頃から、在日の韓国系・北朝鮮系の弁護士・ジャーナリスト等が、この裁判に関わり始め、「死刑判決」を阻止しようという「動き」が顕在化してきた。
 (なにか、昔、静岡県寸又峡に逃げ込んだ金嬉老という殺人犯を日本人に差別されてどうのこうの—と論点をすり替えた事件があったが、あれによく似た展開となった)

 このあたりが、冒頭で書いた「ざわざわ」だ。

 さて、「ざわざわ」はほっておいて、もう一度、核心部分を見てみよう。

 上で述べた「核心部分」の文章での要点は、1.18才という年齢 2.母子を殺害 という部分だ。

 幼児を一人と計算するかどうか—など、瑣末な問題で、犯行の内容は、母親を絞殺後-強姦し、幼児は投げつけて殺害したという。

 その残虐性を見てみると、18才という年齢を考えても、「死刑」という判決はやむを得ないものと思う。

 筆者は、最高裁の判断を妥当だと思うし、支持する。

 なお、記事にある被告の発言部分--母への甘えたさから、弥生さんに抱きついただけだった—という表現はどうだろうか。

 18才が犯行時であったとしても、現在は30才を超えていよう。そんな男が発言する内容か。

 このウソにウソを重ねたような、死刑判決を避けるためには「どんなウソをついても構わない」と考えているということであろう。

 被告が、少年時、父親から暴力を受けた在日の朝鮮系の人間であることを考慮しも、「人間性が致命的に欠けている」といってよいであろう。

 更生する可能性がどうのこうの—という対象にそもそもなるまい。

2012年2月19日日曜日

日本はいま異民族から攻撃・侵略されつつある。

▲中国人が謝罪しない民族だというのは有名だ。

 この態度の核心部分をなす「面子”メンツ”」について説明した文章があった。まず、それをご紹介したい。

 この部分を理解していなければ、中国人のまた、韓国人の行動が理解できないようだ。
 また、それはおそらく不買運動の対象会社等の対応にもつながっているものだろう。

 --ここから—

 中国人の行動原理の基本は、「面子(メンツ)」である。
 「面子」は、中国人にとって、自己の全人格、価値を表すものである。
 「面子を潰される」ということは、自己の人格が全否定されることを意味する。

 したがって、どんな屁理屈をこねてでも、それこそ絶対に自分の誤りを認めない。
 問題は、この「面子」が、浅薄で、皮相的、外面的なものだということ。

 「面子」は、他人から見えなくては意味がない。
 人間の内面的価値なんか、中国人にとって全く意味がない。

 だから、外面ばっかりアホみたいに見栄を張り、意味なく威張る。
 早い話、猿や犬がみせる、縄張りを守るための「示威ディスプレイ」と同じ。

 したがって、より高度な人間の行動原理である、基本的人権、法の下の平等、言論の自由等なんか、猿や犬と同様、中国人には全く理解できない。

 --ここまで—

 昨年の夏以来の花王の不買運動への対応をみていて、上の文章を読むと、なるほどなぁ—と思う。

 そういえば毎日新聞も倒産寸前だが、毎日新聞の記者など、テレビで見栄をはってしゃべっている。

 さて、現在燃え上がろうとしている不買運動へのロート製薬の対応だが、”要点”として2つあげたい。

 一つ目は、なぜ、キムテヒという韓国の女優さんを自社のcmに起用したのか—ということだ。

 おそらく、それは現在の韓流ブームを捏造している理由と同じなのだろうなぁ。

 この一連の事象の核心は、韓国人・北朝鮮人(中国人を含む)という異民族からの日本人への攻撃だということだ。

 日本人は、歴史上、異民族の支配を受けたことがない。(元寇等の小さな攻撃を受けた事件はあるが)
 だから、そのあたり非常に鈍感だ。

 今の民主党政権、それから韓流ブームというものがひっくるめて、”日本の歴史上、始めての本格的な異民族からの攻撃・侵略なのだ”—と理解することが一番大事だ。

 このあたり、筆者の文章だけではなんなので、ちょっと書き込みを転記したい。

 --ここから—

 それは、朝鮮による日本侵略を応援支持するためでしょう?
 日本人がおとなしいから、どんどん押せば竹島どころか日本全土も徐々に朝鮮のものになる、事実どんどんなっているとたかをくくっているんでしょう。

 在日参政権だって絶対にあきらめない。忘れたころに何度もむしかえす、
 テヒも何度もCMやテレビにでていれば、日本人の反発は徐々に弱まり、日本を征服できると信じているのでしょう。

 ロートも日本が負けると踏んでいるからカミングアウトしたんでしょう。彼らすごい自信家だわ(笑)
在日が日本でつちかった自信と在日マネーが、韓流の狂乱を巻き起こしている。

 どんな未来が彼らに待っているというのだろうね。日本人は絶対にまきこまれてはいけない。

 --ここまで--

 また、別の視点として、

 ---日本が独島守護天使を受け入れた、日本は独島を認めたって流れにしたいから この反日活動家女優に拘<こだわ>る。---と。

 また、

 ---(韓流ブームとは、)朝鮮の最後の賭け。対日貿易の赤字が凄まじいから、なんとかして韓国製の製品を買わせようとしている。韓流文化が支配すれば日本市場を乗っ取れるとか本気で思っている。---

 →さぁ、どうだろうか。”捏造された韓流ブーム”というものの背景にある異民族達の真の狙いが分かるであろう。

 2つ目として--ロート製薬の会社としての対応というか反応の鈍さの理由の一つは、冒頭でふれた「メンツ」であろうと思える。

 そして、そのことはロート製薬の広報部門と首脳部あたりを「韓国系ないし北朝鮮系の人間」が占めているということを意味していよう。

 そして、最後に会社全体にふれた文章をご紹介したい。

 --ここから---

 電話担当者が事態を甘く見すぎだよ
 裏で笑ってる親父がいたとかも、ほんとあり得ない話

 誰が悪いかと言うと、社員教育をすべき責任者が悪い
 要するに会社のシステム自体がダメ、全体がこの程度のレベルだと判断されて当然
 そうなれば、製品に対する信頼もくそもなくなる

 --ここまで---

 →---誰が悪いかと言うと、社員教育をすべき責任者が悪い
 要するに会社のシステム自体がダメ、全体がこの程度のレベルだと判断されて当然---

 →まぁ、このあたりが結論だろうなぁ。

2012年2月16日木曜日

日本人主婦からの電話へのロート製薬の対応

▲ロート製薬が、新化粧水「雪ごこち」のcmに韓国の女優キムテヒを起用したことで、日本人から反発を受けている。

 電話・メールなどで、ロート製薬に問い合わせた人がいて、その対応の概略をインターネット上にのせている。

 まず、ロート製薬の対応ぶりを見てみよう。

 以下、書き込みから抜粋。下段の部分が、ロート製薬のコールセンター

 「養潤水というお宅の目薬を使っている者です」
 ーーありがとうございますーー

 「化粧品のほうの宣伝について伺いたいのですが、こちらでよろしいですか?」
 ーーはい、どうぞーー

 「(製品名)この2つにキム・テヒがイメージキャラとして使われていますが、これがどういう女優かご存知ですか?」
 ーーネットでは知っています(ネットという響きにやや侮蔑あり)ーー

 「ネットということではなくて、キム・テヒが竹島は韓国領土だと世界中に広めている反日運動家だということは事実です」
 ーーああ、そうですかーー

 「知りませんか?そのことが理由で、花王に対しても大々的に不買運動が起こっているのですが。」
 ーー(無言)ーー 

 「お宅のCSR憲章の第七に違反してますよね」
 ーー(無言)ーー

 「日本の領土をそうじゃないと言い張っている運動家は反社会的勢力ではないのですか?」
 ーー(無言)ーー

 「あなたは、竹島がどこの国の領土であるか知ってますか?」
 ーーお答えしかねますーー

 「なぜでしょう? あなたは日本人ですか?」
 ーー私は日本人ですーー


 「竹島は古い資料から見ても歴然と日本領です」
 ーーお答えしかねますーー

 「あなた日本人なんでしょう? なぜ答えられないんですか?」
 ーーお答えしかねますーー

 「一連の質問に対して”お答えしかねます”がロート製薬の会社としてのお答えだと受け止めてよろしいですね?」
 ーー結構ですーー

 「分かりました。では、そのように発表して、不買運動を開始します。

◇また、別の電話の対応で。

 さっき電話して、今使ってる商品を送りたいと言ったら返品の受け取りはやってないとのこと。
「反日韓国タレントを...」と言ったら 後ろでオッサンが一斉に大爆笑。

 通話内容をみんなで聞いてるのは知ってるけど、その場で爆笑はありえない。
 この会社はダメと痛切に感じました。

 私が電話したのは東京のロート製薬株式会社 お客さま安心サポートデスクです。
 ロートHPの一番上にある赤い字で書いてある電話番号にかけました。

▲補足、感想など
 どこに核心があるのかなぁ。
 ロート製薬という会社は、竹島は、日本領土であるとも答えられないのか。
 このあたりだろうなぁ。

 昨年の8月に始まった花王の不買運動も、最初はフジテレビのスポンサーを外れてほしい---というだけの理由から始まった。

 しかし、運動が激しくなると花王という会社が韓国系・北朝鮮系の経営陣にのっとられた恐るべき「侮日・反日的な企業」であることか明らかとなった。

 ロート製薬という会社の姿が、花王と同じように、これからもっと明白になるのかもしれない。

 この花王不買運動というものは、つきつめていくと、日本と韓国との間の領土問題というところへ行き着くのかもしれないな。

 竹島は日本の日本人の領土だ。

 それを認めない反日的な企業は、消えてもらうしかあるまい。

2012年2月15日水曜日

韓国はなぜ強いのか----の背景にあるもの。

▲日本の日経(正確には北朝鮮系・韓国系の記者が)が韓国経済をヨイショしたような記事を書いて、それを読んで韓国の新聞が、自画自賛の記事を書いている。

 いや、たいへん喜ばしいことでそれはいいのだが、この日経の記事の狙いはどこにあるのだろうか。

 韓国経済は好調だとしても、物価が高騰していて韓国の庶民の暮らしは厳しそうだ。

 はてさて、この仕掛けの意味しているものはなんだろう。

 恐らく、日本の民主党政権がもう長くない---という見通しにたった「今のうちにナントカ」という捏造の一環ではあるまいか。

 以下、韓国の新聞から抜粋。

 「韓国、その強さの秘密は?」。 

 最近、日本経済新聞が1面に掲載した企画記事の見出しだ。

 読者の気がかりな点を政治部編集委員と読者の問答形式で解いていく企画物だ。

 「人口も少なく資源も乏しい韓国がどうやって世界で存在感を示しているのか」という質問で始 まった記事は、韓国の強みをさまざまな角度から分析している。

 世界に広がるK-POPブームについては「小さな国内市場を越えようというグローバリズム、 世界のどの国でも通用する柔軟さ、厳しいレッスンを乗り越える韓国人特有のハングリー精神 が成功の秘訣」と紹介した。

 スポーツ強国の秘訣としては、親の全面的な支援、男性選手に対 する兵役特例などが挙げられた。

 同紙は「世界テレビ市場でトップを走るサムスン」「米国のフォードを抜いて世界5位になった現 代・起亜車」を列挙し、「97年の通貨危機当時に‘地獄’を見た企業が選択と集 中で競争力を高めた」と分析。

 また「過去には自由貿易協定(FTA)戦略で日本に遅れていた韓国が、米国や欧州連合(EU)などの巨大市場を取り込んでリードしている」とし「グローバル化に対する意志は日本が参考にするべきであり、両国間の元気の差は国を開いて生きる覚悟の違い」と伝えた。

 ドラマとK-POP韓流で始まった「韓国のイメージアップ」が他の分野にまで波及するのを確認 できる、気分のいいニュースだった。

 日本でこうしたニュースが出てくるのは、暗鬱な日本の国内事情と無関係ではない。

 企業など の実績予測発表が続いた先週、日本製造業の没落が続々と数値で確認された。

 記録的な円 高で韓国企業に世界市場を奪われた結果だった。

 ソニー、パナソニック、シャープの家電3社 の2011会計年度(2011年4月-2012年3月)の予想赤字合計は1兆円(約15兆ウォン) を超える見込みだ。

 4年連続赤字のソニーは社長交代まで発表した。

 4月に社長に就任する 51歳の平井一夫氏は「ソニーらしい製品でまた勝負する」と宣言したが、日本メディアが見る ソニーの前途は依然として不透明だ。

 学生時代に世界で大ヒットしたソニーのウォークマンを 記憶する記者としては隔世の感を禁じえない。
4月の総選挙と12月の大統領選挙を控えて韓国は完壁な政治モードに変わっていく雰囲気だ。

 反米勢力を結集させようという選挙戦略なのか、本当に決行するかどうかは分からないが、野党は「大統領選挙で勝てば韓米FTAを廃棄する」と宣言した。

 庶民型業種まで一方的に侵犯した財閥の傲慢にも責任があるだろうが、選挙の季節に決まって浮上する「財閥改革論」の程度はますます高まり、与野党は左翼的政策に没頭している。

 選挙に勝つことも重要だが、その過程で日本がうらやむ「韓国の強さ」まで失わないか心配だ。

 一度失ってしまえば回復は容易でないからだ

▲補足、感想など

 どこに核心があるのだろうか。

 一番の要因は、冒頭でふれた「民主党政権がもう長くなさそうだ」という見通しにたった「政権をとっている今の内に」という発想であろう。(焦燥感のようなものが垣間みえる)

 そして、その裏側にあるのは、日本 → 韓国 へのお金が流れ、資本の流れ を作りたい---という狙いがありそうだ。

 特に記事にあるk-pop だが、随分、高額のギャラが支払われているようだ。

 これが実際には、マネーロンダリングではないか—というウワサがある。

 そもそも、来日してすぐの歌手にそんなに多くのギャラを払えるものなのか。それだけcdとか売れているのか。

 そこが根本的におかしいだろう。

 100のギャラを払った形にして、実際のギャラはそのウチの20で、後の80は、日本から韓国への資金が流れているのではないか—という疑いだ。ありそうな話ではないか。

 <ついでながら、この80のお金が表に出せないような--覚せい剤を密売して稼いだ金?--とかウワサで流れていたなぁ-まぁ本当のところは分からない>

 ---なんというか、えっと思わないか。覚せい剤? k-pop って。

 北朝鮮と韓国という国は、表立っては仲が悪いように見える。しかし、上の事実は、北朝鮮という国と韓国という国は底のところで手をむすびあっていることが分かる。------


 韓国企業が好調な話も、韓国への投資を誘導しよう—という発想の記事であろう。

 こういう記事を読んで、投資しよう—かと思うくらいなら、それだけの能力の経営者であろう。

 最後に、韓国と日本との物価と時給を比較したものがあった。以下。

 ソーセージエッグマフィン 2012.2
 日本 240円
 韓国 220円 

 時給
 東京 900円~1200円
 ソウル 300円

 物価は殆ど変わらないのに、時給が日本の3分の1.か、4分の1だ。韓国人の生活の厳しさが分かる。

 記事にあるように、経済が好調なら、時給だってもう少し高いだろう。

 日経の記事の「捏造」がよくよく理解できる記事ではある。

 こんな日経の記事にだまされるな。

「花王」不買から、「花王」プラス「ロート」不買へか。

▲昨年の8月始めに、花王が初期の対応を誤り、不買運動の激化から、どうやら第3四半期決算では粉飾くさいことまでしているようだ。

 韓国系・朝鮮系の資本家達からすると、「花王」一社のみだから、こうなった---と考えたらしい。

 そこでもう一社ターゲットを作れば、多少は目標がぼけるのではないか—と考え、スケープゴートのような会社を探した。

(ついでのことながら、この一連の流れをみていると、1980年代始め頃の、グリコ・森永事件を思い出す。さんざん大騒動があって、最後に得<トク>をしたのが韓国系・北朝鮮系の企業だということだ。雪印事件などもそうだ。最後に美味しい思いをしたのは「ロッテ」だった。

 そもそも韓国系の企業と目された会社は、キムテヒさんのような韓国の俳優を使わない。韓国系とは関係がないと考えられている企業が、敢えて、キムテヒさんを起用して、案の定、大騒動となる。このあたり、日本人はよほど気を付けなければなるまい)

 それが、ロートという会社だ。

 今度、ロートが出す「雪ごこち」という化粧水のcmに韓国のキムテヒという女優を使うことになった。

 これに日本人が反発・反応しているのだ。

 なぜ、キムテヒという日本での評判の悪い女優を使うのか---その理由は分からない。

 電通あたりに、ロートのなにか弱み(もしかして経営陣あたりの)を握られて脅されているのかもしれない。

 しかしながら、脅されてどうこう---ということと、初期対応ができるかどうか—ということとは別のことであろう。

 花王は文字通り、初期対応を誤り、完全に無視するという反応をした。

 不買運動が始まった初期に、自社のhpに「今後は電話の対応を改善します」という一行の文章でも載せれば、最新の四半期決算で粉飾まがいのことまでするには至らなかったろう。

 このあたりだなぁ。

 危機—というものは、降って湧いたように発生する。

 昨年の大震災のようなものだ。

 この降って湧いたような「危機」にロートという会社がどう対応するか---ということは、ロートの現経営者の危機対応能力にそのすべてがかかっている。

 花王の尾崎社長は、「無視する」という判断をして、一兆円企業を文字通り、灰燼と化そうとしている。

 さぁ、これからどうすればいいのかなぁ。

 ロートも同じく「無視する」という判断も可能だろう。とりあえず、様子をみる---ということもできる。
 様子をみていれば、そのうち、不買運動も沈静化するかもしれないし---。

 そういう先の見えない・不確定な条件の中で、ロートという会社の経営者はどういう方向を選択するのがベストなのか。

 こういう時は経営者としての「志<こころざし>」が問われているのだろうなぁ。

 迷った時、その判断の基本にあるものは、
「日本人として、日本の企業として、世間に向かって大手を振って歩ける企業でありたい」--ということではないのか。

 ロートの社員達が、コソコソと下を向いて歩くような企業にするなよ。

(因みに、今、花王の社員達は名刺もカンタンには出せまい。花王の名称のついている名刺を出せば、「在日の人?」とか聞かれるに決まっているものなぁ。酒場の片隅で、社員同士で小さな声でボソボソ不平を言っているだけだろう)

2012年2月12日日曜日

映画-はやぶさ-遙かなる帰還 感想。

▲映画を見ながら、アメリカのハリウッドの映画のタネというか粗筋の粗雑さ・つまらなさを感じた。

 アメリカのハリウッドの映画は、日本ではもう駄目だろう、見る人がいないだろう—と思う。

 核心は、アメリカのハリウッドという会社達は、映画の観客をバカにしている。

 どうせ難しいことなど観客に分かる訳はない—という前提で、粗筋を作っている、脚本をつくっている。

 こんな意識でつくっている映画を日本人が見に行く訳があるまい。

 とうとう、日本の映画もガラパゴス化したなぁ。

 そのことはハリウットは、日本の観客をもっと意識した映画をつくるだろうということと、しかし、それじゃ、世界の他の国では売れまい---そういうジレンマに陥るということだ。

 以下、表題の映画について、粗筋・筆者の感想などを箇条書きにしたい。

◇はやぶさ—という他の惑星にいってサンプルをもって帰る—という計画は、結局、日本の全体でのシステムの成功だなぁと感じた。

 単に、jaxa の川口さん、nec その他多くの優秀なスタッフがいたからというのではなくて、その個々を大きく包含して「日本というシステム」が順調に機能して果たし得た結果なのだなぁ、と改めて思った。

 プロジェクトリーダーの川口さん(映画では山口さんになっていたが)は、研究者らしく私(わたくし)を抑え、声を荒げることもなく、淡々と「重圧」に耐え、ここぞというタイミングでは、大きな決断を下す。

 これでなければ、とても7年にも及ぶプロジェクトを完成させることはできなかったろう。

 そして、川口さんを頂点とする組織が崩れることもなく、柔軟に機能するのだ—バックアップする日本の政府でさえも。

 これはやはり日本でなければ成功しなかったプロジェクトだとつくづく納得した。(はっきり言って、他国では無理だ)

◇この映画には、故糸川英夫先生への尊敬の思いが満ち溢れている。

 そもそも「はやぶさ」とは、糸川さんが先の大戦中、旧中島飛行機で設計した名戦闘機「隼」に由来する。(加藤隼戦闘隊とかいう軍歌があるだろう)

 糸川さんは、戦後、東大で昭和20年代後半からロケットを作り始めた。

 当時、ペンシルロケットといって、それこそ鉛筆のようなロケットだった。

 燃料としてそこらに転がっていた花火の火薬を使ったという。これが、現在でも日本のロケットが固体燃料を使っている理由なのだとか。

 そんなところから、日本のロケット研究は出発して、約半世紀を経て、この「はやぶさ」を打ち上げることができたのだ。

 その経てきた距離と時間とを思え。

◇それにしても、豪華なメンバーだなぁ。

 渡辺謙もクールな抑えた演技でよかったが、それよりも藤竜也、石橋蓮司の老練(といっていいだろう)演技もよかった。石橋蓮司という俳優さんの若い頃の、一種狂人めいた演技を知っているだけに、年齢を重ねることで得るもの、失うものを思った。

 また、藤竜也さんという俳優を改めて見なおした。(こんな言い方失礼かなぁ)肩の力が抜けたような研究者風の身体の線、柔和な表情がとてもいい。

◇この「はやぶさ」プロジェクトに関わった人達は、現在の日本で最優秀な人達である。

 そういう人達が、7年という期間、重圧に耐え、予期せぬ様々な困難に対処して、はやぶさのカプセルを地球にもってかえることができた。

 そのことは---失礼ながら、神様がそっとアシストしてくれたような本当に幸運に恵まれたことであろう。

(ついでながら、過去、世界各国から多くの探査機が打ち上げられたが、地球に帰ってきたというものは、唯の一台もない。そのことを考えれば、地球の大気圏で燃え尽きたとはいえ、どれだけの偉業が分かるであろう)

 最後に、燃え尽きる直前に、はやぶさに地球を撮影させる場面がでてくる。

 地球を撮った写真は、半分しか写らなかった。---まるで、泣いているようですねぇ—と藤竜也さんがいう。

 そりゃ、7年ぶりの地球だものなぁ。

2012年2月10日金曜日

パナソニックの赤字の意味。

▲パナソニックが今年の3月末の決算で、8000億円近い赤字となるという。
 一見、ぎょっとするのだが、なにか2009年3月末決算の時に似ていないか。

 この時とばかりにどさっと大赤字にするという「やり方」は。

 (ついでのことながら、このあたりだなぁ。欧米の企業でこういうことをした—という話を聞かない。アメリカの景気が回復基調にあるというニュースが流れるが、赤字を隠していて、近い将来、顕在化する可能性が あるのではないのか)

 (更に、ついでのことながら、ニッサンが最高益だとこのタイミングで発表していたなぁ。ニッサンだとて、震災関連等で被害を受けていなかったか。
 ゴーンさんが損失を隠しているとは思わないが、欧米系の企業の経営者との違いを感ずる。危機にあったとき、むしろ、”こんなに頑張っている”という姿を見せたい--という対応をしがちだ。対して日本の場合は、大坪社長のような対応がとれる。さぁ、結果としてどっちがいいのかなぁ)

 一つの見方は、プラズマに完全に見切りをつけたということだろう。

 以下、新聞から抜粋。

 パナソニックの大坪文雄社長は、インタビューに応じ、 赤字が続くテレビと半導体事業について 「工場の一部停止など痛みを伴う構造改革を行い、平成24年度は黒字化する」 と述べ、24年3月期の業績予想が過去最悪となる7800億円の最終赤字に 陥る要因となった両事業の黒字転換を明言。

 成長戦略の一つと位置付ける白物家電の海外展開では、新興国に加え欧米の 生産拠点拡充も示唆した。

 来年度以降に参入を計画している鮮明な画質が特徴の有機ELテレビについては 「自己完結型でいいのか知恵を絞る」と 述べた。

 主要部品となるパネルの自社生産にはこだわらない考えを示し、他社との 合弁生産や外部調達も視野に入れる。

 富士通、ルネサスエレクトロニクスとのシステムLSI(大規模集積回路)事業の 統合協議については「コメントできない」とした上で、 「半導体の赤字脱却に向け、あらゆる可能性を追求している」と。

 白物家電は 「世界的にみれば中間所得層が爆発的に増える」として、海外展開を強化する。

 白物家電の生産は日本やアジアが中心だったが、インドやブラジルといった 新興国で新工場を立ち上げるほか、「欧米でも拠点展開を考える」と述べ、 海外生産を拡大する方針を示した。

 また、消費電力などを即時に把握できる ネットワークに接続された白物家電も、早期に事業化する計画を明らかにした。

 成長戦略の一つである工場や店舗に空調や照明、太陽電池などを一括して提案する

 “まるごと事業”を推進するには、「パナソニックだけでは難しい」と説明し、 三洋電機とパナソニック電工を統合した効果を改めて強調した。

 今年度に過去最悪の最終赤字になる見通しについては 「経営責任を痛感している」と語った。
今後は「全社一丸となって成長戦略を進める」と述べ、来期も社長にとどまり 構造改革を進める考えを示唆した。


▲補足、感想など
 赤字について、「経営責任を痛感している」と言いながら、社長に留まるとはどういうことか。
 つまり、パナソニックの社内で、大坪社長を責めるという声があがっていないことを意味している。

 この赤字の理由として、プラズマ関連の償却費(後数年あったらしい)を一度に計上したためのようだ。
あれだけ液晶と競合しながら、こだわったプラズマを切るというのは、辛い決断であろうが、技術の世界の競争の厳しさからやむを得ないものだったろう。

 まぁ、そこでリーマン・ショックの後の時の決算と同じく、不採算部門の赤字を一切合切、このタイミングで費用として計上して、b/sをピカピカにし、改めて儲かりそうな新製品開発に資金をつぎ込もうという判断であろう。

 経営者としては、正しい判断だと思える。

 パナソニックの次なる飛躍を期待したい。

2012年2月9日木曜日

思想弾圧だとさ。私立学校へいけばいいじゃないか。

▲韓国系・北朝鮮系の先生達がなぜ、日本の国旗、国歌をいやがるか---という「謎」<それほどのものじゃないか>を説明した文章をみたことがある。ご紹介したい。

--ここから—

 在日って正月を嫌がるよ。
俺の知ってる在日がそうなんだが、何やら疎外感みたいなものを感じるらしい。

日の丸や国歌を異常に嫌うのもそのためで、いろいろ左翼的な理由づけをしてはいるが、本音はようするに「仲間に入れない」から。

だから日本的なものが全てうっとうしく、気に入らない。

日本の良さみたいな話をされると、激しく嫉妬し、それが右翼的な所作にみえてしまう。
 (在日から見れば…)

--ここまで--

 要するに、仲間はずれにされていると感じるのだ。
 そう感じさせるものが皆、嫌い—だと表現することのようだ。

 これが、記事にある「思想の弾圧」か。このばかばかしさを見よ。思想というほどのものか。

 以下、新聞から抜粋。

 「君が代起立斉唱の職務命令に3回違反したら分限免職」−−。

 教育基本条例案の修正案を巡って8日開かれた 大阪府と大阪市の統合本部会議で、処分の規定が決まった。

 卒業式シーズンは間近。
 がぜん現実味を帯びてきた 「免職」に現場では波紋が広がっており、自らの思想信条を守るため「卒業式には出られない」と思い詰める教員もいる。

 府教委は先月、君が代の起立斉唱を求める職務命令を初めて出した。
すると、ある府立高校では今月に入って 「前もって不起立を宣言したら、卒業式で座席を指定されるらし
い」とささやかれるようになった。

 校長が職務命令違反の教職員を確認するためだという。

 起立斉唱に反対し、不起立を繰り返してきたある府立高の男性教諭は「露骨な思想弾圧。

 日の丸・君が代反対よりも、強制によって排外主義が助長されることの方が問題だ」と憤る。
 卒業式で「何で立たへんの?」と生徒に問われるたび、歴史的な経緯や自分の思いを語ってきた。

 指紋押なつを拒否する外国籍の生徒の苦しみに触れた経験もある。
 若い教師が無意識に起立斉唱を受け入れることに怖さも感じる。

「クビになってもいいという同僚もいる。でも、自分を貫けば家族にも迷惑をかける。
 面倒なことに巻き込まれて消耗するのも嫌だ」。だから、今年は卒業式の会場に入らないつもりだ。

「公務員だからといって、生き方まで否定していいのか。生徒に多様性を教えている教員が画一的に支配されようとしている」。

 教員を指導する立場の校長も戸惑いを隠さない。

 ある府立高の校長は起立しない教員とじっくり向き合った結果、 その教員が起立するようになった経験を持つ。「『ルールだから』では何も解決しない。

 条例が成立しても自分のやり方を変えるつもりはない」と話す。

 別の府立高校長は「教育公務員である以上、命令違反、条例違反は許されない。

 職務命令が出た以上、起立斉唱するのは当然だが、強制の色合いが強くなり現場がぎすぎすする」と条例化には反対の立場だ。


▲補足、感想など
 日本の国歌・国旗が気に入る・気に入らない—など、確かに個人の勝手だ。

 しかし。

 少なくとも、公立の学校で、先生達が子供の前で率先垂範することではない。
 国に対しての敬意を表現するなど当然の行為だ。

 だから。

 朝鮮・韓国系の私立の学校で教師をすればいいではないか。

 思想がどうだとかなんのことだ。

 冒頭でふれたように「オレを仲間はずれにしやがって」という恨み・ツラミを表現しているだけではないか。

 排外主義とかいうのは、韓国系・朝鮮系の先生を公立学校から追い出すな---という意味なのか。

 日本の国への敬意も表さない教師に、子供たちの教育を任すことはできない。

 私立の学校で、思う存分、国家斉唱の時、座っていればいいじゃないか。

2012年2月7日火曜日

竹島の碑より、韓国への旅行に反対しよう。

▲韓国のありもしない従軍慰安婦の碑に対抗するため、日本の駐日韓国大使館前に「竹島の碑」を建てよう---とか言い始めた。

 まるで、子供の喧嘩だが、やったところで、大して効果もあるまい。

 それよりも、効果的なものは兵糧攻めだ。

 韓国への観光旅行に反対しよう。

 韓国からのキムチとかまっこりとかその類のものの輸入に反対しよう。

 韓国にお金を落とすな。
 それが、一番、効き目のある「従軍慰安婦の碑」に対する対応策だ。

 以下、新聞から抜粋。

 日本の保守系団体が、南麻布の韓国大使館前の歩道に竹島(韓国名・独島)の碑を設置する要望書を、 2011年12月に港区に提出していたことが分かった。

 同団体が計画している石碑は、高さ1メートル50センチ、幅20センチ、奥行き20センチ程度の大きさで、 『わが国固有の領土 竹島』との刻印文字が入るという。

 島根県が制定した「竹島の日」の2月22日に合わせ、石碑を設置予定だとしている。

 韓国メディアは、保守系団体がホームページを通じ、 韓国の民間団体がソウルの在韓日本大使館前に従軍慰安婦を象徴する銅像を設置したことへの報復として、「竹島の碑」設置を推進していることを明示したと伝えた。

 一方、港区役所は要望書の可否決定を出しておらず、石碑が実際に設置されるかは不透明だ。

 韓国メディアは外交消息筋の話として、「要望書を受け付けた日本の自治体は石碑の設置に『否定的』な反応を見せた」と報じた。


▲補足、感想等

 理不尽な「従軍慰安婦の碑」に対抗して、韓国へお金を落とすまい。お金を渡すまい。

 韓国への観光旅行に反対しよう。

 韓国への修学旅行に反対しよう。

 韓国からの留学生の人数を制限しよう。

 韓国から日本へくる場合のビザを厳しくしよう。

 マッコリとかキムチの輸入に反対しよう。

 韓国へお金を落とすような行動にでる日本人って、どこかおかしいだろう。
 もしかして、花王の社員?

2012年2月6日月曜日

ここまで、消費者を憎む企業があるのか。

▲インターネット上の花王の工作員の言動は面白い。

 そのあまりの酷さにびっくりするが-----。

 これが、一部上場の一兆円企業の「本音」なのか。

 それだけ、日本人が憎いのか。

 以下、書き込みから転記。


 邪悪なババアの子供が○○ロジスティックのトラックに轢かれて惨めな死に方しますように

 邪悪な不買ババアの家が火の不始末で全焼してババア以外の家族が全員焼け死にますように

 邪悪なババアの子供が毎日いじめに合ってマンションの屋上から飛び降りますように


▲補足、感想など

 どう転んでも、「花王」という会社に未来があるとは思えない。

 ジワジワ、真綿でクビを締められつつあるような感じなのだろうなぁ。

 もう、数年をかけて、自壊へ突進中というところか。

2012年2月4日土曜日

堺市、都構想から離脱。

▲堺市の竹山市長が、橋下さんらの大阪都構想から離脱した。
 いや、それはいいけどさ。
 じゃ、堺市は単独でできるだけの構想とか、なにか対案のようなものをもっているのか。

 単に、橋下さんらに鼻面を引き回されるのがイヤ---というだけのことではないのか。
 堺市の臨海部にあるシャープの工場等も景気がいい訳ではない。

 オレはオレでやる---というのならば、橋下さんらの案に十二分に対抗できるだけの構想・対案を示してみよ。

 以下、新聞から抜粋。

 大阪都構想実現に向けた大阪府と大阪・堺両政令市の協議会を巡り、堺市の竹山修身市長は3日、松井一郎知事、橋下徹・大阪市長と府庁で会談し、参加に必要な条例案の2月市議会への提出を見送ることを正式表明した。

 都構想から、堺市は事実上、離脱する。

 会談で、竹山市長は「今の(政令市)制度でやっていくのがよい」とし、「堺市は政令市になって6年目で、もっと権限と財源を使って発展したい。納得できない条例案を議会に提出はできない」と説明した。

 橋下市長は昨年11月の府知事選で松井知事が当選したことを踏まえ、「都構想を進めていこうという堺市民の民意を無視していいのか」と協議への参加を呼びかけたが、物別れに終わった。

 松井知事は、来年10月に任期満了を迎える堺市長選について「竹山市長と政策に大きな違いが出れば、有権者に(選択を)問うのが政治家だ」と述べ、幹事長を務める地域政党・大阪維新の会として独自候補を擁立する考えを示唆した。


▲補足、感想等

 どうも、メンツ絡みのような気がするなぁ。
 オレはお山の大將だ。勝手にオレの縄張りの内のことまでアレコレ口を出されるのは気分が悪い---という感じに見えるなぁ。

 まぁ、ここから先はこの首長をもつ堺市民の判断ひとつだ。
 ウチはウチ、大阪市と大阪府のことは知らないよ---というなら、それもいいさ。

 ただ、どうなるのかなぁ。
 竹山さんという人は、橋下さんの都構想に対抗できるだけの構想を堺市民に示せる程の実力をもった人には見えないなぁ。

 來年、市長選の時に、維新の会から対抗馬を出されて、あえなく落選という可能性が高そうだ。

 振り返ってみて、必ず思うさ。
 あの時、つまらぬ「メンツ」に拘ったばかりに---と。

2012年2月3日金曜日

坂本龍馬を持ち出す人間はウサンクサイ---か。

▲坂本龍馬を持ち出す人は多い。
 ソフトバンクの孫社長などもそうだろう。

 大阪の橋下さんが船中八策を持ちだしたことから、新聞が噛み付いたようだ。
 まず、新聞がなにを言っているのか—聞いてみよう。

 以下、新聞から抜粋。

 タレント弁護士崩れの男が、すっかり幕末の志士気取りだ。
 大阪維新の会代表の橋下徹大阪市長が、「維新の会の船中八策を作る」と宣言した。
 船中八策は、大政奉還など、坂本龍馬が起草したとされる新国家方針だ。
 国政進出に向けた新たな政策づくりを龍馬の偉業になぞらえるとは、時代がかっている。

 橋下に限らず、龍馬を持ち出す政治家や財界人ほど、ウサン臭く見えるのは気のせいか。
 「二枚舌」の野田首相も「龍馬ラブ」を公言し、菅前首相も国会で龍馬を持ち出して
 「第三の開国」などと訴えていた。

 財界では、ソフトバンクの孫正義社長が大の龍馬ファンで知られている。
 「司馬遼太郎の小説『竜馬がゆく』のファンも多い。

 故・小渕恵三元首相やダイエーの故・中内功元会長などが有名です。
 政財界で『尊敬する人物』を聞くと、必ず龍馬の名前が上位にランクされます」(編集者)

 かつて評論家の佐高信氏は、龍馬ファンの政治家や財界人について、「自らが何者かであると錯覚している」と喝破していたが、 果たしてその通りなのか。
 それとも龍馬への単なる憧憬にすぎないのか。

 明大講師の関修氏(心理学)はこう分析する。

 「坂本龍馬は志半ばで倒れた。つまり、まっとうなことは掲げたが、実践に移すことはできなかった。
 掲げた構想を実践するにはマイナス面も伴うのが、本来の政治家の姿です。
 仮に龍馬が生き永らえていれば、後世の評価も変わったでしょう。

 『結果』がなく、後世に伝えられているのは『志』の部分だけ。
 だから、龍馬は改革者のイメージが強い。
 いわゆる“改革派”を気取りたい人にとっては都合のいい理想像なのです」
 龍馬も勝手に慕われて迷惑しているに違いない。


▲補足、感想等
 司馬さんの「龍馬がゆく」なんて、筆者も大好きだ。
 ことに「立志編」なんて、何度読んでもこころ踊る。

 記事の核心はなんだろう。
 記者はどうやら、「船中八策」という言葉にひっかかったようだな。

 確かに、龍馬は志半ばで、幕府の見廻組に襲われ、暗殺された。
 だから、志のみ残って、実際にその行動のというか、亀山社中の経営に携わっての経歴の部分がないわけだ。

 龍馬の本当の価値って一体どこにあるのかなぁ。
 幕末、佐幕派にとっては「幕府をなんとか守らなくてならない」、勤皇派にとっては「幕府は倒さなくてはならない」--と考えていた筈だ。

 この「ねばならない」と考えているのが普通の状態の中で、龍馬は、そこからポーンと外れていた。
 この騒動が収まった後、日本はどうすべきか—と考えていた—その部分にこそ、龍馬の価値があるのではあるまいか。

 単に考えていたのではなく、亀山社中という組織を作り・運営し、実績があったからこそ、他者が龍馬の意見を聞いたのだろう。

 船中八策—なるものをそのようにして生まれた。
 あれ、話がどこかへいった。

 橋下さんは、混迷の中で、これから大阪を・日本をどうするのか—と考える中で、たまたま「船中八策」というモデルを選んだだけだろう。(多少は自分を龍馬に擬する—という思いがあるのかもしれないが--)

 上でふれたように、龍馬の価値は現実の世界より、一段高い位置から、現実を突き放してみることができるというところにある。

 --大時代だ—と評するより、実際に橋下さんが出してくる「船中八策」(橋下バージョン)を見てから、論評すればいいのではないのか。

2012年2月2日木曜日

だから、スイスは発展しないのだ。

▲日本の記者が、スイスの職業訓練を褒めたような記事を書いている。

 しかし、この記者ははっきり言ってアホだ。

 だから、日本がおかしいのではない。
 “だからこそ、スイスは発展しないのだ”----だから社会が固定化するのだ。

 ある現象をみて、そこから洞察できる内容のレベルが低すぎる。
 よく、これで新聞記者ができるなぁ。

 以下、新聞から抜粋。

 スイスでは、9年間の義務教育を終えると、3分の2が職業訓練校に進学する。

 農業から情報技術(IT)まで約250種類あり、卒業後に得られる資格により2年から4年のコースに分かれている。

 この中で、機械式時計の組み立てや修理の技術を学べる時計学校は、留学生がいるほど人気と実績がある。

 19世紀前半、時計製造業者の働きかけで設立されたのが始まりで、現在は国内に6校ある。

 最大規模を誇る「ジュネーブ時計学校」を訪ねた。
 3~4年間のコースで228人が学んでいる。

 校舎内は明るく清潔で、教室は時計会社の工房と見間違えるほどだ。
 新入生はまず、時計の組み立てに使う工具の製作から始める。

 授業は時計一色ではなく、公用語のフランス語のほか数学もある。
 生徒の4分の1は時計メーカーの見習社員で、1週間のうち2日間を学校で学び、残り3日間は勤務先で実践経験を積む。

 知識と技術をさらに身に着けたい生徒には、通常コース終了後に、「学士号」を取得できるコースも用意されている。

 校長は「ここで学べば技術は確実に身に着くが、授業は厳しい。1学年で3割はついていけずに中退する」と強調。

 1年生(17)は、中学卒業前に様々な業種でインターンを経験した上で時計を選んだという。
 「将来は、出資者を探し、自分のブランド時計を作りたい」と生き生きとした表情で語った。

 高校卒業者の半数が大学へ進学する日本では、「とりあえず、大学へ」という風潮もある。
 スイスの若者は、早い時期から将来を真剣に考えていると感じた。


▲補足、感想等

 どこをおかしく感じるのかなぁ。

 --スイスの若者は、早い時期から将来を真剣に考えている---の部分だろうなぁ。

 確かに、筆者もとりあえず大学へ…ということがベストだと考えているのではない。

 しかし、日本人が20代の前半くらいで、社会へ出るというか、一生の方向を決めるのはタイミングとしては正しいと思う。

 10代で、自分がなにをやるのか…を決めるのは早すぎる。

 人間の知識というか、常識というものは無駄な、でも、とにもかくにも幅広さが必要だ。

 大学の4年間?は、人生をどう生きるか…という煩悶をする疾風怒濤時代なのだ。

 そういう言わば「通過儀礼」を経験していない人間は、薄っぺらな(個性としても、内容も—ついでにしゃべっている内容も)人間となってしまう。

 まぁ、スイスの職業訓練は間違いではない。

 しかし、こういう経歴の層が社会で多くを占めるようでは、社会が固定化して、新しい技術・新しい発想は生まれてはこない。

 対して、日本という国ば大学生も多いし、確かに無駄なことをしている学生も多い。しかし、上でふれたように「疾風怒濤」時代を経験している学生も多い。

 日本社会がヨーロッパ諸国より活性化した社会であるのは、階層社会でないということもあるが、職業が固定化されていないことが大きかろう。

 日本という国は、西欧諸国より自由度の高い風通しのいい国家なのだ。
 職業の選択の自由が保証され、出身がどうであれ技術とか技能への尊敬が優先する…そんな社会なのだ。

 話をもとに戻せば、

 職業をそんなに早く決める必要はない。自分の人生をそんなに早く固定化することはない。
 様々なことをしながら、新しい職業を産み出し続ける方が余程大事だ。

アメリカ軍、アフガニスタンでの戦闘を13年後半で終了。

▲米軍がアフガンからの撤退時期を明らかにした。13年というから來年の夏頃ということかな。

 今のアフガン政府に権限を移譲するという話だが、速い話が「なにもかもほっぽりだした」ということであろう。(同じように、ソ連がアフガニスタンでアレコレしたが、10年目にゴルバチョフによってなにもかも放りだして撤退した)

 筆者は別に米軍を責める気はない。

 こういう問題は、結局、「民族自決」というところへ帰着せざるをえない。
 水を飲みたくない馬を、水場へつれていっても飲みはしない。

 アフガニスタンという国の国民の大部分が、民主主義国家というものを望まない限り、民主国家とはならない。
 アメリカとかイギリス等が誤るのは、独裁者とか独裁的な政府を倒せば、自動的にすぐに民主国家ができあがる…と考えるためだ。

 今、アフリカ大陸のモロッコ・エジプト、中東等で盛んになんとか革命が起こっているが、上でふれたように、独裁者を倒せば、民主国家となる訳ではない。

 独裁者その1の後も独裁者その2が出てくるだけだ。

 つまり、独裁者をうみ出す国家と民主主義国家の間には、気の遠くなるような距離が存在するのだ。

 日本で言えば、明治維新のようなものではあるが、日本でも憲法が発布されたのは明治20年代だ。

 その距離感というものをもっと正確に把握しなければ、判断を誤ってしまう。

 以下、新聞から抜粋。

 パネッタ米国防長官は1日、アフガニスタンで活動している米軍主体の国際治安支援部隊 (ISAF)が、来年後半で戦闘任務を終えることを明らかにした。

 その後は2014年末の アフガン政府への治安権限の移譲に向けて、同国軍の訓練や後方支援にあたる。

 アフガン 治安要員を育成する資金について、日本や韓国、アラブ諸国にも拠出を求める意向も示した。

 北大西洋条約機構(NATO)の国防相会合が開かれるブリュッセルに向かう長官専用機中で、同行記者団に語った。

 オバマ米政権は、これまで戦闘任務終了の時期を明らかにしていなかった。

 パネッタ氏は、戦闘任務の移譲について「来年の中盤以降に終え、米軍は訓練や助言、 後方支援に任務を移行させたい」と言明。

 「14年は権限移譲を確固たるものにしたい」と述べた。


▲補足、感想など

 アフガニスタンのカルザイ大統領だっけ。

 結局、日本とか西欧諸国からの援助物資、資金等を上の方で、山分けする----そういう政府となってしまっだのだろう。

 來年に米軍が撤退してしまえば、また、タリバンが勢力をもりかえすだろう。

 これは、もう致し方ない。

 冒頭でふれたように、アフガニスタンの国民がなにを望んでいるか…ということだ。(その意味で民族自決だ)

 勉強したいという女子学生の目を硫酸をいれた水鉄砲で潰すような勢力(イスラム教徒は女性が勉強をするのを嫌がるのか?)がいる国家が、すぐに民主主義国家となると思うか。

 これはなぁ、と思う。
 こういう国家は、放置しておくしかない。

 独裁者1 →独裁者2 →独裁者3 というように、独裁者が続いたとしても、インターネットとかある時代でいづまでも続きはしない。

 馬が水を飲みたくなって、始めて、水場の場所を教えてやる意味が生ずるのだ。

 時間がかかっても、急速な変化を求めないことが一番大事なことではあるまいか。

2012年2月1日水曜日

花王の株価がひどいことになっている。

▲花王製品への不買運動は、平成23年の8月始めから始まった。

 ほぼ、半年を経過した。

 花王はなにをトチ狂ったか、hpから社長の写真を外しただけで、無視するという反応をした。

 1月の終わりに、2011.10-12の四半期決算を発表したのだが、尾崎社長がいかに否定しても、不買運動の影響を否定しきれない数字となっていた。

 そこで。

 花王の株主達が、花王の株式を売却しはじめた…ということなのだろうなぁ。

 はっきり言って、この主たる責任は、尾崎さんという社長の判断ミスにある。

 尾崎さんは、ここ数月内での辞任を余儀なくされるだろう。

 掲示板の書き込みから拾ってみよう。

--ここから—

□10/9 尾崎「デフレで3%は売上減るよ、いや4~5%はいくかも。デフレでね」
    ↓
 売上を取り繕うため安売り
    ↓
「販売促進費もかさみ、思うようには利益を増やせなかった」

 売上 +.2.2% 営業利益 -6.8%
 この社長のままじゃ花王は負のスパイラルに堕ちていくだろうね。


◇花王側のシナリオとしては、一時的な売上減少なはずだから、
 この落ち込みを帳簿上2年くらい掛けて各四半期に分散させたいんじゃないかな

 次のポイントは、継続した不買になれるかどうか
 花王は花王上げのマーケティングで国内売上を戻す方針だろう


□ま実際降格人事、引責辞任に値する大問題だと思うよ。

 景気関係なく「酷い対応で顧客を敵に回した上での減益+株安」だもんな。
 不祥事ってレベルですよ。


◇尾崎も啖呵切ったりしないで、都都逸でやんわりと返せばよかったのに・・・
 切れてくれなら切れてもやろう、逢わぬ昔に、して返せ とか
 こうして、こうすりゃ、こうなるものと、知りつつ、こうして、こうなった とか
 若旦那ならぬ禿旦那風に、上手く切り返すのも経営者の資質。
 「影響は、一切無い!」で、どれだけ敵を増やしたかしれやしないよ、おまえさん。


□先週の金曜日、日刊工業にここの社長の記事あったけどたいしたこと言ってなかった
 高齢者向けと海外向けがんばる、だったかな

 だからテレビCMは減らさないし、ネット敵視も続けるんじゃないのかなあ


◇ぱっと見ちょっと悪いかな程度に見えるけど
 売掛と在庫あわせて、Q2から220億も増えてるのは異常
 営業キャッシュフローも過去5年で最低

 売上を良く見せるためにアレコレやってるのが丸分かりですね
 不買効果は300億くらい行ってるんじゃないですかね?


□物作りの基本、商売の基本を忘れてしまってるようだからもっとひどいスパイラルに陥りそう。

 利益が減った - 更に薄利多売をする - 新商品(ラベル変更などのリニューアルメイン)の開発 -
 製品を知ってもらう為にCMを打つ - CM代を韓流に使われる - 鬼女の反感を買う
 CMを打つほど利益が減る。これじゃマスコミも動けない。ネット潰しに来るのも当然だなぁ。

 ネットを使っても一度ケチのついたメーカーじゃ怪しまれるのがオチ。
 「買って貰う為の製品」じゃなくて「買わせる為の製品」ってのをつくづく感じる。

 バスマジックリンの毒々しい黄色のスプレーと液体なんかも
 売り場で目立つ為とかそういう理由だろうし。

--ここまで—


▲補足、感想など

 今日の終値が、1970台か。
 昨日が100円を越す下げだったから、かなり目立った。

 さぁ、花王がこれからどうなるのか---は分からない。
 韓国系・朝鮮系企業、資本家が買いに入るのかもしれない。

 しかし、核心は花王の製品を一体誰が買うのか…ということだ。
 どんな洗剤を買うのかとか…家庭の中で主婦層が選択する権利を握っているところではないか。

 その主たる顧客に対してケンカを売って、花王が勝てる理由があるまい。(この主婦層というか、女性というものを舐めたような態度を取るという行動の根底には、韓国系・朝鮮系の人達の伝統的な考え方(女性を低く見る)というものがあるのかもしれないなぁ。

 これはなぁ、と思う。
 冒頭でふれたが、すべて、尾崎さんという社長の責任だ。

 裏で扇動している電通とどう決着をつけるのかはしらないが、尾崎さんは責任をとって辞任し、とりあえず経営陣を一新するという措置をとらない限り、このまま社員を巻き添えにして、自壊へまっしぐらであろう。

 企業の経営がいかに難しいか---花王の例をみていると分かる。
 社長の一瞬の判断ミス・言葉の片言隻句が、100年以上の歴史のある1兆円企業を灰燼と化すのだ。

石原さんに対して失礼だろう。

なにか卑しい人間というものは、他人の行動についても卑しく考えるものなのだな。
 他人を評しているようで、実は自分の心の中にある「卑しさ」をあからさまに露呈している。
 その自分のもつ卑しさを「新聞」という手段をつかって、さらに世間に向かって公表しているようなものだ。

以下、新聞から抜粋。

 石原氏も既に79歳。
 そろそろ政治家としてまとめの時期を迎えている。
 これまで、保守結集の旗頭に、と「石原新党説」が浮かんでは消えていたが、今度はどうなのか。 
 「都知事の任期途中の辞職の可能性も公言しており、ラストチャンスとして国政進出・天下獲りを狙う可能性はある」。
 都選出の複数の国会議員は見方を披歴する。
●「息子を首相に」が石原氏の本音か
 仮に石原氏が国政に戻ったとしても、一気に宰相の座を手にするには次期総選挙で民主、自民両党が過半数を獲得できず、石原氏が参画する保守系新党と連立を組むケースに限られそうだ。 
 しかも、平沼氏らは、石原氏も含む新党の早期結成を目指す構えだが、自民党幹部は「今は自民党で選挙をしたほうが有利と判断する議員が多い。
 民主党も選挙基盤が弱い比例選出組はともかく、離党する議員が大量に出るとも思えない。
 大きなブームにはならないだろう」と読む。
 それでは、石原氏と橋下氏が新党結成などに踏み切る展開はあるのだろうか。
 石原氏は大阪市長選で応援。
 橋下氏との会談では大阪都構想への支持や、教育基本条例案などの改革で足並みを揃える意向を伝える蜜月ぶりを演出。
 表面上、歩調を合わす2人の裏事情に詳しい自民党議員が解説する。
 「石原さんの本音は、自民党幹事長を務める息子の伸晃さんを首相にしたくてたまらないんだ。
 橋下さんにはできるだけ恩を売って、伸晃さんを首相にかついでくれ、ということだろう」「伸晃さんが、盛んに総選挙後の再編に言及するのも、こうした文脈で考えれば分かりやすい。
 でも、橋下さんは利口だから、石原さんの思惑通りには運ばないだろうね」
 早いタイミングでの「橋下・石原新党」も、「慎太郎首相」も、実現には高い壁がある。
 ●最大のネックは資金
 追い風に乗る橋下氏と維新の会だが、国政進出にあたっての最大のネックとなりそうなのが、資金面だ。
 「実際に全国で200~300人も擁立しようとすれば、莫大な資金がいる。
 自前で資金を手当てできるような候補者を揃えるのはかなり難しいはずだ。
 現実的には、候補者擁立は、大阪では公明党の候補者が出馬する選挙区以外、そして、大阪以外の近畿圏、大都市に絞るのではないか」とみる。
 そうなると、当選者は最大でも数10人程度と予想され、いきなり国政で第1党に躍り出るのは難しい。
 みんなの党などとの連携で一定の影響力を行使しながら、橋下氏自らが国政に参戦する可能性がある次々回以降の総選挙までどう国民の期待を繋ぎ止めていくかがカギ。

▲補足、感想等

 まぁ、記事の後半部<維新の会の部分>はそんなものだろう---と納得する。
 しかし、記事の前半部の伸晃さんを首相に—などと石原さんが思っている訳がない。(はぁ、もしかしてこういう発言をして石原さんが<切れる>ことを狙っているのか)
 まさに、「下衆の勘繰り」であろう。
 また、石原新党なるものができるかどうか—も定かではない。
 石原さんは決して夢想家ではない。むしろ石橋を叩いて渡る側の人だ。勝算のたたない行動には出まい。
 だから—と筆者は思う。
 石原さんは結局、表に立つ形にはならなくて、むしろ、後ろへ回って大阪の橋下さんあたりを応援するような役割に徹する--と。


※追記。

 上のことだろうなぁ。石原さんが激怒したというニュースがあった。ご紹介したい。

--ここから--

2012/04/25(水) 
 尖閣諸島買い取りを表明した米ワシントンでの講演報道をめぐり、石原知事が激怒する一幕もあった。 
 ある全国紙記者に「ウソばかり書きやがって。オレは怒っているぞ。 
 イエローカードが続いたら、みんなの前で殴るぞ」とすごんだ。 
 どの記事を指したのか、詳しい内容については触れなかった。 

--ここまで--

 まぁ、いつかは切れると思っていたが、どうとう--という感じだなぁ。
 ワシントンでの発言の実況をみていると、記憶も確かだし、当分、大丈夫だな。
 息子がどうこう--という部分が気に入らないんのだろうが、まぁ、この親を乗り越えるのは無理だなぁ。