2016年3月31日木曜日

日本が豪華客船建造から撤退か。

一つの終わりを感ずる。
 なんなのだろうなぁ。

 三菱重工の長崎造船所で、ダイヤモンドプリンセスという客船を建造中に火災が発生して炎上したという事件が、10数年前に起こった。
 確か、天井に天井灯の金具を溶接していて、その溶接の火花が下に敷いてあった絨毯で燃え広がった—てな発端だったかな。

 そこから、実に奇妙なことが続く。
 火災を発見した作業員は、消防署へ連絡する前に、自分の上司を探しはじめたのだ。
 なにか、作業マニュアルで上司に報告して、その上司から消防署へ連絡する—というようになっていたらしい。
 客船っといったって、だだ広い。
 作業員が、ウロウロ上司を探している内に、火が広がり手のつけようがなくなった—という。

 まぁ、この船は、消火後内装をやり直して、客船として納品した。
 この手酷い事故から10年位、三菱重工はこういう客船の建造を取りやめていた。

 数年前に、船底から気泡を発生させて海水との摩擦を減らして、燃費を良くする—とかいう機能をとりいれた客船を受注した。
 しかしながら、設計の変更、外国人臨時作業員などを入れたことで、火災の発生、数度の放火などに悩まされ続け、ようやくのこと、この3月に客船を納品した。

 で。
 どうやら、こういう豪華客船の建造を三菱重工は諦めたようだ。
 日本で三菱重工以外にこういう豪華客船を作れる会社はない。
 日本が事実上、豪華客船建造から撤退したと見てもいいだろう。

 以下、新聞から抜粋。

 20163月三菱重工業が新聞紙に掲載した広告が話題を呼んでいます。
 同社の製品群を紹介したもの、ドイツ・AIDAクルーズ社向け客船「AIDA Prima」を完成(14日)させ、第2船を進水(21日)させたばかりにもかかわらず、ラインナップに「船」がありません。

 三菱重工は“客船建造を諦める”ということなのか。
 同社は、大型客船を建造できる日本で唯一の企業。
 「あきらめる」ということは、日本から火が消えてしまうこと。

 建造中の火災、設計変更などによって1年遅れた「AIDA Prima」(125000総トン)の引き渡し式は、公開されないまま行われた。
 三菱は、「ヒペリオンクラス」と名付けられた「新生代の客船」をドイツへと送り出した。

 船上にはAIDAクルーズ社のクルーほか、造船所スタッフが乗り込み、“やり残した艤装”の仕事を続けながらの引き渡し。三菱の苦労ぶりが伺えるとの声もあります。

 建造にあたりトラブルに見舞われ、引き渡しが遅れたこの船。
 三菱重工で、何が起きていたのか。
 2011年夏の受注契約から、引き渡しまで4年半。納期から完成が1年遅れた理由について、同社では原因を説明。

 ひとつは「プロトタイプ建造に伴う困難」です。
 「新シリーズ船を設計し、取り組む」という経験のない仕事だったために、AIDAクルーズ社向け客船2隻の建造工程が守れないことを明らかにした。

 もうひとつは「クルーズ客船の船室とそのほかの区画に関連する設計作業量が莫大であり、重大な設計変更がなされ、資材調達や建造の遅延に繋がった」。
 その損失は結局1860億円に膨れ上がっています。

 この間、現場では、海外からの応援や未経験者を含めて4000人とも5000人ともいわれる下請け工を投入。
 さらに今年1月には3回にわたる不審火事件が発生。
 「現場の意識はずたずた」というなかで、苦闘が続いていた。

 三菱重工は、「ダイヤモンドプリンセス」という大型の客船を建造したことがあります。
 「ダイヤモンドプリンセス」は、すでに欧州で建造された原型(プロトタイプ)が存在。

 それを同社の長崎造船所の生産システムにあわせて設計しなおせばよかったため、「設計陣も完成船のイメージがしやすかった」。
 そして、建造中に火災が発生したが、出来映えには高い評価が与えられた。

 しかし三菱はそれ以降、10年近く客船商談から撤退。
 このあいだに設計、建造経験のある現場要員が退職し、「『AIDA Prima』は“初めての客船”みたいなもの。さらに“プロトタイプを創る”という困難さ」に遭遇。“難産”になってしまった。

 出来栄えについては、AIDAクルーズ社のサイトで公表され、18階建てのテーマパークが洋上に出現したかのような、大型のアトラクション施設が満載。

 アトリウム、3階吹き抜けの多目的劇場。12の食堂、18のバー。最近の客船で流行しているリラクゼーション施設は、3100平方メートルの「BodySoul」区画として。

 さらにディスコ、カジノ、ビールの醸造所もあります。
 さらに、ヨーロッパの冬でもクルーズできるよう、最上階に大きなガラスドームを設け、その内部にはウォーター・スライダー付きのプールや、アイススケートリンクも備えています。

 省エネも最先端を目指し、空気循環によって船体を泡で包み水の抵抗を減らす「MALS」と呼ばれる省エネ技術や、LNG燃料を使えるようにするといった仕様を装備。

 そうした運航性能に係わる部分について、造船所としては“手慣れた仕事の範囲”だったようです。工程が大混乱したのは、まさに“テーマパークを洋上に造る”かのような、アトラクション施設の設計や工作の困難さにあったといわれています。

 この「経験したことのない大型のアトラクション」と、10年間で急激に進歩したIT技術を用いる船内LAN環境の整備などが“想定外の困難さ”で、「AIDA Prima」建造の混乱に繋がってしまった。
 しかし、「テーマパークのような客船」は、欧州の造船所ではどんどん造られています。

 なぜ三菱重工では、上手く進まなかったのでしょうか。
 「10年間の空白」、
 「ダイヤモンドプリンセス」の火災以降、「社内でも客船受注の話など出せるものでなかった」という雰囲気のなかで、客船におけるトレンドを見失っていた。

 建造準備体制を整えないまま、「過去の経験」をベースに最新トレンドへ取り組んだ結果だった、というわけ。
 また、このような準備不足を招いた原因について、「正確な市場調査や技術調査を行わずに、高付加価値船へシフトを」というムードで持ち上がって来た話だったという、反省も出ています。

日本の大型客船建造、このままダメになる可能性
 三菱重工は大型客船を建造できる日本で唯一の企業。
 同社は今後も客船建造に取り組むのでしょうか。

 日本のクルーズ客船は商船三井客船などの3社が、3隻を運航。
 しかし船齢はどれも20年を超え、新造されなければ「事業継続すら問われる」ところまで追い込まれています。

 業界内には、「三菱と郵船が建造に合意したが、この話は流れた」だとか、「海外の造船所との交渉に入った船会社もある」といった“未確認情報”も飛び交っています。
 そして日本のクルーズ会社からは、「日本の客船は、テーマパークのような大袈裟な工事にはならない」、「客船建造の仕事は継続すること以外に成功しない」など、「日本の造船所による客船建造の灯を消さないで欲しい」との声も出ています。

 三菱重工は客船建造について、「エンジニリング事業として位置づける」という考え方を示しているだけで、取り組み方針を示していません。
 海運界は、また深い「不況の谷」へ差し掛かり、造船業界は受注難に見舞われています。

 しかし、ドイツのマイヤー造船所は2023年納期でディズニークルーズからの客船を受注したという情報もあり、受注残を積み上げ、活況に沸いています。

 中国のクルーズ市場は昨年100万人を超え、伸び盛りにあります。
 こんな時期に日本は、クルーズ客船の建造から逃げ出そうというのでしょうか。

補足、感想など

 冒頭で撤退か—と書いた。
 記事では、分からない—という論調だな。

 記事だけでは、どうも核心が抜けているようだ。
 掲示板にこのあたりが書いてあったので、それをご紹介しておこう。

 --ここから--

◇日本の造船の現場で技術と言うとテクノロジーより職人技という認識
 肝心のテクノロジーは当の三菱重工が韓国に技術指導したのが現状を招いた大きな一因
 貰うだけ貰ってあとはポイのホンダがやられて本田宗一郎が激怒したのと同じ 中国に対しても同じことしてるから後々どうなることやら
 台湾で出張造船なんかがあるとケータリングで作業員に豪勢な食事がふるまわれたりこういうとこでも中朝台の違いははっきり出るみたい

◇造船でも北海道鉄道でも不祥事が多いけど、長い間の不況でベテラン職人を切り捨て若手を育てず派遣の安い賃金のバイトや外国人を一時しのぎで雇って、ベテランから若手への技術の継承が スムーズに行われないしわよせが事故につながったんだろう。

 安さと効率だけ求めて人間を大切にしないと大型バス事故みたいに頻繁に不祥事が起こる。
 昔は日本ではありえないと外国を笑っていたのに。オリンピックもあのざまだし、日本凋落の始めなのかな?

◇悪意を持った外国人労働者を受け入れると、日本の物作りは崩壊するという実例ですね。
 労働移民受け入れは、国家を滅ぼしますよ、治安の意味においてもね。

◇>肝心のテクノロジーは当の三菱重工が韓国に技術指導したのが現状を招いた大きな一因
 三菱って今度はガスタービンを韓国に教えるんだっけ
 現代自を育てて北米事業壊滅させた三菱自といいマジで馬鹿なんじゃね

◇これ艤装というか豪華客船的な装飾内装で大きくゴネられたのが失敗だったんだけだ
 国内基準の内装やったら突っ返されちまって内装資材は総とっかえだし、日本・アジア圏の内装工では扱えないからヨーロッパの作業員を高額かつ1000人単位で抑えざるを得なくなって破綻

 またそのヨーロッパ作業員のマネジメントにも失敗して仕事しない状況でも奴らだけは高額賃金がもらえるという待遇の違いから既存の工員のモラルも落ちて連続放火騒ぎなんかも起きるしな
 技術力云々より営業がバカだったって話にしかならん

◇あんな遊び船に1860億の赤字だと! 最新のイージス艦がまるまる出来るやん! 
 “契約”という概念が骨身にしみてるキリスト教徒と、契約の脇に”信頼”を置き、”あとはよしなに”で契約の中身・重みを十分に吟味しない日本人は本来相性が悪い。
 現物より契約書の書き方のみで何百億も稼ぐ欧米人にとって、虫・奸とは対照的な責任の取り方をする日本人はうってつけのカモ・ネギだ。

 --ここまで--

 表面にでていないことが一杯あったようだ。
 



日本人は、変態なのに、性的には極めて保守的だと、中国人。

変態なのに極めて保守的—か。
 これこそ、日本の歴史を紐解かなければ分かるまい。
 で。
 法然上人が弟子である親鸞に結婚を勧めるエピソードから。

 --ここから--

法然上人71歳、親鸞聖人31歳のことである。
関白九条兼実公のたっての願いということで娘玉日姫を親鸞聖人に嫁がせたいとの申し出があった。

法然上人「唐突な話だがな、そなた、結婚する気はないか」
親鸞聖人「は?!結婚?そ、それは・・・」
法然上人「今、関白殿がこられてな。そなたを是非、娘の婿に、と言われるのじゃ」
親鸞聖人「関白殿が・・・」
法然上人「娘御は、玉日と言われる方でなあ」
親鸞聖人「玉日様、ですか・・・」
法然上人「知っているのか」
親鸞聖人「はい。以前少し、お会いしたことが・・・」
法然上人「そうか。知っていたのか。それなら、話は早い。どうかな」
親鸞聖人「はい。あの玉日様ならば。しかし、お師匠様。お師匠様や、門下の皆さんに、ご迷惑がかかるのでは・・・」
法然上人「ワシはかまわん。皆の事も、案ずることはなかろう。そなたに、その覚悟さえあれば」
親鸞聖人「ならば、喜んで、お受け致します」
法然上人「よいか、親鸞。弥陀の本願には、出家も、在家も、差別はないが、天台や真言などの、聖道自力の仏教では、肉食妻帯は、固く禁じられているのは、承知の通りじゃ。彼らや、そして世間から、どんな非難攻撃の嵐が起きるか、わからぬぞ」
親鸞聖人「はい。それは、覚悟しております。
すべての人が、ありのままの姿で救われるのが、真実の仏法であることを、分かっていただく御縁になれば。親鸞、決して厭いは致しません」
法然上人「その覚悟、忘れるでないぞ」
親鸞聖人「はい」

 --ここまで--

 「すべての人がありのままの姿で救われるのが真実の仏法である」—と。
 この部分に、仏教の日本化というか、日本人の手によって一つ高みに登ったということが分かる。

 かって、橋下さんが沖縄の在留米軍の司令官に「風俗を使ったら」--と言った、根源がここにある。

 以下、新聞から抜粋。

 中国メディアは、「日本人は変態なのにどうして、人に愛されるのか?」と題する記事を掲載。
 記事は、日本人は奇妙な性癖を持っていたとしても、 それが他人に悪影響を与えてはいけないという、責任感を持っているからだと。
 記事は、世界各国を対象にした性意識についての調査で、日本は「極めて保守的」との結果が出たと紹介。

 一方、中国は性意識が開放され、さまざまな項目で「米国よりも開放的」の結果が出た、 中国人が日中両国民の性意識について持っているイメージが覆される結果と。
 調査について、日本で成人向け映像作品が発達していることと「矛盾」していると表現。
 中国人で、日本の映像作品のとりこになる男性も多い。

 記事は「大相撲」に触れた。
 中国人は、力士の多くが肥満体であることを「スポーツ選手として異常」と思い「変態的な競技」と感じる人が多い。
 若い力士が教室に集まって書道を学ぶ様子を紹介し、 「相撲とは高雅な行いと認識されている」、「力士は熱心さと広い心、誠実さを、謙虚さを具えている」と。

 さらに、「大相撲の力士になろうとしたら、伝統文化と相撲の技の両方を見につけねばならない」と説明。 若い力士が毛筆を操る様子を「興味深く、愛すべき光景だ」と評した。

 日本の“やくざ”の「指つめ」も紹介。
 「犯罪組織」とした上で、「約束を守らなかったための懲罰」と説明。
 日本人が約束を大切にし、破った場合には懲罰を受けることを承諾する考え方は、 わらべ歌の「指切りげんまん」にも反映されていると。

 日本人には「互いを尊重すること」、「自分のやりたいようにしたい」との気持ちがある一方で、 「規則を守り他人を尊重する」考え方や習慣が浸透し 「それぞれが奔放でありながら、社会全体としては秩序が保たれている」と。

 「他人に悪影響を与えてはならない」との日本人の考え方は、独特な「お詫び文化」を形成した。
 日本語では表現だけでも、「すみません」、「ごめんなさ」、「お気の毒」、「ご迷惑をかける」、「ご面倒をかける」、 「頭を下げる」、「お詫び」、「謝罪」、「陳謝」など、「お詫びの言葉」があり、 これに敬語表現を組み合わせると、日本語のお詫び表現の複雑さと豊富さは「世界一」と紹介。

 文章は、中国人が述べる「お詫びの言葉」は、礼儀や素養と直接の関係がなく、 「お詫びをした人も、仕事の能力が低い人とみなされるだけの場合が多い」と指摘。
 日本人の場合には、「お詫び」が礼儀や文化の一部になっており、 「お詫び」をすることが、対人関係の潤滑剤になっていることも多いと。

補足、感想など

 なにか、とりとめのない雑駁な文章ではある。
 中国人は、日本のavの普及と「日本人の性的に極めて保守的」という矛盾に見える事実に驚くのだろうな。

 どういえばいいのかなぁ。
 「本能の部分」のことって、臭覚と同じで「疲れてしまう」のだ。
 人間の本能であるが故に刺激的だ。
 でも、刺激的であればあるほど、何度も繰り返せば疲れてしまう,そこらじゅうに溢れていると疲れてしまう---この部分こそが、「人間のありのままの姿」なのだ。

 そして、通常の姿、通常のものとなってしまう。
 人間は、普通の通常のまま暮らしていくのが一番楽だ。
 で。
 日本人は、性的に極めて保守的となってしまう。
 もう、刺激が刺激でなくなってしまう—ということだ。




2016年3月30日水曜日

強まる同調圧力だとさ。なに、戦後レジームが完全崩壊しただけ。

2014年に戦後レジームという日本人洗脳工作体制が崩壊して、日本人が、戦後レジームの中で、直接、日本人を洗脳、世論誘導していた朝鮮系洗脳工作員達を嫌悪し、攻撃排除しているだけだ。

 別に放送局を攻撃している訳ではない。
 日本の主婦層から、スポンサーが攻撃されているのだ。
 御社は、あの番組のスポンサーをされていますが、御社はあの番組のキャスターと同意見なのですか?とか会社の苦情処理部門に電話がかかってくるのだ。

 いや、自社はそういう意見をもっている訳ではありません—とか答えると、スポンサーとしては、放送局へなにかをいわざるを得まい。
 で。
 改正時に、あのキャスターは評判が悪いのでとりかえようか—てな流れとなるということだ。

 同調圧力ではない。
 ようするに、日本人主婦層から嫌われたということだ。
 500万人もの主婦層から嫌われて、自分のポストを維持できるキャスターなど、日本には存在しない。

 以下、新聞から抜粋。

 NHK、TBS、テレビ朝日のキャスターがこの春、交代する。
 そんななか、高市早苗総務相による放送法違反を理由とした「停波」発言も飛び出した。
 テレビ局の報道現場で、何が起きているのか。
 TBSキャスターの金平茂紀さんに話を聞いた。

 ――テレビの報道ニュース番組が偏向している、という声が出ています。
 安保法制の報道を巡り、昨年読売新聞と産経新聞に掲載された 「放送法遵守を求める視聴者の会」の広告で、TBSの番組「NEWS23」が名指しで批判された。

 「だれが偏向だと判断するんですか。お上ですか、政治家ですか。
 日々の 報道が公正中立かどうかを彼らが判断できるとは思わないし、正解もない。
 時間軸も考慮しながら、社会全体で考えていくしかない。議論が粗雑過ぎます」

 ――偏向を指摘された番組アンカーの岸井成格さんが「NEWS23」から 降板しました。
 「NHKの国谷裕子さん、テレビ朝日の古舘伊知郎さんもこの春、降板します。
 僕も取材しました。3人とも事情は違うし、納得の度合いも違う。
 一緒くたに論じるのは乱暴すぎます。安倍政権の圧力に屈したという構図ではない。
 しかし、報道番組の顔がこれほど代わるというのは 単なる偶然では片づけられません」

 ――本当に圧力とは関係ないのですか。
 「会社は『関係ない』と説明しています。
 岸井さんも『圧力はなかった』と発言した。
 しかし、もし、視聴者のみなさんが納得していない とすれば、反省しなければなりません」

 ――金平さん自身、3月31日付で執行役員を退任されます。何かあったの でしょうか。

 「会社の人事ですから、その質問をする相手は、僕ではなく、会社でしょう。
 事実として残るのは、TBSで長く記者をしてきた人間の肩書が変わった ということです。
 いずれにせよ僕は、どのような肩書であろうがくたばるまで現場で取材を続けるだけ」

 ――政治、とりわけ自民党による放送番組に対する圧力は歴史的に繰り返されてきました。
 「1967年7月、TBSの報道番組『ニュースコープ』のキャスターだった 田英夫さんが、北ベトナムに日本のテレビとして初めて入りました。
 ベトナム戦争で、米国に爆撃されている側からリポートするためです」

 「その取材をもとに特別番組を放送したのですが、放送行政に影響力を持つ、 『電波族』の橋本登美三郎・自民党総務会長が、当時のTBS社長に 『なぜ、田君にあんな放送をさせたのか』とクレームをつけた。

 経緯の末、田さんは解任され、社を去りました。
 田さんの報道は、当時 は反米・偏向だと政権ににらまれたのかもしれません。が、ベトナム戦争がたどった経過を考えれば、事実を伝えたとして評価されこそすれ、偏向だと批判されるいわれはありません」

 ――当時、TBS社内は、田さん降ろしに抵抗したと聞いています。岸井さんの件でいま、社内はどうなのでしょうか。
 「おおっぴらに議論するという空気がなくなってしまったと正直思いますね。
 痛感するのは、組織の中の同調圧力です。萎縮したり、忖度したり、自主規制したり、面倒なことを起こしたくないという、事なかれ 主義が広がっている。若い人たちはそういう空気の変化に敏感です」

補足、感想など

 なにを言っているやら。
 安倍さんが放送局へ圧力を加えた—ということはあるまい。
 そもそも、放送局って、安倍さんからなにを言われても気にもしなかったではないか。
 数年前、嫌なら見るな---とフジテレビは豪語したではないか。

 記事にあるように、キャスターがどこかにいく—というなら、スポンサーからそう要望されたのだ。
 <nhkなら一般視聴者から、攻撃されたのだ>
 そして、スポンサーを動かしたのは、日本の主婦層であり、日本の主婦層が、日本の戦後レジームの中で、日本人を洗脳していた朝鮮系洗脳工作員達を「嫌悪」したからに決まっているではないか。

 2014年に日本の戦後レジームが完全崩壊した—という事実をもう認めざるをえまい。
 日本にいる朝鮮系洗脳工作員達も。

 もう、日本人は、朝日新聞・毎日新聞・東京新聞、日教組、フジテレビ、tbs、テレビ朝日などの朝鮮系の記者、論説委員、大学教授、国会議員、コメンテーターなどにだまされるということはない。
 絶対にミスリードなどされない。

 戦後レジームの崩壊と同時に、日本・日本人は、「次なる150年」という新レジームを構築中だ。
 この次なる150年という新レジームを構築する中で、朝鮮系洗脳工作員達を攻撃、排除するという作業が進行しているだけだ。

 最早、日本人には100年先行者であった産業革命組の諸国の「背中」さえ見えない状況だ。
 先達のいない中、見本も手本もない、目標すらも定かならぬ薄闇の世界の中で、日本人は、自分の眼と才覚だけを頼りにして前進しようとしている。
 この中で、日本人の足をひっぱってやろう—とする朝鮮系洗脳工作員達は日本人にとって、邪魔な面倒くさい連中にすぎない。

 日本人から朝鮮系洗脳工作員達への攻撃はより激しくなり、排除・放逐という作業が進行していくだろうな。





空前の倒産ラッシュ、中国経済。

倒産ラッシュ—というより、今までムリヤリ倒産させていなかったのだ。
 ここにきて、どうしても倒産させざるを得なくなったというのが本当であろう。

 経済は合理性の下で、発展する。
 どんなに表面を糊塗しても、経済という現象そのものは、冷厳に合理的に進行する。
 商品が売れなければ、当然、会社を維持できず、倒産する。

 つまり、これは冷厳な経済現象を糊塗しきれなくなった—というだけのこと。

 以下、新聞から抜粋。

 空前の倒産ラッシュ、各地で暴動が発生。
 新築マンションはガラガラ、借金自殺100万人……
 中国の国会は、「茶番国会」と言われてきたが、今年は様子が異なる。
 中国人も、自国の経済がヤバいと思い始めた。

 「社長は出てこい!」 「オレたちに賠償金を払え!
 中国江西省にある井岡山の麓で、春節の大型連休明けに暴動が起こった。
 拳を振り上げたのは、鉱山で働く約500人の工員たちだ。
 この人たちは、「春節倒産」に遭った。
 連休中に社長一家が夜逃げしてしまった。

 工員たちは会社内に押し入った。
 金目のものを根こそぎ奪い取ると、最後は市役所を取り囲んだ。
 「報道されない暴動」が、中国全土で起こっている。
 中国経済は、大変なことになってきている。

 そんな動乱をよそに、3月、北京の人民大会堂で、全国人民代表大会が開かれ、中国全土から2890人の代表たちが連日、舌戦を繰り広げている。

 現地で取材しているジャーナリストの李大音氏が語る。
 「さすがにこれだけ傾いてくると、 中国経済は早晩、崩壊するのではないかという不安や追及の声が上がっています。
 特に、批判の矢面に立たされているのが、総責任者である李克強首相です」

 34日、新華社通信は、王みん前遼寧省党委書記を、「重大な紀律違反により調査中」と発表。 遼寧省は、昨年のGDPの伸び率が、全国31地域の中で最悪の30%だった。
 遼寧省の人民代表大会では、陳省長が、惨状を、次のように述べている。
 「わが省のGDPは、過去23年で最悪で、PPI43ヵ月連続で下降した。なぜこんなことになったかと言えば、企業の生産コストが上がり、一部業界と企業が経営困難に陥り、 技術革新は追いつかず、新興産業は育たず、サービス業の発展は停滞し、地域の発展は不均衡で、財政収入は悪化し、 財政支出は増え、国有企業は経営が回復せず、民営企業は発展せず……」

 遼寧省の省都・瀋陽に住む日本人駐在員が証言。
 「街には失業者が溢れ、消費が振るわず、次々に工場が閉鎖されています。3000社来ていた韓国企業も、撤退ラッシュですっかり影をひそめています。

 瀋陽の納税番付で、2位に3倍以上の差をつけてBMWの工場が撤退する時が、790万瀋陽市民が路頭に迷う日と言われています。
 日系企業も日野自動車の大型バス工場が撤退し、いまや200社を切ろうとしている。日本人駐在員同士で会っても、撤退と縮小の暗い話ばかりです」

 同じく、遼寧省の大連駐在の日本人経営コンサルタントも証言する。
 「春節の大型連休が明けると、700万都市の大連は、倒産ラッシュに見舞われていました。
 従業員たちが戻ってきても、会社がなくなっている。それで失業者たちが市の中心街でデモを起こしたり、浮浪者と化してたむろしたりしていて、不穏な雰囲気が漂っています」

補足、感想など

 誰が悪いのでもない。
 自分で自分の信用を毀損しつづけてきた結果だ。
 中国国民が天に唾していたことで、自分の頭に自分の吐いた唾が落ちてきているだけだ。

 ある意味、自業自得というものであろう。

 バブル崩壊後は、自分で小さな信用を積み上げながら、ぼちぼち稼いで、借金を返していくしかない。
 ユダヤ人は、借金を棒引きにはしてはくれないよ。






2016年3月29日火曜日

なにが変わりなにが変わらないのか—国民はちゃんと見ている。

変わったこと → 政党名。
 変わらないこと → どれもこれも皆、韓国・日本の二重国籍、韓国人国会議員だということ。
 ついでに言えば、韓国政府から例えば、民進党の岡田さんは、まだ韓国に国籍が残っています---と日本の法務省へ通告されれば、その時点で日本国籍の取得の手続きに不備があったことになり、日本国籍が剥奪される。
 国籍が剥奪されると元の韓国人となり、その時点で日本国籍でなければ、被選挙権がないから、日本の国会議員たる資格も失うのだ。

 つまり、民進党などの韓日二重国籍の国会議員達は、韓国政府に生殺与奪の権を握られているのだ。まぁ、自民党にいる二階さん、河村さん、額賀さん、河野さん、公明党の山口さんも同じだ。

 こういうリスキィな国会議員達が、日本の政治の世界にはどっちゃり存在しているということを、日本人は、注目していよう。

 以下、新聞から抜粋。

 菅義偉官房長官は記者会見で、民主、維新両党が合流し発足した民進党に関し「まずは建設的な議論ができることを期待したい」と述べた。
 菅氏は、民進党への国民の期待について「何が変わり、何が変わらないのか。どんな政策で合意できて、何が合意できないのか。掲げた政策はきちんと実行されるのか。国民の皆さんはきちんとみている」と指摘。

 同党が結党宣言に、民主党が政権を担った経緯を踏まえ「われわれはかつて国民の信頼に十分応えることができなかった」と“反省”を盛り込んだ点に対し、菅氏は「本来であれば理念や政策から入るが、そこについては議論されず、名前から入ってきたような感じだ。順番が逆じゃないか」と皮肉った。

補足、感想など

 まぁ、理念などありもしない—ということだろう。
 今夏の選挙は、一千万人の朝鮮系の人々と一億一千万人の日本人の真っ向勝負ということなのだ。

 だから。
 理念も政策もない。
 安倍さんを潰してやろうという朝鮮系の人間と、安倍さんを支持する日本人との争いとでも言えばいいのかな。

 ちょいと、民進党の岡田さんの曰くを聞いてみよう。

 --ここから--

 結党した民進党の岡田代表は、日本テレビに出演し、世論調査で民進党に期待するとの答えが26.6%だったことについて「スタートとしては上々」と評価。
 岡田代表「私は驚いているんです。26.6%の方が期待していただいていると。
 スタートとしては上々だと。それを3割、4割と増やしていくということが大事」

 また、岡田代表は安全保障関連法について、政権をとった場合は即廃止する考えを改めて示した。
 外交の継続性については「継続性は重要だ」と認めた上で、「集団的自衛権が憲法違反だという継続性を一内閣の判断で変えたのは安倍政権だ」として「元の考えに戻すだけだ」と主張した。

 また、来年4月に予定されている消費税率の10%への引き上げについては、「安倍首相には上げられるような経済状況に持って行く責任がある」と述べ、条件を整えた上で引き上げるべきとの考えを示した。

 --ここまで--

 どういう問いだったのかな。
 あなたは、民進党の期待しますか—という問いに対して、期待します--という回答が、記事の20%強か。

 支持率と混同させているのではあるまいか。
 もう、戦後レジームは完全崩壊している。
 日本人は、日本にいる朝鮮系洗脳工作員達のだまし、ミスリードには絶対に乗らない。

 この一千年(シベリアにいたエベンキ族が、蒙古の朝鮮半島征服に伴い南下してきて以来)というスパンで考えても、哀しくなるほどに、これっといった逸材・偉材を生み出さない朝鮮民族だが、日本にいる朝鮮系洗脳工作員達の方が、朝鮮半島にいる本国国民より多少マシなのかもしれない。(なんせ、朝鮮半島は、愚民国家でハシにもボウにもかからない)

 民進党の岡田さんなどは、朝鮮民族出身としては出来の良い・優秀な方に属しているのだろうな。
 せひ、朝鮮民族として有史以来始めて輩出しえた偉材・逸材だ--と言われるような政治家であって欲しいものだ。






日本人・日本は世界レベルより頭一つ抜けてしまった。

いや、なにかというと日本のモデルが世界で通用しなくなったという話だ。
 それをガラパゴス化だと指摘している。

 まぁ、ガラパゴス化と言えなくもないが、核心は、おそらく、日本人のレベルが世界から頭一つ抜けだしてしまったことだ。

 日本人は、日本人の価値基準で動く。
 それが、世界で通用するかどうか—さえ、どうでもよくなった--とでも言えばいいのかな。

 アニメの宮崎さんの作品をみていれば分かる。
 もはや、アメリカのディズニーの作品など比較の対象にもなるまい。
 そういう日本人の行動について、なんたら批判しているようだが、これはもう、日本が「孤独の道」を歩いていくしかない。

 日本人は、他者から理解されないことを恐れまい。
 孤独の道を歩いていくことを恐れまい。
 世界のレベルから頭一つ抜けでるということはこういうことなのだ。

 以下、新聞から抜粋。


 「海外で活躍する日本人モデルが出てこない。業界として後押ししよう」――。
 3月、経済産業省とモデルエージェンシー協会、日本ファッション・ウィーク推進機構はプロジェクトを打ち出した。

 複数の若手モデルを様々なショーに出演させるのが骨子。
 「アジア系で目立つのは中国人や韓国人。世界での日本人モデルの存在感は低下するばかり」。 モデルエージェンシー協会の副理事長は危機感を募らせる。

 冨永愛、杏、松岡モナ。
 日本人モデルを育てたモデル事務所「ボンイマージュ」の馬淵社長は「スーパーモデルの勢力図はまさに国際経済の縮図」と指摘。

 台頭するのはBRICSや東欧、旧ソ連、東南アジア。
 自国のファッション市場の拡大を追い風にショーでの出番が増えている。
 モデルの発掘・育成を戦略としている国も少なくない。

 1つのショーに出演するモデル40人程度のうち“アジア枠”は2~4人。
 だが日本人の出番は減っている。

 日本人モデルの躍進は経済成長の軌跡と相似形をたどってきた。
 先駆けは1960年代に活躍した松田和子さんや松本弘子さん。
 この時代に森英恵さんら日本人デザイナーも世界に飛び出すことになる。
 「松本さんと一緒にパリ旅行したのが世界進出のきっかけになった」と森英恵さんは回想する。

 70年代にはおかっぱ頭に切れ長の目という“日本的”な風貌の山口小夜子さんが登場。
 日本の存在感が一段と高まり、高田賢三さん、三宅一生さん、山本寛斎さんら日本人デザイナーが世界を席巻。

 だが変化が訪れるのはスーパーモデル・ブームが終わる2000年代。
 冨永さん、杏さん、TAOさんが活躍するが「世界で働く日本人モデルの数は急減」。
 最大の要因は新興国の台頭による日本経済の相対的な地位低下。
 また、海外で成功する日本人デザイナーも勢いはない。
 これに加えて、若者の内向き志向の急速な高まりもある。

 産業能率大学が新入社員に実施する意識調査では「海外で働きたいと思わない」との回答が04年ごろから大幅に上昇。
 海外への留学者数も04年をピークに減少基調。
 
 日本の事情も見逃せない。
 「CanCam」「JJ」「Ray」「Vivi」などが売れ、「かわいさ」や「身近さ」が売りのモデルがそのままタレントや女優として活躍する構造が定着。
 外国の環境で勝負する若者は減ってしまった。

 松岡モナさん、小椚ちはるさんらが健闘するものの、国内で活躍するモデルの多くは身長175センチメートル以下なので世界では通用しにくい。
 モデルの世界でも日本市場に安住し、海外を意識しない「ガラパゴス現象」が起きている。

補足、感想など

 日本人は、モデルというものに背の高さと、胸が大きいとか、キレイである---とかを求めていない。
 背が高ければ、キレイであれば魅力的か--

 もう、日本人はそんなものに憧れはしない。
 挙措(きょそ)の美しさ、立ち居振る舞いの見事さ—てなものに、魅力を感じるのだ。
 数年前か。日本の女子ホッケーの選手たちの試合での「振る舞い」が、世界で話題となっていたが、あれこそが日本の女性達の価値なのだ。

 逆に言えば、海外のモデルの薄っぺらさに飽きてしまったのだ。
 背が高いだけ、胸が大きいだけ、顔がキレイなだけ---まるで、「動く人形」ではないか。
 中身がスッカラカンの「人形」に、日本人は飽きてしまうのだ。

 だから。
 記事にあるように、世界で活躍とかどうとかに、関心がなくなっていくのだ。
 冒頭でもふれた。
 日本人は、世界のレベルより頭一つ抜けだしている。

 世界一般レベルでどうたらでは、日本人を動かすことはできない。
 世界レベルでの「モデル=動く人形」のものまねなど、日本人にはできはしない。

 上でもふれたが、大切なことを繰り返そう。
 日本人は、世界レベルから頭一つ抜けたばかりに、孤独の道を歩いていくしかないのだ。
 他者から理解されないことを恐れまい。世界から孤立することを恐れまい。




 

2016年3月28日月曜日

反日、国賊、売国奴と異質なものを排除する言葉があふれる—と朝日新聞。

2014年に日本の戦後レジームが完全崩壊して、日本人から朝日新聞などの朝鮮系洗脳工作員達への攻撃が激しくなったことを表題のように言っているようだ。

 異質なもの—って、朝日新聞のことか。
 異質ねぇ。

 戦後レジームというものは、アメリカ-韓国-日本にいる朝鮮系洗脳工作員達 3者が結託した、日本人弱体化計画であり、また、世論誘導工作ではないか。
 朝日新聞は、最前線に立って、日本人を攻撃し、ありもしない慰安婦まで捏造して、日本人を卑しめ、おとしめた張本人ではないか。

 それが異質なのか。
 工作員そのものではないか。

 以下、新聞から抜粋。

 政治断簡)スプリング・ハズ・カム 政治部次長・高橋純子
 2016327

 全国各地から桜の便りが届いていますが、いかがお過ごしですか。
 こんにちは。
 「チリ紙1枚の価値もない」記事を書かせたら右に出るものなし、太鼓判を押してもらった気がして、うれしはずかし島田も揺れる政治部次長です。
 季節がめぐり、自然と足取りも軽くなるこのごろであるが、ずっと、引っかかっていることがある。

 あの家の窓は、どうして閉まったままなのだろう。
 一軒家。南隣にくっつくように立っていた家屋が取り壊され、駐車場になった。
 日当たりも視界も各段に良くなったはずなのに、いつもカーテンがひかれている。

 たぶんその家では、南の窓は「ない」ことになっているのだろう。
 開けたところで、どうせ隣家の外壁だから。いつしかカーテンの開け閉めさえ忘れられ、もしかしたら家具が置かれてふさがれているのかもしれない。

 窓を開ければ、これまでとは違う景色が見えるのに。
 うららかな日ざしがそそぎ、やわらかな風が吹き込んでくるのに。

 前回書いた「だまってトイレをつまらせろ」に批判と激励をいただいたが、どうにもこうにもいただけなかったのが「死刑にしろ」だ。
 どんなに気に食わなかったにせよ、刑の執行というかたちで国家を頼むのは安易に過ぎる。

 お百度踏むとかさ、わら人形作るとかさ、なんかないすか。
 昨今、わら人形はインターネットで即買いできる。
 しかしそんなにお手軽に済ませては効力も低かろう。良質なわらを求めて地方に足を運ぶくらいのことは、ぜひやってほしいと思う。

 訪ねた農家の縁側で、お茶を一杯よばれるかもしれない。頬をなでる風にいい心持ちになるかもしれない。
 飛んできたアブをわらしべで結んだら、ミカンと交換することになり……「わらしべ長者」への道がひらける可能性もゼロとは言いきれない。

 ひとは変わる。世界は変わる。その可能性は無限だ。
 だけど、「死刑にしろ」と何百回電話をかけたところで、あなたも、わたしも、変われやしないじゃないか。
 反日。国賊。売国奴。

 「異質」な他者を排撃する言葉が世にあふれるようになった。
 排除のために発せられる言葉。
 
 国家を背景にすると、ひとはどうして声が大きくなるのだろう。
 なにものにもよりかからず、おなかの底から発せられた主体的な言葉は、世界を切りひらく力を、もっている。
 スプリング・ハズ・カム。

 窓を開けろ。歩け歩け自分の足で。ぼくらはみんな生きている。

補足、感想など

 どこらに核心があるのかなぁ。
 日本にいる約一千万人もの朝鮮系の人間の一人として、1億一千万人の日本人との間で、どう「距離をとるか」を模索しているのだろうな。
 この記事は。

 いや、本来ならば、朝鮮系の人間として、どう日本人との間で「距離をとるか」--という問題を真摯に考えなければならなかったのだ。
 おそらく、1950年代~60代に。

 それが、戦後から2000年頃までの戦後レジームという体制下で、日本人への洗脳工作・世論誘導工作があまりにもうまくいったもので、日本にいる朝鮮系洗脳工作員達は、有頂天となったのだ。
 しめしめ、これは—と朝鮮系洗脳工作員達は思ったのだ。

 日本人はなにも気が付いていない。これなら、トコトンいけるところまで騙してやるぞ---と考えていたのだろう。

 ところが、2000年頃から2010年頃にかけて、日本全国津々浦々まで、インターネットが普及し、日本人全員の目の前に、戦後から2000年頃までの間に朝日新聞・日教組・フジテレビなどの朝鮮系洗脳工作員達が日本人相手にどのような行動をしたか---曝(さら)されてしまったのだ。
 戦後からの事件、捏造などの事実を、日本人全員が知ってしまったのだ。
 これが、日本の戦後レジームの終焉であり、崩壊となったものだ。

 戦後レジームの崩壊に伴い、日本人から朝日新聞などへの攻撃が激しくなり、もう、200万部程度しか購読者はいやしない。
 いつ、不動産賃貸業者へ会社の内容が変更となってもおかしくあるまい。

 そこまで追いつめられて、ようやく、本来なら1950年代に模索すべき、日本にいる朝鮮系の人間として、大多数を占める日本人達とどう距離をとるか—を模索しはじめたということだろうな。

 模索したって、うまく距離がとれるかどうかは分からない。
 そもそも、上の記事を書いた高橋とかいう日本人風の名前を使った次長だって、本来、朴とか金とかいう韓日二重国籍の韓国人であろう。いや、単なる通名かもしれない。
 いつまでもやれ差別されたの、どうされたの—とばかり主張して、日本人との間でうまく距離がとれるものか。

 まず、「やれ差別されたらどうたら病」からふっきれろ。
 話はそれからだ。





中国人の行動原理—日本人にできるなら、オレにもできる--。

まぁ、簡単な理屈ではある。
 でも。
 これが中国人の行動原理そのものなのだろう。
 まぁ、悪くいえば、日本人をまるごとパクるって話なのだろう。

 英国の産業革命に、日本人は100年遅れたノロマ民族だ。中国人は、200年遅れの大ノロマ民族だ。
 同じ遅れ同士ではあるが、100年の違いがそんな簡単に乗り越えられるのかな。

 以下、新聞から抜粋。

 中国経済の減速が鮮明となっている。
 2桁の経済成長率は過去のもので輸出入の減少も目立ち始めた。
 中国国内では先行きに対する不安も高まりつつある。

 中国メディアは北京大学国家発展研究院の関係者の見解として、2016年における中国経済は大きな苦難に満ちた1年になる可能性を指摘し、でも「自信を持つべきだ」と強調する記事を掲載。

 記事は戦後に高度経済成長を遂げ、先進国となった日本を例に挙げ、中国経済にとって最適なベンチマークは「日本である」と指摘。
 その理由として、日本が戦後に輸出主導で発展したことを挙げ、中国も同様であると論じた。

 日本が1950年代から70年代にかけて急激に成長し、「中所得国の罠」にはまることなく、一気に先進国の仲間入りを果たしたことを称賛。
 中所得国の罠とは、「経済発展により1人当たりGDPが中程度の水準に達した後、発展パターンや戦略を転換できず、成長率が低下、あるいは長期にわたって低迷すること」を指す。

 中国も投資主導の経済構造からの転換し、消費の喚起のほか製造業の高度化を目指す戦略を打ち出しているが、すでに経済成長率が鈍化し転換が進むかが課題となっている。

 「中所得国の罠を回避し、成長を遂げることは容易ではない」と指摘、日本が経済発展における戦略を転換させ、先進国になった軌跡を称えた。
 一方で「現在の中国とバブル崩壊前の日本は酷似している」とし、「中国が米国に追いつくうえでは当時の日本以上のアドバンテージを有している」と主張。
 中国には国土があり、欧州の2倍もの人口がおり、地区間の格差も欧州以上であると指摘。

 上海の平均収入は米国の4分の1の水準まで向上、もっとも貧しい省と上海には発展に大きな開きがあることを指摘、格差は経済発展においては「成長の動力になる」と主張。

 発展が遅れている地方は今後、投資の余地が存在することを意味するとし、今後の中国経済の伸びしろであるとしたうえで、16年が困難な1年になるのは確かだが、3年後、5年後、さらには10年後を見据えれば中国は自信を持つことができると主張。

補足、感想など

 日本人にできたから、中国人にもできる—か。
 英国の産業革命に200年も遅れる大ノロマ民族がか---

 記事でなにを言っても構わないが、まず、科学的思考というものを重視せよ。
 知的正直をバカにするな。
 自分達が、産業革命に200年も遅れる大ノロマ民族であることを直視せよ。

 産業革命に200年も遅れれば、もう、まともなガソリンエンジンさえも製造できまい。
 日本の技術者が語っていたが、20世紀の半ばあたりに、産業革命組に「追いつけるか、追いつけないか」のギリギリの境界があったそうな。

 日本は、100年遅れだったから、なんとか追いつけたのだ—と。
 中国人は、追いつけない。だって、200年遅れなのだから。

 この厳然たる事実を直視できるか。中国人は。
 追いつけないなら、会社も技術もまるごと買収してしまえばいい—てな発想となるのだろうが、それはそれだ。

 中国人は、技術的な面では、日本を含む産業革命組には追いつけない。
 まず、それを直視してからの話だろうな。
 日本人にできるなら、オレ達にもできるはず--とか考えるのは。






水素ステーションと充電器の覇権争いか---。

これはなぁ、と思う。
 燃料電池車と電気自動車のどちらが勝つか—てな議論で考えると核心を見失う。

 そうではないのだ。
 水素エネルギー革命というものが、本当に起こりうるのか—という問題なのだ。
 水素エネルギー革命の本質部分は、筆者がこのブログで何度もふれているように、電気を「水素という形」で蓄積するという部分だ。

 そして、水素 →電気 →水素 というサイクルの中で仕事をするということなのだ。
 この視点で、表題のことを考えておかないとピントが外れる。

 以下、新聞から抜粋。

 経済産業省が燃料電池車(FCV)の普及に向け、水素ステーションの拡充に本腰。
 トヨタ自動車に続き、ホンダが新型FCV「クラリティ」を発売し、水素ステーションは設置コストがネックとなり、普及が進んでいない。

 一方、政府と自動車業界はプラグインハイブリッドカー(PHEV)や電気自動車(EV)の普及に向け、充電器の設置も進め、EVFCVの覇権争いの様相だ。
 当面は水素ステーションと充電器の整備が並行して進むことになるが、FCVが巻き返すのは大変なよう。

水素ステーションは5年後目標が320
 ホンダのクラリティは自治体向けなどのリース販売からスタート。
 2017年秋ごろには個人向けにも販売する。

 1回の水素充填で走る距離は、約750キロ。車両価格は766万円で、政府や自治体の補助金を使えば400万円台で買える。
 トヨタに続き、ホンダがFCVを発売したことで、本格的な普及が期待されるが、最大のネックは車両価格ではなく、全国で約80か所にとどまる水素ステーションの少なさにある。

 経済産業省は2015年度に大都市圏を中心に水素ステーションを100か所に倍増させる計画だったが、目標に届かなかった。

 そこで打ち出したのが、2025年度までに水素ステーションを現行の4倍となる320か所に増やし、FCV2025年までに国内で20万台、2030年までに80万台に増やす。

 水素ステーションの設置には約4億円かかり、非常に高い。
 経産省は補助金や規制緩和などでコスト低減を図り、水素ステーションの設置コストを2億円程度に引き下げる。
 FCVの価格も2025年までに200万円台まで引き下げるというが、実現の見通しは立っていない。

補足感想など

 水素という形で電気を大量に蓄積できる—という部分になんとも魅力を感ずる。
 自宅の屋根につけた小さな風車で、前の水路に取り付けた水力発電で、電気を発生させ、それを水素という形で蓄積し、また電気として使う---そんなことが可能となりそうだ。

 こういうことを考えると、エネルギー価格というものが将来的にはどこかで頭打ちとなるということか。
 すると、コストが高いものは脱落していくということか。

 いや、話がどこかにいった。
 上でもふれたが、単にどんな自動車が普及するか—という話ではない。
 水素というものを中心としたエネルギー革命は起こるかどうか—ということなのだ。

 視野を広くして、これからの行く末を見ていよう。



2016年3月27日日曜日

慰安婦像を除去するのは韓国政府の責任。除去するまで日本は出資しないだけ。

そりゃそうだろう。
 民法でいえば、同時履行の原則ということだ。

 まず、新聞から抜粋。

 日韓両政府が昨年末に慰安婦問題の「最終解決」で合意して3カ月がたつが、元慰安婦を支援する財団設立や、「少女像」の撤去 に向けた具体的な道筋が見えない。
 韓国政府は総選挙を控え、合意に反発する野党や世論 を刺激しないよう、動きを控えている。
 新たな少女像を建設する動きも続いており、解決には時間を要しそうだ。

 ソウルの日本大使館前に立つ少女像では、抗議集会が開かれた。
 学生らを前に、元慰安婦支援団体「韓国挺身隊問題対策協議会 (挺対協)」の代表が「政府はおばあさんたちの声を無視して、問題を解決しようとしている」 と訴えると、参加者が「そうだ」と応えた。

 大学生の女性は 「合意を白紙にして、もう一度国民が力を合わせて、日本政府に公式謝罪と法的賠償を求める べきだ」。
 昨年末ほどの熱気はないが、慰安婦を描いた映画が大ヒットするなど、国民の関心は高い。

 ■対決ムードも失速
 韓国で慰安婦問題に関する動きが見えないのは、4月13日の総選挙を控え「世論の注目が集まらないように韓国政府が慎重にコントロールしている」 ことが大きい。
 尹外相は、3月2日の国連人権理事会で 問題に触れなかった。
 22日に東京であった日韓外務省局長協議でも、合意内容をできるだけ 早期に履行するため連携する方針で一致したものの、財団の設立時期など踏み込んだ発表は なかった。

 最大野党「共に民主党」の失速も大きい。
 選挙で保守層を 取り込むためにトップとして迎えた保守系重鎮が「政府間の合意だ」と支持する考えを 示したため、対決ムードがしぼんだ。

 ■日本の世論を警戒
 水面下での調整は進んでいるようだ。
 韓国大統領府に近い関係者は、財団について 「着実に準備は進んでいる」として、理事長の人選も固まりつつあることを示唆。

 総選挙後に財団を設立すれば、日本政府から10億円を受け入れて元慰安婦の支援策が動きだす。
 韓国政府が懸念しているのは、日本からの“逆風”だ。
 「日本政府が10億円を支払えば、 『少女像はいつ撤去するのか』という世論が高まるのではないか」

 年末の合意で態度を硬化した挺対協との協議は「まったくできていない」(韓国紙)。
 韓国では今年、釜山市など4カ所で新たな少女像が設置された。

補足、感想など

 昨年末の日韓の合意とは、捏造慰安婦騒動について、韓国国民のことは韓国政府が、日本にいる朝鮮系工作員達のことは、日本政府が制御するという、朝鮮系工作員を「分割した」という意味が大きい。
 だから、安倍さんが日本にいる朝鮮系工作員達をコントロールしているのだ。

 そもそも日本が金だけ先に出す訳がない。<安倍さんも言及していたではないか>
 冒頭でふれた。
 同時履行が原則だ。

 慰安婦像の撤去と拠出金の出金は、同時に行われるのが当然だ。

 もしかして、自民党の二重国籍の韓国人国会議員達が暗躍しているのか。
 自民党にいる二階さんとか、河村さん、額賀さん、河野さん、野田さん、(以下、敬称略)中谷元、金子恵美、武田良太、三原朝彦、竹本直一、公明党は、山口那津男、遠山清彦、高木美智代、石井啓一、中野洋昌、國重徹、興水恵一、樋口尚也—などか。

 まぁ、この拠出金あたりなら、やはり国会議員のテリトリーだろうな。
 韓国人国会議員であっても、記事にあるように先に支払うなんて理不尽なことをすれば、もう、日本の戦後レジームは完全崩壊しているのだぞ。
 この夏、自分達・日韓二重国籍の国会議員が落選運動をされることを覚悟しているなら、どうぞ、お好きなだけやればいい。
 それこそ、自己責任だ。




慰安所へつれていったのは、朝鮮人女衒業者だ。

いや、どうでもいいことを繰り返すつもりはないが、韓国人の声闘ぶりに、日本人として対抗せずにはおられないもので、表題のいいとなった。

 声闘だから、韓国人もいいたけりゃいくらで言えばいい。いくらでも喚(わめ)け。日本人に向かって罵り叫べ。
 日本人も声闘なんぞで負けるものか。
 罵られ・言われれば、その倍にして言い返し、罵倒するし悪口雑言を繰り返すさ。

 以下、新聞から抜粋。

 日本政府は「慰安婦」「強制動員」はなかったと主張。
 本当にそうか?
 文書の証拠はなくとも「強制的な」慰安婦動員は実際にあった。

 証言集に出てくるチェさ んは軍服を着た男によってトラックにのせられ満州に引きずられて行 って金網の張られた軍部隊内で苦難に会ったと証言。
 証言集には強制動員事例が載 っている。

 それでは日本政府が「強制連行」を否認する理由は何か?
 被害者らを「自発的」「慰安婦」にすることによって国家責任をまぬがれようとしているのだ。
 一部、日本右翼は女性が自発的に 売春女性になったとすれば、これは単なる自由な取り引きで問題にならず犯罪でもないと主張。

 しかし、彼らが注目するのは慰安所に入った時点での強制性有無だ。
 慰安所内で起きた強制性は無視する。

 しかし、日本のこういう戦略は説得力がない。
 「慰安婦」問題は黙認される「必要悪」ではなく処罰すべき「性犯罪」と再認識される転換が始まったからだ。

 従って強制連行を否定する彼らに理由はなく、「それでは国家政策ではなかったのか?」と落ち着いて問い直せば良い。
 一方、動員の強制性に対する執着は日本の右翼だけに見られるのではない。
 被害者を「自発的」 売春婦と規定する日本に対する韓国社会の対応は被害者が「強制的に引きずられて行った」「純潔な娘」というものだった。

 しかし「強制性」に対する注目は自発性を口実に売春女性を差別する論 理を含んでいる。
 純潔性を強調するのは女性だけに要求される二重的性規犯を前提にする。
 同じ 家父長的論理によって被害者らは帰国後、長く家族と夫によって排斥、無視されたし離婚された。
 被害者らの多様な背景を認めなければならない。

 被害者の中には強制的に引きずられて行った場 合だけなく、だまされてついて行った場合、知人によって売られた場合もあって売春婦もいる。
 この ような多様性を認めないまま制限されたいくつかの典型で被害者を再現するのは「慰安婦」問題を単純化しかねない。

 「強制的に引きずられて行った花の様な娘」という被害者モデルに対し慎重でなければならない理由がもう一つある。
 被害者の経験をありのまま尊重する必要があるからだ。

 ある被害者らの経験は 典型的な被害者イメージに合うという理由で前面に浮上し、別の経験はそうではないという理由で 見過ごされたり沈黙されたりしかねない。
 慰安所制度の違法性は被害者動員の方法だけでなく、慰安所の中で彼女らが避けられなかった性的強制と監禁、望まない妊娠と堕胎など人身を拘束された点にある。

 従って慰安所内にいた女性は彼女たちが自分の足でついて行ったか強制的に引きずられて行ったか、10代少女か20代か、既婚女性か娼婦であったかにかかわらず、みなが同等な被害者に違いない。
 日本の国家政策で あることは被害者の動員方法や背景と関係ない。

 <キム・ジョンナン、ヨ・ソンハク博士>

補足、感想など

 もう、なにを言っているやらさっぱり分からない文章ではある。
 この文章を書いた人間ですら、分からないのではないか。

 軍服を着ていたから軍人というものではあるまい。
 朝鮮人女衒業者が、たまたま軍服に似た服を着ていただけであろう。
 女衒業者としては、親にもう前払金を払っているから、売りとばされた娘に直接、理由を説明もせずに慰安所へ連れていったということであろう。

 仮にこれが日本軍による誘拐というなら、第一親が黙ってはいない、犯罪ではないか、自分の娘を連れていかれて黙っている親などいやしない。大騒ぎとなるし、警察も関与してくる。

 元慰安婦と称する人達の証言を聞いていて、親がどうした、警察がどうした—という話が一切でてこない。
 つまり、これは、親が娘を慰安所へ連れていくことを同意していた証拠だ。

 だから。
 連れていかれた娘達が、訳のわからぬままに—であろうと、民間の女衒業者が、その親との間で契約しお金を支払った後で、慰安所へ連れていった--という話でしかない。
 強制性もへったくれもありゃしない。

 慰安所が日本軍の基地近くにあったことはそうだろうなぁ。
 しかし、それは需要と供給という関係でしかない。
 若い男性が多ければ、そこに需要があるということで、供給側の女衒業者としては慰安所を作りやすかっただけであろう。

 日本軍としても、兵士が性病に感染することを防ぐために、時折、慰安婦達に対して性病の検査などをやったのだろう。
 これは、最低限の関与とでもいうべきことだろうな。

 文章では、日本軍の基地近くに慰安所を設けたことがどうとか---と指摘している。
 まぁ、これは、日本人の特徴でもあるからだ。
 日本・日本人は、性欲を含む「本能」というものを肯定的にとらえるのだ。

 軍務に服していれば、当然、性欲を抑制できる筈---という風な「出来もしない」前提でものごとを考えないからだ。
 日本の仏教が、中世において「肉食妻帯」を認めた歴史をふりかえればそのことが理解できよう。

 逆に言えば、現在のキリスト教というものが、ある意味、そのあたりが未熟だと言えるのだろうな。
 沖縄の駐留米軍における兵隊による事件が起こるのは、このあたりを、「軍務に服している時には、当然、性欲は抑制できるはず」てな前提で考えているからであろう。

 昭和10年代であれば、売春というものは、別に法で制限されたものではなかった。
 慰安婦は、慰安所へ来た過程は様々であっても、需要と供給という関係で、ちゃんとした「仕事」をし、報酬を受け取っていた。
 キチンと仕事をした—ということでしかない。

 強制がどうたらなんぞ、民間の女衒業者とそこで働いていた慰安婦との間のことであり、お客であった日本軍・その兵士などとなんの関係もない。