※ドイツ経済諮問委員会、今年と来年の経済成長予測を下方修正2024年11月14日 今年はマイナス0.1%、来年も小幅な成長-根本的な問題が影響と指摘 インフラ、防衛などへの支出増加を提言-債務ブレーキ見直しも ドイツ経済は今年通年でマイナス成長に落ち込み、来年もほとんど成長しない。循環的な景気の弱さに根本的な問題が追い打ちをかけると、ショルツ首相の経済諮問機関が指摘した。独立した専門家で構成される経済諮問委員会(通称5賢人委員会)は13日公表した半期に一度のリポートで、来年の国内総生産(GDP)成長率をわずか0.4%と予測した。ドイツ政府は先月発表した最新の経済予測で、来年の成長率を1.1%としていた。同国の成長見通しについては、他の予測機関も引き下げている。経済諮問委は5月に発表した前回のリポートで、今年は小幅な成長にとどまるものの、来年は0.9%に成長率が上向くと予想していた。今回のリポートで、今年の成長率はマイナス0.1%に下方修正された。ドイツは製造業の長引く低迷を主因に、成長で国際的に後れを取っている。製造業の不振はエネルギーや労働コストの高さといった継続的な要因が大きく寄与していることを示唆していると、経済諮問委員会は論じた。同委員会のモニカ・シュニッツァー委員長は「産業界の不振と低迷期間の長さは、景気循環だけでなく構造的な問題がドイツ経済を圧迫していることの証左だ」と述べた。今回のリポートによると、過去数年のインフレを補うため所得は増加したが、それでも家計は消費に消極的な姿勢を続けている。これはドイツ経済を巡る不透明性の継続や悲観的な見通しが影響しているかもしれないという。委員会は政府に対し、長年にわたって国際平均を下回っていたインフラや防衛、教育などの分野への公的支出を持続的に増やすことを提言。憲法で支出を制限する「債務ブレーキ」を見直す必要もあるかもしれないとの見方を示した。
<以下、日本人からの反応>
6
: PER1倍の緊縮経済だから。
8
: GDPでドヤってたのにどうして…。
11
:ドイツはもうダメだと一年くらい前から欧州の病人に逆戻りか?って言われてまったく改善するどころか悪化しまくってつい最近も連立政権も崩壊しちゃって来年二月には総選挙らしいし。
17
:
>>11EUが決めた政策によって国が振り回されていることに気付いたんだろう。ドイツ世論が徐々に反EUに傾きはじめている。ドイツが政治的に舵取りはじめたら、EUは終わるだろうな。
12
: ビットコイン売ったの後悔してるだろうなあ。よりによって7月に全部売却してしまうとか。
13
:
ドイツはロシアの安いエネルギーを利用して工業品を輸出して成り立ってきた国。ノルドストリーム2は誰が破壊したんだろうな。
14
: 復活のシナリオが見えない自分で自分の首絞めて苦しんでるようにしか見えないんだが。
15
: 全然関係ないと思ってたけどコロナ禍前にドイツ銀行破綻の話し出てたね。
28:>>15別の銀行に負債飛ばしたなんて噂あったな。
16
:その前にあった事はドイツ関係なかった気がするんだよな。フッ化水素だっけ?
18原発廃止して、原子力はフランス、天然ガスはロシア、再エネは中国に依存したマ◯ケの末路。独り立ちも出来ねぇなら、周辺国に分割され◯◯えよ。
19
: アメリカとイスラエルの植民地だからな。日本も似た様なもんだがドイツの方が酷い。
22
:EU全体に波及して不平不満ノイローゼ停滞に陥って欲しい。
23
: 中国と一蓮托生なんだから、数◯円の不良債権抱えてるかもしれない。
25
:
原発ナシで、エネルギー価格が高すぎでドイツで製造するメリットが皆無。
26
: 法人税減税やってたからね。
27
: EVもっと量産したら?
1.
ドイツにとって追い打ちとなるのはトランプ政権が復権したことだな。トランプが宣言してる関税策が実施されたら、西側陣営でもっとも被害を受けるのはドイツだから。欧州の各エコノミストたちもトランプの関税策が実施された場合の予測を出してるけど、ドイツは特に悲惨なことになると予測されてる。
2.
EUの中で唯一の成功国ドイツは戦争をせずに悲願のドイツ第4帝国を築き上げた。それもつかの間、ウクライナ戦争によりタダ同然だったロシアからの石油はもう入ってこない。◯れドイツ。
3.
インフラも家族も性別も捨てた国。
4.
原発やめた国の末路。
5.
緑の党とかいうゴミが躍進した主因の一つが日本の原発事故という悲しみ。ドイツごめん!メルケルCDUの方が現政権より百倍マシだったね!
6.
原発:廃止しました 資源:ロシアからの安値供給が無くなりました クルマ:EV戦略が裏目に出て中国の攻勢を許しています。安く作れねえ、安く入ってくる。これでどうしろと。
7.
トランプのウクライナ防衛策を蹴り、ロシアの侵攻なんて無い無いと高を括っていたのがメルケルドイツとマクロンフランス (マクロンは就任して間もない頃だったので情状の余地がある)。 その5年後にバイデンが「ウクライナは守らない」とか言っちゃうからプーチンを呼び込んでしまった。自分たちがウクライナで戦争始めたくせに「トランプはウクライナ支援をやめる気だ」と批難してるの厚顔無恥にも程がある。人災は起こる前に予防した方が遥かに安上がりなんだ。
※海外「やはり日本が正しかった」
遂に独伊がEUのガソリン車規制に反対を示す事態に ドイツとイタリア両政府は先月28日、2035年までにガソリン車など内燃機関車を事実上禁じ、EU内で販売される乗用車や小型商用車の新車を、全てゼロエミッション車(ZEV)とする法案を巡り、計画の承認を阻止する可能性があると言及しました。この法案は今月7日に採択される予定なのですが、ドイツ政府は今回、EV(電気自動車)に加えて、ガソリン車のように燃焼を必要としながらも、環境への影響が相対的に少ない合成燃料も認めなければ、今回の計画に反対すると表明。イタリア政府もまた、EVだけをゼロ排出達成に向けた、唯一の手段とすべきでないと難色を示しています。すでにポーランドも反対姿勢を示していましたが、EU内の2つの自動車大国が反対姿勢をとった事で、今回の法案が紆余曲折を経て可決されたとしても、今後大きな方向転換に迫られる可能性が指摘されています。この件に対し、外国人から多くの意見が寄せられていました。その一部をご紹介。
翻訳元 <海外の反応>■■
■ ようやくEU圏内にも賢明な国が現れてくれて良かった。 +5
■ よく決断してくれた!さすがに理性が上回ったようだね。現在の技術段階で脱ガソリン車は実現不可能だ。 +31
■ まさにその通りではあるけど、ベルリンには理性は存在しないんだ。 +2
■ 日本のように我々も水素にも力を入れるべきだと思う。 +23
■ 動き出した国々に感謝したい。首相が交代した後に、カナダも続いて欲しい。 +3
■ どんな自動車を造るかはオープンでいいと思う。あとは消費者が決めればいいんだから。そして多くの自動車を電気で走らせるとなると、原子力発電所や石炭火力発電が必要になるよ。 +9
■ 2035年の規制は確実に先送りにされると思うわ。 +6
■ だけどガソリン車はあと20年以上道路を走る猶予がある。どうして早々にEVを否定する必要があるの? +2
■ この柔軟さこそEUの強みだと思うけどね。もし2035年という目標に到達出来ないのであれば、少しゴールポストをずらして対応するんだろう。 +3
■ 非常識な世界に対抗する、自然でまともな動きがようやく見られたね。 +2
■ 強制的なEV化は無意味であるだけじゃなく、産業界にダメージを与え、EU市場を他国へ渡す危険性もある。いくつかの国が考え直してくれてる事はありがたい。 +5
■ 率直に、現状を考えればこれは賢明な動きだよ。 +7
■ EUのルールに従えないのであれば、EUを離脱するのはそれぞれの自由だ。 −4
■ 主要国が去ってしまったら、誰が他国の為にお金を出してくれるの? +5
■ EUって言うのはイコールドイツなんだよ。そこにイタリアまで出て行ったら何も残らん。 +1
■ つまり、ドイツとイタリアの政府は、「そんな事は無理だ」って、大手自動車メーカーから圧力を受けたって事でしょ。 +9
■ 日本は最初から無理だって分かってたんだな。 +1
■ とは言え日本のメーカーもEVシフトを始めてるよ。
■ EV車が欲しいかどうかは消費者に委ねれば良いんだよ。ハイブリッド車とかも同時に造っていけば良いんだ。 +17
■ 個人的にはオールEV化で気候を変えられるとは思えない。 +21
■ 驚くような事ではないな。結局ヨーロッパがEVに注力しても、日本とかのメーカーには勝てないと悟ったんだよ。 +9
■ 高額なEV車しか買えない世の中って、中間層を排除しようとしてるとしか思えない。 +12
■ よくぞ言ってくれた。私たち(イギリス)の政府は情けない。 +10
■ EV限定だと、中産階級以下に限界まで負担がかかって、最終的には個人的な移動手段を楽しめなくなるはず。ローンを完済する前にバッテリーが故障・劣化して、交換費用は車の価値よりもはるかに高くなる。もはや支払いが終わりのないサイクルになるんだ。 +11
■ ドイツの政治家がいつも通り古い技術に固執してるうちに、EVに力を入れてるアジアの国に抜かれる事になるんだろ? +3
■ やはり前から俺が言ってた通り、日本の方針が正しかったようだ。少なくとも他の可能性も残しておくべきなんだって。 +3
■ ガソリン車の禁止というアプローチ自体は間違ってない。問題は「2035年」が現実的なのかって話で。
■ 個人的には、新車は小さくて経済的で、静かで安くて、そして実用的であって欲しいと思ってる。そうすれば動力源が何であろうと問題はないのでは?車は本来ステータスシンボルではなく、あくまでも手段であるべきなんだよ。 +14
■ 政府の助成金でかなり売れてる大型の電気自動車の方が、小型のガソリン車よりはるかに環境には悪いけどね。 +71
■ 反対を表明するまでにこれほど時間がかかるとは…。2035年までのガソリン車の排除なんて最初から無謀だったのに、日本のメーカーを除く全ての自動車会社が、そんな無謀な話に引っかかってしまった。
■ それで良いんだと思う。イデオロギー的に禁止するのではなく、気候や環境保護に主眼を置いた、中立的なアプローチが必要なんだ。そして経済的、技術的な現実だってある。全ての人にEV車を提供する事は、現時点ではやはり不可能だと思うんだ。 +61
■ やれやれ、この件に関する混乱は目に余るものがあるな。その日が近づくにつれ、面倒な事になるのは目に見えてるよ。 +6
※海外「このままでは日本に追いつけない」
ドイツの司会者が嘆く日本との大きな差が話題に 今回は、ドイツの司会者で、非営利団体の理事を務める、ミュラー・クラエナー氏による投稿からで、日本を「模範の国」とした上で、優れた公共交通機関、路上駐車のない市街地、競争力のある自動車産業を日本の素晴らしい面として列挙。その上で「なぜドイツでは全て不可能なのか」と嘆いておられます。 世界的に見ればドイツの公共交通機関は充実していますが、日本の鉄道と比べると、時間の正確性などに難があります。また、市街地(住宅街も)には路上駐車が多いという問題も。そして自動車産業も、ドイツ自動車工業会が今月11日、「もし野心溢れる計画で競争力や強みを守らなければ、 ドイツの自動車産業は永遠に国際市場から淘汰される」と相当な危機感を表明するなど、厳しい状況にあります(独VWの販売台数は2019年に1100万台で世界一だったが、 2022年には826万台と大きく数字を落とし続けており、現世界一のトヨタ(1048万台)との差は拡大している)。当然それぞれの国には一長一短があるはずですが、多くのドイツ人が、現状には大きな不満があるようでした。
翻訳元■■
■ 地域社会に配慮した行動は、日本では基本原則に過ぎない。しかしドイツでは全く逆だ。 +34
■ クリーンで安全で信頼出来る公共交通機関の提供なんて、ドイツはもうとっくに諦めちゃってるからな。 +11
■ 日本ではコミュニティの文化が根強い。ドイツはまず自分、自分、自分で、そろそろ他人。そういう精神性の代表者が政策を決定する。 +5
■ そして日本は攻撃的に相手を非難するのではなく、さりげなくほのめかして相手に伝える。
■ 路駐に関する日本の模範例の美点は、単に「やってはいけない」と警告するのではなく、ちゃんと解決策を示した事だと思う。お手本にすればドイツでもいいきっかけになるかも。 +21
■ ドイツは海外の文化が流入しちゃったからなぁ。 +1
■ この国は互いに絶対的な主張の中で政治を行い、合理的な「中間」が欠落してしまっている。原子力発電と再生可能エネルギーをどちらも使って、CO2を削減していくとかそういう発想が出来ないんだ。
■ ドイツの政治家は問題を解決しなくても非難されない。ロビイストに利益供与をして、失敗の責任を負わないようにするから。 +2
■ 日本は島国で、ドイツは内陸国。道路は東西南北に作っていくものであって、日本は地理的条件で道路を作るのに適してる。加えて、日本ではドライバーは日本人だが、ドイツは欧州全土から集まってくるという現実もある。
■ 日本の公共交通機関が優れてるって言うけど、すでに電車の車内は満員なのに、それでも駅員に押し込まれるような環境でしょ? +5
■ それは東京の限られた路線だけだよ。その他の地域では快適に乗車出来る。6
■ 日本の首都圏には4000万人近い人が住んでるんだ。そのうちの約1000万もの人々が、ベルリンよりも25%小さい面積に暮らしてる。 +8
■ しかし駅員は白い手袋を装着している……。
■ それはラッシュ時&ごく一部の区間だけ。そして日本は次から次へと列車がやってくる。+3
■ 日本の自動車業界は国外にも市場があって、そして現地で生産までしてるのが強みなんだよ。 +5
■ 日本の自動車業界に競争力がある?日本はEV車への移行が遅れてる中で、世の中はますます変化していってるのに?
■ 依然としてトヨタの販売台数は世界一だ。現状として「模範」なのは正しい。 +4
■ 全ての自動車をEVに替えていくには、リチウムやコバルトなどの原材料が足りない。どこから調達するつもり?EVはせいぜい水素自動車への過渡期の技術。自動車産業は水素に集中すべきなんだ。 +1
■ 日本みたいに非常に優れたシステムがあって、さらに都市が連なってるような国でも、自動車は1番の交通手段なんだけどね。独日の一人当たりの自動車保有台数はほぼ同じだし。
■ なぜなら日本はエネルギー転換などにおいて偽善者ではなく、謙虚な実用主義者だから。 +4
■ 自動車産業の競争力で日本に水をあけられてるのは、左派が自動車産業を妨害してきたからでしょ! +7
■ これは国民性の違いが大きいんじゃないか? +2
■ 「模範の国日本」というフレーズで思い出したけど、日本は原発を順次再開するらしい。主な理由は電力の安定的な供給と気候保全との事。 +250
■ 今回みたいな模範の国を示した投稿では、自分に都合の悪い部分には目を逸らす人が出てくるよね。人はその時に求めてる物だけを選ぶんだろう。 +2
■ 原子力発電のLCA*を正しく考慮すると、日本の選択は正しいと言わざるを得ない。ドイツのエネルギー転換は、風力と太陽光だけでは実現不可能だ。 +3
(*ライフサイクルアセスメント。製品の資源採取、原材料の調達、製造、流通などから、
廃棄にいたるまでの全過程における環境負荷を総合し、
科学的、客観的に評価する手法)
■ 正直なところ、ドイツも都市部の公共交通機関は機能してるよ。機能してないのは都市部以外の地域。
■ 日本には全自動の立体駐車場なるものがあるんだ。車を箱の中に入れると、自動で積み上げてくれる。あの国にはそんなシステムが各地にある。 +12
■ ドイツの高速鉄道でケルンからベルリンまで、定刻通り25分おきに行けるなら、車の渋滞も少なくて済むんだけどね。 +3
■ なぜならこの国の人たちは変化を嫌うから。 +2
■ 日本では治安の面で、安心して公共交通機関に乗れるしね。そして向こうは都市部に人口が集中してるのも大きい。 +12
■ 私は日本に行く事が多いので断言出来るが、ドイツは必要なインフラの9割は不足している。このまま今のペースで歩を進めていたら、何年も日本には追いつけないだろうと伝えておくよ。 +6 独博士
--ここまで--