▲産経の記事をみながら、習近平さんのあげている悲鳴だという思いを強くした。
習さんが考えていることは、たった一つ。
国家主席となったばかりの「俺のメンツを潰すな」ということだけだ。
だから。
棚上げ論にこだわるのだ。
日本に・安部さんに少しでも「譲歩」してくれと言っているのだ。
でなければ、オレのメンツが丸つぶれだ—と悲鳴を上げているのだ。
このままだと。
来年くらいには、李克強さんに実権を握られてしまう—と。
以下、産経新聞から抜粋。
尖閣諸島への領土的野心をあらわに日本を挑発し、非難し続ける中国の論理展開が腑に落ちなかった。
最近、これは国内外の問題をうまく処理できずにいる中国の「悲鳴」のようなものなのだろうと、得心した。
中国政府高官らは「日本が盗み取った」(李克強首相)、
「日本の行動(尖閣国有化)は戦後の国際秩序と原則への重大な挑戦だ」(楊潔●国務委員)などと、
国際社会に訴えている。
だが、日本は日清戦争以前から尖閣諸島をどの国も支配していないことを10年間も確認した後、
国際法の要件を満たして1895年に領土に編入した。
中国が領有権を言い出したのは、
それから70年以上もたった1970年代以降、東シナ海に石油埋蔵の可能性が指摘された後のことだ。
尖閣諸島のうち昨年9月に国有化したのは魚釣島など3島だが、大正島などはもともと一貫して国が保有してきた。
なぜ今回の国有化に限って反発するのか。
また、大戦後の日本の領土を法的に確認したサンフランシスコ平和条約で、
尖閣諸島は南西諸島の一部と認められている。
戦後の国際秩序に挑戦しているのは、むしろ中国の方ではないか。
外務省国際法局関係者は、中国の矛盾と一貫性のなさをこう指摘する。
「中国は最近、尖閣諸島のことを『神聖な領土』と言い出した。
だが大東亜戦争後、
尖閣諸島を在日米軍が訓練用の射爆撃場として使用してきたことに対しても、中国はほとんど抗議すらしてこなかった」
かように中国の論理は粗雑にすぎる。
果たして俗に言う「嘘も100回言えば真実になる」効果を狙っているのか。
それとも言い募っているうちに、自分でも本当にそうだと信じ込んでしまったのか-。
「中国要人の言葉は、世論を意識した国内向けだ。
ただ、彼らは日本の主張や日本側の資料をよく知らないので、本当にそう思い込んでいる部分もある」
外務省幹部はこう分析した上で
「いずれにしろ、彼らが強い言葉を使うのは、国内統治と国際関係への自信のなさの表れだ」と強調する。
実際、中国のプロパガンダは功を奏していない。
米国のオバマ大統領は今月5日の安倍晋三首相との会談で尖閣諸島に関し、
「力による現状変更」に反対する考えを伝え、中国を牽制した。
それに先立ち共和党の重鎮マケイン上院議員も「尖閣は日本の領土」と明言した。
とはいえ、日本側の足元も実は危うい。
内閣府が先月発表した尖閣諸島に関する世論調査によると、
「戦前、日本人が居住していた」ことや「日本が有効に支配しており、解決すべき領有権問題は存在しない」ことを知る人は
5割前後にとどまり、国民の問題意識は必ずしも高くない。
政府は尖閣諸島をはじめわが国の領土について、国際広報の強化だけでなく
国内での教育、周知活動をてこ入れしなければ、いつか中国に足をすくわれかねない。
▲補足、感想など
自信がない。
まぁ、そうかもしれない。
でもなぁ。
これは。
1980年代後半、天安門事件を引き起こした後に似ている。
中国人の不平不満を、反日政策というもので「ガス抜き」しているのだ。
自分達が攻撃目標とならないように、日本憎し—と標的を外に向けているのだ。
それしかないのだろうなぁ。
自分の身を守るためには。
天安門事件の後始末で、江沢民主席が選択した方法と、昨年の反日騒動後のとった習近平さんのとった方法の如何ににていることか。
江沢民さんより、この習近平さんの方がもっと「頭の切れ」が悪いのだろうなぁ。
だから。
日本との「距離のとり方」が分からないのだ。
多分、昨年夏、反日騒動を引き起こす時は、「一発なぐれば、日本がすぐに中国のいうことをきくだろう」と思っていたし、そういう報告書が一杯上がってきていたのだろう。
ところが、案に相違して、日本人がつっぱってくるし、文字通り坂道を転がるように悪くなる一方。
そこで慌てて、トウ小平氏の「棚上げ論」を持ち出して、ここまで譲歩してくれ—と安部さんに懇願しているのだ。
でなければ、オレのメンツが丸つぶれだ—と。
でも。
日本人は習近平さんの「メンツ」のことなど知ったことではない。
中国国内の、ましてや、首脳部内の勝手な揉め事。
日本は、中国が出してくる軍隊以上のものを揃えて、尖閣諸島を守るよ。
最後に決め台詞を。
尖閣諸島は日本の領土だ。日本と中国との間に、領土問題は存在しない。
※追記。
確かかどうか分からないけれど。
前首相だったか、温家宝さんの家族がオーストラリアに亡命したとか。掲示板から。
ここから--
温家宝一家も、26日午後9時ころ、北京空港から豪州に“亡命”したらしい。
温家宝夫人は宝石学の学位を持つ宝石狂で、資産は莫大だから余生を環境がいい豪州で過ごすのだろう。
ここまで--
この前、首相をしていた人の家族がオーストラリアへ--か。
砂漠化が進む中国本土より、そっちがいいか。
もしかしたら、もうすぐ、習近平さんのところの家族も---。