※星野リゾート、米国で28年に温泉旅館 おもてなし世界へビジネスTODAY 2024年10月17日 ロッシェル・カップ 星野リゾート(長野県軽井沢町)は17日、米ニューヨーク州で2028年に温泉旅館を開業すると発表した。四季の移ろいを楽しめる露天風呂を設けるほか、日本文化に親しめるよう趣向をこらす。インバウンド(訪日外国人)需要が活況とはいえ、国内だけでの成長には限りがある。日本の8倍という世界最大の旅行・観光市場である米国に日本のおもてなしで挑む。ビジネスTODAY 米ニューヨーク州中心部のマンハッタンから北に車で3時間半程度の観光地「シャロンスプリングス」に温泉旅館を開業する。自然の豊かな観光地で気候も日本に似ているという。星野リゾートはハワイとグアムでホテルを展開するが、米国本土進出の第1弾となる。同社によると、日本のホテル会社による米国での温泉旅館開業も初めてという。雪見温泉や正月のもち、季節感楽しむ温泉旅館の建設には30億〜40億円を投資する。和風の建築やデザインに加えて、温泉や日本食でもてなす。露天風呂では雪見や紅葉を楽しめるようにする予定だ。夏にはかき氷、正月にはもちを用意するなど暦に合わせた趣向も検討する。具体的なブランドや客室単価は今後、詰める。星野リゾートが国内で手掛ける温泉旅館ブランド「界」が一つのモデルとなる。界は平均30〜40室で、1人の従業員がフロントやレストランサービス、客室清掃など様々な業務を担う「マルチタスク」が基本で、1施設に必要な最大の人員数が減り、効率的に運営できるという。✦シャロンスプリングスは気候が日本に似ているという 米国は2000カ所以上で温泉が出るといい、星野リゾートはカナダも含めて数カ所の温泉旅館開業を検討している。訪日客の温泉への関心は高い。日本政府観光局(JNTO)の訪日旅行に関する調査によると、「地方への訪問意向を高めるもの」として米国は18.1%が「温泉」を挙げ、「ラグジュアリーな宿泊施設」や「スキー」などを上回った。カナダも23.1%が「温泉」を選んだ。ただ、海外では大浴場に入る習慣にはなじみがない。星野佳路代表も米国での温泉旅館について「現在の市場はゼロ」と認める。日本らしさで外資と戦うにもかかわらず、米国本土への進出に温泉旅館を選んだのはなぜか。話は1980年代に遡る。星野氏は米国の大学を卒業後、現地の日系ホテルで働いていた際、「日本のホテル会社がなぜ米国に来て西洋ホテルをやるのか」と何度も問われたという。実際に海外の日系ホテルは日本人客の利用を見込むものも多く、地元住民や世界からのブランド認知度は十分とは言えないのが実情だ。星野氏は「マーケティングの観点から日本のホテルチェーンが世界に進出するには日本らしい温泉旅館しかない」と話す。インバウンドが増加し、外資系の高級ホテルの日本進出も増えている。星野氏は「外資系ホテルと対等な戦いをするためには相手の国に出向く必要がある」と指摘する。そこで狙いを定めたのが、世界最大市場の米国だ。世界旅行ツーリズム協議会(WTTC)によると、米国の旅行・観光市場は2023年に2兆3600億ドル(約352兆4500億円)と、2位の中国(1兆3000億ドル)、4位の日本(2970億ドル)を大きく上回る。日本に比べ客室単価も高い。不動産データ分析大手、米コスター・グループ傘下のSTRによると、23年9月〜24年8月の平均客室単価(ADR)は米国が157.7ドルに対し、日本は131.0ドル、英国は153.2ドルだ。星野リゾート・リート投資法人が所有する国内の界8施設の23年5月〜24年4月のADRは4万8146円、最高級ブランド「星のや」は9万3378円だった。米ニューヨーク州の施設のブランドは未定だが、国内以上の高単価も期待できる。✦ONSENを世界共通言語へ 19年に台湾で開業した「星のやグーグァン」では、全室で源泉かけ流しの露天風呂が楽しめる。7割は現地客という。外資系ホテルも温泉旅館に注目し、米ハイアット・ホテルズ・コーポレーションは同社初の温泉旅館を大分県由布市、鹿児島県屋久島町、神奈川県箱根町で26年以降に開業する。帝京大学の吉村久夫教授(観光経営学)は「訪日客は日本に対する知見や期待感をもって来日し、温泉だけでなく食事や寺社仏閣巡りなどの文化体験を全体で楽しむ。日本をよく知らない現地の米国人のニーズを1施設でどこまで獲得できるかは未知数だ」と指摘する。温泉は日本独自の文化から「ONSEN」という英語でも通じる世界共通言語へとなりつつある。星野リゾートは温泉を武器に世界的なホテルチェーンを目指せるか、試金石となる施設となる。
※【加国ブログ】訪日を控えたカナダ人女性が語る「日本で経験したいことトップ7」 2010/10/18(月) 海外旅行や外国での滞在が決定すると、その国で体験してみたいことや、訪れてみたい場所について期待が膨らむ。日本に興味を持ち、日本で働く機会を得たカナダ人女性のブログ「Whoa...I’m in Japan?」では、訪日を控えた筆者が、日本で経験したいことのトップ7を写真を掲載しながら、紹介している。✦まず挙げているのがお花見。お花見については予備知識があるものの、筆者は「桜色の花の下で、満開の桜を見上げながら飲むとは、とても平和的で穏やかなこと」と通常の飲み会とは異なる、日本的な情緒のある宴会を想像しているようだ。✦次に興味があるのが温泉で、リラックスができ若返り効果もあるといわれる温泉に行きたいという。ただ人前で裸となるのは学生時代以来であり、少々抵抗を感じるという。しかし日本の代表文化の一つである温泉は、何としても体験してみたいと語っている。✦次に挙げているのが、回転寿司(ずし)。次々に流れてくる寿司のうち、自分が好きなものだけ選択できるという合理性、その上値段も安いということに魅力を感じているようだ。✦ほかに、筆者はスタジオジブリの見学や、日曜日の原宿エリアで「ストリートファッション」や「コスプレ」を見ることも楽しみにしている。また京都に行ってみて、芸妓の写真を撮影したいと語る。洗練され、優雅で美しく、目を見張るような着物をまとった芸妓は筆者にとって、おとぎ話の世界の人物のようだとつづっている。海外では芸妓の職種について誤解が生じている場合もあるが、彼女たちが客をもてなすために三味線や舞踊などの「芸」に打ち込む姿勢には心が躍るようだ。そして✦最後に、日本語の習得と日本語のパートナーを見つけることを挙げている。筆者は、日本語のカ行の硬い発音や「つ」の発音など、英語とは異なる響きに好感を持っているという。自国に戻った際、筆者の口から日本語が飛び出たら驚く人が多いだろうとユーモアを交えてつづっており、日本文化や語学の吸収に意欲的な様子を伝えている。
※【仏国ブログ】フランス人から見た日本の温泉、「一度利用してみたい」2010/03/14(日)フランスにも温泉はあるが、日本ほど多くの温泉はなく、また医療の一部や高級ホテルなどの一部となっていることが多い。そのため、温泉を利用したことがあるというフランス人は、それほど多くはない。日本の文化や情報を紹介するブログ「Amis du Japon」では、日本の温泉とその利用方法を紹介している。まず日本の温泉について「日本では温泉法による温泉の定義に準拠しているものが温泉と呼ばれるが、火山国であるため条件を満たす『温泉』の数がとても多い。屋外の露天風呂ももある」とし、またフランスではほとんど見られない「銭湯(せんとう)と呼ばれる公衆浴場もあるが、これらは水道水を使用した浴場」と紹介している。衣類を着用せずに入浴する日本の温泉は、公衆浴場になじみが薄いフランス人にとって、独特に思えるようだ。ブログでも「入浴時は、タオル一枚だけで利用する。入浴時にはそのタオルをかたわらに置いておいたり、頭に乗せるなどして、タオルはお湯にはつけないようにする」と説明している。記事に寄せられたコメントには、公衆浴場に裸で入ることに、多少の抵抗を感じつつも、日本の温泉を一度利用してみたいといった意見が多い。「フランスでも、ピレネー山脈のあたりに露天風呂があったが、寒かったことと、おそらく気恥ずかしさから利用客がいなかった。しかし、日本の温泉は雰囲気がよさそうだ」「欧州でも、裸で入浴することにこだわらないという人は、意外と多いはず」といった意見が寄せられている。
【観光】台北発東京行き、340万円の豪華温泉ツアー!--台湾で富裕層の海外旅行が流行中:2010/08/28(土) 現在台湾では、富裕層を対象にした海外旅行が流行中。日刊紙「台灣新生報 (tssdnews)」が、募集中のツアーや旅行会社のコメントを掲載した。報道によると、「大手旅行会社・易遊網(ezTravel)は、20名限定で “参加費125万台湾ドル(約340万円)”の豪華日本ツアーの参加者を募集予定。 10月31日発のこのツアーは、台北・松山空港から羽田空港に飛び、日本に33日間滞在。飛行機はビジネスクラス、新幹線はグリーン車、宿泊は加賀屋や銀水莊など 100選旅館の高級宿を利用。宿泊代だけで80万台湾ドル(約220万円)以上の価値があり、神戸牛や会席料理など食事面も最高級、日本で極上のサービスを味わえる」とのこと。「易遊網は今年4月に60日間の豪華世界ツアーを開催したが、募集開始から わずか9分間で売り切れ。参加費は225万台湾ドル(約610万円)で、売り切れに気づいた客が“どうしても参加したい!”と現金持参で窓口に駆け込んだことも あった」という。易遊網は「豪華ツアーは当初一回限りの開催予定だったが、お金持ちのお客様が大変多い。旅費に見合った旅行内容なら、みなさま満足してくれる。香港や中国向けのツアーも実施済で、これからもどんどん設定していく予定。 10月の日本ツアーは、日本人もうらやましいと思えるような最上級の旅行にしたい。我々は旅行の限界に挑戦する!」とコメントしている。 また雄獅旅行(Lion Travel)は「参加費100万台湾ドル(約270万円)を超えるツアーは高額すぎるので、30万台湾ドル(約81万円)前後で10日以内の日本ツアーを積極的に企画していきたい」とコメント。東南旅行社は「日本に行く 台湾人は年平均40万人程度で、個人旅行とツアーは6対4という割合。今年は日本 行きの飛行機が減便になり、その影響で旅客も少なくなったが、10月から台北 ・松山空港~東京・羽田空港線が開通し、旅行客もビジネス客の伸びに期待」としており、“ゴージャスな日本の旅”に人気が集まりそうだ。
※【中国】なぜ日本人は裸で温泉に入るの? 「恥ずかしくはないの?」2016/11/27(日) 体と心の疲れを癒やしてくれる日本の温泉は中国でも非常に有名で、露天風呂など伝統的な温泉を楽しみに訪日する中国人も少なくない。 中国にも温泉施設はあるものの、水着を着て入る温泉プールという位置づけがほとんどで、風情ある宿泊施設で食事を楽しみながら温泉を満喫できる施設は多くはない。 中国メディアの今日頭条はこのほど、日本人は「本当に温泉を愛しているようだ」と伝えつつ、日本の温泉事情を紹介する記事を掲載した。記事はまず、日本は3000以上もの温泉地がある「温泉王国」だと紹介。温泉にはリラックス効果もあるが、日本では湯治としても利用され、古くから日本人の生活に深く関わってきた存在であることを紹介した。多くの中国人が興味を持つのは、日本では「温泉に全裸で入るのか?」という疑問だ。日本人がドアのない中国のトイレについて「あり得ない」と感じるように、中国人も裸で温泉に入ることを「恥ずかしい」、「信じられない」と感じるようだ。 これに対して記事は、日本では本当に何も身に着けずに入浴するが、多くの中国人が心配する「男女混浴」はごく一部に限られる、と女性の読者を安心させた。ではなぜ日本人は裸で温泉に入るのだろうか。その理由について記事は、裸のほうが温泉の成分をより吸収できるためではないかと主張。また、何より重要なこととして、人は裸の状態だと率直に向き合うことができ、自然環境にも溶け込めるためではないかと考察した。 日本人にとって温泉が、心身ともに解放される場所であるのは間違いない。だが、日本人が裸で温泉に入るのは温泉が風呂の延長線上の存在だからではないだろうか。自宅の風呂でも銭湯でも、水着を着用して入浴する人はまずいない。中国には「温泉に全裸で入ること」に抵抗を感じる人もいるようだが、同じ温泉でも日本と中国では入浴の仕方や楽しみ方が異なっているのは興味深い。
※【温泉】城崎の老舗旅館「古まん」 創業1200年を超える長寿企業2014/11/04(火)日本には創業1000年を超える「超老舗企業」がある。 その中のひとつが、創業1297年、城崎温泉の老舗旅館「古まん」(兵庫県豊岡市)だ。 日本の長寿企業第4位で717年に創業。 高僧・道智上人が難病に苦しむ城崎の民を救うため1000日間八曼陀羅経を唱えて祈願した時に湧泉。この地に建てられた温泉宿は「曼陀羅屋」と名付けられた。その後、「古曼陀羅屋」「古まん」と名を改め現在に至る。 「山間で川にも挟まれる狭い土地柄なので、大きなホテルには建て替えられません。 しかし、だからこそ昔ながらの温泉旅館として長く続けることもできたのでしょう」(日生下民夫社長) 全室異なるデザインで造られた数寄屋造りの客室が30室あり、そのうち3室には露天風呂が付く。 松や槇、檜の古木を使った大浴場は2つ。食事はこれから旬を迎える松葉ガニを堪能できる。写真は唯一専用の庭がある客室「麗雅の間」の檜の露天風呂。池では40センチ級の錦鯉が優雅に泳ぐ。
※【中国ブログ】日本の温泉で心からの「ため息」が出る理由 2009/12/19(土) 日本人は古来より温泉を愛してきた。各地に多くの温泉場が存在し、それによって独特の温泉文化が発達した日本では、温泉は湯に浸(つか)って体の疲れをとるだけでなく、風情を感じて心もリフレッシュできる場所であろう。中国のブログ「広航旅」に「日本の温泉は、はだかの体と心を温めてくれる」と題した記事が掲載されている。記事では、日本に行くならば日本の風情を体験できる温泉をはずすことはできないとし、露天風呂は最高だと紹介した。続けて記事では、露天風呂に入る際の暗黙の了解を紹介。湯に浸かる前に体を洗うこと、手ぬぐいを湯につけてはいけないこと、潜らないことなどを紹介し、日本人は世界でも有数の風呂好きな民族だと述べている。続けて、日本には多くの温泉があるものの、各地の温泉設備やその管理は素晴らしいと評価。現在では露天風呂の「混浴」はあまり見られなくなっているものの、ひとつの伝統文化として依然として保存されている場所もあると紹介した。さらに、日本の温泉旅館から受ける「自分の家にいるかのような感覚」が人を引きつけてやまないと指摘、日本の温泉地では自然環境が良い状態で保存されているほか、プライベートも確保されており、だからこそ日本の温泉では心の底からため息が出るのであると述べている。
※2013/08/22(木) この前台湾からの帰りの便で、日本行き団体旅行者と一緒になった。 神社仏閣めぐりと桃狩りと温泉ツアーだそうだ。結構なハードスケジュールだった。
※2009/10/13(火) 北欧かどっかの国に日本風温泉施設作ったところあったよね。日本の旅館をリサーチしてから作ったとかで ちゃんと仲居さんがいた。んで、企業が会議&慰安旅行で予約するところが多くて、 外人さんが浴衣着てミーティングしてて和んだ。
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