▲花王本社へのデモが本日行われるようだ。
まぁ、テレビ・新聞では報道もすまい。
しかし、このデモは、日本のマスコミを含めて、大きな転換点になるだろうなぁと思う。
花王から殆ど内部情報がもれないが、どうも10パーセント以上の売上減のようだ。
これをどう隠蔽できるのかな。
さて10月頃からお歳暮の売り出しが始まる。
花王製品の不買運動が高まり(表面にはでてこないが…)、店舗によっては花王製品をお歳暮のリストから完全に外したようだ。
花王も7月--9月までの売上はどうにかできるとしても、10—12月期の売上は誤魔化せまい。
3qの決算の発表は、いつだっけ。
2月くらいかな。その時、減額の修正をせざるをえまい。
さてさて、尾崎さんはどう言い訳をするのか。
以下、書き込みから抜粋。
デモ=精神的なプレッシャー
不買=現実的なプレッシャー
株主=株主総会や、株主代表訴訟もあるでよwプレッシャー
小売=花王が売れなくなれば他社製品に切り替えプレッシャー
同業他社=花王に苛められてきた恨みはラサで置くものかプレッシャー
これらを踏まえ、尾崎以下役員全員更迭、カネボウ化粧品売却へ
カネボウは、フジフィルムとか旭化成とか、総合商社の何処かとか買い取れば良い。
勿論、花王が買った4,000奥ではなく、足元見て2,000億程度でねw
▲補足、感想など
書き込みの内容は、鋭いなぁ、と筆者は感心した。
特に、フジフイルムがカネボウを買うという話は、いかにも現実味がある。
今、花王ではカネボウはお荷物扱いのようだ。
花王の経営陣には、カネボウという異分子をうまく取り込んで、稼がせるということができないようだ。(このあたり、企業文化の違いということが大きいのだろう)
書き込みにあるように、この一年以内に尾崎さん以下役員全員が辞任せざるを得まい。
その混乱期には、カネボウを花王は手放さざるを得なくなるだろう。
そこで、フジフイルムが買い叩いて買収する…う—ん、なんて、美味しい話か。(フジフイルムにとって)
フジフイルムという会社は、いわば後がない。文字通り、いま背水の陣で日々戦っているのだ。
従前の主力であった銀塩カメラのフイルム事業自体が、デジカメの普及で雲散霧消してしまった。
そこで、カメラだとか代替する事業に進出しようとしている。化粧品もその試みの一つだ。
そのタイミングに、花王製品への不買運動が発生し、花王という会社がよろけはじめた。
これを千歳一隅のチャンスといわずしてなんであろうか。
フジフイルムは、なんとかして、カネボウを買収しようとするだろう。(フジフイルムの株価は上がるなぁ。)
こういう一連の流れ・出来事をみていると実に面白い(不謹慎かなぁ)と感じる。
これらのなにもかもが、一主婦への花王の苦情処理係の一言から始まったのだ。
まさしく、経営学の教科書に記載されて長く歴史に残っていく顛末であろう。
少し、話がそれたようだ。
この花王へのデモによる影響は、今後、過剰に反日的な行動をとる企業(朝日新聞とか、フジテレビとか)に対して「不買運動を起こすぞ」という一言でその企業は震えあがろう。
それだけの実績というか、主婦層の実力を白日のもとに顕在化したことになろう。