▲なんのことやら—という表題ではある。
韓国人の書いた記事なのだが、扱っているキーワードが面白いので取り上げてみた。
畳って、日本を代表する素材だ。
平安時代の頃からあったから、もう千年以上も日本人は使っているのだなぁ。
千年以上も使っていて、なおかつ、廃れていない—というのはスゴイと思わないか。
千年以上前なら、韓国人はエベンキ族としてシベリアあたりに居た頃か。
エスキモーに近い狩猟民族だから、動物の皮で作ったテントのようなものに住んでいたのかな。
畳などとは縁にない暮らしぶりではあろう。
以下、韓国の新聞から抜粋。
日本の家屋には畳の部屋がある。
畳は、高温多湿な夏の湿気除去と通風に効果的だ。
畳は何かを隠す時も役立つ。
日本では「過ちを打ち明けて認めるのが難しければ、畳の下に素早く入れ込む方がましだ」
という言葉がある。
畳の下にこれ以上隠せないと判断されれば果敢になる。
退く所がない時、大衆の前に立って頭を90度以上、下げる。
涙まで流せば、
はるかに感動的だ。
1997年、山一証券が破産した。
最高経営者は記者会見場で、話した。
「すべては私の責任です。社員が再就職できるよう助けてください」。
劇的な公開謝罪は、日本人たちの心を揺さぶった。社員はほとんどが
新しい職を得た。
誤ちも一定部分は覆い隠された。
最近、東京電力が福島原発事故後に自殺した主婦の遺族に謝罪。
「心より深くおわび申し上げます。本当に申し訳ありませんでした」。声は震え、
目元は揺れた。
翌日、東京電力本社を訪れた。
広報部の職員は「公開謝罪記事をよく書いてほしい」と頼んだ。
wさんは2011年7月に自殺した。原発事故から4カ月間の避難生活をしてうつ病になった。
自殺の責任をめぐって訴訟が続いた。
東京電力は「自殺の理由が明からでない」として自殺と原発事故の因果関係を否定した。
福島地方裁判所は先月、遺族の手を上げた。
控訴すると予想された東京電力は立場を変えた。
「早期に訴訟を終わらせることにした」として公開謝罪した。
批判と山積した課題、訴訟の出口戦略と分析された。
漁師は原子力発電所の汚染水の海洋排出に反発、原発労働者たちは未払い賃金と危険手当を支給せよとして訴訟を提起した。
日本人たちの公開謝罪は、新鮮だ。
誰一人として責任を負おうとする人がいない韓国の現実と比べると、
うらやましい。
しかし持ちこたえる時まで持ちこたえて、やむを得ずに畳の下から取り出す公開謝罪は不都合で不快だ。
この前、本で「謝罪は自分の罪を認めるのではない。非難する者の口をふさぐ措置に過ぎない」という文を読んだ。
日本政府が、強制動員の事実を再び否定してとんでもないことを
言っているのを見ると、ぴったり合う内容だ。
イ・ジョンホン東京特派員
ソース:中央日報 2014年09月30日
▲補足、感想など
韓国人の文章を読む度に思う。
この人達って、「無駄に賢い」なぁ—と。
なんなんだろう、この感覚って。
記事を書いた人間は、優秀なのだと思う。
でも。
心の底のところで、「日本人を騙してやろう」と具体的には思っていなくても、それに近い感覚があるのではないのかな。
記事に書いてある「畳の下に隠す」てな諺が本当にあるのか?
ネットで検索しても、それらしい言い回しもなかったが---。
この文章も長々と書いてはあるが、結局のところ、「それっ、イアンフ イアンフ」てな呪文をとなえている訳か。
まぁ、お好きにどうぞ。
100万回くらい繰り返せば、案外、日本人もそりゃ本当かもしれないな—とか思ってくれるかもしれないさ。
でも。
何度でも言おう。
慰安婦騒動は、日本人の「尊厳」に関わる問題だ。
日本・日本人は、いわれもない他者からの侮蔑に黙って耐えることは絶対にできない。
日本・日本人は、捏造慰安婦に関して、謝罪も賠償も絶対にしない。