▲このブログで、ふれた。
日本の政治における対立軸が、2014年の日本の戦後レジームの崩壊を受けて変化してきている。
戦後から2000年頃までは、「日本人 対 朝鮮系洗脳工作員」という図式であった。
ところが、戦後レジームが崩壊してみると、日本人が朝鮮系洗脳工作員達をまるっきり信用していないために、これが政治的な対立とはならなくなったのだ。
民主党の岡田さん、社民党の福島さん、共産党の志位さん、公明党の山口さん、いずれがしゃべつても、日本にいる朝鮮系の人間にとって都合のいいことばかりしゃべっているのだろう。この工作員め—としか、日本人は、受け取らなくなったのだ。
これでは政治的な対立にはならない。
ここに、地域間の競合 というテーマで、橋下さんが新しい政治的な対立軸を打ち出してきた。
曰く、 大阪 対 東京 だと。
なるほど、日本人が朝鮮系洗脳工作員達をまるっきり信じなくなる—とはこういうことなのだな、と納得した。
この流れを考えてみた時。
維新の会の松野さんがいっている「民主党となんとか」という言い方の「時代の読めなさ」に驚かされないか。
一体、いつまで、「日本人 対 朝鮮系洗脳工作員」が政治的な対立になると考えているのだ?
時代を読めない、日本の方向性が読めない政治家は、自滅するのみだな。
以下、新聞から抜粋。
維新の党の分裂劇で、松野頼久代表ら、民主党出身者が崖っぷちに立たされている。
維新を離党した橋下市長(大阪維新の会代表)が10月にも発足させる新党が、民主党出身者の参加を原則認めない方針を打ち出した一方、民主党内にも、党を見捨てて出ていった面々が復党することへの抵抗感が根強いからだ。
松野氏の思惑通りに進むかは微妙な情勢だ。
「自民党と対抗する野党勢力を結集するために、今後あらゆる分野で連携を強化していくことを確認した」
松野氏は8月31日午後、民主党の岡田克也代表との会談後、国会内で記者団にこう語った。
民主党との合流を猛烈に渇望している様子が感じられた。無理はない。
維新の民主党出身議員(衆院11人、参院1人)のうち、松野氏ら衆院10人は比例復活当選であり、惜敗率(当選者の得票数に対する落選者の得票数の比率)も総じて低い。
まさに、「橋下・維新人気に救われ、かろうじてバッジをつけている」(橋下氏周辺)状態なのだ。
▲補足、感想など
時代を読めない、日本の進むべき方向性の分からない政治家は、落後していくしかあるまい。