▲いや、失礼な言い方だということは十分分かっている。
でも。
こう言わざるをえない。
普通の人達には、建設業界の下請けも孫請けも分かりはしない。
外から見た時は、三井住友建設という会社が施工しているのだ—としか受け取られない。
下請けがどうたら、孫請けがどうたらなんぞ、「三井住友建設の内部のこと」ではないか。
旭化成建材が契約したなんとかテクノロジーとかいう会社は、どこと契約していたのだ?
施工主が個々の会社とそれぞれ別に契約していたのか?そうではあるまい。
もし、下請け・孫請けの会社がミスをしたのなら、元請けの会社の選定ミスということではないのか。
まぁ、三井住友建設の会社の「会議室」でなら、下請けがどうたら、孫受けがどうたら、罵倒し、喚き散らせばいいさ。
旭化成建材が契約したなんとかテクノロジーとかいう会社は、どこと契約していたのだ?
施工主が個々の会社とそれぞれ別に契約していたのか?そうではあるまい。
もし、下請け・孫請けの会社がミスをしたのなら、元請けの会社の選定ミスということではないのか。
まぁ、三井住友建設の会社の「会議室」でなら、下請けがどうたら、孫受けがどうたら、罵倒し、喚き散らせばいいさ。
他者から見た時、そんなこと知ったことではない。
だから。
この場合、元請けの会社としては、施工管理に不備があり申し訳ありません。今後はこのようなことが起こらないよう、管理をきっちりします—という「言い方」しかないのだ。
また、旭化成も前に出過ぎだ。飽くまで三井住友建設の孫請けではないか。
表にそれだけ出る必要があったのか。
元請けである三井住友建設との間で協議させて頂きます---という表現に終始すべきなのだ。
以下、新聞より抜粋。
横浜市内の傾いているマンションの元請けだった三井住友建設が、初めて記者会見を開き、杭打ち工事のデータ改ざんについて「裏切られた」と孫請けだった旭化成建材の責任を強調。
「杭工事の不具合、データの流用など見抜けなかったのは、元請け会社である当社にとって、
誠にざんきの至り」(三井住友建設 永本芳生副社長)
横浜市内のマンションのデータ改ざんが発覚してからおよそ1か月経って、「三井住友建設」は記者会見を開き、「深くおわび申し上げる」と陳謝。
マンションの建設で元請けの立場だった三井住友建設は、杭の不具合やデータの改ざんを見抜けなかったことについて「管理責任があった」と認めた一方で、「管理を日々行う過程で落ち度は必ずしもあったわけではない」と弁明した。
さらには「裏切られた」、杭打ち工事の段階で固い地盤に届いていないことを「報告してもらわないといけない」と、孫請けだった旭化成建材側の責任を強調。
三井住友建設の管理体制について国土交通省関係者は、「落ち度がなかった、などとなぜ言えるのか。それを今まさに調べている最中だ」と指摘。
▲補足、感想など
冒頭でふれた。
元請けがすべての責任を負う---というのが正しい判断だし、正しい対応だ。
だから。
この三井住友建設の社長、副社長は、いずれ辞任に追い込まれよう。
冒頭でふれた。
「すべての責任は、三井住友建設にある」---という言い方しか三井住友建設の社長・副社長としての言い方の選択肢はなかったはずだ。
実際にどれだけの負担を負うかは、それは三井住友建設と下請け、孫請けの間で、協議して決めればいいこと。
それは、表面に出るような話ではあるまい。
旭化成の社長は、表面に出すぎた---という言い方もできよう。
慣れていない—ということもあろうが、ちょいと焦りすぎ--だと感じる。
社長の回りにたいしたブレインが居なかっただろうな。
でも、少なくとも三井住友建設の社長・副社長より好感がもてる。
逆に、三井住友建設の社長・副社長の「出来の悪さ」が目立つ。
いずれは、辞めざるをえまい。