▲対処法とは、書いた。でも、実際にできることは、葉が食い散らされ裸状態の樹木(筆者の場合は、ベニカナメモチ--春頃、赤い新芽のでる樹木)から、火ばさみで挟み、無理やり引き剥がすということなのだが。このデンキムシはとにもかくにも、触れない。ちょいと概要を。
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イラガの幼虫:幼虫はサボテンのような見た目で、そのトゲ(毒棘:どくきょく)に触れると電気が走ったような痛みを感じ、その後皮膚炎を起こします。痛みは比較的早く治る傾向がありますし、その後のかゆみも長く続かないことが多いようですが、触ってしまったときの痛みは強いので油断は禁物です。イラガには地方ごとに様々な呼び名もあり、デンキムシ、オコゼ、キントキ、シバムシなどとも呼ばれる。
北海道から九州まで生息し、幼虫は別名を「イラムシ」とも言い、ウミウシのような形状をしています。7~10月頃に幼虫が発生し、カキノキやサクラ、ウメ、リンゴ、カエデ類、ヤナギ類、クリ、ヤマボウシ、ケヤキなど、幅広い樹木でみることができます。街中の街路樹として使われている木についていることが多い虫なので、山の中よりも街に近い環境の方が、注意が必要です。
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デンキムシの画像は、これ。
痛みを感じた時の対処は、「手洗い:流水で傷口をよく洗います。冷たい水で洗うことで、痛みを和らげたり、腫れを抑えたりする効果が期待できます」