▲どこに核心があるかというと、デジタル教科書では、「視覚」だけに頼りすぎるということ。暗記というか記憶に残すためには、「書く」、「声に出す」などの色んなルートを経過する方が、記憶に残るということ。以下、文章から。
★ 2021年10月21日東大大学院教授がデジタル教科書に警鐘 「覚えやすいのはスマホより紙」週刊新潮 スマホやタブレットはいまやビジネスシーンで不可欠となった。スマホやタブレットはいまやビジネスシーンで不可欠となり、学校ではデジタル教科書の導入も着々と進んでいる。しかし、そこへ一石を投じたのは東大大学院教授による実験結果。なんとデジタルより手書きの方が覚えやすく、脳活動も活発になるというのだ。「教育やビジネスの現場において、スマホやタブレットではなく、あえて紙のノートやメモ帳を使うことで記憶が定着しやすくなる。そのことが、この実験によって示されたと思います」そう語るのは言語脳科学者で『チョムスキーと言語脳科学』(集英社インターナショナル)などの著書がある東京大学大学院総合文化研究科の酒井邦嘉(くによし)教授(57)だ。スマホやタブレットはいまやビジネスパーソンにとって必須のツールである。手書きの手帳やメモ帳を使っていた人も、スケジュールはスマホのアプリで管理、打ち合わせにはタブレット持参、コロナ禍で増えたオンライン会議では資料の画面共有だけで済ませる、といったケースも多いだろう。学校などの教育現場でも、紙の教科書に代わるタブレットなどのデジタル教科書が使われはじめ、2024年度から全国の国公私立すべての小中学校で本格的に導入される予定だ。そうした中で今年の3月、酒井教授らはNTTデータ経営研究所との共同研究を通して、変わりゆく我々の生活に対し一石を投じる研究結果を公表した。そこで行われた実験とは大要以下のようなものであった。18歳から29歳の東大の学生と一般公募者の計48人を16人ずつの三つのグループに分け、それぞれ、手帳、タブレット、スマホという別々のメディアを使って、ある課題に取り組んでもらうというものだ。課題では、ある大学生の日常生活に関する会話文を読み、「2月13日10時半、ドイツ語授業」「2月23日、統計学レポート17時〆」などのスケジュール情報を書き留める。手帳グループは4色ボールペンで手帳に、タブレットグループは電子ペンでタブレットに、スマホはフリック入力等でスマホに入力した。それから1時間後にその書き留めたメモを見ない状態で「レポートの早い方の締め切りはいつか?」などの質問に回答していくのだ。どのデバイスを使ったかにより、記憶力に差が生まれるのかを実証しようという試みである。さて、その結果は――。「全体的な正答率については3群で差が見られませんでした。ところが、『図書館に参考文献を取りに行くのは何時?』といった予定を直接尋ねるような簡単な問の正答率では、手帳群の方がタブレット群よりも高くなりました。また、スケジュールを書き留める速さでは、手帳群がタブレット群やスマホ群と比べて速かったのです。手帳群は最も短時間で正確に記憶できたということになります」(酒井教授。以下同)
デジタル機器の欠点 さらに記憶を想起中の脳活動をMRI装置で測定したところ、興味深い結果が得られた。「言語処理に関連した運動前野外側部と下前頭回や、記憶処理に関係する海馬、視覚を司る領域で、手帳群が他の群と比べて脳活動が高くなりました。これまでスマホやタブレットなどの電子機器が日々の学習に及ぼす影響については十分な検証がなされてきませんでしたが、この実験によって、覚える時に紙の手帳を使用した方が、一層豊富で深い記憶情報を取り出せることが明らかとなりました」 デジタルよりもアナログの方が脳は活発になるという驚くべき結果。なぜ、紙の手帳の方が記憶しやすくなるのだろうか。「紙は覚えたことを思い出すための手がかりが豊富であることが原因でしょう。手帳にメモする場合、その手帳の何ページあたりで、見開きのどの位置に書いたか、といった『空間的な情報』と関連づけて、書き留めた内容を記憶できます。また、自分で書き留めたという『体験の情報』と相まって、書いた内容が頭に浮かんできます。筆の運びや筆圧が記録されることも、想起する時の手がかりとなる。ボールペンよりも万年筆や毛筆のように、太さや速さの変化が痕跡として残る筆記具の方が、文字の視認性に優れています。さらに下線を引いたり付箋を貼ったりすれば、一層忘れにくくなります」 一方でデジタル機器によるメモについては、次のような「欠点」を挙げる。「デジタル機器では文字が書きにくい。ペンが滑って筆圧がコントロールしにくいですし、後で自分の字が読めないこともあります。また、画面のスクロールなどのために位置と結びつかないので、記憶がしにくいのです。デジタル機器のメモ機能は、メモ帳と比べて改善の余地が大きいと感じます」
マルチタスクが減少する危険性 2000年代に入ってからノートパソコンやスマホ、タブレットが急速に普及していく中で、酒井教授は、東京大学の学生にも大きな変化を感じてきたという。なんと講義中に「メモを取ろうとしない学生」が増えているそうなのだ。「教室の前の方で熱心に聞いている学生なのに、その机の上にはノートや筆記具が載っていないということが多々あります。コロナ禍でオンライン授業が増えましたが、ウェブカメラでは学生の手元は映りませんから、その状態が放置されているのではないかと心配しています。実はそうした『メモを取らない』という習慣は、小学生の頃からの指導に原因がありそうです。ある一定の世代までは、授業中に先生の話を聞きながらノートを取り、同時に板書も書き写すという『マルチタスク』が当たり前でした。ところが最近は、集中力が分散するという誤った理由で『シングルタスク』が推奨されているそうです。先生が話す時は聞くことにのみ集中させ、その後で生徒にノートを取らせるのです」そうした教育方針に酒井教授は異論を唱える。 「強制的に生徒を一つのことへ集中させたために、失われるものもあります。日常生活ではマルチタスクも必要です。例えば車の運転では、標識や信号機を見ながらも、道路状況だけでなく、周囲の歩行者などにも注意を払わないといけません。そうした状況を確認せず、シングルタスクによる自分の見込みだけの運転は極めて危険なのです。学習の場などでは、『話を聞きながらメモを取る』というマルチタスクが基本です。話を聞くだけでは、頭にほとんど残らないでしょうし、後で確かめようもないのです。今後、デジタル教科書が導入され、タブレット端末で完結してしまうと、ノートやメモを取れない人が続出することでしょう」 政府・文科省は小中学校の教科書の内容をタブレット端末などで学べるデジタル教科書の導入を進めている。今年度からは全国の4割にあたる1万2千ほどの国公私立小中学校でデジタル教科書を使用した実証研究が行われている。そこで使いやすさや規格の問題、健康面への影響を検証していく予定で、来年度からは実証研究の対象をすべての小中学校に拡大すべく取り組んでいるところ。前述の通り、本格的な導入は24年度からだが、その影響について、酒井教授は次のように警鐘を鳴らす。「学力低下に陥る」 「デジタル教科書のメリットとして、さまざまな情報にアクセスしやすくなることがよく挙げられます。抽象的な概念でも、ビデオ教材へのリンクが理解の一助になるかもしれませんし、検索機能を使えば必要な情報を瞬時に入手できるでしょう。しかし、多くのリンクに目を通したり、動画を視聴したりするには、今までと違った時間の使い方が必要となります。その分、自分で考えたり想像したりして、足りないところを補う余地がなくなってしまいます。教育は、楽をすることや効率が目的ではありません。もっと時間をかけて物事を深く理解し、必要な知識を定着させること、そして、未知の問題にも通用するような柔軟な思考力を鍛えることが重要ではないでしょうか。便利なデジタル教科書やタブレット端末に頼ることで、繰り返し書いて覚えるといった教育の根幹が揺らぐことを憂えています」 また、安易な検索によって、膨大な情報を受け止めきれず、表面的な理解にとどまったりする可能性も指摘する。「例えば、ゴッホの有名な《ひまわり》という作品は、ネット上の画像だけでどこまで理解できるでしょうか。たとえ高精細のデジタル技術で画像が再現されたとしても、そのリアルな大きさや質感まではわかりません。本物を見たときに得られる情報の量と質とは比べものにならないのです。巨大なキャンバスに描かれた花全体の迫力や、絵の具が3次元的に盛り上げられた力強い表現を眼前で体験することは、ネットサーフィンとは異質なものです」 今後、デジタル教科書が普及していく中で、どのようなことに注意する必要があるのだろうか。「教育の目的をしっかり見据えた上で、紙とデジタルを使い分けることが現実的でしょう。それはバランス良く選択すればいいのではありません。あくまで『紙が主、デジタルは従』という、あえてアンバランスな選択を貫くことが大切です。例えば、空欄を残したプリントを用意して、授業中にその部分について考えさせる一手間を惜しまないことです。そういう能動的な余地を残しておかないと、生徒は常に受動的になってしまい、結果として学力低下に陥る可能性があると思います」 反面教師は新聞記者 その意味で反面教師とすべきなのは新聞記者だろう。政治家や役所の会見がテレビ中継される際、聞こえてくるタイピングの連打音。取材する記者がその発言の一言一句を間違えないようにパソコンに打ち込んでいるのだ。しかし、こうした行為は情報を受動的に取り入れさせ、能動的な思考力を低下させるという。「パソコンを使って人の発言をタイプしようとすると、どうしても書き下してしまうものです。自分で咀嚼(そしゃく)する間もなく、受け身になってひたすらキーボードを叩く方が楽ですから。これは先ほど申し上げたシングルタスクですね。内容の理解が浅くなると、その場その場で能動的に質問をすることもできません。自分で手書きのメモを取れば、相手の発信する膨大な情報から要点を押さえることができますし、そのメモを見直す余裕があれば、理解を深めたり、理解していない部分に気づいたりできるようになります。それが取材の基本ですし、他の仕事にも応用できるでしょう」 「紙」のメリット こうした「書く力」は、ビジネスパーソンにも大いに役立つ。より深い思考を求められる時に重要なのはパソコンのキーボードを叩くことではなく、手で書き、読み返すことなのだ。「会社内の書類でも、深い理解を必要とせず、斜めに読めば済むようなものはデジタル化すればいいと思います。しかし、仕事の成否を左右するような文書では、手間を惜しまずにプリントして、紙上でじっくり見るべきです。パソコン上で推敲し終わった文章でも、印刷して読み直すと誤字が見つかるものです。PDFの書類だとパソコン上でスクロールしてしまいます。一方で紙は机の上に固定されるので、文字の位置も変わりません。すると、文字の位置情報を手がかりに誤字などの間違いに対する『注意』が働きやすくなります」他にも「紙」にはこんなメリットがある。「例えば、小説などを読む時には、登場人物の描写や伏線などを戻って読み返したくなることもあります。これをスクロール・バーだけで探すのは至難の業ですが、紙の本なら、だいたい当たりを付けてページをめくっていけば、すぐに見つかるものです。さらに印を書き込んだり、付箋を貼ったりしながら読めば、より確実です。デジタル文書ではキーワードが分かれば素早く検索できますが、キーワードを思い出せないとお手上げでしょう。資格試験などの合格を目指している人は、紙の本を何度も何度も読み返して、相互参照することで、大切なポイントを記憶していくことになるわけです」 クリエイティブな仕事をしたいと思っている人なら尚更良い効果を生む、と酒井教授は締め括る。「今年の東京五輪の聖火台をデザインしたデザイナーの佐藤オオキさんは自身のアイデアをまずはノートに書きだすそうです。手書きのノートを作ることは、集中した完成度の高い仕事に役立つと思います。アイデアを紙でメモにしたり、イラストにしたりすることで、ゆっくり考える時間が生まれ、創造力を発揮することができるでしょう。そのプロセスこそが大事だと思います。紙のノートを大事にしながら、何度も見返すことで、より良い案が生まれてくるものです」 デジタルを凌駕する、恐るべし「メモの力」――。劇作家で詩人の寺山修司は「書を捨てよ、町へ出よう」と言ったが、「スマホを捨てよ、書を読みメモを取ろう」という姿勢こそが、仕事と勉学において良い効果をもたらすのである。酒井邦嘉(さかいくによし)東京大学大学院総合文化研究科教授。言語脳科学者。
<上の文章に対して日本人から書き込みがあった。いくつか拾ってみよう>
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14: >>1これ、タブレットに記録するとその内容を管理する必要がなくなるから、そのタブレットなしに答えられない人が増えると言うだけ。人間の脳は情報機器を使う際には情報機器との連携を前提として動くので、情報機器と手帳でそれぞれ記録させて、情報機器や手帳を取り上げて解答刺せたら、そりゃ情報機器使った方が覚えてないと言うのは当たり前。
18: >>14「コンピューターの普及が記憶の外部化を可能にした時、あなたたちはその意味を、もっと真剣に考えるべきだった」(人形遣い CV 家弓家正)
23: >>18>コンピューターの普及が記憶の外部化を可能にした記憶の外部化は2500年前に可能になっている。「文字による記録」だけどね。そして「他人の知識」で「自分の自意識」を肥大化させる奴は、何時の時代にも居た。
26: >>1原始人「鉛筆とかで紙に書くより、石に彫ったほうが覚えるぞ。」
76: >>1石板とか銅像がいいと思うよ。
139: >>1googleがないと何もできない人間を製造している政策が進むのに、逃れる術が不登校しかない現状九年間学んで、アカウントが消されれば、手元に何も残らない
159: >>1生徒は教科書を読み、ノートに手書きで記憶していき、講師は一度収録した動画で配信・再生すれば良いので、教壇に立つ講師は不要ですね。
162: >>1頭の良い奴にとっては、紙であろうがデジタルであろうが関係ない
168: >>1使い分ければいいと思う。デジタル機器が全部使えなくなるシーンは想定しておいていいと思う置き換えられるものだけデジタルでやればいい。ハイブリットが答えだと思うけど、教科書はその境界線にあるのか?内容によるだろ。もしくは教え方、自力での学習方法によるというか。
4: 今の中高生はアプリで受験勉強してる城南予備校は、今まで通りの授業とアプリによる動画学習と、どっちが生徒の学力が上がるか検証したら、圧倒的にアプリが上だったそれで校舎を閉鎖して、Web学習の会社に業態変えたんだよ
67: >>4書くのは紙じゃねーの
6:デジタルだと教科書に動画入れれたりするから全然理解度が違う
11: >>6昔の学生なら学習内容を咀嚼しつつ脳内で動画を自力で作成していったけど、今は他人が作った解答の動画をすぐ与えられちゃうから考える力が身に付かないんだよ。
8:紙はどこが判らない箇所か、補足事項とか書き込みできるからね。覚えやすいよね。
12: ほぼ授業と同じだぜ、受験用アプリ数学は、解答を丁寧に説明してくれる教科書、参考書、ノート、さらにアプリでいいんだよ河合塾のアプリが月3500円ぐらい全教科、見放題
17: そのうちに脳から外部記憶へ接続できるようになったら、内部記憶の容量はどんどん縮小するな。記憶のほとんどはクラウドで、自分の脳でできるのは最低限のことだけとか。
21: 確かに、紙から画面に情報媒体が変わった時は難儀したよいまや画面の方が見やすい情報を処理するときは画面で、覚えるときは紙、という住み分けが必要なんじゃないかなどっちの方が~ではなく、両方うまく使うのが正しい在り方ではないだろうか
22: 趣味で外国語の本読んだり語学学習やってるけど辞書以外は全部デジタルに移行しちゃったなぁデジタルは書き込みを簡単に整理編集できるのがデカい
28: そりゃそうだとは思うが、質より量と機能で勝てる検索出来たり大量の資料を持ち運べるってのは強い
36: >>28デジタル機器を否定している訳じゃないよ。大量の資料をストックするにはデジタルにはアナログはかなわないよ。
29:一二冊大事な本は紙で持ち運ぶのはいいかもしれんと思ったが、金が勿体ないな
30: 紙の方が扱いやすいよねちなみに米空母の作戦室はデジタルは直ぐにやめて模型に戻した(´・ω・`)その方が変更が速いし視覚的にも分かりやすいから模型は例えばパッと戦闘機をずらすだけ、デジタルはPC打ち込みから更に画面上でごちゃごちゃやっぱ善し悪しがあるよ
32:覚えやすいのはスマホより紙が事実としてそれはそれで良しとしようただデジタル媒体は場所と時を選ばず学習機会を得られる点で有効本格的な本型端末が発売されれば直接電子書籍にタッチペン入力も出来るので両方の利点を活かせるな
38: 文筆業の端くれだが、手を使って紙に書き編集者が活字にしてくれるが、それを見直すのも紙に戻して見直す訂正を入れるのも印刷した紙に書き込むが、指示はディジタルを前提に赤ペンを入れるつまり創造性が要求される部分は紙とペン、校正したり書き直したりはディジタルと使い分けるべき知識の切り売り授業はネット上で可能だが、大学3年次以降の授業はネットでは無理
42: >>38明治の文豪の直筆手書きの原稿用紙とか凄いよね訂正や斜線や矢印や赤字で補足とか、パソコンじゃなかなかパッと出来ない気がする(´・ω・`)ページを直ぐに並べて見比べたりね
39: 電子書籍好きだけど分かる紙の方が面積が広いしページ情報も分かりやすい子どもにこそハイエンド端末が必要なんだけど壊すから仕方ないね
40: 自分もタブレットに、紙様フィルムをはって、紙サイズを指定できるgoodnotesつかってる使い心地はだいぶ紙に近い
51:デジタル教材が活字ベースである必要はまあ、無いかなでも動画を見せる副読本としてだと机上スペースが足りなくなるか
54:探しやすいのは紙目的のドキュメントが検索掛けたってぜんぜん出てきやしねえ覚えてるのはデジタル。デジタルだと修整しやすくて文章書くとき何度も推敲するからわりと覚えてる
56: 学習専用タブレットならいざ知らず、普通のタブレットならよほどの自制心がないとすぐ遊び方面に行くだろ。
57: むかしロサンジェルスに居たとき、日系人の友人ができたがほとんど日本語しゃべれても書けない。日本語の文章を必要とするときは、リトル東京の西本願寺の和尚さんに代筆頼んでいた。パソコンで日本語変換ができるようになって、だれでも日本文章が書けるようになった。
62:確かに数学は鉛筆で紙に書かないと絶対上達しない(一部の天才は除く)
63: >>62紙に書いて数学解いても能率悪くて上達しない板書の講義ビデオを飛び飛びに再生する。紙の数倍の能率で上達する。
65: >>62単純な暗記は確かに書いて覚えるが、理解して覚えることは、教師のビデオ・板書で解かってることは飛ばして高速再生が有効。
66: そらそうよ。スマホは読むだけ。入力も決まり文字でやるだけよ。しかし紙は書かない事には話にならん。この書くという動作が実は脳内に影響している。ここで脳の仕組みをグダグダやるつもりはないが、目と指先を同時に使うのは案外と脳細胞の刺激になっているのだ。その点ではかな漢字まじりの文字はすぐれものと言えるわな。
68:なんでも手を動かさないと記憶に残らないのは確かとはいえ記憶のアウトソーシングがどんどん進む未来は避けられないとも思うわ
73:いやこの先生はノートの話以前に、情報の位置関係とかなんとなくのアタリをつけるような検索性では紙の教科書が勝ると言ってるんだ。ピンポイントのテキスト検索とかハイパーリンクは便利だけど
87: >>73んで手のひらサイズのものだけじゃないんだな世の中の情報は図書館でも足りないだろにそれを掌の位置性とか!世界が手のひらにってのがスマホ
75:併用が一番良い。検索機能はとても便利。だが、覚えたり、理解したりは紙が最強。書き込みの自由度も紙には勝てない。そしてスマホをお薦めしない最大の理由は、ソシャゲやSNSの誘惑に勝てず、そっちをしてしまうことだ。
78:>>75>覚えたり、理解したりは紙が最強。ただ読んで覚えるくらいなら紙でも画面でも差はない理解するには、紙よりビデオ講義が最強。繰り返しも飛ばしもできる。リアルの講義は最悪。
111: CERNでwebが開発されたのは元来論文の検索引用を容易にする目的じゃ無かったかねえ...高等教育水準ならデジタルコンテンツの方が何かと便利に思えるがね...初等中等教育にしたってそう。ただ漫然と文書読むだけなら脳味噌への刺激が少ない事は確かなので、如何なる形態が有効なのかは正直わからんな。ただ現状のUIで斜め読みって難いわな...バーっと眺めて要所に注目ってのは新聞雑誌の読み方に過ぎんからテキストブックってモンとは異なるけどな。
1. 漫画や小説は辞書等はkindle。参考書なんかは紙。ページが感覚で分かるし付箋も貼れる。余計な誘惑が無い。っぱ使い分けよ。
2. 時代に適応した人間を作りたいのなら紙は最低限にした方がいいんじゃね?
-ここまで-
なにか、どのようにして勉強すればいいのか--というヒントが一杯転がっているなぁ。相性のようなものがあろう。個人々で色々やってみればいい。