▲日本は、日本人の持つ叡智により守られている。
こういう国ぐるみで巻き込まれるような危機に陥った時、最後の最後の切り札は、その国民に頭の良さ、賢さだ。
国民のその他大勢の頭の良し悪しが、勝敗を決めてしまうのだ。
日本の他大勢の知的水準は、他国のそれと比べれば、頭一つ抜け出している。
だから。
このコロナ騒動から一番速く脱出できるのは、日本・日本人だ。<日本人口あたりの死者数の少なさは、ダントツだ>
アビガンの効能に関する記事をみよう。
-ここから-
アビガン投与された300人のうち軽症・中等症の9割、重症の6割が改善 驚異的な数値を叩き出す
2020/04/18(土)
学会で治療薬の状況報告
「アビガン」などで改善例も
新型コロナウイルスの感染が拡大する中、日本感染症学会の緊急シンポジウムが開かれ、患者の治療について、インフルエンザ薬やぜんそく薬の投与で改善したケースもあったことなどが報告されました。今後さらに、効果を見極める必要があるとしています。
日本感染症学会は18日、感染対策のため、観覧者を入れずに講演をインターネットで配信する形で、東京都内でシンポジウムを開き、新型コロナウイルス対策にあたる政府の専門家会議のメンバーや、治療にあたる医師などが状況を報告しました。
新型コロナウイルスには特効薬はなく、別の病気の治療に使われている薬の投与が行われていて、
藤田医科大学の土井洋平教授は、インフルエンザ治療薬の「アビガン」を患者に投与した状況について報告しました。
それによりますと、アビガンを投与された300人のうち、軽症と中等症の患者ではおよそ9割、人工呼吸器が必要な重症患者では6割で2週間後に症状の改善が見られたということで、土井教授は現在行われている治験などでさらに効果を確かめる必要があるという考えを示しました。
また、吸い込むタイプのぜんそくの治療薬「オルベスコ」についても報告され、肺炎になったあとで投与された75人のうち、
症状が悪化して人工呼吸器が必要になった患者が少なくとも3人、亡くなった患者は2人だったということで、この薬を使わない場合に比べて悪化する割合を下げられる可能性があるとしています。
土井教授は、「既存薬で改善したケースも出てきているが、有効性を確かめるには、薬の投与がない患者との比較や投与するタイミングなどの検証が今後必要だ」と話しています。
2020/04/20(月)
宮藤官九郎アビガン投与「6日ぐらいで熱下がった」
3月31日に新型コロナウイルス感染を公表し、4月7日に退院した脚本家で俳優の宮藤官九郎(49)が20日、月曜パーソナリティーを務めるTBSラジオ「ACTION」(月~金午後3時30分)に電話出演した。
「今日で経過観察の2週間も終わりました」と報告し、「大変な病気でした」と振り返った。体調異変を感じ、診察で腎盂(じんう)炎と診断され、治療を受けたが、再診で「違うんじゃないか」と、病院側が保健所に連絡してくれて、数日後に検査を受けて陽性と分かったという。「入院した日には熱がすげえ上がった」ため、治療薬の有力候補とされる「アビガン」を投与され、「そこから6日ぐらいでだんだん熱が下がった」という。担当の医師からは「宮藤さんに言ってほしいのは『とにかく外に出るな』と。感染者が増えなければ、撲滅できるはずなので、それだけは言ってください」と託されたという。
現在は自宅療養中で、「体調は普通に戻って、普通に生活していいと言われてるんですけど、家から出掛けて、普通に社会生活する気にはならない。正直家から一歩も出ていないです」。感染したことについては「僕の不注意だった。家族や仕事関係の人に大変な迷惑をかけて信用を失ってしまった。申し訳ありませんでした。謝らないと、この先の話ができない」と謝罪した。
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撲滅できるはず---というのは、楽観的な指摘だろうな。
そうじゃなくて。
数万人単位になれば、もう、隔離はできない。
軽症は、自宅待機ということになる。
このコロナウイルスと「共生」が始まるということだ。
感染者を0にするという発想ではなくて、今ある有限な医療資源の中で回せる程度の少数の重篤者の治療を長くつづける--という方向であろうな。
ただ、アビガンがそこらじゅうにありふれると、症状が重篤となることもなくなるということだろう。
日本の対策の方針は、有限な医療資源を効率的に配分し、死者数を減らすというところに特化しているということだ。
方向性として正しいと思う。
日本の治療がなんたらといっている記事あった。それをみようか。
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2020/04/20(月)
■10カ国の首脳を比較
米調査会社モーニング・コンサルトは、新型コロナ危機の勃発以降、
世界10カ国(オーストラリア、ブラジル、カナダ、ドイツ、フランス、インド、日本、メキシコ、英国、米国)の大統領や首相の国民からの支持率を独自に継続調査し、その推移をホームページ上で公開している。
モーニング・コンサルトが出している支持率は、「支持する」から「支持しない」を引いた正味の支持率で、
「支持する」が「支持しない」を上回ればプラス、逆に「支持しない」が「支持する」を上回ればマイナスとなる。
(中略)
支持率の上げ幅が大きいのは、オーストラリアのモリソン首相、ドイツのメルケル首相、カナダのトルドー首相など。
モリソン首相は、国家が総力を挙げて新型コロナに立ち向かうため、3月13日、同国初となる「国家内閣」の立ち上げを決断。
また、早期に外国人の入国禁止に踏み切るなど強力なリーダーシップを発揮してきたことが、支持率の大幅上昇につながったようだ。
同首相の支持率は1月1日には-26だったが、4月14日には+26と、52ポイントも上がっている。
ドイツは、新型コロナの感染拡大に備えて医療体制を早くから整え、
その結果、致死率を非常に低く抑えられていることなどが、メルケル首相の手柄と見なされているようだ。
フランスのマクロン大統領は、4月14日時点の支持率が-21と10カ国の首脳の中では2番目に低いが、それでも1月1日時点と比べると14ポイントも高い。
3月16日に、罰則付きの外出禁止令を発令、また、新型コロナとの戦いを「戦争」と表現するなど、リーダーとしての強い決意を国民に示したことが評価されたとみられる。
■断トツのワースト1位は安倍首相
一方、同期間の支持率が大きく下落しているのは、10ポイント下げたブラジルのボルソナロ大統領と、15ポイント下げた日本の安倍首相の2人。
ただ、ボルソナロ大統領はそれでも正味の支持率は+8と依然、水面上に顔を出しているが、安倍首相は-33と水面下深く沈んでいる。
感染者数、死者数ともに世界最多となっている米国のトランプ大統領は、4月14日時点の支持率が-3と、安倍首相と並んで水面下。
1月1日時点の-10からは多少改善しているものの、急上昇している他国の指導者と比べると、安倍首相同様、国民からの不人気ぶりが際立っている。
この結果、支持率の水準と推移、両面で断トツのワースト1位は、安倍首相となった
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ダイヤモンド・プリンセス号の騒動と同じ臭いがする。
上でもふれたが、日本の対処の方向性は、間違ってはいない。
このコロナ騒動から一番速く脱出するのは、日本・日本人だという思いはそのままだ。