2019年3月11日月曜日

お笑い。韓国の議員で討論会だとさ。合理性を認めない人間と討論なんて可能なのか


もう、お笑いであろう。
 討論なんて、少なくとも合理性・科学性・知的正直というものの価値を認めている者どうしで、ようやく可能なもので、そもそも合理性も科学性も「それなに? 美味しいのか」てな手合と「討論」なんて、できるものか。

 そんなお笑いの企画があって、ある意味面白いなぁ、と思った。
 そのお笑い話をみてみよう。

 20190310

▲カン・チャンイル韓日議員連盟会長(共に民主党議員)(別ソース:ノーカットニュース)
 韓日議員連盟(会長、姜昌一(カン・チャンイル)、共に民主党・済州市甲)はウォン・ヘヨン議員(共に民主党・京畿道富川市梧亭区)と共同で11日、国会議員会館で「韓日関係解決法摸索討論会:韓日関係、このままで大丈夫なのか?」を主題に討論会を開催する。
 この日の討論会はチェ・ウンボン梨花女子大教授が司会を担当し、駐日大使の経験があるチェ・サンヨン高麗大名誉教授が基調提案を行う。

 特に1998年当時、金大中(キム・デジュン)大統領と小渕日本首相が発表した「21世紀新しい韓日パートナーシップ共同宣言」(キム・デジュン-小渕共同宣言)の準備に参加したチェ・サンヨン元駐日大使は基調提案を通じて現状で必要な未来指向的韓日関係を作っていくための苦言を提示するものと見られる。
 また、ナム・キジョン、ソウル大日本研究所教授も提案を通じて韓日関係がひんした状況を診断し、これを解いていくための解決法を伝える予定だ。

 これと関連してカン・チャンイル会長は「慰安婦和解・治癒財団解散、大法院の強制動員被害者に対する賠償判決、私たちの軍艦に対する日本哨戒機の近接飛行などで韓日関係が悪化の一路をたどる状況だ。
 東北アジアの平和と安定を企てるのに現状は誰にとっても望ましくない、との評価が支配的」とし、「韓半島の非核化、来年の東京オリンピックなど両国が協力しなければならない課題が多いだけに現在の状況を解くための解決法の摸索が至急だ」と討論会開催背景を説明した。

 キム・ジェボム記者

▲補足、感想など

 まぁ、お好きにとしか言いようがないなぁ。
 日本人の知ったことではない。
 合理性も科学性も「感情・情緒」の前には、価値なしとされる国家で、「まともな討論」等、可能な訳がない。

 ついでだ。
 日韓の間で、ソメイヨシノを巡って一方的に韓国がなんたら言っていたのだが、嘘を嘘で塗りつぶすような記事があった。
 事実よりも「感情・情緒」が優先する社会の「不合理さ」を全面に出したような記事だ。
 ご紹介したい。
 
 --ここから--

20190311

[共感新聞/教養共感] ときめく春、私たちが知らなかった「桜」の話
 桜の木と歴史、日本との関係そして「王桜」について
 (…省略) 近づく春、今日の教養共感は、華やかな花びらの間に隠された「桜」について一緒に見ていきたい。とても馴染みのある植物ではあるが、知らないかもしれない話だ。

■桜の象徴は日本か?
 桜が色づく風景を想像すると、日本を思い浮かべる人はかなりいるはずだ。
 日本の2大交通の中心、大阪と京都は既に日本の人気観光地としてよく知られていて、毎年多くの旅行者の足が絶えない。
 また、桜の花を鑑賞しながら春の訪れを祝う「お花見」のイベントが開催されるなど、いつの間にか日本と桜の風景は切っても切り離せない関係に見られる。

 このように、多くの人が桜は日本の象徴であって、日本を代表する花と思っていることが多いが、正式ではない。桜は日本の人々が愛する花であるだけで、国花ではない。
 日本は憲法を見ると、正式な国花がない。代わりに皇室を象徴する菊がある。
 つまり、法的に定められた国花はないが、日本の象徴として桜と菊がおかれている。
 ところが最近、「王桜の木」が私たちの済州島に自生地を置いているという最終的な結果が出た。 100年近く、この木の原産地が日本なのか、韓国なのかと、その論争の背景を一緒に見てみよう。
■「王桜」の起源論争、終止符つく
 韓国と日本の桜は似ているが、「王桜の木」は別個の起源を持つ完全に他の種であることが明らかになった。王桜の起源をめぐって始まった争点は、1900年代初頭から続く。
 自生王桜が最初に発見されたのは、1908415日だ。当時宣教活動をしていたフランス人のエミールタケ神父が、済州島で発見してドイツベルリン大学のケーネ博士に送ったことで、済州島が自生地であることが明らかになった。

 しかし、日本は王桜の原産地は日本にあると、日本の桜の木が済州島に移ってきたという主張を出した。
 日本の京都大学の小泉博士は、1932年に済州で王桜の自生地を発見したという記録を残したりもしたが、以降、日本の学者たちは、過去に王桜の自生地が日本国内にもあったが消えたと主張した。
 その後、松村任三東京大植物学科教授は、王桜を日本式の名前である「ソメイヨシノ」と植物学会誌に登録して、この木は日帝強占期当時の韓国に入ったのだと知らせた。

 学者たちは、ソメイヨシノが韓国産桜と接木過程を経て全国各地に植えられたものと見ていて、この過程で桜の原産地が日本と知られたと推定する。
 続いて、1962年パク・マンギュ植物学者は、実際の漢拏山で王桜の自生地を確認した。
 韓国の研究者としては初めてで、彼は「桜の花は私たちの花 – 漢拏山が原産地」と主張した。
 その後も、韓日双方の桜の原産地という論争は絶えなかった。

 長い争点の中で最終的に、最近、韓国の研究陣は「済州島の自生王桜は日本の王桜と明確な違いがある」という事実を突き止めた。
 昨年9月に山林庁国立樹木園は世界初の済州島自生王桜の全体遺伝体を完全に解読することに成功したのだ。
 研究者たちは、「完全遺伝体を比較した結果、済州王桜と日本王桜は明らかに区別される別の植物」と結論を付けた。

 科学的な根拠としてみると、済州島の王桜の木は済州島に自生する早生桜(※エドヒガンのこと)を母系とし、ヤマザクラやオオヤマザクラを父系として生成された第1世代(F1)自然雑種だ。 
 やや難しく感じられる部分だ。つまり、遺伝体の比較分析の結果、済州島王桜は日本の東京と米国のワシントンにある日本の王桜と明確に区分されて、異なる植物であることが確認された。

 これにより、済州に自生する天然記念物の王桜の木はそのまま「王桜の木」で、我が国の公園・街路樹などに広く植わる日本産の桜は日本の表記法をとって「ソメイヨシノ桜(※ソメイヨシノ・ボッナム)」と呼ぶという声もあがっている。(省略…)

 共感新聞(韓国語)から一部

 --ここまで--

 王桜とソメイヨシノは、dnaからして別のものだ。
 そんなこと、日本人は最初からいっていたことだ。

 それをああだこうだ—と言い続けてきたのは、韓国人であろう。
 とうとう、「違うもの」だと認めざるをえなくなって、上のような「嘘をウソで塗りつぶす」様な文章となってものだろう。

 ウソをウソで塗りつぶしても、世界の人間は韓国人を信用しない。
 冒頭の「討論会」と同じだ。

 韓国人が、合理性・科学性>>>感情・情緒 という合理性重視の姿勢を取らない限り、日本人からも世界の人からも信用はされない。

 信用は、経済の根底にあるものだ。
 信用を自分の言動で毀損することは、韓国経済の繁栄を「毀損」することと同じだ。
 自分で播いた種から成長した果実は、自分で刈り取るしかない。