▲未病(みびょう)というか症状として病院にいっても捉(とら)えられないものがある。そんな未病状態でも、ツボ(圧痛点)には敏感に反映される。東洋医学という邪教扱いされている知識は平穏に暮らしていく上での貴重な知識だ。ホンの些細な知識だが、決して馬鹿にしてはなるまい。
ほぼ3月前ぐらいだったか、突然、胸に違和感を感じた。狭心症かな?と疑った時、自分で押してみて痛みを感ずる手と足のツボをこのブログで紹介した。ほぼ3月を経過して、今、胸部の違和感、ご紹介したツボの痛みなどどうなったか。現時点での状況を記しておきたい。
まず、胸部にあった「違和感」は完全になくなった。手首にある「神門」のツボ、肘にある「少海」のツボも、左右とも痛みを感じなくなった。胸の両乳首を結んだ線の真ん中にある膻中(だんちゅう)というツボは押さえても痛みを感じなくなった。
右足及び左足裏のツボに関しては、両手の親指でギュと押してみると、その6の時期より、全体に痛みは弱まった。今は、右足の一部でやや強い痛みを感ずる。場所は足裏を赤線で示した部分。
右足の裏側・赤線部分がこの狭心症かな?と疑った時に対処する「本命」のようだ。もう、ほぼ3月を経過しているが、圧してみるとまだ痛みを感ずる。上記のこの一連の現象をみて、心臓の血管が狭くなるとかいう話に、効果のあるツボが足の裏側にあるというこの人間のもつ仕組みに驚かされないか。神門とか少海、膻中(だんちゅう)とかのツボについては、確かに「狭心症」の兆候を示すという意味がある。しかし、押すとかして、狭心症の兆候自体を減少・消滅させる効果のある場所は、結果として特に右足裏だけなのだ。で。牛乳などの乳製品を飲むのを再開した。なお、狭心症かなと疑ったとき、押して効果のある右足(筆者の場合、右足で強く痛みを感ずる)及び左足裏のツボ画像(赤線部分)を以下に示す。