2023年12月1日金曜日

キッシンジャー元米国務長官が死去

 

2023/11/30キッシンジャー元米国務長官死去 米中国交正常化に道筋20231130 米ニクソン、フォード政権で国務長官などを務めたヘンリー・キッシンジャー氏が1129日、死去した。100歳だった。ニクソン政権で大統領補佐官(国家安全保障担当)に就き、1971年に当時国交がなかった中国を極秘に訪れて79年の米中国交正常化に道を開いた。73年には泥沼化していたベトナム戦争の和平交渉をまとめ、ノーベル平和賞を受賞した。1923年にドイツでユダヤ系ドイツ人の家庭に生まれたが、反ユダヤ政策をとったナチス政権の誕生を受けて38年に米国に移った。米ハーバード大で博士号を取得し、同大で教壇にも立った。68年の大統領選で勝利したニクソン氏に請われて大統領補佐官に起用され、外交を仕切った。717月に同盟国の日本にも知らせず北京を訪れ、共産圏の中国の周恩来首相(当時)と会談した。ニクソン大統領(同)が722月に米大統領として初めて訪中する地ならしとなり、79年の正常化につなげた。それは当時、米国の最大の敵だったソ連との関係を優位にするための現実主義に立った判断だった。保守派の反共主義者として知られたキッシンジャー氏による中国接近は中ソ関係にくさびを打ち込み、デタント(緊張緩和)への譲歩を引き出す狙いがあった。その後の米ソによる第1次戦略兵器制限条約(SALT1)調印などにつなげた。米中国交正常化は現在の台湾問題の起点になった。米国は中国と国交を結ぶ一方で台湾と断交した。中国大陸と台湾が1つの国に属するという「一つの中国」政策はバイデン政権を含む歴代の米政権が踏襲する。米国が「関与政策」を続けた結果、中国は経済、軍事の両面で最大の脅威となり、トランプ前政権以降の対中政策は転換を迫られた。経済支援や国際秩序への取り込みを通じて発展を促せば、中国の政治体制も変化して将来の民主化につながるとの戦略は失敗した。ベトナム戦争の終結にも尽力した。フォード政権では国務長官を兼務し、北ベトナムと秘密交渉にあたった。731月の停戦協定と米軍撤退に結びつけ、ベトナム戦争は終結した。第一線を退いた後はコンサルティング会社「キッシンジャー・アソシエーツ」を設立し、外交政策を積極的に提言。外国首脳との仲介役も担った。


※ちょっと古いが筆者の文章から、2つ転記したい。

2013723日江沢民氏が、習近平国家主席を大絶賛—だと。いや、相手はキッシンジャー氏だ。しかし今、習近平さんを「大絶賛」するという意味はなんなのだろう。一つは、自分がまだ生きていて、習国家主席となんらかの繋がりがあるということを世界的にアピールしているのだろうな。江沢民さんは、もう数千億円かの蓄財もあって、今更、なにをする必要もない—楽隠居ではないのか。なせ、こうも自分の存在をアピールしたいのだろうなぁ。まだ、蓄財に不足があると感じているとか—かなぁ。

以下、新聞から抜粋。中国外交部のウェブサイトは、江沢民元主席が今月3日、上海でキッシンジャー元米国務長官とその家族を招き、会食したと伝えた。食事会には江元主席と王冶平夫人、キッシンジャー夫妻とその孫らが参加した。事情を知る筋によると、 「家庭的で和やかな雰囲気の中、“とても重要な話”をした」という。それによると、江元主席は「少し前に習近平国家主席と電話で話した際、『キッシンジャー氏とご家族の皆様にくれぐれもよろしく』と言付かった」 と伝えた上で、習主席について、「非常に仕事ができ、智慧のある国家指導者だ」と称賛した。「最近、新疆ウイグル自治区で暴動があった際も、習近平の断固たる決断で、迅速に鎮静化させた。先月も米国でオバマ大統領と会談を行い、長時間友好的に交流し、 非常に率直に両国関係における多くの重要課題や国際・地域問題について意見交換を行った。中米関係の発展に非常に有益だ」と称えたという。キッシンジャー氏もこれに応え、「習主席とは数回しかお会いしたことがありませんが、強い意志と勇気を持ている方だという印象を持ちました。中国の新しい指導層が提案した改革の数々は順風満帆に進まないかもしれませんが、習主席なら困難を克服し、中国を更なる発展の道へと導いていくと信じています」と語った。江元主席によると、キッシンジャー氏と初めて会ったのは上海市長時代の1987年9月。江元主席は「それから26年。今日また、キッシンジャー氏やご家族にお会いできてとてもうれしい」と語ったという。

補足、感想など  --とても重要な話をした--ってなんだろうなぁ。江沢民さんの不正蓄財といっても、殆どは、アメリカ・西欧の金融機関に預けてある筈だから、「くれぐれもアメリカ政府が勝手にどうこうしないてくれ」--とか言ったのではあるまいか。キッシンジャーさんもそのあたりは飲み込んでいて、--大丈夫です。アメリカ政府がきっちり守りますよ—とか答えたのだろう。キッシンジャーさんの頭にあるのは、「アメリカの国益」だけだ。1980年代末から、江沢民さんの「反日政策」が本格的なものとなったのだが、案外、このキッシンジャーさんが、提案というか唆(そそのか)したのかもしれないな。アメリカから見ると、日本と中国が必要以上にひっついてもらうと困るのだ。反目し続けているぐらいが都合がいい。だから。反日政策をとって、中国国民の不満を日本人にぶっつけなさい。そうすれば、江沢民さんにとっても都合がいいのではないですか—ぐらいは言っていそうだなぁ。<江沢民さんは、日本とのカイライ政権を作った人の子供だ> いや、話がどこかへいった。江沢民さんが、なぜ、習近平さんを大絶賛しているのか—という話だった。核心は、習近平さんの「頭のキレ」がも一つだというところにあるのだろうな。昨年夏からの日本との尖閣を巡っての「反日騒動」にしても、それを起こした時点で「どこに着地点をおくか」ということを考えていない。そのことが、今の日中の「泥沼状態」をもたらしているのだ。はっきり言えば、「能力不足」「軽率」なのだ。そのことは、中国の指導部の中でも指摘されているのだろう。また、不満に思う人間の多いのだろう。だから。江沢民さんが、この頭のキレの鈍い習近平さんを「大絶賛」して、もちあげているのだ。指導部の不満をなだめるというか、まぁ、長い目でみてやってほしい—てな感じで、褒め称えているのだろうな。顔もよく似ているし---。気持ちも分かる--というところかなぁ。


2015612日歴史認めれば、関係改善だとさ。腹黒ユダヤ人。 ユダヤ人ってやつは—と思う。どこか腹黒なんだろうな。確かに優秀な民族ではあるが、世界のあちこちで迫害されて虐められた民族ってやつは、どこか根性がひねくれている。ナチスのユダヤ人迫害を認めるという気はないが、西欧諸国へいってユダヤ人ゲットーとかを見ると、なるほど、ユダヤ人という民族は、一種異様で不気味な人達だということが理解できる。国の片隅て、真っ黒な服を着て、自分達だけの集落をつくり、なにか怪しげなことをしている。ユダヤ人が自ら、無害だどうだ—とか言っても、その国の人間からいやがられるのは当然だと感じる。他者と融合しない民族、孤立しがちな民族と言っていい。世界でもユダヤ人に対する偏見がないのは、先進国では日本人ぐらいではないのか。身近にいないから単に分からないだけだ--けれども。いや、話がどこかにいった。

以下、新聞から抜粋。

「ジャパン・アズ・ナンバーワン」などで知られる日本研究者のエズラ・ボーゲル大学名誉教授が 自民党議員の会合で講演し、日本は戦時中の加害の歴史を認めるべきだと。ハーバード大学名誉教授、エズラ・ボーゲル氏:「本当に我々は間違ったということを認めると、多くの国の 人間は皆尊敬する。南京事件で何人が殺されたかは色々見方もあるが、我々兵隊たちが 悪いことをしたことは決まっていると、それは認めます(といえばいいと思う)」日本の高度成長期を分析した「ジャパン・アズ・ナンバーワン」などで知られるボーゲル教授は、自民党の若手議員の会合に招かれました。講演でボーゲル教授は、中国の天安門事件やアメリカの奴隷制度などを 引き合いに「どの国でも暗い過去を認め、謝罪することは難しい」と指摘しました。そのうえで、戦後70年にあたり、 日本が戦時中の侵略行為や強制労働の歴史を認めることが中国や韓国との関係改善に寄与するという 見方を示しました。ただ、ボーゲル教授は「日本が戦後、中国や韓国に謝罪し、貢献してきたことが十分に 伝わっていない」とも指摘しました。

補足、感想など

ふん、と思う。そういえば、中国の江沢民さんに、1980年代に「反日政策」を勧めたのは、おそらくキッシンジャーさんだろう。ボーゲルさんにせよ、キッシンジャーさんにせよ、この日本人に対する姿勢は。おそらく、日本人をイエローだとして、劣等民族だと思っているのだろうな。こういう白人系ユダヤ人(アシュケナージとか言ったかな、ちょいと言い方が奇妙に感じるかもしれない、ユダヤ人で検索してみてほしい)には、イエローを同格の人間とは思っていないのだろうな。ボーゲルさんは、確かに日本人をよく知っている人ではあるが、知っているということと、同格の人間だと認めることとは違おう。それはキッシンジャーさんでも同じだ。ボーゲルさんの言っていることなど、上でふれた「ユダヤ人」として、イエローである日本人を卑しめてやろう—という策謀であろう。根性曲りのユダヤ人の謀略にひっかかるな。彼らは、イエローなんてどうとでもなる劣等民族だと思っているのだ

-ここまで-