▲バブル崩壊後の中国人の追い込まれ方をみていると、貧すれば鈍する--という諺通りだ。これから中国経済は、ますます窮地に立たされるであろう。その最中に、隣人である日本を立腹させる方向へいくとか、なにをとち狂っているのだ、中国政府は。どうしたらいいのか分からないなら、世界中から専門家を招聘して教えを乞えばいいではないか。格好にかまっている時か。
※中国人「日本人母子を切りつけた中国人男性は英雄だ!釈放しろ!」「日本人は獣だから、鶏を屠殺するのと同じで、ごく "普通 "のことだ!」と警察に電話 …2024年06月30日ある中国人女性は中共の警察への電話の中で、衝撃的な言葉を言った:「日本人は獣だから、日本人を殺すのは台所で鶏を屠殺するのと同じで、ごく "普通 "のことだ」 彼女は、彼女は、犯人が蘇州の日本人スクールバスに乗るのを阻止するために自分の命を犠牲にした胡有平女史を「獣」と呼び、かえって犯人は釈放に値する「英雄」だと主張している。なお、警察官は彼女の演説を辛抱強く聞き、冷静に反応し、「親切」ですらある。つまり、この種の発言は中共の警察官にとって問題ではないということだ。もう一方、何十年も迫害されている法輪功、ウイグル人、チベット人などの釈放を要求する同様の電話を聞いたことがないことにも注意してほしい。なぜか?誰もそんなことを夢にも思わないし、たとえしたとしても、そんな電話をかけただけで電話を切られるか、逮捕されてしまうからだ。
<反応>
✦2週間で外国人への襲撃が2件発生。中国共産党が主張するように、本当に「孤立した事件」なのだろうか?
✦この番組で私が提示する「証拠」を見て、それが習近平の「愚かな」ものではなく、前向きな戦略的転換の一部となり得ることを理解してください。
✦下記の電話録音を聞いた。中国人女性が中国の警察に電話して、日本人母子を切りつけた男を「英雄」だと称えその釈放を求める。そして「日本人は獣だから殺すのはごく普通のことだ」と言い放った。もちろん警察はこのような非人間的暴言を咎めようとは一切しない。これもまた、中国の現実である。·
▲過去の筆者のブログ等を転記する。
※2019年6月23日 日本の奇跡的な発展の背景にあるものはなにか—と人食い中国人
▲日本の奇跡的発展ねぇ。なに、普通の発展過程だろう。むしろ。中国人の「のろまさ」こそ、奇跡的な「のろま」であろう。英国の産業革命に200年も遅れるなんて、そもそもなんでだ? と聞きたくなるぐらいだ。だから、そこにあるのは中国の歴代王朝が続けてきた「国民への愚民化政策」があるのだろう。漢字を国民が読めないように意図的に難解にして、識字率が20世紀なかばでも5%くらい。難解にした漢字だけの漢文という不完全言語では、高度な情報を正確に他者に伝えることができまい。先の大戦後でもロクな文字改革を行わず、今もって識字率30%。国民の大部分が無学文盲・無知蒙昧。ヤクザとゴロツキばかりが跋扈する荒涼たる無頼社会。それが中国・中国人。数千年にも及ぶ愚民化政策を受け続けてきた中国人がなにを言っているかみてみよう。
■中国メディア・今日頭条は20日、日本の台頭や成長の源泉となった「3つの改革」と、その共通点について論じる記事を掲載した。記事は、日本は狭い国土や乏しい資源、そして自然災害の頻発など、必ずしも地理的な条件が優れていたわけではないながらも歴史的には独特の地位を確保し、特に近代ではアジアで数少ない独立を保って欧米列強と肩を並べ、戦後には長きにわたり米国に次ぐ世界第2の規模を持つ資本主義国にまで成長したと紹介。その源泉となったのは3つの改革であるとし、それぞれの改革について解説した。1つめの改革は古代に起こったと紹介。世界で最も強大な封建国家を作り上げた中国と向かい合う日本は、当時の唐王朝に学ぶべく使者を何度も送り込み、未発達の造船、航海技術を使って非常に大きなリスクを払いながら計20回近く中国に人員を派遣して制度、技術、文化、建築、宗教などさまざまなものをを学び、日本社会の進歩に大きく寄与したと説明している。2つめの改革は、幕末から明治にかけての近代化である。日本も清朝同様19世紀中ごろに欧米に不平等条約を結ばされると、中下級武士らが江戸幕府を倒す運動を成功させ、天皇が実権を握る政権を実現させたと紹介。その背景にあったのは「中国と同じ轍を踏むな」という考え方であり、日本は明治維新後欧米に使節団を派遣し、現地の先進的な工業社会や政治制度を学んだとした。そして、中央集権を強化して国をまとめ、殖産興業で国を豊かにし、文明開化で社会を進歩させることで国力を強化し、封建国家から近代の資本主義強国への転身を成功させたと伝えた。そして3つめの改革は、ファシズムによる軍部の暴走により日中戦争や第2次世界大戦に突入して焼け野原と化した日本で始まった、米国主導による民主化改革だとした。米国の社会や政治制度に学びながら民主化を進め、朝鮮戦争の特需で経済を立て直すと、技術の発展に伴って急速な経済成長を実現したと紹介している。記事は、「日本の発展の歴史はこの3つの改革に由来している。いずれも改革前に日本は時勢を冷静に分析し、強い国に学んだ。そして、強い意志や不撓不屈の精神でそれを徹底した」とし、「学び、消化し、発展させる」というモデルを繰り返してきたと評した。
▲補足、感想など
まぁ、当たっていない訳ではないが、皮相な文章だな。日本はユーラシア大陸から更に太平洋側に入った島嶼国家だ。日本人は、日本語をしゃべってはいたが、自ら文字を作ることができなかった。文明の光の差し込まない草深い島嶼国家であるゆえであろう。朝鮮半島などとの物々交換などの交流から、論語などを介して少しづつ「漢字」が伝わり、漢字の「音」を利用した万葉仮名を経て、漢字かな交じり文というものが8-9世紀くらいに完成した。遣隋使が600年ぐらいから始まり、遣唐使の終わりが800年代、約200年以上、日本は、使節を出して、隋および唐から学び続けた。丁度、日本において万葉仮名 → 漢字かな交じり文の完成まで過程が並行しているようだ。こうして、漢字というものが本来的にもつポテンシャルを100%現出させうる世界最強言語が完成したのだ。日本の発展というものは、漢字かな交じり文の日本語と日本人の識字率に乗っかったものだ。18世紀後半、明治維新の時点で、日本の識字率についてふれてみよう。江戸末期の識字率は武士はほぼ100%、庶民層でも49〜54%。対して、中国人は5%程度。これだけみれば、日本の明治維新が成功し、中国の戊戌の変法が成功しなかった理由がよく理解できるだろう。こうして、日本と中国とを比較しながら、振り返ってみれば、上で「日本の奇跡の発展」たらというのがおかしいことがわかる。日本は、歴史的に国民に対して愚民化政策をおこなったということはない。ただ、9世紀頃に完成した漢字かな交じり文という世界最強言語を利用し、識字率が高いまま、順調に発展してきただけだ。江戸時代でも順調に発展しつづけていた。(まぁ、日本は世界の辺境にあるもので、自ら、産業革命を起こすことはできなかった。この産業革命に100年も遅れるということが、先の大戦での惨めな敗戦につながっていくのだ) 対して、中国人は、歴代王朝が愚民化政策を継続し、識字率は5%と低いまま、不完全言語である漢文を利用しつづけてきて、発展を阻害され続けてきた。<中国の歴代王朝は、バカほど制御しやすいと思っていたのだ。国として発展するなんてことを重要視していなかったということだろう>上の事実が、19世紀、英国との阿片戦争での敗戦などとして顕在化してくる。
※2018年2月22日木曜日 大笑い。人食い中国人って、日本と聞くと罵りたくなるんだって
▲ふ~ん。日本人を罵るねぇ。ご勝手に。そもそも、日本と中国との間での戦時賠償問題は、1972年の田中-周両首相との間で、完全に解決済みだ。いまさら、日本はなにをする必要もない。謝罪? 賠償? 731部隊? 南京大虐殺? 重慶爆撃? 残置兵器? なにそれ、美味しいのか? すべて解決済みだ。上の1972年の完全解決に不満があるというなら、ハーグの国際司法裁判所へ訴えればいいこと。別に日本人は、中国政府が国際司法裁判所へ訴えることを妨害などしない。また、ハーグの国際司法裁判所で日本がどうたらしろ—という判決がでるなら、日本政府もしぶしぶ従うだろう。どうぞ、お気の召すままに。どうぞ、どうぞ。
以下、中国の新聞から抜粋。
■中国メディアに、「日本の話になるとすぐに日本を罵倒したがる人の心理状態」について論じた文章が掲載。文章は質問コンテンツに出された「日本の話になるとすぐに日本を罵倒する人は、どういう心理状態なのか」という質問に対して、ユーザーから寄せられた回答だ。まず、「日本の話になると罵りだす人は確かに多いが、その大部分は素朴な民族感情に端を発するものだ。日本はかつて中国を侵略し、しかもいまだに悔い改めていないと認識しているのだ。前者はその通りだが、後者の認識には問題がある。日本の変化や発展を認めたくないという心理もあるのかもしれない」とした。そして、理由の1つとして「中国の民族文化や長い歴史からくる優越感」を挙げた。「多くの人は、日本が文字をはじめとするあらゆるものをわれわれ中国から学び取り、自分たちの文化というものを何一つ持っていないと認識している。近現代には対象こそ中国から西洋に変えたもののやはり模倣ばかりで、リスペクトに値しないと考えているのだ。しかし実際、謙虚に学ぶことができるというのはとても強い能力であり、誰しもができることでもない。ましてや、多くの人からなる集合体ならなおのことだ」と。また、「自身の心理的な経験」も別の理由として指摘している。「例えば、ある外国人から騙されたり不公平な待遇を受けたりしたと感じた時に、個人から受けた問題にもかかわらずそれを『外国人全体』として捉えてしまう。特に歴史的に複雑な感情を持っている日本人に対してはその傾向が出やすい」とし、日本に留学していた友人が、指示に従わなかったことで教員に叱責を受けた際に、すぐに大学に対して「教員に民族差別された」と訴え出たことで教員を悩ませたというエピソードを紹介。「こういう心理状態は良くないのだが、時として確かに自然と生まれてしまうのだ」とした。相手に対して激しい罵倒を浴びせかける背景には、どこかで相手を見下しているという感情と、相手の事を認めたくないという感情が入り混じっているのかもしれない。それはおそらく、中国と聞いてすぐに罵りだす日本人も同じなのだろう。
▲補足、感想など
中国人って、歴史的に歴代王朝から「愚民化政策」を受け続けてきた民族だな。その賜物が、20世紀始めですら、識字率5%という有り様だったのだ。通常人には読めないほどの難解な漢字、また、漢字オンリーの漢文という不完全言語で、他者に高度な概念を正確に伝えることができず、結果として英国の産業革命に200年も遅れる大ノロマ頭脳と化したものだろう。中国の歴代王朝の国民を愚民化しようとする政策なんぞ、日本人の知ったことではない。数千年の歴史があったところで、歴史上、多くの文化を生み出したところで、20世紀始めで5%程度の識字率では、他者からの攻撃にどうにも対抗できなかったのだ。それが故に、英国にアヘン戦争で敗北し、洋務運動に頓挫し、日清戦争に敗北し、20世紀入って英米などの植民地と化して、上海の租界では、「犬と中国人は立ち入り禁止」とか掲示されたのだ。誰が悪いのでもない。歴史的な愚民化政策で完全に愚民化した、中国人自身の「不甲斐なさ」がすべての原因であろう。怒りの対象は、自分達の「不甲斐なさ」ではないか。罵るのは。自分自身へだろう。なにを勘違いしているのだ。民族として惨めな自民族の歴史を直視しろよ。日本人・日本の知ったことではない。日本人には、中国人の「愚鈍さの原因」など知ったことではない。
※2016年7月23日土曜日中国・習政権、譲歩も孤立もできない
▲中国共産党政権は、1990年代から中国国民を「金盾」(これは最近か)と「反日政策」で「愚化」しつづけてきた。その愚民化された中国国民が暴走しはじめると、もうとめることもできない。暴走を始めた愚民達を前にして、習近平国家主席は、立ち往生しているようだ。以下、新聞から抜粋。
■ハーグの仲裁裁判所が南シナ海での中国の主権を否定する裁定を出し、習近平政権がジレンマに陥っている。「核心的利益」と位置づける南シナ海問題では国内外に強硬姿勢を示し、他方、9月に杭州で開かれる20カ国・地域(G20)首脳会議の議長国としては孤立を回避し、参加国の協力と理解を得る必要がある。中国国内では、ケンタッキー・フライド・チキンの商品のボイコットを呼びかける動きが広がっている。「新京報」は、KFCへの抗議活動が全国11カ所で行われたと。ただ、中国青年報は 「外国企業を排斥するのは中国の投資環境の評判を落とす」と伝えた。中国当局の思惑に進出企業が影響を受ける「チャイナリスク」の顕在化を警戒している。半面、ナショナリズムを刺激しているのは中国政府・官製メディアだ。中国中央テレビは、仲裁裁判所の5人の仲裁人がフィリピンなどから金銭を受け取っていたと決めつけ、個人攻撃を続けている。環球時報は、中国で原発を運営する中国核工業集団が通信アプリ上に、海上浮動式の原子力発電所なら 「南シナ海の島嶼に安定して電力を供給できる」と一時的に書き込んだと報じた。ただ裁定後の強硬姿勢も、南シナ海の軍事拠点化を進めることが困難になったことを受け、 「国内外の目を意識した措置にすぎない」との見方もある。杉山外務事務次官はG20首脳会議での安倍首相と習氏との首脳会談に向けた環境整備のため、中国の張業遂筆頭外務次官と会談した。日本側が会議の成功に向けて最大限協力する用意があることを伝えると、中国側は「大変歓迎する」と回答。水面下では可能な範囲で歩み寄ろうとする中国側の姿勢の表れといえそうだ。
▲補足、感想など
冒頭でふれた習政権の愚民化政策というものの根底にあるのは、政府が国民というものを信じていないということだな。同時に、国民も政府を信用はしていない—ということか。なるほど、韓国と同じなのだな。騙(だま)し騙(だま)される不信国家ということか。そんな中で、李首相が中国経済にふれている。
--ここから--
中国経済が好調であることをアピールした。中国の李克強首相は「中国経済の基本面が良く、貯蓄率も高いので、経済の見通しは、良い方向に進んでいる」と述べた。李克強首相は22日、世界銀行やWTOなど、国際的な6つの経済団体のトップらと会談した。記者会見で李首相は、中国経済について、イギリスのEU離脱問題で、世界的に金融市場が乱れたものの、「中国は、今後も為替の市場化を進め、経済の見通しは明るい」とアピール。E U離脱問題の影響が本格化する前に、中国の財政政策に対する世界からの信頼を得たい姿勢。
--ここまで--
李首相のこの発言、今だから、強調しなければならない—ということだろうな。2600兆円もの借金があるとか記事になっていたなぁ。経済評論家の三橋さんが、中国経済の悪化の核心部分にふれている。
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現在の中国経済は、過剰投資によるデフレギャップという重い問題を抱えている。3月の全国人民代表大会(全人代=国会)で、李克強首相は「生産過剰の問題を解消していく。鉄鋼、石炭などの業種は、新規参入を食い止め、淘汰を推進する。そして『僵屍企業』(=いわゆる、ゾンビ企業)を積極的に処理していく」と、発言した。問題認識は正しいが、生産能力の「淘汰」は容易ではない。生産能力の淘汰とは、要するにリストラクチャリングだ。現在の中国は、雇用問題などを発火点に、年間数万~20万件の暴動(中国は群体性事件と呼ぶ)が起きている状況だ。共産党が本格的なリストラに乗り出せば、さらなる大暴動が頻発する事態に至る。社会が維持できまい。諸悪の根源が「過剰投資」である以上、中国経済はすでに「詰んでいる」のだ。
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この三橋さんの指摘に対して、掲示板で書き込みがあった。
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✦2016/05/08(日)旧ソ連経済と全く同じ。何も新しい現象じゃない 国家が経済を運営すると、必然的にこうなる。中国は、見かけ市場経済だが、実態は政府が指令する社会主義経済。旧ソ連経済が崩壊したと同じようなプロセスで、中国経済も崩壊する。✦普通の資本主義では起きるはずのない話なんだがなあ。需要以上に投資すると倒産する から。
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恐らく、中国経済の崩壊は、書き込みにあるように「旧ソ連の崩壊」に限りなく類似したものとなるだろうな。鋭い指摘だと思える。1989年頃か。あの時、どうだったか—を思い出すのも、対応策を考える上で参考となりそうだ。
※【日中】中国を支える共産党の伝統的「愚民思想」共産党の本質はどこの国でも変わらない、日本共産党はいつも大ぼらを吹く:2014/08/11(月)『文芸春秋』8月号にジャーナリストで拓殖大学教授の富坂聰氏が中国問題に詳しい識者の4人と対談する連続対談「習近平 見えてきた 独裁者の正体」が掲載されている。この1つが高原明生東大教授との対談だが、この中で高原氏が次のように指摘している。「依然として、『アヘン戦争以来、列強にいじめ抜かれた近代史を決して忘れず、その屈辱の歴史を覆してくれた共産党の下、国を発展させていこう』という語りが続いていますね」 「なぜ中国は現実とかけ離れた被害者意識を持ち続けて情報操作をするのか。(中略)共産党のある種の愚民政策だと思います。真実を 伝えず、被害者意識を再生産して、共産党の支配と政策の正当化を行っている」この一節を読んだ時、「確かにその通り」と思わずうなずいてしまった。というのは、いまさらなのだが、中国であれ、日本であれ、共産党 という組織そのものが本来的に持っているのがこの愚民思想だからである。このことは、あとで触れるとして、中国共産党がまさしく愚民政策をとっていることは歴史的に見ても疑いない。 ■中国共産党の愚民政策 例えば日中戦争だ。中国は日本に戦闘で勝利したかのように、中国の人々に信じ込ませている。だが日本軍が八路軍(現在の人民解放軍) に戦闘で負けたわけではない。八路軍は、せいぜいゲリラ的な攻撃をするだけで、逃げ回っていたというのが実情であった。中国共産党の 英雄的叙事詩として描かれている長征も同様だ。実態は、蒋介石率いる国民党軍の包囲と攻撃を逃れるため江西省瑞金から陝西省延安 まで1万2500キロメートルの逃避行であった。江沢民時代に行われた反日教育も、中国共産党一党独裁の正当化にその目的があった。いま習近平政権は、国民の批判をかわすために共産党幹部の汚職・腐敗追及に熱心であるかのように装っているが、国民の強い批判を かわすためのトカゲのしっぽ切りに過ぎない。そもそも中国で高級官僚や党幹部に腐敗・汚職が蔓延しているのはなぜなのか。その元凶 が中国共産党による一党独裁体制にあることは明白だ。この体制の根本的転換を図ることなしに、汚職・腐敗の根絶などあり得ない。毛沢東の指導によって行われた大躍進政策では、その失敗によって飢餓によるだけでも4000万人以上が死亡したと言われている。同じく文化大革命は、中国全土に大混乱をもたらし、無法な弾圧や殺戮が横行した。まさに中国共産党の暗部とも言える歴史である。だがいまだに毛沢東の肖像画が天安門に掲げられている。毛沢東批判は、中国共産党批判に直結するからだ。中国は、日本に向かって「歴史と正しく向き合うべし」と言う。それこそ天に唾する発言だ。歴史の偽造や正当化は、彼らが“愚民”と見なす 人々によって見抜かれ、裁かれる時が到来することを、中国共産党はいずれ身をもって知るときが来るであろう。 ■“愚民思想”と表裏一体の「前衛」規定 中国共産党も日本共産党も同様だが、世界の共産党は「革命の前衛」と規定されてきた。「前衛」が存在するわけだから、「後衛」も存在する。それが共産党にとっては、労働者、農民、中小業者など一般大衆である。 では「前衛」たる共産党の役割とは何か。社会主義革命の意義や必然性を理解していない思想的に遅れた人民大衆を覚醒させることである。ここには、指導する側とされる側の画然たる差別がある。中国人民共和国憲法には、共産党が人民を指導することが明記されている。 旧ソ連の憲法も同じだった。共産党の“愚民思想”は筋金入りなのである。 私が日本共産党に入党した当時(1967年)の党規約には、「日本共産党は、日本の労働者階級の前衛部隊であり、労働者階級のいろいろな 組織のなかで最高の階級的組織である」「党は、科学的社会主義の社会発展の理論にみちびかれて情勢を分析し、大衆の状態と要求、 敵味方の力関係などをただしく判断して、党の方針や政策をつくりあげる。党はそれを宣伝、組織活動をつうじて大衆自身のものとし・・・」 などと書かれていた。要するに、前衛である共産党は“愚かなる大衆”を教育し、戦いの戦列に組織していくことが、その存在理由なのである。 ■「前衛」規定こそが共産党員の矜持を支える 日本で日本共産党に入党するということは、非合法政党であった戦前は命懸けのことであった。実際、小林多喜二や岩田義道らが官憲による 拷問で虐殺された。私が入党した時代もそうであったし、今でもそうだが日本共産党に入党するということは、大企業の中では出世をあきらめるということと同義である。多くの場合、当然のことながら経済的には苦労する場合が多い。私だってそうであった。私は若い頃、三和銀行(現在の三菱東京UFJ銀行)に勤務していたが、日曜日に休んだことなどほとんどなかった。ビラ配りや「赤旗」新聞の 拡大工作、入党工作のために飛び回っていた。なけなしの給料も党活動に多くは消えていった。それでもあえて活動を止めないのは、「一般大衆とは違う。革命政党の一員であり、労働者階級の前衛」という誇りがあったからだ。共産党の活動というのは、一言で言えば自己犠牲の活動である。どこかに矜持がなければやれないのだ。それが一般大衆とは違う、 という党員の位置づけなのだ。だからいまだに「革命的気概」などという言葉が党内では使われている。一体、いつ、どんな革命をするつもりなのかはさっぱり見えてこないのだが。 ただ、いま入党する党員に「前衛」としての気概などは皆無だろう。なにしろ入党しても「しんぶん赤旗」ですら読まないような党員ばかりなのだから。■とどまるところを知らない自画自賛 ナルシシズムというのは、哲学的にいろいろと深い意味があるようだが、「自己陶酔」という意味でなら、共産党という政党は、まさしくナルシシズム 政党である。換言すれば「独りよがり」と言ってもよい。 今年、日本共産党は党創立92周年を迎えた。この記念講演会で志位和夫委員長が講演し、次のように述べている。「今年は、自衛隊創設から ちょうど60年になります。この60年間、自衛隊は、1人の外国人も殺さず、1人の戦死者も出していません。これは歴代の自民党政権が立派だった からではありません。憲法9条の偉大な力ではないでしょうか」。現憲法制定時、この9条に反対し、1990年代まで9条の改正を主張してきたのが 日本共産党である。まるで一貫した憲法9条擁護政党であったかのような言い分である。志位委員長は、記念講演で原発にも言及し、日本共産党は「人類と原発は共存できないと主張してきました」と述べているが、これは3.11の 大震災以降のことであり、それまでは一貫して「原子力の平和利用」を主張していた。このことも忘れたようである。 記念講演会でも、党大会でも、演説会でもそうだが、日本共産党はいつも最後に大ぼらを吹く。志位委員長の記念講演も同様だった。「私たちの綱領は、人類の歴史は本主義で終わりでない、この矛盾に満ちた社会を乗り越えて未来社会──社会主義・共産主義社会に進むという 展望を明らかにしています。その未来像の特質は、一言で言えば、人間の自由、人間の解放であります。(中略)壮大な人類史的視野をもった政党が、 日本共産党であります」 綱領では、今世紀中に共産党が連合政権の一角として与党になることを展望しているに過ぎない。社会主義社会の実現などは22世紀の課題になっている。つまり100年、あるいはそれ以上先の目標だ。 こんなものは政党の目標とは言えない。社会主義社会の実現は、もはやあきらめているのが日本共産党綱領の真実なのである。だが、これを聞いた 党員は、「やっぱり共産党はスケールが違う」と感動するのである。まさしく自己陶酔の世界である。そんな党だから、党員も激減している。 「かつて日本が、戦争か平和かの歴史的岐路に立ったとき、政党の真価が厳しく試されました。1931年9月18日、日本軍国主義が中国侵略戦争を 開始したとき、これに敢然と反対の旗を掲げて立ち向かった政党は、日本共産党だけでありました」 これも聞き飽きた自画自賛である。しかし、現実の日本共産党は未熟であったがために1935年3月に最後の中央委員だった袴田里見が逮捕され、 中央委員会そのものも消滅し、有効な反戦運動を行うことはできなかった。政党の値打ちは反対したかどうかではない。反対するなら、それを止めさせる ことができたかどうかで評価される。日本共産党は、止めることはできなかった。それでも戦争犠牲者の前で「我々は反対したんです」と自慢するつもりなのか。消費税増税でも、集団的自衛権でもそうだ。結局、反対したことを自慢しているだけである。志位氏が言うように、この党に未来を託そうとは多くの国民は思うまい
【中国】中国外交官が中国人を批判!「日本にかみつくのは弱国の証し、見下されたくないという卑屈な精神からきている!」中国・中国人 ★:2014/01/04(土)
■中国外交部の報道局長や駐フランス大使を務めた呉建民氏はこのほど南方都市報のインタビューに応じ、尖閣問題をめぐる中国の外交姿勢について自身の見解を明らかにした。 呉建民氏は、「韜光養晦(自分を抑えて表現する)」外交政策に反対する勢力が国内にあることに触れ、「これは中国人が自分たちの国を弱国だと考えているからだ」と指摘。「他人から見下されたくない」という卑屈な精神から、「自己表現にこだわり、国内の問題には目をつぶり、外部の批判を正確に受け取ることができないのだ」と批判した。さらに呉氏は、「中国はすでに世界舞台の中心に位置している。外界からの批判には正常心で接し、大国としての態度を示すべきだ」と主張。軍事力で国家利益を維持すべきだとの意見に対しては、「中国にとって最大の利益は発展することである。国家の発展は長期的かつ根本的利益によって決まるものであり、一時の状況を見誤り、ある種の感情に迎合するための政策を実施することは、近視眼的パフォーマンスにすぎない」と厳しく非難した。
<以下、日本人からの反応>
7:習近平に言えよ。殺されるだろうけど。
10:なんか中国人の割に結構マトモな事言ってるけど、 この人いきなり行方不明になったりしないよな?
14:あーこれは粛清だな。南無。
16:いつも蚊帳の外であとから尻拭いさせられてばかりだからな。やってらんねーよな 中国の外交官には同情するわ。
19:このくらいまでの言論が限界なんだろうな。
22:もうおせえよ。
29:見下されるもなにも、他人の目なんか気にしてないだろ。
30::正論すぎる。
37:こういうまともな評論をする奴は危険だな。
39:大丈夫なのか、この人。
43:おいおいおいおい、 かみつくのは中国が強く正しいからだ、と言ってくれよ。
55:韓国がいい例アル。
68:こういうのが本流になってくると怖いね。
74:中国人はこれだから怖い。日本の火消しが目的なのかも知れんが言ってるっことは正論っぽく聞こえる。
140:>>74 全く同意見。
-ここまで-