2011年9月14日水曜日

サイレント・テロ。

▲花王の経営が苦しそうだ。

もう、遠い将来のことなどまともに考えられないようだ。

なんとか、目先の売上の数字を維持したい、株価も下げたくない…そんな花王の経営陣の追い詰められた様子が透けてみえる。

しかしなぁ、日本全国に散らばる500万人の主婦層にケンカを売って、このまま不買運動が終息するわけもあるまい。

そこで…といったらおかしいかなぁ。

こういう不買運動を起こす主婦層を、サイレントテロリストだ…とかマスコミに巣食う韓国、北朝鮮系の帰化人達、在日の韓国人達が言い始めたようだ。  

テロ…ねぇ。

花王製品の不買運動をする人間におどろおどろしいイメージをおしつけてやろう…てか。

さて、この勝負はどうなるかなぁ。

以下、掲示板の書き込みから抜粋。

花王の店頭売り攻勢がハンパ無い。

一番良い場所に陣取って大量の商品投入、おまけ付き、値引き、

さらに普段は見かけない100%天然材料使用の石鹸が平積み。

商品解説の「ウェブで検索」はキーワードでなくアドレス記載。

よけいな検索をされないための防衛だろう。

ここまでやれば、短期的には不買のマイナスを打ち消して売上アップ確実。

しかしもし問題が長期化すれば、値引きや販促費増加は自分の首を絞める。

おそらく花王はすぐに鎮火すると考えているのだろうが・・。

1年後にどうなっているか興味深い。

まあ、目先の収益が確保できれば、企業の信用は犠牲にしても良いって発想は普通の日本企業なら絶対出てこないはずなんだが。

▲補足、感想など

サイレント・テロ…か。

このネーミングのおどろおどろしさ、不気味さはどうだ。

まぁ、それはそれとして、一連の出来事の核心はどこにあるのかなぁ。

まず、この闘いが、日本国内の主婦層とマスコミに巣食う韓国・北朝鮮系の帰化人、在日の韓国人との争いだということだ。

つぎに、インターネットという情報の伝達手段とテレビ・新聞という情報の伝達手段との争いでもあるということだ。

核心の部分を見間違えるな。

既存の新聞・テレビを牛耳っている人間は、インターネットというものの価値というかその影響力を小さく見せたいと考えているのだ。

(このあたり、18世紀、イギリスの産業革命により自動織機が普及しようとした時、従前の手で行う織物の職工達が、機械を壊してまわったラダタイト運動に似ている。新しいシステムが生まれようとする時、それにより職を奪われる側の人間の行為がいかに似ているか…分かるというものだ)

インターネットの端末につながっている人間は、訓練を受けていない社会的な弱者で、既存のものに反発し、不買運動などを仕掛けてサイレント・テロを引き起こし、花王などの日本の企業を陥れようとしている…という印象を世間に広めようとしているということだ。

まぁ、うまいというか、よくこんな言葉を見つけるなぁ。

しかし、今の日本でインターネットができない層なんて、よほどの高齢者か、機械オンチだけであろう。

500万人の主婦層達には、その子供が、その夫がバックにいるのだ。

どんな洗剤を使うか…なんて、家庭の主婦の選択に子供が、夫が反対する訳もあるまい。

そう考えると、花王には絶対に勝ち目はない。

サイレントテロリストとか、言った分、反発が大きくなるだろう。

半年後、1年後に、花王がどういう行動にでるか…筆者は楽しみでしょうがない。