▲いや、ちょいと、大仰で、口に出すのも憚(はばか)られるのだが--。<世界中から反発されそうだな>
でも。
口に出すべきではないが、この世界というものを、日米両国でリードしていくしかないのだな—と改めて思った。
なにかというと、アメリカが日本の防衛大綱について、支持を表明したからだ。
これは。
アメリカは、日本を「極東の虎」として認識し、自らは「産業革命組の虎」として、対等な位置づけで、世界をリードしていこう—と「手を差し伸べた」ということだ。
単に、軍事というだけではなく、産業についても、経済についても「対等な立場」で、是々非々で、やっていこう—と言い出したということだ。
日本の戦後レジームの完全崩壊という現象は、上のような「次なる現象」へ繋がっているのだな。
日本の戦後レジームの完全崩壊という現象は、上のような「次なる現象」へ繋がっているのだな。
まず、日本の防衛大綱を支持するとした記事から。
米国政府が18日(現地時間)、日本の「防衛大綱」の改正を「支持する」という立場を出した。
ダナ・ホワイト米国防総省報道官はこの日、Twitterを使って、「国防省は日本の(改正)防衛大綱と(次期)中期防衛力整備計画を支持する」と述べた。
ホワイト報道官は、「私たちは地域と国際安全保障活動でより大きな役割を実行する日本の努力を支持する」とし「インド・太平洋地域の平和・繁栄を確保するため、私たちの同盟国と協力していく道を期待する」と付け加えた。
これに先立って日本政府は18日、安倍晋三首相の主宰で閣議を開き、自衛隊の配置・運用に関する基本指針の「防衛大綱」改定案と、これを反映した2019〜23年の「中期防衛力整備計画」をそれぞれ議決した。
日本の改正防衛大綱と次の中期防衛力整備計画は、第二次世界大戦敗戦後、初めて「戦闘機搭載空母」運用を策定し、ステルス戦闘機と長距離巡航ミサイルなど先端兵器を大量に導入する内容が含まれており、日本国内でも憲法が定めた「専守防衛」の原則と衝突するという指摘が出ている。
日本が第二次大戦の敗戦後に作った現行憲法は、「平和憲法」と呼ばれる第9条第1〜2項でΔ戦争・武力行使の永久放棄とΔ戦力(軍隊)不保有と交戦権不認定をそれぞれ規定している。
そのため自衛隊は過去70年間、Δ日本が外部勢力から武力攻撃を受けた場合にのみ最小限の防衛力を行使することができ、Δ攻撃用武器は保有できないようにするという原則を維持してきた。
しかし2012年の安倍首相の再執権以後、日本政府は相次ぐ憲法解釈の変更により、自衛隊の活動範囲を広げてきたし、その結果「専守防衛の原則も無力化している」という評価が多い。
▲補足、感想など
どうやら、日本も普通の国になったということだ。
それは、同時に、日本人弱体化工作体制であった「戦後レジーム」というものが、完全崩壊した—という意味である。
アメリカも、一人で世界の警察官を自認することができなくなった。
同時に、日本の戦後レジームも完全崩壊して、「普通の国」となり、「極東の虎」を自認するようになった。
そこで、日米両国で、歩調をあわせて、この世界をリードしていこう—と暗黙の了解となったものだろう。
まぁ、この「日米両国の暗黙の了解」には、悪役というか対抗する相手がいる。
それが、中国だ。
今、中国はトランプ大統領のし掛けた「第二の阿片戦争」によって、土壇場に追い詰められ、立ち往生している。
ちょいと、中国の「土壇場での立ち往生ぶり」を見ようか。
--ここから--
2018年12月18日
12月18日ロイターの報道によると、チェコの国家ネット情報安全局が、本国の通信業者に向けて、国営企業あるいは民間企業に関わらず、一律に中国の通信設備メーカーファーウェイのソフトとハードの使用を禁止するよう警告しているという。
チェコの突然の禁止令についてファーウェイは、「チェコの安全局が証拠もなしにファーウェイの評判を汚すのではなく、証拠を出せることを希望する」と声明を出している。
中国チェコの両国は、近年友好な関係を保っており、チェコの今回の振る舞いは理解に苦しむ。 チェコは典型的な輸出主導型の国家で、輸出が経済収入の大部分に貢献しており、中国はチェコにとってEUを除き、一番の貿易パートナーだ。
データでは、昨年両国の貿易額は228億ドルに達し、2016年同期比で16%増加した。
製品は、ビール、楽器、自動車など多くのカテゴリーを含む。2013-2017年の僅か4年間で、両国の貿易額の累計は、6割近く増加している。
つまり、中国市場はチェコの経済成長のために、大きな功績を立てたと言える。
この他にも、シュコダ・オートは数少ない中国に定着できたチェコの企業として、この中国という最大の単一市場での儲けも決して少なくない。
シュコダが発表した2017年の財務報告によれば、中国市場の売り上げは前年同期比で2.5%の増加した。
3%に満たない増加は、当時のシュコダCEOが極めて興奮して「2017年はシュコダが史上最も成功した一年」だと述べさせるのに十分なのだ。
シュコダを喜ばせたのは、今年の中国市場の売り上げが、最も成功した2017年よりさらに良いことだ。今年10月までで、シュコダは中国で27万台の自動車を売り、同期比で13%近く増加し、去年の増加幅を遥かに超えた。
今年の輸入博覧会で、チェコの大統領は自ら中国に向けてチェコの製品と企業を紹介し、その中には中国で多くの金を儲けたシュコダも含まれる。
最後には、「中国とチェコが将来絶えず協力を深めることを願う」と述べるのを忘れていない。まさか数か月後には顔つきを豹変させるとは思いもよらなかった。
ファーウェイが禁止された時、チェコは西側国家の陣営に加入することを選択した。しかし歴史は我々に、「人を捨てた人間は、いつの日か人に捨てられる」と教えてくれている。
3、中国人のお言葉
それなら我々がチェコに噛みつけばいいのか!?
5、中国人のお言葉
排斥だ!排斥だ!世界中を排斥だ!!!
7、中国人のお言葉
チェコの製品の輸入を全面的に禁止しろ!!理由は国家の安全に害があるからだ!!
13、中国人のお言葉
ドイツに買収された。ドイツ人もファーウェイの排斥に加担している。
22、中国人のお言葉
みんなならず者のアメリカの手先だ!
23、中国人のお言葉
どうしてこんなにたくさんの国の排斥に遭うの?彼らはアメリカや日本は信じるのに我々のことは信じないの?
26、中国人のお言葉
ロシアもファーウェイの通信設備を禁止しているのだが。。。。どう説明する?
29、中国人のお言葉
この事件はすでに政治問題にまで発展した。一つの会社がここまでやれるのは凄いこと。我々はむしろ喜ぶべきだ。
34、中国人のお言葉
俺は全国民がファーウェイに換えるべきだと思う。みんなでファーウェイを応援しよう!!
以下は、上の記事に対する日本人の感想
・世界は昔から我々に公平な競争の舞台を与えない。シナ人は自分の国がどれだけ外国人に対して規制しまくってるか知らされてないの?
・技術はパクるものだと思ってるやつらだからな。技術の蓄積が無いから新たな技術を生み出すことができないのでまたパクろうとする。スパイ方面にかなり投資しちゃってるからこういう対応されるとかなりの損失だろうな。
・こいつらまじで中国が独裁国家だと気づいていないのか?wそれに中国がアメリカのIT企業を締め出していることについてはどう思ってるんだろう?やっぱり中国人ってIQ低いなあ。共産党の犬だから、習近平にたてつけないし、最悪の国家だなw
・中国人は生まれたときから監視社会の中に生きている監視されるのは当然のことで、それが不利益だとも不気味だとも思ってない自由主義国の人間が監視されることを嫌がるのが本気で理解できないんだよ
・ファーウェイの製品に怪しいものがあるかどうかにかかわらず件の会社の製品を使っている会社はアメリカ企業と取引ができなくなるのでしょうがないね
・この有様だといずれ、支那人は中国製品しか購入できない時代が来るな。中華通信機器つかっているままでいると西側先進国の政府と通信もできなくなるなら、中国切り捨てるだろ。 常考で!
・中国は共産党による国民監視体制が急速に進んでいるけど、その一端を担うのがスマホ。それを中国だけでやるのは知ったことはないが、他国でもやろうとする心情が凄いよね。しかも、使わないと差別だと言ってるし。
・外から見てると中国国民の反応が妙なのですが、結局は基礎となる国家土壌の問題で中国の場合、国民自体が監視されたりデータ盗用を仕方がないっと思ってしまっている前提がありますからね。それを前提に是非を考えてるから一般の自由国家の国民と出だしのところで考え方に違いがある
--ここまで--
土壇場の中国人って、こんなもの。
感情、情緒>>>>合理性、科学性 という人間って、ルーピーさんのような宇宙人っぽい。
もう一度、表題を繰り返そう。
日本とアメリカは、共同でこの世界をリードしていくしかない。まぁ、確かに公言することではないが、事実上そうなるだろうなぁ。
--ここから--
2018年12月20日
日米英が太平洋で合同軍事演習!!日本メディア「これは中国に向けてシグナルを発している」
ロシアタス通信の12月19日の報道によると、日本のNHKが水曜日に、海上自衛隊が今週末にアメリカとイギリスの海軍と合同演習を行うと発表したと述べている。演習は日本南部の太平洋水域で行われる。
演習の活動段階は12月22日に始まる予定だ。演習に参加するのは日本海上自衛隊の”いずも”号、イギリス海軍の23型フリゲート艦”アーガイル”、及びアメリカ第七艦隊の軍艦が含まれる。彼らは近距離戦闘での衝突を含む、様々な状況下での相互協力を実践演習する。
日本のNHKは、イギリス、アメリカ海軍および日本の海上自衛隊が合同軍事演習を行うことは、中国に向けてシグナルを発信するためで、なぜなら中国は今まさに東アジアの近隣海域で軍事活動を強めているからだという。
この前日、日本政府は特にヘリコプター空母の”いずも”をアップグレードするために、新しい防御計画を通過させた。アップグレード後、いずもは軽型空母に変わり、F-35B戦闘機を搭載することが出来るようになる。
1、中国人のお言葉
中日関係は正常な軌道に戻ったって誰か言ってなかったか?
2、中国人のお言葉
日本の本性は永遠に変えられない!
3、中国人のお言葉
日本は中国の不倶戴天の敵だ!!
4、中国人のお言葉
ついに日本に直接核ミサイルをお見舞いする時が来たか?
5、中国人のお言葉
我々も一部の国と団結すべきだ。敵の罠に嵌って単独で戦ってはならない。奴らは我々を孤立させるために何でもやってくる。
6、中国人のお言葉
我々には一人も友達がいないようだが><
7、中国人のお言葉
アフリカの貧しい友達を当てにするのか?
8、中国人のお言葉
パキスタンとロシアと朝鮮がいるだろ!!
9、中国人のお言葉
すげええwwww
10、中国人のお言葉
中国は、パキスタン、アフガニスタン、朝鮮、ロシア、イラン、ソマリア、ウガンダ、コンゴ、ジンバブエ、ベネズエラと軍事演習を行うことが出来る。
11、中国人のお言葉
ポンコツだらけやんけ!!
12、中国人のお言葉
これでも日本と経済協力するの?奴らは我々を利用して金を儲けたいだけだ。稼いだ金で兵器をアップグレードして中国と対抗する。小日本はマジで狼!!
13、中国人のお言葉
有史以来、米英日の三国は一貫して我々最大のトラブルの種だ。
14、中国人のお言葉
米英は第二次大戦時に日本軍に侵攻された歴史を忘れたのか?今や積極的に日本の軍拡を助けて正義に挑戦している!!
15、中国人のお言葉
おい小日本!!一たび米中戦争が勃発したら、お前ら速攻でこの世から消えるからなwww
16、中国人のお言葉
戦略的には真っ先に日本を片付けるべきだ。米英は遠いから決して怖くはない。
17、中国人のお言葉
日本さえやっつければ米英もむやみに動かない。台湾も自動的に戻ってくる!
18、中国人のお言葉
我々の祖国は彼らを恐れない。我が国が貧しい時も、二度の戦争で張子の虎のアメリカを打ち負かした。
19、中国人のお言葉
朝鮮戦争ではあんなにたくさんの国が相手でも我々は恐れなかった。たった三カ国ぐらい目じゃないわ。
20、中国人のお言葉
甘いな。米日と中国が開戦したら、ベトナム、フィリピン、インド、オーストラリア、カナダ、シンガポール等々の国が米日陣営に加わる。今無償でフィリピンに武器を提供しているのは石で自分の脚を叩くようなものだ。
21、中国人のお言葉
これはいわゆるオバマ時代のアジア太平洋リバランス政策で、日本政府とハリスの謀を排除できなかった産物だ。
22、中国人のお言葉
マジで中国終わったなw
23、中国人のお言葉
中国のない世界など存在する意味がない!!
24、中国人のお言葉
それをもしも外交部が言ったら惚れる!!!!!
25、中国人のお言葉
もとはプーチンが言った言葉だろ。
26、中国人のお言葉
ヒトラーも当時そう思ってたけどなw
27、中国人のお言葉
いまだに日本に行って便座を買ってくる奴らが、日本のこの姿を見てどんな気持ちなのか聞いてみたいわ。
28、中国人のお言葉
俺的には必要なら買うけど?
29、中国人のお言葉
あの便座も中国で生産されてる。しかも質は国内で売られてるものより良い。むしろどうして買わないの?ww
30、中国人のお言葉
我が大中華なんて全力でアメリカの遺伝子組み替え大豆を買って、アメリカの国防事業をサポートしているのだが?
31、中国人のお言葉
実際中国は、大豆の購入と自動車関税の引き下げを引き換えに、アメリカの貿易制裁を猶予してもらっている状態だ。。。
32、中国人のお言葉
大丈夫だ。もう少し遺伝子組み換え食品を買ってやれば、しばらくの間は見逃してくれるw
--ここまで--
日本の戦後レジームの完全崩壊というものを契機として、日本が「極東の虎」として荒野に放たれ、再浮上したことにつながるのだが、同時に、となりの韓国に「縁切り→安楽死」をすることにもつながりそうだ。
--ここから--
2018/12/20(木)
■「韓国、米中日露の間で選択を迫られる」
韓国の民間シンクタンク、峨山政策研究院は19日に公表したリポートで「韓国が来年も北朝鮮問題ばかりに集中すれば、北東アジアのパワーバランスが変化する過程で『コリア・パッシング(韓国外し)』が現実化する恐れがある」と指摘した。
同研究院は「2019年国際情勢展望」と題したリポートで「韓国にとって19年は選択の一年になり、戦略的選択の岐路に立つことになる」と予想した。
同研究院は「19年は自由主義の国際秩序と非自由主義の国際秩序が更に激しく競争し、勢力拡大と連携が一層際立ってくるだろう」として「非自由主義勢力が反発して両陣営が衝突し、両陣営の勢力編成や戦略的競争が激しくなる」との見通しを示した。
さらに「韓半島(朝鮮半島)と北東アジアを取り巻く米国、日本、中国、ロシアといった大国間で地政学的な競争や摩擦が激しくなり、勢力の再編成も激化するだろう」とした上で「これは韓国が北朝鮮問題だけでなく、北東アジア地域の長期的安保構造の枠組みについてどう考え、対応していくのかに関する中長期的な選択の問題」と指摘した。
同研究院は「北東アジアの戦略構図をめぐって周辺国による選択の圧力が強まるということは、韓国にとって選択に費やせる時間があまりないことを意味する」として「選択を先送りし、戦略的なあいまいさを残したままにすれば、韓国は孤立という状況に追い込まれ、韓国に対する信頼は弱まるだろう」と懸念を示した。
その上で「韓米間で、北朝鮮問題をうまく調整できたとしても、防衛費の分担、自由貿易協定(FTA)の批准、自動車関税といった大きな問題が潜んでいる」「中国との関係についても、終末高高度防衛ミサイル(THAAD)問題をめぐる韓中間の溝は埋まっておらず、韓米同盟や国連軍司令部といった安全保障問題に関する中国の圧力は一層強まるだろう」との見方を示した。
歴史問題をめぐる日本との関係悪化については、必要な分野での両国間の協力が制約される上、コリア・パッシングの動きが強まって北東アジア地域での韓国の立場が弱体化する可能性があると指摘した。
このような状況から、韓国が北朝鮮問題にばかり集中していれば、地域のパワーバランスの変化と再編成の過程で韓国が排除される可能性が高いと研究院は指摘した。
また「どのような選択をするかによって、19年は周辺各国の戦略的競争構図の中でコリア・パッシングが現実化する年になるだろう」との見方を示した。
チェ・ガン峨山政策研究院副院長は19日、ソウル市内の同研究院で行われたメディアとの懇談会で「来年、4大国の離合集散が急速に進む過程で、韓国の姿は見当たらない」として「どの国とも強固な関係が見られない。周辺4大国は勢力再編成・拡大に必死だが、韓国はどの勢力とどのように組んでいくのか選択しなければならなくなる可能性が高い」と強調した。
非核化をめぐっても、韓国が北朝鮮と米国の間で選択を迫られる瞬間が来ると見通した。非核化と南北関係をいかに連動させて進めていくのか、具体策をめぐって韓国の苦悩が深まるというわけだ。
同研究院は「韓国、北朝鮮、米国のいずれも、対話の意欲は維持するものの、非核化の手続きや内容に関する各国の溝は埋まらないだろう」として「この過程で韓国政府は北朝鮮による交流協力拡大の要求と、米国の制裁遵守の要求の間で、相当な圧力を受けることになる」との見通しを示した。
また「文在寅(ムン・ジェイン)政権は形式的に韓米の協力を維持しつつ北朝鮮を懐柔する方向に動く可能性もあるが、北朝鮮の不満が高まる場合は米朝間で選択の瞬間を迎えることになるだろう」として、韓米同盟の運命も選択の岐路に立たされると予想した。
--ここまで--
日本と韓国の関係は、安楽死へ至るだろう。
関わらない、教えない、助けない、日本人にとってどうでもいい国、それが韓国。
日本の戦後レジームの完全崩壊というものを契機として、日本が「極東の虎」として荒野に放たれ、再浮上したことにつながるのだが、同時に、となりの韓国に「縁切り→安楽死」をすることにもつながりそうだ。
--ここから--
2018/12/20(木)
■「韓国、米中日露の間で選択を迫られる」
韓国の民間シンクタンク、峨山政策研究院は19日に公表したリポートで「韓国が来年も北朝鮮問題ばかりに集中すれば、北東アジアのパワーバランスが変化する過程で『コリア・パッシング(韓国外し)』が現実化する恐れがある」と指摘した。
同研究院は「2019年国際情勢展望」と題したリポートで「韓国にとって19年は選択の一年になり、戦略的選択の岐路に立つことになる」と予想した。
同研究院は「19年は自由主義の国際秩序と非自由主義の国際秩序が更に激しく競争し、勢力拡大と連携が一層際立ってくるだろう」として「非自由主義勢力が反発して両陣営が衝突し、両陣営の勢力編成や戦略的競争が激しくなる」との見通しを示した。
さらに「韓半島(朝鮮半島)と北東アジアを取り巻く米国、日本、中国、ロシアといった大国間で地政学的な競争や摩擦が激しくなり、勢力の再編成も激化するだろう」とした上で「これは韓国が北朝鮮問題だけでなく、北東アジア地域の長期的安保構造の枠組みについてどう考え、対応していくのかに関する中長期的な選択の問題」と指摘した。
同研究院は「北東アジアの戦略構図をめぐって周辺国による選択の圧力が強まるということは、韓国にとって選択に費やせる時間があまりないことを意味する」として「選択を先送りし、戦略的なあいまいさを残したままにすれば、韓国は孤立という状況に追い込まれ、韓国に対する信頼は弱まるだろう」と懸念を示した。
その上で「韓米間で、北朝鮮問題をうまく調整できたとしても、防衛費の分担、自由貿易協定(FTA)の批准、自動車関税といった大きな問題が潜んでいる」「中国との関係についても、終末高高度防衛ミサイル(THAAD)問題をめぐる韓中間の溝は埋まっておらず、韓米同盟や国連軍司令部といった安全保障問題に関する中国の圧力は一層強まるだろう」との見方を示した。
歴史問題をめぐる日本との関係悪化については、必要な分野での両国間の協力が制約される上、コリア・パッシングの動きが強まって北東アジア地域での韓国の立場が弱体化する可能性があると指摘した。
このような状況から、韓国が北朝鮮問題にばかり集中していれば、地域のパワーバランスの変化と再編成の過程で韓国が排除される可能性が高いと研究院は指摘した。
また「どのような選択をするかによって、19年は周辺各国の戦略的競争構図の中でコリア・パッシングが現実化する年になるだろう」との見方を示した。
チェ・ガン峨山政策研究院副院長は19日、ソウル市内の同研究院で行われたメディアとの懇談会で「来年、4大国の離合集散が急速に進む過程で、韓国の姿は見当たらない」として「どの国とも強固な関係が見られない。周辺4大国は勢力再編成・拡大に必死だが、韓国はどの勢力とどのように組んでいくのか選択しなければならなくなる可能性が高い」と強調した。
非核化をめぐっても、韓国が北朝鮮と米国の間で選択を迫られる瞬間が来ると見通した。非核化と南北関係をいかに連動させて進めていくのか、具体策をめぐって韓国の苦悩が深まるというわけだ。
同研究院は「韓国、北朝鮮、米国のいずれも、対話の意欲は維持するものの、非核化の手続きや内容に関する各国の溝は埋まらないだろう」として「この過程で韓国政府は北朝鮮による交流協力拡大の要求と、米国の制裁遵守の要求の間で、相当な圧力を受けることになる」との見通しを示した。
また「文在寅(ムン・ジェイン)政権は形式的に韓米の協力を維持しつつ北朝鮮を懐柔する方向に動く可能性もあるが、北朝鮮の不満が高まる場合は米朝間で選択の瞬間を迎えることになるだろう」として、韓米同盟の運命も選択の岐路に立たされると予想した。
日本と韓国の関係は、安楽死へ至るだろう。
関わらない、教えない、助けない、日本人にとってどうでもいい国、それが韓国。