▲人食い中国人に言われてもなぁ。
日本人の「生きる」という感覚の違いだろうな。
筆者は、「生きる」とは「働く」ことだと思っている。
なにか、お役に立てることだと感じている。
表題の中国人の曰くを見てみようか。
2019-04-19
今も増加傾向にある訪日中国人だが、実際に日本人の生活を目の当たりした感想は実に様々だ。
中国メディアの快資迅は13日、日本の観光を終えたばかりの中国人が「日本の真の姿は自分が想像したものとは全く異なった」と語ったと紹介する記事を掲載した。
日本を訪れた中国人旅行客の感想は一様に同じかと思いきや、人によって「日本人の生活を切り取る角度」も異なってくるようだ。
記事が取り上げた中国人は日本に対して、観光地として見所が多いというだけでなく「日本人は中国人に対しても友好的で礼儀正しく、サービスの質は高くて、まるで神になったかのような扱いを受けた」という話を聞いて、日本へ旅行してみようと思ったとしている。
また、「日本は経済が発展していて、人びとの生活水準が全体的に高く、日本人は幸せな生活を送っているのだろうと想像していた」と伝えた。
しかし、実際に訪れた日本で目にした「日本人の姿は想像していたほど幸せそうには見えなかった」と主張し、大きな衝撃を受けたと語っている。
日本は聞いていたとおり、旅行先としては十分に満足したが、日本人の姿に衝撃を受けたこととして「多くの高齢者が現役で働く姿」を指摘した。
これには、日中の老後に対する考え方の違いが大きく関係していると言えるだろう。
なぜなら、中国では定年退職後は孫の世話をすることを多くの人が楽しみとしており、職場からは完全に離れて悠々自適な生活を送ることを幸せと考えている。
ゆえに日本人が考える「生涯現役」という生きがいと誇りを持って社会に関わって生きる姿は「充実している」とは感じられないのだろう。
記事は、「日本では高齢になっても生活のために働き続けなければならない人が多い」と主張し、そのストレスを想像して震撼したと伝えた。
実際に日本を訪れたとはいえ、この中国人が語る日本人の姿は正確なものとは言い難い。
しかし、日中両国の考え方や習慣の違いを踏まえて聞くと、この主張も理解することができるだろう。
▲補足、感想など
悠々自適ってなにさ?
そういえば、呉善花さんがいっていたなぁ。あの感覚か。
--ここから--
呉:若いうちはともかく、歳を取ったら一線から退いて優雅に暮らしたい。
ですから、還暦を過ぎた親を働かせるのは恥ずかしいことなんです。
年配になった親を働かせると、不徳の人と言われてしまう。
両親が座ったまま何もせず、家事も含めてすべてやってあげるのが理想です。
だから子供たちは、親に「恥ずかしいから、もう仕事を辞めてくれ」と言う。
親のほうも、子供からそう言われるのは誇らしいことなんですね。
呉:だから、「死ぬまで働きたい」という日本人の言葉を聞くと、何とも奴隷的な印象を受けてしまうんです。
以前、韓国で有名なキリスト教の牧師が来日して、武道館で説教を行ったことがあるんですが、そのときもこんな話をしていました。
「日本人が汗をかいて奴隷のように働いているのは、神を信じていないがゆえに罰を受けているからだ。
だから、いくらカネを儲けても優雅な生活ができず、金はキリスト教を信じているアメリカに回ってしまう。これが神の祝福というものだ。
神を信じることで働かなくても優雅に暮らしているアメリカこそが、理想モデルだ」というんです。
汗をかいて働く日本人は「ウサギ小屋」に住み、アメリカ人は年収が少なくても大きな家に住んでいる。
これがキリスト教を信じていることの証明だ、と。
だから彼らは、八百万(やおよろず)の神のことを「八百万の邪気」と呼ぶんですよ。
それを追い払うのが自分たちの使命だと考えるのです。
呉:人口の半分近くまでがクリスチャンになっています。
神を信じることによって優雅な暮らしができるというのは、先祖からの徳を受けた子孫が優雅に暮らせるという儒教的な発想に近いんですね。
キリスト教の中で、自分たちの都合のいいところだけを受け入れて解釈しているのでしょう。
呉:最近は本当に目まぐるしく働いていますが、もはや「おかげさまで忙しくしています」という言葉が自然に口をついて出てきます(笑)。
韓国人との電話で「忙しくて電話をするヒマもなうてごめんね」と言ったら、気の毒そうに「なんでそんなにいつも忙しくしているのか?」と同情されましたけど。
--ここまで--
ちょいと、中国人と日本人との「人口、失業率の推移」のグラフを作ってみたいと思った。
流れはいつもと同じだ。
1.数字を拾ってメモ帳に記入して、txt
として、デスクトップのフォルダーに入れる。
a,b,c,d,e
2000,1267.43,126.83,3.10,4.73
2005,1307.56,127.75,4.20,4.43
2010,1340.91,127.59,4.14,5.06
2015,1374.62,126.98,4.05,3.38
2019,1400.17,126.18,3.80,2.43
2.Rに読み込み、確認する。
df
<- read.csv("c:/Users/user/Desktop/work/○○.txt",header
= T,stringsAsFactors = F)
str(df)
'data.frame': 5
obs. of 5 variables:
$
a: int 2000 2005 2010 2015 2019
$
b: num 1267 1308 1341 1375 1400
$
c: num 127 128 128 127 126
$
d: num 3.1 4.2 4.14 4.05 3.8
$
e: num 4.73 4.43 5.06 3.38 2.43
3.2軸のグラフにしてみよう。
plot(df$a,df$b,xlim=c(2000,2020),ylim=c(0,1500),xlab="年度",ylab="人口(百万人)",type="l",col="orange",lwd=2,axes=F,main="人口、失業率の推移",sub="日本:青 中国:黄")
axis(1)
axis(2)
par(new=T)
plot(df$a,df$d,xlim=c(2000,2020),ylim=c(0,10),xlab="",ylab="",type="l",col="orange",lty=3,lwd=2,axes=F)
mtext("失業率",side=4,line=3)
axis(4)
で。
次に、日本の人口と失業率を lines
で載せようとしてうまくいかなかった。
2軸であるから、左右の目盛りが違うのだ。
そこらに対応する方法が分からない。
結果として中国の人口、失業率のみのグラフとなった。
ついでながら、上の2019の日本の失業率は2.43となっている。もう、完全雇用といっていい数字ではあるまいか。