2019年4月26日金曜日

なぜ、北朝鮮は、これだけ不合理なことを大声で言い立てるのだろう


なぜだろう。
 自分のいっていることが「不合理だ」と十分に分かった上でもの言うのか。
 劣等感?
 自分達の直視もできない程の「惨めさ」が、他者に対する「不合理な虚仮威し」のスプリングボードになっているということか。

 それよりも、合理的な言動、合理的な判断さえすれば、ロシアからでも中国からでも援助があるであろうに。

 自分たちの姿を「直視する勇気がない」ばかりに、他者に「不合理なカラいばり」をするということか。

 まず、北朝鮮の「曰く」をみよう。

 北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン、Kim Jong-Un)朝鮮労働党委員長は、ベトナムの首都ハノイで行ったドナルド・トランプ(Donald Trump)米大統領との首脳会談で米国が「不誠実」な振る舞いをしたと述べ、朝鮮半島情勢は「臨界点」に達したとの見解を示した。
 北朝鮮の国営朝鮮中央通信(KCNA)が26日報じた。
 KCNAによると、金委員長の発言は25日、ロシアのウラジオストク(Vladivostok)で同国のウラジーミル・プーチン(Vladimir Putin)大統領と会談した際のもの。
 同通信は、金委員長とプーチン氏の会談は「率直で友好的」だったと伝えている。

 同通信によれば、金委員長は「朝鮮半島と地域の情勢は現在、行き詰まっており、臨界点に達している」と発言。
 さらに「米国が最近の第2回朝米首脳会談で不誠実にも一方的な態度を取ったため、(情勢は)元の状態に戻るかもしれない」と警告した。

補足、感想など

 いや、そりゃ、なにを言ってもいいさ。
 でも。
 アメリカには、それこそ「あらゆる対抗手段」があるのだ。
 金融などで締め付ける、貿易などで締め付ける。ある日、突然に北朝鮮のあらゆる軍事施設に巡航ミサイルが飛んでいくという手段もある。

 そういう国に、「情勢が元に戻る」とか言ったところで、トランプさんは、「それなりに対抗する」という発言をするだけだろう。

 つまり。
 北朝鮮という国は、もう完全に「詰んでいる」のだ。
 それこそ、隅の隅にまで追い込まれているのだ。

 もう、合理的な言動、合理的な判断をすべきだ。
 そのことによって、北朝鮮という国の「未来」が開いてくるのだ。

 劣等感にまみれた「他者に対する虚仮威し」をやめよ。
 合理性を尊重せよ。