2019年4月24日水曜日

こう生きたら正しいというものはない。でも、常識というか世間知というものはある


いや、年齢のいった女性の結婚観のようなものが記事となっていて、なにかなぁとおもった。

 「正しい生き方」というものは多分ない。
 でも、常識に則った生き方、まぁ、世間知というものがあって、それに「のっかって」暮らした方が楽。
 そう、外れない、失敗しない、後悔しない—と思う。

 以下、文章から抜粋。

2019/04/24()

 タレントのマツコ・デラックスさんが420日放送の「マツコ会議」で話した結婚観がネット上で話題となった。
 同番組では、女医と年収800万円以上のハイステータス男性のみ参加できる婚活パーティーを中継。
 マツコさんは、婚活のために福岡から東京に引っ越してきた女医(40歳)に、「みんな簡単にある程度の年がくれば結婚できるって思ってるかもしれないけど、そうじゃない」と諭す。
 「『絶対結婚してやる』っていう精神力がないと。頑張ろう、結婚は結婚したいって思った人がするのよ」

 東大卒の女性外科医(32歳)は4年間恋人がいないという。外科医という多忙な職務も相まって、時間が空いてもスキルアップなどに使っているようだ。
 友達もあまりいないが、孤独に強いため「人への興味があまりないままこの歳になってしまった」と話す。
 スタジオにいるマツコさんが「興味は特にないけどマズイなと思って来た?」と聞くと、「結婚するとか子ども産むとかそういう選択をチェックつかないまま死んでいくことに最近恐怖を感じるようになりました」と説明する。

 マツコさんは、「『女性』とか『女の人』とか『女子』みたいな冠がつく後に、すごくステレオタイプに『こう生きたほうが正しいのである』とか『こう生きたほうが幸福なのである』っていうのがあるじゃない。世間には。別に私、それに惑わされることはないと思うのよ」と諭す。
 これまで一人で過ごすことが苦痛ではなく、自身の仕事に邁進して生きてきたのであれば、「それでなんら不幸な人生ではないと思うし、外科医でそれを極めようと思ったらプライベートなんてなくなるよね」という。

 マツコさんはさらに、女性はある程度の年になって独身でいると周囲が色々言ってくるので「OLさんやってたりお医者さんやってたりするとちょっと居心地悪くなってくる」と指摘。
 「それもよくないと思っていて、そういうふうに見る周りの目みたいなものもちょっとずつ変わっていくんだと思うのよ。いまはすごくキツいと思うんだけど、私は無理して結婚することはないと思う」
とコメントした。
 参加者に結婚がすべてではないと説いたため、マツコさんは「今日は私ぶちこわしたわね」と反省したものの、「こんなこと言ったら身も蓋もないんだけど、結婚しようがしまいが、子どもができようができまいが人間は一生孤独よ。それはもう絶対的に埋めてくれるものの存在なんてないから」と改めて発言した。
 これに対してツイッターでは、「言い様のない孤独は結婚したって取り除けないからそれに対してどう向き合うかだよね」「マツコの言葉で救われた」という声が寄せられた。
 一方、「考えさせられるね。でもやっぱりわたしは結婚したいし、子供が欲しい」という声もあがっている。

補足、感想など

 人間は一生孤独だ---か。
 そりゃ、まぁ、なぁ。
 なにか、はっきり言い過ぎではないのかな。

 結婚するのには、「決断」というか「覚悟」がいる。
 なぜって、「人間って、そんなに多くの人間と知り合うことはできない」ということだ。
 年齢という限られた時間の中で、限られた人間の中で、その一人を選ぶということだからだ。
 決断、覚悟が必要な訳がわかるであろう。

 そういう全体の流れが、常識というか世間知というもので流れていくのだ。
 飛び抜けて賢くなくても、上でふれた「常識」「世間知」というものに乗っかって暮らしていく方が、楽だし、失敗が少ない。

 孤独だといえば、そうかもしれない。
 孤独だからこそ、他者と「連れ添って」生きているのだ。
 「連れ添って生きていく」ことの安定感、安心感は、なにものにも換えることはできない。