▲この地理情報システムのソフトの使いやすさって、どこらあたりにあるのだろうか。
筆者は、qgis
と表計算ソフトとの相性の良さのようなものを感じる。
オープンオフィスの表計算機能で、データを作成し、一部に緯度・経度の情報(グーグルのマップなどから採取する)をのっけて、csvとすれば、qgis
のデリミテッドテキストレイヤーの追加で、実に簡単にqgis
に取り込んでくれるのだ。
これで地図上に、多くのポイントが散布され張り付いた状態になる。
ポイントを地物情報表示でクリックすれば、そのポイントの全情報が、最前面に表示される。
だから。
上でふれた表計算機能でデータを作成するとき、様々な工夫をすれば、その工夫がそのまま表示される。
また、ラベルという表示方法で、ポイント表示の肩に、セルの内容を示すことができ、他との比較が容易だ。
また、ラベルという表示方法で、ポイント表示の肩に、セルの内容を示すことができ、他との比較が容易だ。
確かにgis
ソフトには様々な機能がある。
でも、実際に使用する場合、ともあれ今、手元にあるデータを、地図上に表示して、また、そのポイントの全情報が容易に表示される—-という部分に、一番価値があるような気がする。
そのことで、ものを考えやすくなり、核心にちかづくのが容易となる。
そう考えると、上でもふれたとおり、qgis
という無料の地理情報システムのソフトと表計算ソフトとの「相性の良さ」という部分は重要なことではあるまいか。