2020年10月13日火曜日

トランプ大統領が台湾を国家として承認か。中国の習国家主席を更に追いつめる

 

米国・トランプ大統領の対中国の「第二の阿片戦争」が過激化しているようだ。

 それだけ、中国の習国家主席を追い込み、暴発を誘っているのだろう。

 「先に手を出したのはお前だ」---という。

 こんな姿、昔、見たなぁ。

 日本の真珠湾攻撃を誘う「ハル・ノート」ばりの「最後通牒」ではあるまいか。<ついでながら、アメリカのハル・ノートは、あきらかに日本・日本人を舐(な)めた所業だな。ちょいと強くでれば、日本はきっとしっぽを巻いて引っ込むと判断した行動だ。これによって、日本は300万人を死に追いやり惨めな敗戦となった。戦後、件のアメリカ・ハル国務長官がどう言ったか--それもみようか。>

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ハル国務長官

「私が一九四一年十一月二十六日に野村、来栖両大使に手渡した提案(十ヵ条の平和的解決案)は、この最後の段階になっても、日本の軍部が少しは常識をとりもどすこともあるかも知れない、というはかない希望をつないで交渉を継続しようとした誠実な努力であった。あとになって、特に日本が大きな敗北をこうむり出してから、日本の宣伝はこの十一月二十六日のわれわれの覚書をゆがめて最後通告だといいくるめようとした。これは全然うその口実をつかって国民をだまし、軍事的掠奪を支持させようとする日本一流のやり方であった」。

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 以下、新聞から抜粋。


 米大統領選の投票日(11月3日)まで約3週間、共和党候補のドナルド・トランプ大統領(74)は、世論調査や勝敗の行方を左右する激戦6州で、民主党候補のジョー・バイデン前副大統領(77)に後れをとり、再選に「黄信号」が点灯している。米国政治の混乱が予想されるなか、習近平国家主席率いる中国共産党政権は着々と軍事的覇権拡大を進め、蔡英文総統の台湾への圧力を強めている。緊迫する台湾海峡。「自由・民主」「人権」「法の支配」を守る日米同盟の動きと、米国による重大対中警告とは。アジアや世界の平和は守られるのか。ジャーナリストの加賀孝英氏が、衝撃の最新情報を報告する。

 「トランプ大統領は新型コロナウイルスから完全に復活した」「中国に激怒している」「ホワイトハウスはいま、習主席率いる共産党独裁国家中国の息の根を止める『究極のサプライズ』の検討に入った」

 米情報当局関係者はそう語った。

 台湾で10日、建国記念日にあたる「双十節」の式典が行われた。壇上に立った蔡英文総統は、毅然(きぜん)たる態度で次のように語った。

 「われわれは戦いを求めないが、恐れはしない」「主権と民主主義の価値を堅持していく」「国防戦力を強化して国家の安全を守る」

 習氏が「年内の台湾統一(侵攻)」を画策して、台湾を脅しているのは周知の事実だ。その脅迫には屈しないと、決然と宣言したのだ。

 中国の野望は明白だ。台湾と日本固有の領土である沖縄県・尖閣諸島の奪取を狙い、その次は沖縄本島…。ふざけるな。断固許してはならない。台湾を守れ。わが国は声をあげるべきだ。

ホワイトハウスには、次の情報が報告されている。

 (1)中国はあらゆるルートを通じ、「これ以上は台湾に近づくな。近づけば開戦も辞さない」と米国を脅し、トランプ再選阻止のダーティー工作を狂ったように行っている。

 (2)習氏は「台湾強襲のXデー」を、米大統領選投票日前後に設定しようとしている。トランプ氏とバイデン氏が競り合い、混乱し、米国で政治空白が生まれる。その時がチャンスだと判断している。

 その「Xデー」を挟む10月26日から11月5日まで、沖縄周辺の台湾に近い海域で、日米共同統合演習「Keen Sword(鋭利な刀)」が行われる。カナダ軍の艦艇1隻も参加する。その規模がすごい。

 自衛隊=約3万7000人、艦艇約20隻・航空機約170機。米軍=約9000人、海軍・海兵隊・空軍。カナダ軍=ハリファクス級フリゲート。総勢約4万6000人。仮想敵国は中国。不法占領された離島を、日米両軍の特殊部隊が奪還する極秘作戦も展開する。要は、なめた習氏や中国共産党に対し、日米同盟の力と決意を示す。

 実は-。米国は驚くべきことをやっていた。以下、日米情報当局関係者から入手した驚愕情報だ。

 9月24日、米国は対中軍事訓練「Exercise Agile Reaper(機敏な死神)」に参加中の兵士5人の写真を、突然公開した。5人は無人攻撃機「MQ-9リーパー(死神)」のパイロットだ。問題は彼らの戦闘服につけられた部隊章だ。

 「図柄は、赤く塗られた中国大陸の上を、MQ-9リーパーが飛び、その背後に首切り用の巨大なカマを持った死神が立っている絵だった。要は『台湾に侵攻すれば、習氏ら共産党幹部の命をとる』と、ハッキリ死刑宣告を突きつけたかたちだ。前代未聞だ。リーパーは百発百中だ。逃げられない。中国は半狂乱だ。幹部らは震え上がり、習氏を裏切り、米国に命乞いを始めている」

今年1月、米軍は「対米テロの首謀者」として、イラン革命防衛隊の精鋭「コッズ部隊」のガーセム・ソレイマニ司令官に奇襲攻撃、殺害(斬首作戦)を決行した。この時、使用されたのが死神=特殊ミサイルを搭載した「MQ-9リーパー」だった。

 ◆菅首相周辺に中国スパイ?

 さらに、トランプ政権は中国が絶対死守を宣言している「一つの中国=台湾は中国の領土」を覆すつもりだ。続く衝撃情報はこうだ。

 「トランプ氏の『電撃的台湾訪問と台湾の国家承認宣言』が検討されている。マイク・ペンス副大統領かマイク・ポンペオ国務長官が代行する案もある。EU(欧州連合)や同盟国はおおむね同意している」

 6日、対中包囲網を形成する「自由で開かれたインド太平洋」戦略の中核、日米豪印4カ国外相会談「QUAD=クアッド(日米豪印戦略対話)」が、東京で開催された。大成功だ。台湾は「共通の価値観」を持つ同盟国扱いになっている。

 習氏は絶体絶命だ。だが、外事警察関係者はこういう。

 「中国は必死だ。日本だけが命綱だ。菅義偉首相に『習氏の国賓来日』を発表させれば、日米を分断でき、習氏は『生き延びられる』と思っている。中国のスパイ、媚中議員が動いている。信じられないことがある。菅首相の行動、発言、官邸情報が中国側に逐一洩れている

 菅首相のそばに、中国のスパイがいる。

 ■加賀孝英(かが・こうえい) ジャーナリスト。


補足、感想など

 ちょいと、アメリカの新聞の論調もみてみようか。

 -ここから-

2020/10/06()

ニューヨークタイムズ「アメリカはやり過ぎた、中国は赤信号の警告を送っており戦争も辞さないだろう」

アメリカが中国に対して経済制裁を行っている中、アメリカが台湾に急速に近づき良好な関係を築き支援したことに対して中国政府を怒りを露わにしたようだ。

ニューヨークタイムズは「アメリカと台湾の関係が急速に近づいたことに対して中国は『必要であれば、戦争まで辞さない』というメッセージを送った」と記載した。

中国人民解放軍は公式ウェイボアカウントに弾道ミサイル発射の写真と軍人の砲撃訓練のビデオを掲載。映像に対して「これが私達の答えだ」と言わんばかりだ。

中国の大手メディア環球時報は「アメリカと台湾の関係改善は中国への挑発だ」とし「台湾を支援する『火遊び』をやめろ。台湾総統が中国に続き反旗を挙げるなら、非常に危険な状況に陥るだろう」とメディアを使い警告した。

また中国はアメリカだけでなく台湾に対しても何かしらの制裁を行いそうだ。

中国が公開したプロパガンダ映像は下記より閲覧可能。

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 上掲のnyタイムスの論調ってなんだか奇妙だな。あそこは韓国資本になったしまったのだったかな。

 上の記事には、いくつか日本人の感想があった。拾ってみよう。

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16.>>2ニューヨークタイムスアメリカねや朝日新聞


17.>>8ウイグルチベットは独立、内蒙古はモンゴルに返す、北東部はロシアにくれてやり、インド、東南アジアの盗まれた国境は返却させ、台湾が国連加入、少民族が地方自治漢民族はゴビ砂漠に流刑収容


18.戦争だと言うなら、NYTは「何をもって勝利とするか?」をきちんと定義すべき。例えば「中国軍が北米大陸に上陸して全土を占領する」を中国の勝利と定義するなら、中国の勝率は限りなくゼロに近い。


19.>>10「戦争」って単語を先に出した奴は自分から仕掛けるだけの力が無い奴なんだよ。本気でガチで戦争やる気なら、かつての大日本帝国のように直前まで隠して奇襲する。中国の言う「戦争」って単語は「すいません!私弱いんで戦争しないでください」ってビビって命乞いしてるって意味よ。ただ、日本やアメリカは戦争はしないだろうが、制裁はこれからもずっと続けて行くよ。


20.>>3実際、出来ないんだよね。中国の空母はパイロットの練度が低くて発着艦が出来ない、海戦やろうにも日米の第七艦隊&海自のタッグに手も足も出ない、海路が開けなければ陸上部隊送れない。核などのミサイル兵器は使うと報復の核で中国全土が焼かれるから無理。唯一の方法が、現在やってる便衣兵による破壊工作のみ。


21.※20中国が核使う場合は全弾同時発射しかないんじゃないか?初手でアメリカ、ロシアを同時破壊しなければ報復で確実な死が待ってるし。日本もとばっちりで何発か飛んできそうだけど


22.実際に戦争になれば中国に勝ち目は無いのだから最後のハッタリだな。それで米国の世論が戦争反対になれば其の隙を突いて米国以外の国を恫喝(米国は動かないからお前らに勝ち目は無いと)して意のままにしようと言う魂胆だろう。だが、世界の覇者になろうと、言ってしまえば、中国が世界征服を目論んでいるとなると、それが成功すれば諸々の自由が無くなる世界になるのだから、米国民がそれを受け入れる事は無いだろう。少なくとも米国の政府関係者で中国の傘下になる事を良しとする人は居ないと思う。まあ、負けるとわかっていても中国が戦争に突入する可能性は有るが、その場合でも中国共産党員以外の中国人(の多く)が中国共産党の為に戦うとは思えないな。寧ろ中国共産党員でも逃げ出す人が多く居ると思う。勝てる可能性が高いのならば兎も角、負ける戦いだからな。


24.正規戦なんかやったら、何をどうしたって中共の勝ち筋は存在しないんだが本当にやるのか?


25.>>17香港はイギリス統治下澳門はポルトガル統治下となると上海はフランスなんだが今のフランスは無理だな上海と深センはどうするかね?


26.スッキリしていいじゃないか。この世から共産主義者の比率が少しでも減るのは人類にとってはとても良いことだ。ちなみに米軍が小躍りして喜んでるところが目に浮かぶが。


27.民解放軍なんぞ、数はいるけどチベットとかの非武装の民衆をなぶり殺しにするのは強いが、他国とのガチ戦争になれば逃げ回るしかできない雑魚。装備も近代化してるが、実力はアヤシイ。核ミサイルだけは要注意だけどな。


29.やり過ぎたのは虫国のほうだ。威勢のいいことほざいてる間は自分からやらない。ただ軍閥にも跳ね返りがいるんで北京の許可なくやらかす可能性もある。胡錦濤時代に、ある軍高官が汚職逮捕される間際に、基地のミサイルを発射しようとした事件があった。(未然に防げたが下手するとWW3になってた)自分が終わるなら政府も世界も巻き添えにしてやるってことだが、そういう手前勝手な倫理観をもってる虫国人は多い。

 -ここまで-

 習近平国家主席の「上から目線の精一杯の虚仮威し」の背景にあるのは、中国人の若者の支持だろう。

 ちょいと、その様子をみようか。

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 多くの庶民は冷静な分析よりも直観を好む。GDPで世界第2位になった中国が外国に頭を下げる必要があるのか。中国には中国のやり方がある。中国の皇帝(習近平)に土下座(三跪九叩頭の礼)をしないような国とお付き合いする必要はない──。 中国のネット上にそのような意見が満ち溢れている。

 “中国版ネトウヨ”は、政府が強硬な対外姿勢を取ることを好む。その一方で弱腰と思うと叩く。その姿は戦前の日本を彷彿とさせる。

“中国版ネトウヨ”の脅威

 最近、中国で面白い話を聞いた。

 日本では王毅外相の評判が極めて悪い。日本の外務大臣や政治家と会談する際に居丈高な態度をとり、写真を撮る際もいかにも不機嫌そうな顔をするからだ。まるで喧嘩を売っているようである。それは日本に対してだけではない。カナダでの記者会見においても、マスコミに対して居丈高な態度をとって顰蹙を買った。

 王毅外相の振る舞いは中国の国益を損ねている。外相として失格。だが、そう思うのは外国人だけのようだ。中国のネット世論は違う。強硬な態度を取ればとるほど王毅外相の人気が上昇する。だから、あのような態度を取る。 習近平も昨年オバマと会った時に、南シナ海の問題で一歩も譲らなかったが、その態度はネット上で高く評価されたそうだ。

 中国外交は“中国版ネトウヨ”の意見に従って動き始めた。それは、次のようなエピソードを思い起こさせる。1933年に日本は国際連盟を脱退したが、その時の日本代表は松岡洋介。ジュネーブの会議場で啖呵を切って脱退を宣言して退場したが、帰りの船では国際協調派の昭和天皇に怒られると思って沈んでいたそうだ。

しかし、横浜に着くと、民衆は歓呼の声を持って彼を迎えた。彼は英雄になった。その後、民衆受けを狙ってより危険な外交を押し進めた。その結果について今さらここに書く必要はないだろう。

 現在の中国は日本の戦前にそっくりである。強硬な意見を述べた者がネット上で喝采を受ける。その一方で国際協調派は叩かれる。だから時間が経つに連れて強硬派が強くなる。このような雰囲気の下で、南シナ海や東シナ海での軍事行動も過激な方向に向かう可能性が高い。

 それは決して中国の国益にはならない。だが、“中国版ネトウヨ”は思いのほか強く、共産党は彼らを恐れている。それは、共産党が若者を中心に多くの人々が現状に不満を持っていることを知っているからだ。

 こと外交関係に関する限り、敗戦に学び、日本の世論はかなり成熟した。だが、中国の世論は21世になっても幼稚な段階に留まる。このような状況を見る時、中国こそ歴史に学ぶべきである。幼稚な世論とどう向き合うべきか、中国の政治家は戦前の日本の歴史を勉強する必要がある。

 -ここまで-

 一種の国粋主義のようなものが発生しているのかもしれないな。

 しかし、それは、中国共産党による「中国人愚民化政策」の結果、発生したものであろう。

 金盾なる情報制限装置をつくって、自分で作った落とし穴に自分がおっこちてバタバタしているようにしか見えまい。

 自業自得、因果応報というものだろう。

 冒頭の記事には、日本人からの書き込みがあった。いくつか拾ってみよう。

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11: F「おれのことか?」


15:蔡英文総統は現状維持を求めているんじゃなかったの?国家独立じゃなしにちょっとややこしいんだけど


71: >>15蔡英文は以前の一国二制度にも現在の香港国家安全維持法案にも反対している。あるのは台湾独立国家のみだ。


18: あと半年早ければ、李登輝さんとともに喜べたのに残念。


19:10月末の戦争予想はこれかぁ・・・ 電撃戦すんのかね


26: アメリカが台湾を国家承認して国交樹立したら、空前絶後のビックサプライズになるおそらくトランプはやるだろう


27: 選挙のためのアピールにすぎんよ本気ではやれないと思うね


31:>>27甘いな、やるよ


28:なるほど菅さんの任命拒否は学術会議内に中国スパイがいるぞ何とかしろというアメリカ政府からのリークがあったからかこれは何が何でもトランプに当選してもらわないと


33: 日本には産業界はじめ評論家、教育者が先導してるスパイが多い、石を投げれば中国のスパイに当たる


36: トランプ政権からマークされてるの 中共の内通者 二階の事だろ


44: >>36経団連にもいるでしょ


47: 本来は、ソ連崩壊後にすぐしておくべきだったのをサボっていたから苦労することになる。アメリカが連合国として同盟を結んでいた中華民国から、体制の違う敵国の中華人民共和国を優遇することにしたのは、ソ連への対抗の為。従って、ソ連が崩壊したら、中華人民共和国を優遇する必要がない。それどころか共産党独裁主義国など、体制が合わないのだから敵対は自明。ソ連崩壊後に、すぐ台湾を国家承認し、同盟を結ぶべきだった。そして、アメリカと台湾が同盟を結べば、日米同盟があるから、三国同盟にすれば良い。日中の取り決めでは、日本が台湾を国家承認し同盟を結ぶのに妨げになる内容はないから何の問題もない。中華人民共和国の主張を尊重するってことは、その主張に従わないという意味なのだから。(その主張を守るなら、守るという条約を結ぶことになる。それを結ばないということは守らないということ。)


52: >>47米ソ冷戦のあとは日本がアメリカの脅威だったんだから仕方がない中国が台頭して日中は役割を交換したのさ


49: ほんとトランプ頼もしいわ


51: これはトランプが対中戦争を覚悟出来てるか?否か?で決まる問題!というよりも、果たして台湾蔡英文と台湾人に覚悟が出来てるか?トラ公オッサンお得意の選挙を意識したハッタリか?ホンマなら日本も当然巻き込まれるは必至!→WWⅢへ!!


54: この話を聞いて、キンペイが国連脱退を言い出したら、ラッキーだな。


55: まさか月単位で世界情勢がめまぐるしく変わるなんてな


56: トランプのチャイナウイルス感染は、ホワイトハウス全体を狙ったテロという噂も出てる。


57: いいとか悪いとかの話ではなくこれは宿命なんだ存在するだけで脅威であり脅威であるから攻撃するそれだけのこと

 -ここまで-