▲郷(ごう)に入っても郷(ごう)の者へ”オレ様のやりかた”に従え---とのみ、要求・主張するイスラム教徒たち。
この「オレ様主義」を主張するイスラム教徒(ムスリム)の非寛容さというものが、郷の人間にとって「恐怖」に変わるのだ。
なんでもかんでも「アラーアクバル」と大声でいえば、世間の人間が、ムスリム達の「非寛容性」というものを許容するとか思っているのか。
フランスで発生した殺人事件の記事をみてみよう。
2020/10/17(土
仏パリ郊外で16日、男が男性教師の首を切断し.殺.害する事件があった。警察は容疑者の男を射殺。中学校の歴史教師を務めていた男性は最近の授業で、イスラム教の預言者ムハンマドの風刺画を見せていた。エマニュエル・マクロン(Emmanuel Macron)大統領は「イスラム過激派のテロ攻撃」だとの見解を示した。
事件は同日午後5時ごろ、パリ西郊コンフランサントノリーヌの学校近くで発生。捜査関係者によると、学校付近に不審人物がうろついているとの通報を受けて出動した警察が、男性の遺体と、近くでナイフのような凶器を持った男を発見した。警察が身柄拘束を試みたところ、男が威嚇してきたため発砲し、男は重傷を負った。司法関係者によると、男は後に死亡が確認された。
現場は立ち入りが制限され、警察関係者によると、爆弾付きベストの存在が疑われることから、爆弾処理班が出動した。検察は「テロ組織に関連した殺人」と「テロリストとの犯罪的関連」の疑いで捜査が行われていると説明した。警察筋によると、容疑者の男は警察と対峙した際、イスラム過激派が襲撃事件を起こす際によく口にする「アラーアクバル(アラビア語で神は偉大なりの意)」との言葉を叫んだという。
マクロン大統領は現場近くで会見し、事件は「イスラム過激派のテロ攻撃」の特徴をはっきり示していると指摘。動揺した様子を見せながら、「国全体」を挙げて教師を守ると表明し、「反啓蒙主義は勝利しない」と述べた。
学校の保護者がAFPTVに語ったところによると、男性教師は授業でムハンマドの風刺画を見せる前に、イスラム教徒の生徒に退出を促していた。「息子によると、先生はとても感じが良く、フレンドリーで、優しかった」と保護者は説明。「(男性教師は)イスラム教徒の生徒に『教室を出なさい。皆さんの気分を害したくない』と告げていた」と語った。
▲補足、感想など
別の同種の事件もあったようだ。
-ここから-
2020/10/17(土)
パリでは先月下旬、風刺週刊紙シャルリー・エブド(CharlieHebdo)の元本社前で、パキスタン人の男が肉切り包丁で2人を刺傷する事件が発生。男は同紙によるムハンマドの風刺画掲載に対する報復として犯行に及んだ。
刺傷事件の3週間前には、2015年にシャルリー・エブド紙本社とユダヤ系スーパーマーケットで起きた襲撃事件の共犯者とされる被告の公判が始まっていた。フランス国内では公判の開始を受け、同紙と仏政府に対する抗議デモが各地で行われた。
仏内務省によると、モロッコを訪問中のジェラルド・ダルマナン(Gerald Darmanin)内相は事件発生を受け、ジャン・カステックス(Jean Castex)首相とマクロン大統領と協議を行い、急きょ帰国することを決めた。
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このイスラム教徒のもつ「非寛容性」というものは、ある意味、不気味ささえ漂わせている。
で。
日本の警察の「監視対象」となっているのだ。そのあたりの文章をみようか。
-ここから-
2010年、警視庁公安部の内部資料がネット上に流出し(資料のほぼすべてが国際テロ捜査に関する内容だった)、その資料から、警察が日本で暮らしているイスラム教徒を、数年前から監視していたことが明らかになりました。
この件に関して、情報流出によってプライバシーを侵害されたとして、17名のイスラム教徒の方々が東京都に損害賠償を求める訴えを起こし、先日に最高裁判所は、東京都に9000万円の賠償を命じています。
現在海外で話題になっているのは、公安がムスリムを監視している/た事実と、国際テロを防ぐ為の監視に関しては、最高裁は容認しているという点(最高裁は以前、警察がムスリムを監視し、テロ対策に必要な措置として、 彼らを取り調べることを許可しており、その姿勢は今回も崩していない)。
インデペンデント紙は、見出しに「ひどい」と一言。ですが読者からは、日本を擁護する声が続出していました。
海外「日本政府は本当に有能だ」 日本ではなぜイスラムテロが起きないのか?
翻訳元■■■
■ 私には何が問題なのか分からない。
疑われるようなことをしなきゃいいだけでしょ?
日本は本当に安全な国。
そしてその安全性がなぜ日本にあるのかって言ったら、
セキュリティを維持してるからなんです。 +17 イタリア(日本在住)
■ 日本人にとって素晴らしいことだね。
これのどこが「ひどい」のか俺には理解できん。 +2 イギリス
■ 日本は国として正しいことをやってるよ。 +5 オーストラリア
■ 悲しいなぁ。でも必要なことなんだよなぁ。 +4 アメリカ
■ 日本はとんでもなくレイシストな国だな。 +1 パキスタン
■ 日本人の為の国に、日本人として暮らしていて彼らはすごく幸せなんだよ。
馬鹿げた多様性とか、アホみたいな多文化主義には興味がない。
日本に賞賛を送らせていただこう。 +42 アメリカ
■ 日本は単に、自国を結束性があって安全な国に保つために、必要とされることは何でもやろうっていう姿勢なだけだろ。
国連が決めた難民に与えられる特権を取り消すべきだ。 そして移民に関するコントロールを取り戻そう……。 +3 アメリカ
■ もともと日本はすべての人間を監視してる国だし! イギリス
■ これが欧米だったらリベラルが大騒ぎしてるな。 イギリス
■ アメリカもイギリスもやってるのに、日本だけ特別なの?
インデペンデントは日本に対して辛辣すぎだろ。英米には手厳しいことは書かないくせに。 チュニジア
■ イスラム教徒の1人として言いたいのはただ一言。
本来イスラム教は、平和な宗教なんだってことだ。 ナイジェリア
■ これのどこが「ひどい」わけ?
世界中でテロの嵐が吹き荒れてるんだぞ?
日本はパーフェクトなくらいに賢明だろ。 +3 ギリシャ
■ 実際のところ僕はハッピーだよ。
ムスリムがどういった生活をしているのかを知ることで、日本人のイスラム教徒がより増えることにつながる。
……だから監視は良い事だと思うんだ :) +30 国籍不明
■ 「予防は治療にまさる」って言うしね。
日本でテロが起こらない理由がまさに「予防」にある。 +11 パキスタン
■ 残念だ。監視をしてるだなんてあまりにも残念だよ。 トルコ
■ 俺はイスラム教徒だけど、何も問題はないと考えてる。
テロを起こすような人間はイスラム教を冒涜してる。 +130 インド
■ その通り。やましいことがないなら恐れる必要はない。
ただ、やるなら全ての宗教を対象にすべきかな。 +35 ポルトガル
■ どの国にも自国民を守る権利があるわけだしね。 +9 イギリス
■ パラノイアもここに極まれりって感じだな。 カナダ
■ アメリカやイギリスは日本みたいに差別しないぜ。
何てったって、誰彼構わず監視してるからな!! +2 イギリス
■ 日本は世界一安全な国の一つでもあるんだよね。
何でだろうね〜不思議だね〜。 +168 ニュージーランド
■ ソ連のフルシチョフがかつて口にしたことを忘れるな。
「米国が共産化することはないだろう。
しかしいずれは内部から崩壊していく」。 +10 アメリカ
■ 日本には常識ってものが備わってるんだよ。
何より大事なのは国民の安全なんだ……。
アメリカよ、日本を見習え! +20 アメリカ
■ どこの家庭にもその家独自のルールがあるように、
国にだって独自のルールを持つ権利があるでしょうに。 アメリカ
■ 「その国のルールが嫌なら故郷に帰れ」だよな。 +8 アメリカ
■ 日本はどんな時も馬鹿げたことはやらない。
そして日本人は自分の国や伝統に大きな誇りを抱いてる。
郷に従うか、去るか。その二択しかない。 +2 アメリカ
■ テロの脅威を回避する方法に関して言うと、
日本は欧米の国よりもそれをよく理解してるよね。 +13 国籍不明
■ 日本人ほど物事を現実的に判断できる民族はいないね。 +1 国籍不明
■ 全くもってその通り。
その点ではどの民族も日本人には勝てないな。 +1 フィリピン
■ 嗚呼っ、とうとう日本まで他の国みたいに、
他の民族や宗教を差別する国になってしまったのか。 イギリス
■ ごくごく一部の狂信的な人たちのせいで、
こういうことになってしまうのは残念だ。 インド
■ 現在世界で起きてるテロの多さを考慮すると、
日本の警察の動きは論理的で適切なものだと思います。 マレーシア
■ 今世界はムスリムと非ムスリムで二分化されてるように思う。
ムスリムに対する偏見的なアプローチをやめないと、
世界は平和のままではいられなくなるよ。
ムスリムはテロリストじゃないんだ。モンスターでもない。
他の世界の人たちと同様、人間なんだ。 +2 トルコ
■ これが良い事なのか悪い事なのか俺には分からない。
ただ一つはっきりしてるのは、日本はかなり安全で、
住むには素晴らしい国だって事だね。 +2 インド
8:2くらいの割合で日本を擁護する声が多く、そういった声には支持の数(+)も多かったです。
-ここまで-
ついでに、日本にいるムスリムの主張もみておこう。
-ここから-
2016/08/20(土)
イスラム教を巡る国際的なニュースが相次ぎ、日本人のイスラム観が揺さぶられている。一方で、ビザの発給要件緩和などを背景にイスラム圏からの訪日客が急増、日本人がムスリム(イスラム教徒)を身近に感じる機会も多くなった。「隣人としてのムスリム」を理解し、共に暮らしていくためのヒントを聞いた。
◆暴力的な教え一切ない レモン史視・NPO法人日本ハラール協会理事長
イスラム教に改宗したのはマレーシアに住んでいた27歳の時。その後、ドバイやパリで暮らし、2013年に帰国した。日本で電車やバスに乗る時は、ヒジャブを横で結んだりしてカムフラージュ的にかぶっている。すれ違う人からにらまれることもあるからだ。そういう人はおそらく「ムスリム=テロリスト」というイメージを持っているのだろう。でもいつも思う。この布きれ一枚があなたに何をするんだって。これが武器になるわけでもない。本当にもどかしく感じている。
私自身、改宗前はムスリムへの偏見があった。一部メディアの偏った情報だけで「怖いことをする危険な人たち」と何となく思っていた。でも実際、イスラム圏の国に行ったら優しい人ばかり。イスラムという言葉は、アラビア語で「平安」を意味する「サラーム」から派生したとされる。平和が根底にある教えであり、暴力的な要素は一切ない。
私には5歳と4歳、1歳の子どもがいる。この子たちが大きくなるころ、国内のムスリム人口は増えているだろう。ムスリムと非ムスリムが共存できる社会をつくるため、親としてすべきことは何か。一つは教育関係者や保護者向けのセミナーの開催が挙げられる。お祈りや、イスラム法で許されるハラールの食事などイスラム教について周囲に正しく理解してもらうことが必要だ。ムスリムの友人の中には、忙しく働きながら小学校のPTA役員をしている女性もいる。地域で暮らすムスリムとして、その存在を示すことは子どもたちを守ることにもつながると考えているからだ。
交流の場をつくることも大切だろう。ここ数年で礼拝所は増えたが、例えば大阪の南部にはモスクがなく、コミュニティーが発展しにくい。市内のアクセスしやすい場所にモスクができれば、情報交換しやすいし、子どもたちにコーランの授業もできる。その際、屋根瓦と畳のあるモスクが作れたらいいのでは。ドーム型の造りより街に溶け込めるはずだ。日本のムスリムが増えれば、日本なりの信仰の形が自然と生まれてくる。私はこの国ならではのムスリムのアイデンティティーも大事にしたいと考えている。
「日本ハラール協会」は非営利法人で、ハラール認証やその支援を行っている。輸出を主な目的に認証をとる国内企業は増え、インバウンド効果で日本でも食のハラール化は進んでいる。分厚い冷凍肉しか売られていなかった牛肉も、最近薄切りのものが手に入るようになった。私も先日、10年ぶりくらいに家族で焼き肉を食べてとても幸せだった。一方で認証団体の中にはハラールブームに便乗し、法外な費用を要求する詐欺まがいの集団もある。国が規制するなどの仕組みが必要だと思う。
今行っている地道な認証活動も私たち親世代の責任であり、ムスリムとしての使命といえる。ハラール食材が増えればハラールレストランが増え、将来的には給食もハラール化されるかもしれない。10年後、20年後に子どもたちの世代が何不自由なく生活できる社会になればと願っている。【聞き手・清水有香】
◆日本なりの共存模索を ウスビ サコ・京都精華大人文学部長
マリの高校を卒業し、まず中国に留学した。中国にはムスリムの少数民族がいるため、都市部以外の人もイスラム教について基本的なことは知っていた。24歳で来日。日本人の多くは「私は無宗教です」と言うが、「相手を尊重する」「モノを盗まない」など、あらゆる宗教が一生懸命に説くようなことを自然に身体化しているように思う。それなのに、私たちムスリムの宗教的なタブーを理解しようとしない。私に酒を勧めたり、みりんや豚肉など口にしてはいけないものについていちいち「なんで?」と言ったり。ムスリムは本来、他の宗教に対してある程度の知識を持ち、互いに尊重したり距離を置いたりしながら共生してきたが、日本人は他の宗教や異文化に関する情報と知識が極めて少ない。
もう一つ、日本人に特徴的なのは、相手を型にはめようとするところだ。近年イスラム教に関する情報がもたらされるようになると、今度は「ムスリムはこんな人、対応の仕方はこう」と決めつけ、それに沿わなければがっかりする。でも、イスラム教は広範な地域に広がっていて、いろんな文化がある。例えば女性のヒジャブ着用を徹底している地域もあれば、そうでない地域もある。中途半端に知識がある人は、そうした多様性すら認めようとしない。
最近はみんな、自分の身を守るためにイスラム教を知ろうとしている。それがかえってコミュニケーションを阻害していると思う。先日、ある小学校から「イスラム教について教えてほしい」と頼まれた。ムスリムの転入生を迎えるにあたり、「その子に対して宗教的に間違ったことをすると大問題になるのか」「豚肉を食べさせたらどうなるの」などと。私も来日した当初、間違って豚肉を何度も食べたが、だからといって一緒にいた人を憎んだりしない。メディアの情報や文献を基に怖がるのではなく、目の前の人から学び、直していけばいい話だ。
西欧社会はムスリムへの差別意識を隠さない。歴史的に領土争いを繰り返してきたので、お互いに排他的だ。相手の危険性や自分の利益・不利益を知った上で関わるから、差別が生まれやすい。日本はそうした経験があまりないので、ムスリムと協調していける可能性があると思う。私は日本国籍を持ち、ムスリムでもある。このように複数のアイデンティティーを持つ人たちが、これからの多様性がある「日本人」や日本社会を構成していく。多民族化が始まりつつある今がチャンスだ。西欧化するのではなく、日本なりの共存の方法があるのではないか。
日本社会は本来、他者を受け入れる姿勢を持っていると思う。外国人が日本の文化を学ぶことを否定しない。例えば地域の祭りなどを通して関係性ができれば、お互いを知ろうと思うようになる。以前、町内会長に「お酒飲まへんか」と言われて「飲まない」と答えたら「こんな体して、なんで」「イスラム教徒だから」「おーそうか」。そんなふうに互いに調整していけばいい。宗教も含め、「違ったまま一緒に暮らす」方法を模索することが重要だ。【聞き手・中本泰代】
◆家族や友人関係が濃密 中西久枝・同志社大教授
1980年代末以降、イスラム地域におけるNGOの活動や安全保障政策の調査のため、イランをはじめ中東のいくつかの国に滞在した。事前に勉強してわかっているつもりでも実際に行ってみると全然違うということが多くあった。最近ではイスラム教とテロとを結びつけて報道されることが多く「怖い」という印象を持つ人が増えているが、それは一方的であり間違いだ。表面的な知識だけでなく、私たちと異なる文化的な背景や考え方を持っていることを理解した上で付き合うことが重要だ。
私が感じる彼らの特徴として、人間関係がとても濃密なことがある。特に家族をとても大事にする。仕事中であっても、携帯電話に奥さんや子どもから電話が掛かってくればためらわずに出る。知り合いになった相手の家族のことも知ろうとする。私がイランの外交官に安全保障政策を聞き取りに行った時も、まず最初に「兄弟はいるのか」「子どもはいるのか」などと質問してきて、それに答えないと本論に入れなかった。一番重要なアイデンティティーが「家庭」にあることがよくわかる。
また友人との関係も深い。特に用が無くても頻繁に会う。日本で阪神大震災や東日本大震災などの災害が起きた時に、私を心配して真っ先にメールをくれたのもイスラム教徒の友人たちだ。
中東のイスラム教徒が日本に対して持つ印象は概して良いと言える。その原因は、これまで日本が中東地域を侵略していないことや、広島や長崎に原爆を落とされながら立ち直ってきたことなど歴史的な面もあるが、若い世代ではアニメや映画を通じて日本に強い関心を抱いているケースが増えている。この3月にレバノンで出会った10代半ばの女の子は日本のアニメファンで「数百作品という単位で見ている」と言っていた。それが「日本に行きたい」「日本人に会いたい」という強い思いにつながっていることは注目したい。
そうした映像作品が彼らの心に響くのは、日本人と似た「ウエット」な感性を持っているからだろう。相手を思いやり、言いたいことをはっきりと言わない繊細さのようなものだ。例えば「手土産」の文化。同志社大でも多くのイスラム教徒の留学生が学んでいるが、自国に帰省して日本に戻った時には私に何かしら手土産を持ってきてくれる。この感覚は日本人にはなんとなく理解できるものだ。
こうした人間関係の濃さや情の深さには、宗教的な背景が影響していると思う。彼らは信仰心を持つだけでなく、コーランの教えを実践することで信仰を神に示すという発想がある。困った人を助けるのも当たり前だし、大切だと思う人を徹底して大切にすることも信仰の現れだ。
今私が教えているイスラム教徒の学生たちは、日本人は欧米と比べ打ち解けるのに時間がかかる半面、とても寛大だと言っている。ベール姿をじろじろと見たり、無遠慮な質問をしたりすることが少ないそうだ。私は、宗教意識の強くない日本人だからこそ、偏見なく彼らと接することができるのではないかと可能性を感じている。【聞き手・花澤茂人】
◆日本に推定10万人
ムスリム人口は現在、アジアや中東、アフリカを中心に約16億人とされる。日本ムスリム協会によると、日本で暮らすムスリムは推定約10万人(うち日本人は約1万人)。多くの日本人にはなじみの薄い存在だったが、パリ同時多発テロ(昨年11月)や、日本人7人が殺害されたバングラデシュのテロ(先月)など、過激派組織「イスラム国」(IS)をはじめとするイスラム過激派による犯行が頻発。イスラム教への関心が高まっている。
-ここまで-
もう、ひとつ、日本で育ったムスリムの文章をみよう。
-ここから-
2016年10月05日
父親がインドネシア人、母親は日本人と中国人のハーフ。
小学校の給食が食べられなくて辛かった。あれは今でも学校を恨んでる。
36. 2016年10月05日
※35
学校を恨むのは筋が違うと思うよ。
日本がイスラム教国ではないのをあなたの親達は分かっていたのだから、日本で生活をしていこうと決めたのなら、子どものあなたにまでイスラムの戒律を強要、固執させなければよかっただけの事。
申し訳ないけど、イスラム圏の方々の「自分達の教義にあわせるよう配慮するべき」という考え方は世界では通用しない。
住んでいる、住まわせてもらっている土地の考え、宗教にムスリムの方々があわせるべきなんだ。
それが出来てないから、ヨーロッパで排斥されているし、その考えのままなら日本でだって同じ事が起こると思う。
※35
親を怨むかイスラム教を怨みなさい学校を怨むなんて筋違いもいいところだ
日本は神道の国なんだからイスラム教の国に移住しなさい
世界にはいくらでもある無理して日本で生きるべきではない
-ここまで-
おそらく、教義の中に秘密があるのではあるまい。
ムスリムのもつ「オレ様主義」の中にこそ、冒頭の「殺人事件につながる非寛容さの本質」があるのではあるまいか。