2023年11月17日金曜日

欧州EV市場は「死の谷」へ  自動車の車種を政治的思惑だけで決めるのは無理

 

自社の技術開発力を無視して、トヨタ憎しとトヨタが立ち上がらない内に、シェアを確保しようと、evに執着したが、思うようにはならなかった。欧州の自動車会社は、急速に方向転換している。

20231116日アングル:欧州EV市場は「死の谷」へ、性能・価格で新モデル待ちに[13日 ロイター] - 何年にもわたって成長が加速してきた欧州の電気自動車(EV)市場は、需要に急ブレーキがかかる局面に突入しつつあるようだ。消費者は2─3年後に、より性能が良く安価なモデルが登場するのを待つ態勢に入っている。今年1─9月の欧州における完全電動車の販売は、前年同期比で47%増えた。しかし、テスラ(TSLA.O)やフォルクスワーゲン(VW)(VOWG_p.DE)、メルセデス・ベンツ(MBGn.DE)などの各メーカーは喜ぶどころか、いずれも浮かない表情を見せる。彼らが警戒しているのは、高金利や熱気に欠ける市場が顧客を遠ざけている現状だ。実際、VWの受注高は昨年の半分ほどに過ぎない。ドイツやイタリアの販売店、または国際的なデータ分析企業4社による調査によると、需要の鈍化は経済的な不確実性だけでは説明できないという。そこには、消費者が今のEVは自分たちが求めている安全性や走行距離、価格の条件を果たして満たしているか疑問を持っているという問題がある。

<反応>

2: 現状トヨタのハイブリッドシステムが天下とったよな。世界はそれを認めないけど。

3: まだ信用出来ないわな。

4: 日本いじめの報いだ。

6: トヨタ潰しのつもりが自分たちが潰れそうでござるの巻。

11: >>6割と毎回これじゃね。

12: >>6ほんとそれトヨタ潰そうとしたら中国のEVに自国の自動車産業が駆逐されて行ってる

197: >>12ノルウェーかスウェーデンかだとトヨタのEVが天下とったんだろ。トヨタはEV出来ないと悪口言っておきながらEVでも完敗というトヨタじゃなくても中国になるだけだし、どっちにしろEUメーカーの出る幕ないのよね。

15: EV車で自滅した欧州さん…

17: >>15あいつらアホだよな。トヨタ潰そうとしたら中国が進出してきて自国の自動車産業が危機に陥ってるとか。

20: パヨクの棍棒がまた折れちゃった。

25: ヨーロッパが自爆しただけで日本関係ないやん。

26:>消費者が今のEVは自分たちが求めている安全性や走行距離、価格の条件を果たして満たしているか疑問を持っているという問題がある。何と言う今更な。

28:町乗りの嗜好品程度のモンだろ、EVなんて。

81: >>28その点、日産サクラはバッチリなんだよなあ。リーフから始まって、eパワーとか色々回り道を経て、やっと本命の車を出したEVの時代なんてすぐには来ないのを日産自身が一番わかってる。

30: どう足掻いても、リチウムは足りない。ハイブリッドしか可能性が無い。欧州はトヨタ式ハイブリッドを諦めて日産式の発電専用エンジンの安物を作るしか生き残る道は無いよ。

31: トヨタのハイブリッド車に乗ってるおまえらがいるならガッツポーズしていいぞ。それが現状、どこの国にも真似できない世界最高の内燃機関だからな。

35: >>31ヤリスクロスの後部座席どうにかなりませんか?

38: >>35C-HRを買い逃したあなたの落ち度です。

33: >彼らが警戒しているのは、高金利や熱気に欠ける市場が顧客を遠ざけている現状だ。実際、VWの受注高は昨年の半分ほどに過ぎない。

40: 中国東北部で、EV車が充電困難。不評が高まる。泣いた

123:>>40中国は厳冬から酷暑まで、全条件をそこそこの規模で市場実験できる。巨大な国土と人口は、それ自体十分なアドバンテージだな。

136: >>123最大のアドバンテージは、そのEV通して人体実験が出来るところだろう。

143: >>136あと自動運転もね。全く人権に配慮せず存分にこういう相手と競争しているのに、未だに中国舐めてるやつがいるのが謎あいつら自由主義国家の弱みも出来ないことも良く理解しとる。

44: 最初はトヨタはEVシフト否定的だったから化石大国日本みたいな煽りをしつつ研究開発の手抜きも出来たがトヨタの参戦が本格化すると社運を掛けた研究開発をする羽目になり引くに引けなくなったな。値段や性能面でトヨタに勝とうとしたら大量出血止むなしだしトヨタは後発だからいつでも退ける余裕があるのがデカイ。

47: >>44トヨタにはハイブリッドシステム技術あるからなEVがこけようが、なんのダメージもないよこれからはこれから自車のモデル展開していきますってプレゼンしとくだけでいい簡単なおしごとです。

57: >>47というかEVの問題点の多くを解決できる全固体電池持ってるし水素燃料自動車というEVそのものが向かない地域への代替手段も独占してるし全方位負ける要素がない

60: >>57ほんとそれな。THSの凄さをもっとコマーシャルしていけばいいと思うのにあんまり聞こえてこない。

67: >>44普通に考えてあのトヨタがEVシフトに否定的だったからと言って何もしてないわけないんだよなあ。

61: 市場がトヨタのロードマップ通りに動いてるんだよなぁマスゴミはやいのやいのトヨタに文句言ってたけどやっぱプロの読みには勝てないんだな。

> 高金利や熱気に欠ける市場。素直に「値段が高いくせに使い勝手が悪いEV」と書けばいいのに。どこの誰が高かろう悪かろうな商品を選ぶと思ってるのやら

中国が国内で実験して製品を作った所で安全性は無視だから、結局市場を制覇出来ないよ。人の命が安い社会・共産主義には無理な話。


2018年頃の自動車の車種の見込みの予想をみてみよう。2018年での筆者のブログから。

2018227日火曜日これから、どういう自動車が売れるのか。ホンダを例にして

なにかというと、今、ヨーロッパなどで電気自動車への移行が声高に語られているが、そう簡単に、ガソリン車 → 電気自動車になる訳がないというのが、筆者の感覚だった。つまり、ガソリン車 → ハイブリッド・燃料電池車 → 電気自動車 となるだろうが、実際に電気自動車となるのは遥かに先だろうと思っていた。 そのあたりのことが、ホンダの動きをみていて、納得する気がした。

まず、新聞から抜粋。

ホンダは2018年、主力市場の米国、中国、日本でハイブリッド車(HV)の有力モデルを一斉に発売する。基幹部品の現地調達も進め、コスト競争力を高める。ホンダは30年までに世界販売の65%をHVや電気自動車(EV)などの電動車両にする方針。次世代エコカーとして有力なEVはコストやインフラに課題が残るため、ホンダは即戦力のHV投入で世界の燃費規制に対応する。国では18年前半に「アコード」のHVを発売し、夏にはHV専用車「インサイト」も投入。米国はホンダにとって最大市場だが、17年のHV販売台数は2万台強で比率も1%にとどまった。中長期の環境対応需要を取り込む。中国では、舂に「アキュラ」の多目的スポーツ車(SUV) 「CDX」にHV仕様を投入。CDXはアキュラの中国販売の9割を占める主力車種。高級車で環境性能を打ちだし、ブランドイメージを高める。20年ごろには、プラグインハイブリッド車(PHV)の販売も始める方針。日本では夏にSUV 「CR-V」の新型でHVを発売。年末にはインサイトを4年ぶりに復活させる。ホンダは日本市場での販売の半数をHVで占めるが、上積みを目指す。米国で発売するアコードHVは米国生産とし、バッテリーなどで構成する電力供給部品も現地でつくる。ホンダのHVの電力を制御する部品を手掛ける系列会社ケーヒンも、20年までに米中で現地生産を始める方針。モーターでは、日立オートモティブシステムズとの共同出資会社が21年までに米中で現地生産をする。ホンダがHVを世界の主力市場で一斉に発売するのは環境規制への対応が狙いだ。中国や米カリフォルニア州は排ガスを出さないEVなどの販売を一定台数義務付ける規制を設けている。これとは別に、自動車メーカーごとの平均燃費 「CAFE方式」の規制もあり、HVが有効だ。CAFE方式の採用国は20年に日本や欧米、中国など計30力国・地域程度に広がる見通し。ホンダの17年の電動車販売は約26万台と全体の5%にとどまるが、30年までに世界販売の65%を電動車にする計画。このうち全体の50%をHVやPHVとし、残る15%をEVや燃料電池車(FCV)とする方針だ。1920年に欧州や日本で量産型EVを投入するが、コストやインフラ、充電時間などの課題があるため当面はHVを主役と位置づける。HVは90年代後半にホンダやトヨタ自動車が実用化した時点ではコストが課題となっていた。20年ほどを経て普及が進み、システムの量産効果も出て、今では収益性も高くなっているようだ。英調査会社IHSマークイットの予測では、30年の世界販売に占めるHVは全体の33%で、EVの7%を上回る。電池コストEVは20倍  量産効果になお時間 電気自動車(EV)は走行中に排ガスを出さないため、大気汚染が深刻な中国などで次世代エコカーの本命とされる。ただ、EVにはハイブリッド車(HV)の約50倍の容量の車載電池が必要で、現時点ではコストは20倍超にのぼるとされる。量産効果でコストが下がるには時間がかかり、EVはゆっくりとしたペースで普及する見通しだ。2030年に世界販売に占めるHVやEVなどの電動車を550万台以上に引き上げると表明したトヨタ自動車。小林耕士副社長は「電池が一番の課題になる」と指摘する。同社の主力HV「プリウス」では1台当たり6万円だった電池のコストがEVでは140万円に達するといい、「売価に反映できるかどうかを含めて、非常に答えがたい問題だ」と話す。EV用電池のコストを大幅に引き下げる技術として、トヨタなど自動車各社は「全固体電池」と呼ぶ次世代電池の開発にも力を入れている。ただ、電極部分を精密に加工する技術の難しさなどから量産化のハードルは高く、今のところ普及の道筋は立っていない。当面は内燃機関とモーターの組み合わせによって燃費効率を高め、各国の燃費規制に適合する手法が自動車業界の現実解となる見通しだ。

補足、感想など

今から12年先の2030年度におけるホンダの比率をみてみよう。35%がガソリン車、50%がハイブリッド、残り15%が電気自動車、燃料電池車 となる見通し。まぁ、こんな感じだろうなと納得する。2030年で、電気自動車って、15%未満—実際は、燃料電池車の方が多いだろうから。数%という見込ということだろう。そんなことで、電気自動車の普及するタイミングは、20年先ぐらいではないのかな。

-ここまで-