2020年5月24日日曜日

日本経済のV字回復あるか。妄想かもしれないし、インバウンドもない。でも、今、日本は先の大戦直後のアメリカに似ている


今、日本は先の大戦直後のアメリカに似ている。
 アメリカは、二次大戦で、自国の損傷はなかった。対して、ヨーロッパ、アジアには、戦争により工場などに大きな被害があった。
 つまり、他国はすべてダメ、自国だけが健全というか傷を負っていなかったのだ。
 こうして、1940年代半ばから1960年代半ばまでアメリカは空前の好況であった

 日本はどうやら、このコロナ騒動から一番早く抜け出したようだ。
 で。他国はまだまだコロナ騒動にまきこまれたままだ。
 期間は短いだろうが、1年くらいは、日本は、「大戦後のアメリカ」状態にあるということだ。

 で。
 妄想かもしれないが、日本経済は、この「大戦後のアメリカ状態」のメリットを享受できるかもしれないな。

 以下、新聞から抜粋。
 
 日本は強制力のない自粛要請でも感染拡大を抑え込んだ 大原浩氏
 日本の新型コロナウイルス対策は、都市封鎖など強制力のある措置を取らなかったが、欧米などに比べて感染者数や死者数を抑え込んでいる。
 その理由を日本の歴史や日本人の衛生観念にあるとみるのは、国際投資アナリストの大原浩氏だ。緊急寄稿で大原氏は、コロナ後に世界経済が大きく変貌するなかでも、日本はV字回復を果たし、黄金時代を迎える可能性があると予測する。
 何があっても安倍晋三首相のせいにする「アベノセイダーズ」は、「モリ・カケ(森友学園、加計学園)」「サクラ(桜を見る会)」に続いて、ウイルスまで政権転覆画策の道具にしている。

 偏向メディアも「政府の対応が悪い」の一点張りだが、日本のウイルス対策は結果を見る限り、誇るべきものだ。PCR検査数が少ないから感染者数や死者が少なく報告されるという論調があるが、至近距離で粘膜を採取することで感染を逆に広げる恐れがある検査をやたらに増やすことは危険だ。「抗体検査」も正確性などの点からそれほど意味があるとは思えない。
 「超過死亡」という指標は、簡略化すれば「平年に比べてどれほど死者が増えたか」という数字だ。東京で2月に一時的に増えたが、全国的には目立った増加が見られない。検査の数がどうであろうと、はっきり確認できるほど死者は増えていないということである。

 日本が成功した要因はいろいろ考えられるが、日本人の衛生観念の高さは重要なものの一つだ。 神社で参拝する前に手水で手を洗う習慣は、古代に感染症が広まったときに始まったとされるし、火葬が早い時期に普及したのも死体からの感染を防ぐためであったと考えられる。
 靴を脱いで入る日本の家屋は土足で歩き回る欧米の家よりもはるかに清潔で、握手やハグと違って約1・5メートルの距離を維持できるお辞儀も優れた社会習慣だ。
 中古品市場が普及する前の日本人の「新品志向」も理由があったといえる。逆に言えば、これから急速に復活する「新品志向」で、シェアビジネスや中古品市場は大きな打撃を受けると思われる。

 また、エネルギー効率の面から機密性が低い日本家屋は非難されてきたが、風通しが良いのは、夏の暑さ対策だけではなく、ウイルス対策の面もあったと思われる。
 日本には、少なくとも聖徳太子の時代から約1400年の歴史を持つ「世界最古の国」として「社会的ノウハウ」の蓄積がある。まだ油断すべきではないし、第2波の可能性も高いが、ここまでの「成功の要因」は一般の日本国民の水準にあるといえる。強制的措置を伴わなかったにも関わらずこれだけの成果を残すことができたのは驚異的だ。

 経済面でも日本に追い風が吹いている。約260年間鎖国をしていた江戸時代に高度な文化・社会が生まれ、開国後、世界を驚嘆させるスピードで欧米諸国に追いついたのも、江戸時代の豊かな蓄積があったからである。
 新型コロナウイルス蔓延で強まる自給自足型経済に日本は向いている。学校では「貿易立国」と教えられてきた日本だが、貿易依存度は、近隣諸国に比べてかなり低い。
 不思議なことに、日本は冷戦時代に繁栄した。戦後の大不況で崩壊しかけた日本経済を救った1950年の朝鮮戦争は、東西冷戦の始まりでもあった。冷戦体制は89年のベルリンの壁崩壊で綻(ほころ)び、91年のソ連崩壊で決定づけられた。日本のバブルは90年頃崩壊し、グローバリズム進展の中で経済が低迷してきた。
 偶然の一致かもしれないが、感染症対策として国境を越えた人間の移動がこれからかなりの間制限されることなどを考えると、「自給自足」に強い日本経済の黄金時代がやってくると考えるのは合理的だ。ただし、日本のアキレス腱(けん)である食糧とエネルギーについては真剣に考えるべきで、それらの大生産国である米国との緊密な関係は極めて重要である。

 ■大原浩(おおはら・ひろし) 人間経済科学研究所執行パートナーで国際投資アナリスト。仏クレディ・リヨネ銀行などで金融の現場に携わる。夕刊フジで「バフェットの次を行く投資術」(木曜掲載)を連載中。

 ■日本の低死亡率「新仮設」に注目
 日本の新型コロナウイルス対策は「PCR検査が少ない」「自粛措置が甘い」などの批判もあったが、欧米などに比べて死者数や死亡率がケタ違いに少ない。この謎について、京都大学大学院医学研究科の上久保靖彦特定教授と、吉備国際大学(岡山県)の高橋淳教授らの研究グループは「日本ではすでに新型コロナウイルスに対する集団免疫が確立されている」という仮説を発表して注目。5月9日発行の夕刊フジ紙面に大きな反響があった。
 同研究では、感染力や毒性の異なる3つの型のウイルス(S型とK型、G型)の拡散時期が重症化に影響したといい、日本は入国制限が遅れたことが結果的に奏功したとしている。


補足、感想など

 冒頭でふれた。
 今の日本が、先の大戦での「アメリカ状態」であるということは、いろんな点で、日本にメリットをもたらしてくれそうだ。
 日本人は、この状況というか状態を貴重なものとして、大切に扱おう。

 上の記事には、日本人からの書き込みがあった。いくつかを拾ってみよう。

 -ここから-

ただの妄想&願望だよ実現不可能日本は今後衰退していくだけだ

55: >>3日本が衰退なら、他の国は滅亡レベルに落ち込むぞそれくらい経済の状態が比較にならないくらい悪い日本にいるとわからんかもしれんが

87: >>67韓国は失業率、格差で経済しんどるよ財閥以外は貧困、無職で受験戦争ですべてが決まるそして頼みの綱の輸出がコロナで終わった自殺率、犯罪率はアジアトップクラスでボロボロ日本は割と派遣やフリーターの底辺が支えてるから、上がらないけど下がらない。どちらも人口減少なのでGDP増やすのはきついが、弱者切り捨てでいけば一人あたりgdpなら上がるという仕組み

8:こう言った明るい話題も必要と思う。

10:海外渡航者によりまた冬に広まりングだろうがなあそこまでに万全の体制取れるのかのう

31: >>11あーこれから何千兆って賠償する中共のことね

14: 悲観悲観ばかりよりこういう前向きな意見があっても良い

27: 可能性は否定しないが、根拠が弱いな。具体的な施策もない。

60:会社行事の飲み会も、都市部に人が集中しやすくなる要因だった。オンライン飲み会で済ませられれば、住居地の多様性は生まれるかも。

73:コロナ始まってから悲観論全て外れてるからな日本1人勝ちはかなり濃厚

103:とにかくインバウンドはおしまいスパイ禁止法作って技術者の給料上げてコツコツ技術を復活するしかない

【管理人】まあ楽観的だけどそのぐらい言ってもいいわな。他のメディアで日本はもう終わりだっていっつも言ってるし。V字回復するためには無駄の排除で外国人優遇をどんどん取っ払いスパイ防止法と放送法改正と憲法改正、最低でもそのぐらいやらないと無理。頑張って実現してほしい。

 -ここまで-