2020年6月1日月曜日

緊急事態宣言の再指定は考えずと西村大臣


どこに核心があるのだろう。
 結局、緊急事態宣言とは、正体も分からぬ病原菌に対する「一時凌ぎ」「時間かせぎ」だったということなのだな。
 数月前だ。
 未知の病気では致し方あるまい。日本人が「正しく恐れた」という証拠でもあろう。

 これからは、医療崩壊しない範囲に収めることができる----ということなのだな。
 それだけ、この病気に対する知見も得、病院とか薬などの準備を揃えることができるということだろう。
 
 これからは、国民がこの新コロナウイルスに対する抗体を順に獲得すればいいことだ---と国・政府が考えて、すくなくとも「一時しのぎ」から脱却できた--ということだ。
 アフターコロナという言葉はどうかと思うが、未知の病気 → 多少は、知見を獲得した病気となったということでもある。
 経済を殺さないようにギリギリ回しながら、医療崩壊をおこさないように、バランスを取るという微妙な調整が続くということだろう。

 以下、新聞から抜粋。

 「緊急事態宣言の再指定は考えず」 西村大臣

北九州市で感染者が相次いで確認されていることについて、西村経済再生担当大臣は「感染経路を追い掛けられている」として現時点では緊急事態宣言の再指定は行わない考えを示しました。

西村経済再生担当大臣:「危機感を持って注視をしているが、かなりの部分(感染経路を)追い掛けられている。今の段階で新たに緊急事態宣言を再指定するようなことは考えていない」
 
西村大臣は感染経路を特定して封じ込めに取り組む考えを強調しました。また、西村大臣は「小さな流行は日本全国どこでも起こり得るということを認識しないといけない」と述べて、感染防止策を徹底するよう呼び掛けました。

▲補足、感想など

 上の記事には、日本人からの書き込みがあった。いくつか拾ってみよう。

 -ここから-

8 何事もありきで考えるのは愚かだ最指定無しありきで考えるとかな

9 再指定の条件ぐらい明確化しろよ

103>>9そうするとイカ様する自治体が出てくる

10 やっぱこの人出来るな

11経団連に怒られたからなw

13まぁ本当はヤバい状況ではあると思う。でも東京アラートも再宣言も絶対来ないだろう。必要なのかよく分からない飲食やらの「経済」を回すために、封じ込めを諦める政治判断をしたわけだ。感染実態よりも、その政治判断が優先される。だから政府は感染者の数字は見ない、ヤバくても作る。今回の解除の流れで分かったろ。

105今回ので鉄道まで死にそうになったからな。

109>>105鉄道は今後テレワークやweb会議が主流になると厳しいだろうな。出張需要が減ると新幹線需要に頼ってる会社は痛いと思う。航空はもっときついかもな。。。

15 そりやそうだろ1日の感染者36人だぜ

16追いかけられないのは検査しないから

2:緊急事態宣言して欲しい奴って何なの?自粛自粛で日本経済を潰したいのか?

3:ロックダウンは意味ないってのが世界の共通認識になってきてるから

4:感染者が1000人前後が分水嶺になるんだってね。1000人から爆発的に増加する
だから全国の感染者数の推移を監視しながら、その時々に必要な対策打つのかな政府としては今の時点で最も適切な対応だと思う、あとは国民の側の防疫力だけ

 -ここまで-

 再指定はあるまい。
 医療崩壊を発生させないように、コントロールする自信があるということでもあろう。