2012年1月29日日曜日

世界第2位の奪還は日本は無理とか。

▲中国人ってやつは!と思う。
 この上から目線でものを言いたがるのは、癖なのだろうなぁ。
 イギリスの産業革命から2周遅れの民族…という自覚がないのか。

 この中国人って民族は、尊大な面倒くさい民族だ。
 記事の要点は、日本が世界で2位の経済大国に帰るのは無理だろう…という中国人の意見を、偉そうに上から目線でいったものだが、日本人からすれば2位であろうが、4位であろうが、どうでもいいことだ。

 なぜ、そんなに順位にこだわるのだ?
 その感覚の方がよほど変だろう。

 以下、中国の新聞から抜粋。

 中国が公表した経済統計データを受け、産経新聞は、中国経済の「成長の鈍化」が日本および世界経済に与える影響は注目に値すると「懸念」を示した。

 欧米経済の衰退にともない、外向型の中国経済が鈍化するのは必然で、日本は世界第2の経済大国の地位を取り戻せると伝えるメディアがあった。

 福山大学経済学部の馬成三教授は、「世界第2位の経済大国の座を日本が奪回することは困難」との見方を示した。

 以下は同教授の発言より。

 経済規模の国際比較は米ドルベースで計算する名目GDPであるため、日本が中国を追い抜くには実質GDP成長率、 物価上昇率のほか、本国通貨の対ドルレートの変化も無視できない。

 日本が円高によって「中国を抜く」には、両国の12年のGDP成長率、物価上昇率、通貨の切り上げなど数々関連指標 を考慮しなければならない。

 10年の日中両国の名目GDPの差は6.9%に達し、11年の日本の経済成長率と物価上昇率 はマイナスだった。

 一方、中国の10年1~3月期の実質GDPは前年同期比10.4%増で、人民元切り上げなどの要素を考えると、年間 GDPは前年の約20%増になる見通しだ。

 12年の中国経済が日本の一部のメディアが報じるように鈍化したとしても、日本が中国を追い抜くのはかなり困難だ。

 さらに物価上昇や人民元切り上げの要素を考えると、円の対ドルレートは 今年も20%以上上昇し、1ドル=65円かそれ以上の円高になる見通しだ。

 円の対ドルレートが20%以上上昇した場合、日本の輸出産業は再び大きなダメージを受け、国内産業の空洞化が さらに進む。

 震災復興と「輸出立国」戦略の望みがなくなり、経済成長率と物価上昇率が再びマイナスになる可能性がある。

 中長期的にみると、日本経済は成熟期にあり、深刻な「少子高齢化」による労働力の減少、国内市場の需要縮小が 経済成長に影響を与える構造的要因になっている。

 そのため日本の各産業は中国経済からの利益獲得を望んでおり、 中国経済が落ち込むのを非常に憂慮している。

 大幅な円高などによって中国を抜こうと期待するのは明らか に非現実的だ。

 日本には世界第2の経済大国にこだわる声があるのは確かだ。

 しかし歴史的角度からみると、中国の経済規模が 日本を抜いたことは、過去の「不正常」な状態から「正常」な状態に戻り始めただけだ。

 英経済学者のマディソン氏の 計算では、1820年の中国のGDPは日本の11倍、アヘン戦争後の1870年でも日本の7.5倍に相当したという。

 日本が 中国を大きくリードしたのは第3次産業革命期、グローバル化の時代に入った後で、中国は改革開放を通じて「不正常」を「正常」に戻した。

 日本が逆転するには、過去のように歴史的発展のチャンスを先につかむしかない。
 しかし日本が頼りにするバイオ、省エネ、情報技術はいずれも新しい技術革命とはいえない。

 中国も同じように機先を制する能力と意思があるからだ。

 経済回復が必要な日本にとっては、中国の経済成長から利益を獲得し、新興産業を模索・育成することこそが当面の 急務である。

▲補足、感想等

 だから、日本人は3位であろうが、5位であろうがいいって。

 記事では2位にこだわるとか書いてあるが、中国人的視点だろう。
 10億以上も人間がいる国にgnp で勝とうなんて思ってもいないさ。

 それよりも、この上から目線というか、ふんぞりかえってモノをいう言い方はなんとかならないか。
 自分では意識していないのか。

 まぁ、ついでにいえば、--日本が頼りにするバイオ、省エネ、情報技術はいずれも新しい技術革命とはいえない。中国も同じように機先を制する能力と意思があるからだ。---だとさ。

 胡錦濤主席の5千年の歴史のような「知的正直」の価値も分からぬ民族から、こういうセリフを軽々しくいってもらいたくはないものだ。

 日本の研究者がいっていたなぁ。---中国と南朝鮮のデータを信用しちゃいけないのは、自分のフィールドでは常識。 中国本土の大学と共同研究なんて、半分ギャグと思ってないと、いたい目にあう---と。

 また、日本は記事にあるような「輸出立国」でもない。もう、内需が殆どを占める国なのだ。

 中国人の世界の先端レベルから常に遅れるのは、ちょっとした成功ですぐ「ふんそりかえる」からなのだな。

 これはもう中国人のもつ宿痾だ。

 自分のことが分からぬ民族は、第一線には立てないさ。