▲前回は、1902年、20世紀に入ってすぐだった。失効が1923年約20年間の同盟であった。1902年は、明治35年だ。チョンマゲを切って35年、日本も産業とてまともなものはない時代であろう。時の大英帝国が極東の貧乏国とよく同盟を結んだものだ。記事、関連文章、日本人からの反応などをみよう。
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※100年ぶりの日英“同盟” 日本が次期戦闘機を開発する本当のワケ2023/1/14(土) 日本とイギリス。両国の関係は今、戦後最も深まっているという。それは“日英同盟の復活”という見方もできると識者は言う。その象徴として日英は次期戦闘機を共同開発する。だが、その同盟は、安全保障条約に基づく日米同盟のようなものではなく、新しい形の同盟だ。いま世界で広がっている新しい安全保障の考え方。果たして、それはどのような“同盟”なのだろうか…。■「武力衝突があった時に一緒に戦ってくれる国が同盟国だっていうのは古い定義」 日本とイギリスの接近が顕在化したのは5年前。EU離脱を決めたイギリスのテリーザ・メイ首相が来日し、時の安倍晋三総理と交わした日英首脳会談だった。安倍総理は「日英関係を新たな高みに引き上げる」と述べ、メイ首相も「将来のカギとなる大切なパートナーは日本だと認識している」と述べた。会談後、日英は空母の派遣や防衛装備品の技術協力などを盛り込んだ安全保障協力宣言を発表した。同席した当時の河野外務大臣は「パートナー国から同盟国という形で関係を強化していく」と語った。これまでアメリカを“唯一の同盟国”と謳ってきた日本にとってひとつの転換点だった。現在イギリスでは、外交文書上でも日本を同盟国としている。しかし、ここで使われる“同盟”という言葉はこれまで日本が考えてきた同盟とは異なるようだ。それは「新たな同盟=New Type of Alliance」 と称される。『復活!日英同盟 インド太平洋時代の幕開け』を記した国際安全保障に詳しい秋元千明氏に聞いた。英国王立防衛安全保障研究所 日本特別代表 秋元千明氏 「同盟国って何かっていうと正確な定義はない。武力衝突があった時に一緒に戦ってくれる国が同盟国だっていうのは古い定義なんです。新しい考え方というのはそうではなくて、今安全保障というのは単に武力を使うものだけじゃない。例えばサイバー戦争、ハイブリット戦に対する対応措置、海洋安全保障、情報の協力とか・・・。実際に武力を行使する、領域を守るっていうのは一部でしかない。でも実際に起こる様々な脅威、テロもそうです、そういうものに包括的に対応できるものでなければ本当の意味で同盟とは言えない。(中略)アメリカやヨーロッパでは包括的な安全保障協力をできる関係を同盟と呼んでいる。イギリスが日本をNew Type of Allianceといっているのはそういうことなんです」明文化された条約の締結による同盟の方がむしろ少ない。例えばイスラエルとアメリカはお互い同盟国と呼び合うが、文書のひとつも交わしていないし、湾岸戦争を共に戦った多国籍軍も同盟を結んでいたわけではないと秋元氏は付け加えた。英国王立防衛安全保障研究所 日本特別代表 秋元千明氏 「同盟に模範例なんて存在しない。その国との協調関係をとても重要だと思えば同盟関係なんです」 ■「海洋に影響力のある国と手を結ぶのが、日本が相手を選ぶ時の最優先事項だ」“古い定義”で振り返れば日本は初めて締結した同盟はロシア帝国の膨張に備えた1902年の日英同盟だった。1921年に日英同盟が解消されて、およそ100年。新たな形で蘇った日英同盟。これは日本にとって巧くいくと語るのは自衛隊制服組のトップだった河野克俊氏だ。前統合幕僚長 河野克俊氏 「歴史上日本には3つの同盟がある。日英同盟、日独伊三国同盟、日米同盟。これらは条約上の裏付けがあり、軍事上の取り決めがあった。私なんかはそれが同盟だって頭に入り込んでるんで(中略)3つの同盟の中で、成功したのは日英同盟と日米同盟。何かというと、やっぱり日本は海洋国家。海洋に影響力のある国と手を結ぶのが、日本が相手を選ぶ時の最優先事項だと私は思う。(中略)日独伊三国同盟はドイツもイタリアも海洋に影響力を持たなかった。それと結んでしまったから、失敗ですよね」 これには秋元氏も頷く。英国王立防衛安全保障研究所 日本特別代表 秋元千明氏 「(同盟の場合)共通の価値観を持っていることが大事。人権を重視する、民主主義である。それから海洋国家同士のシーパワーの連携っていうのが鉄則。いわゆるランドパワーの内陸国家とは文化も違うし安全保障の概念もかなり違う」NATOも元々は北大西洋を囲む海洋国家の同盟だった。■「ユーラシアをまたぐ同盟は存在しなかった」 バイデン米大統領は去年『インド太平洋戦略』において、アメリカ軍だけでなく外交や経済力、同盟国など関係国の力を活用し抑止力を築くという意味で、『統合抑止力』という言葉を使った。これは今後世界の主流の考え方になっていくという。英国王立防衛安全保障研究所 日本特別代表 秋元千明氏 「冷戦下から今日に至るまで、世界の同盟は大西洋をまたぐ同盟と太平洋をまたぐ同盟しか存在していない。ユーラシアをまたぐ同盟は存在しなかった。それがインド太平洋というのが出てきて、これはユーラシアの南側を全部押さえてるわけです。これは必要なんですよ。イギリスはそこに注目したからこそ新しいインド太平洋戦略っていうのを出してきて、空母を派遣したり、今回の日英戦闘機開発にも関心を示しているわけです。例えばTPPへの加盟申請とか、クアッドの枠組みにもイギリスは高い関心を示している。オーカスも・・・(中略)すべて統合抑止力をサポートする意味合いを持っている。イギリスはイギリスなりに日本を巻き込んで日米英で新しい枠組みをインド太平洋で築きたいという意向なんだと思います」■戦闘機の輸出は輸入した国を影響下に置くことができる。新しい“同盟”関係を結ぶうえで一つのツールとなるのが、防衛装備品や武器の供与だ。ロシアの一方的なウクライナ侵攻に対し、国連安保理の非難決議にインドが棄権するのはロシアから武器を輸入していることが一つの理由だとも言われている。番組では各国がどこから戦闘機を調達しているかを調べてみた。やはりアジアを見ると地政学的にロシアと中国から“面倒を見てもらう”国が思ったより多いことが分かった。兵器の中でも戦闘機は最もその国の技術の粋を集めたもので、輸入した国はメンテナンスや部品供給、訓練で輸出国に頼らねばならない関係になるという。その戦闘機を日本は初めてアメリカ以外と共同開発する。その国の1つが“日英同盟”を結んでいるイギリスなのだ。(もうひとつの共同開発の相手はイタリア) 英国王立防衛安全保障研究所 日本特別代表 秋元千明氏 「兵器の輸入側にとっては影響下に置かれる、輸出国にとっては影響下に置くことができる。戦闘機というのは政治的な兵器なんです。どこの国のものを所持するのかがその国の安全保障のスタンスをメッセージとして出すことになるものなんです。日本が輸出をすることになればいろんな産業とつながり長い付き合いになる絆ができる。武器があるから戦争が起きるわけではなく、戦争は人間が起こすもの。日英共同開発の戦闘機を輸出できるようにするのは日本の影響力を各国に対して強くする外交的なツールになるんです」 戦後日本は武器輸出を基本的に禁止していた。安倍政権時代に防衛装備品移転三原則を作り、少し緩めた形だが、殺傷能力を持ったものや紛争地帯への輸出はいまもしていない。今回のウクライナ戦争で防弾チョッキを送る際も解釈変更をして可能になった。初めての日英伊の戦闘機の共同開発でこうした制限はどうなるのだろうか。前統合幕僚長 河野克俊氏 「今の日本では戦闘機は輸出できるものには入っていません。防衛産業を“死の商人”という言葉で呼び、その言葉が先行して戦後議論せずにいたままで、国のためにやっていた産業も肩身の狭い思いでいたままだったんです。戦闘機の開発がいい機会なので、ここは“死の商人”で片付けるのではなく、これって世界の安全保障にとってどうなのか正面切って、逃げずに政府は議論をすべきだと思います」 アメリカが世界の警察官を返上して世界秩序が変わる中で、日本が戦闘機を独自で作ることができるようになったともいえる。アメリカ一本足打法でいいのかを考えるきっかけとなるのは間違いない。(BS-TBS 『報道1930』 1月11日放送より)
<以下、日本人からの反応>
*これは軍事同盟ではなく、技術同盟というべきものだと思う。そして現代の国際状況を考えると、このような同盟は増えていくのではないだろうか?国防の要は制空権と制海権にある。そして、この二つを維持するためには、戦闘機が必須となる。その戦闘機をアメリカからの輸入に頼るのは、国益上好ましくない。かと言って現代戦に通用する戦闘機を、独力で開発するだけの技術力は、日本にはない。だから同じようなレベルの先進国と手を結んで、戦闘機を共同開発するというのは、完全に正しい。これは理に適った同盟であり、イギリスとの関係は、これからも重視していくべき。
*日英同盟。当時世界最強の国が日本を同盟相手に選んでくれたのは日本が信義を守る国であるという評価をしてくれたからと聞いている。日英同盟が続いていれば先の戦争もなかったかもしれない。この新しい世紀にどういう形の同盟関係になるかはこれからの協力次第であるが、まず戦闘機の共同開発や新型原子炉開発を通じて、さらに進んだ軍事協定や経済協力など、幅広い同盟関係へと進んでいけばよいと思う。日本の安全保障だけでなく、世界の平和構築にも大きな貢献ができると信じている。
*アメリカ一辺倒ではなく、リスクヘッジとして、イギリスとも関係を強化していくのは、良いことだと思います。戦闘機の共同開発がうまく運ぶことを願っています。戦闘機の輸出側と輸入側で、各々の関係性が規定されるというのは、持っておいた方が良い視点だと思いました。もし、高性能な戦闘機の開発に成功したなら、せっかくですから、輸出できるようにした方が、色々とメリットが大きそうですね。
*この放送見たけれど、納得と言うか勉強になった。ウクライナ戦争でのインドの立ち位置なんかを見れば一目瞭然です。武器輸出とはそういう事です。特に戦闘機は常に部品交換が必要だし、訓練も必要です。簡単に他の国にチェンジなんてできない。同盟とまではいかなくても逃れられない関係が出来る。同盟結んでも機能しなかったりする場合もいっぱいある。あと英国と同盟を組んで負けた国は今までないようです。海洋国家と言うのも大切な要素です。最近やっとまともな議論が出来るようになってきた。外国はこういう事をいつも考えて外交してるんです。日本は今まで自分達が軍拡しないでいれば大丈夫なんて言ってる人達の意見が幅を利かせていた。やっと普通の国に近くなってきたことは喜ばしい事です。
*日本を取り巻く周辺国の状況を見る限り、これはありがたいことではある。ただ、日英同盟と言えば聞こえは良いが昔の日英同盟と一緒にすることはできない。世界中に植民地を築き上げ「四分の一帝国」と呼ばれた超大国時代のイギリスと今のイギリスは決して同じではない。それにしても、イギリスと戦闘機の共同開発をすることには多大なメリットがあるだろう。これまで自国のみで開発をしようとする度に、アメリカの軍需産業からチャチャが入って断念してきた経緯がある。それだけ日本の政治家や官僚が何らかの利権に染まり、信念のある人が少ない証でもあるが、イギリスをはじめ他国を巻き込むことで、アメリカも横槍を入れにくくなるだろう。将来的にアメリカから自立しようと思えば、まずは自国開発・生産での兵器の確保が必要になる。今後、この開発がどうなるのか?注視していきたい。
*英国と仲良くなれて嬉しいな。的な極めて甘いコメントが多いようですけど元来英国というのはそんな甘い国ではありません。前回の日英同盟の時も大英帝国がやや左前になって新興国ドイツやロシアに対抗しきれなくなったので日本を利用しようという側面はかなり大きかった訳ですし、今回も自国経済が大きな困難に直面しロシアや中国の脅威に対抗する為に日本との連携を選択したわけです。前回の日英同盟破棄へのプロセスを注意深く見れば分かるように、手放しで喜ぶのは剣呑です。日本はかつて英米vs露との代理戦争としての日露戦争を戦う事になった背景を注意深く考えて今回も日中戦争、日露戦争に意気揚々と突入するような愚を冒さないよう慎重に立ち回る事が必要だと思います。
*地理的に近くの国々の同盟国は単純な戦力の最大化としての軍事同盟としては有効だろうと思う。但し、日米や日英のような地球の反対側との国々との軍事同盟は、相手側の戦力を分散させ、両面作戦を取らざるを得ない上では戦術的価値はでかい。さらには、軍事的以外の化学的テクニカル支援や経済支援もやりやすくなる。また、技術立国同士の同盟は時間と共に技術の進歩を加速させるので、非常に力強い。
*日英同盟の時代が懐かしい。日露戦争に勝って南満州鉄道利権が日本の物になった。米国のハリマンが共同経営を持ち掛けて日本政府は同意していたが帰国した小村が一蹴した。米国の排日運動は一気に高まった。米国の横槍で日英同盟は破棄。独ソ不可侵条約独ソのポーランド分割で第二次世界大戦が始まり(独ソ戦の前)日米諒解案を日本政府は同意していたが帰国した松岡が一蹴した。独ソ戦が始まり米国がソ連邦と同盟した。米国への宣戦布告を駐米大使館は(故意に)真珠湾湾攻撃後に手渡した。米国の参戦意識は一気に高まった。奥村井口寺崎野村は何の処分も受けず戦後奥村井口は外務次官へと昇格した。吉田内閣だ。
*日英の急接近は安倍外交の遺産でもあり、日本とイギリスは同じ島国でもあり、アメリカを介した強い繋がりもある。また、過去の国際社会に対する経済的影響力の衰退や、中国政府の香港への政治的侵略に端を発した、イギリスの東アジア地域への関心度の高まり、日本のアメリカ一片通りの安全保障政策の見直しなど、近づかない理由が無いほどに条件が揃ったのだと思う。
*日英同盟と比較して考えているケースが多いものの、日本を取り巻く国際環境が違いすぎる。・当時、現在の中国のような日本に近接した超大国はない。当時のアメリカやロシアが現在の中国にそれに近いが、バルチック艦隊が半年かけてやってくる当時の状況と現在の中国が似てるとは言い難い。・当時平均年齢20代だった日本人は現在多分50近い。明らかに平和主義的に変貌しており、帝国主義と罵るのは、ポジショントークが必要な「アジア諸国」の政治家や、アップデートできない左翼だけだろう。・現在の日本は海外領土がない。守るべき海外領土が無いのは防衛上かなり状況が異なっていると言える。・当時はアジアに戦争でも経済でも日本とまともに戦えるような国はなかった。清は日清戦争でやっつけたし、フィリピン以南は欧米に食われたか独立していても国としては弱かった。当時の落ち目のイギリスのほうがまだ現在の日本に近いかもね。
*昔の日英同盟は対ロシアの為でウクライナ紛争で今回再確認された、新日英同盟より先に改憲そして自衛隊から国防軍の改編が先だと思いますよ、専守防衛と言うけどベトナム戦争はハワイから横田・沖縄を中継してアメリカ軍は出撃したのだからベトナムから見れば参戦と同じ、現代は北朝鮮が在日米軍基地を狙う、専守防衛て意味が昔から無いと思います。
*日英同盟に期待しています。特に英国のCPTPP加盟を急いでほしいです。英国が加盟すれば英連邦諸国の加盟も期待できると思います。インド太平洋地域には英連邦諸国が多いため、インド太平洋地域を統合する経済協定に発展する可能性もあると思います。
*ウクライナ戦争を見ても、直接的な条約を結んでいた訳でもないNATO各国が、法の支配のため、民主主義の擁護のため、様々な支援でウクライナを支えている。明文化されていなかったにも関わらず、共通の思想や利益のために友好国を支援する。これを更に拡大したのが「日英同盟」だろう。日本が提唱したインド太平洋構想を元に、アジアからユーラシアまで、法の支配と民主主義のため、ヨーロッパやアメリカまでをも巻き込んで、手を組もうという話だろう。もちろん対中国をも見越して。そしてその武器の一つが戦闘機なんだろう。もしかして日本がフィンランド製の装甲車を採用して国内生産するものその範疇かもね。国産兵器を売らずとも、日本がアジア諸国へのアメリカ、NATO製の兵器のセールスや整備拠点になっても良いかも知れないが。哀しくも時代はまた、反民主主義に対抗して、民主主義国家同士で結束・連携する時代なんだろうね。
*文書を交わした外交関係というのが一番に重要であり、新しい形の同盟関係というのは正直、胡散臭くも感じられるのだが、それに同盟関係とは、いざとなれば一緒に戦うという意味だけではなく戦争をしないって意味もある。国際社会ってのはシビアだからね。韓国の前大統領の文在寅は、日米の首脳の前で「日本は同盟国ではない」と言い放ったが、これにはさすがにあきれ返ったよ。確かに韓国とは明確な同盟関係はないが、米国との同盟を通じて準同盟関係が存在する。それを抜きにしても、北朝鮮問題などが緊迫化している時にこんなことを言い放つなど、日本相手に絶縁宣言を行っていると見做されても仕方がないものな。アメリカも不愉快に思うのは間違いない誰のために苦労していると思っているのだと、アメリカ側は考えるだろうに。
*>防衛産業を“死の商人”という言葉で呼び、その言葉が先行して戦後議論せずにいたこの言葉を誰が言い出したのかは分かりませんが、大方自称リベラルのどなたかでしょう・・。かつては武器を持たないことこそが平和を維持する究極の手段だと思っていた人も少なくないかと思いますが世の中は善人ばかりではありません。中には周辺に軽武装しか持たない国があれば侵略したくなる為政者もいます。そのような事態を招かないようにそれぞれの武器を持ち寄って集団で侵略を抑え込もうというのが集団安全保障の考え方と思います。であれば、それらの仲間内で「良い武器」を売買することには何の問題もないように思いますが・・。
*百年前、日本は「日英同盟」により、日露戦争の勝利、国際連盟理事国に就任など、国際的地位を上り詰め、逆にその解消により、坂道を転げ落ちていきました。今回の「新日英同盟」は、果たして日本に如何なる運命をもたらすのでしょうか?英国の「政治力、情報力」と、日本の「経済力、技術力」は、お互いの弱点を補完しうる理想的な同盟関係に成ると思います。
*軍用機を輸出するのとによりその国を影響下におく、わかりますがバランスをうまくとって影響下にならない国もあります。それはインド、現在主力輸送機はアメリカ製、戦闘機はロシア製とフランス製、つい最近引退した攻撃機はイギリス製。このように西側、東側の兵器をバランスよく配備しどっち付かずの体制が一番強いかも。
*どうなんだろう、共同開発が先にありきで同盟云々は正当化の方便かもね。英日共に単独独自開発はリスク、コストが大きい。米国が事実上「有人戦闘機」の開発を投げている以上、他に相手がいない。ドイツがもうあてにならずフランスは独自路線で英国も同じだろう。米国にしても様子見で黙認、使えそうなものが出来たら良いとこ取りするつもりだろうからイザとなったら助力も求められる(高くつくだろうが)。
*今でも米国は英国の承諾なく大きな決断はできないと聞いたことがある。それだけ英国は未だに影響力があるのだ。対中国でも共通認識を持ちやすい立場だし、安全保障の方向性として理に適っていると思う。
*戦闘機を輸入すると輸出国の影響下に置かれる、という視点は言われてみればその通りですが、結構新鮮な指摘でした。一国で開発することが難しくなったので、信用できる国同士の協働が不可欠になったのも分かる話ですが、できれば日本独自で開発してほしいですね。
*戦闘機の話に関しては微妙ですね。影響下に置くことができるというより、どっちかというと、影響下にある国にしか安心して輸出できない。旧ソ連・ロシアの様に、輸出用のモンキーモデルを用意してる国ならともかく、最悪、自分の国を攻撃するために使われる可能性もあるわけだから。機密情報を盗まれるリスクももちろんある。とにかく、戦闘機が欲しくて支配下に入る国は皆無でしょう。この辺の誤解を、最近肌で感じることが多い。
*率直な感想でこれ、どちらと言えば英国の方が盛り上がってると思う。かつての日英同盟よりも、今現在における日本国への英国からの見方は随分変わっていると思う。無論よりよい見方をしていると思われるが、この同盟が将来に向けてよい結果をもたらす事を望むばかり。
*第一回目の日英同盟当時、日本は日清戦争、北清事変という対外戦争を経験していたが、それ以前に日本での戦いを数多く経験していた。蛤御門の変、下関四カ国艦隊、薩英戦争、鳥羽伏見~戊辰戦争、台湾出兵。士族の反乱、西南戦争etc.そして、当時の日本政府の指導者の多くは(文官でも)、若い頃から各種のテロや戦火をくぐりぬけてきた者達だった。いつコロされるかわからない闇を生き抜いてきたタフさがあった。現在の日本は、岸田首相をはじめ閣僚、首相候補の中にそうした経験を経たものは皆無だ。戦勝国のアメリカから押しつけられた憲法を変えようともせず、日本的民主主義の元、祖父、曾祖父の代から世襲議員として、他の者と比べたらスタート地点がチート化されたレールを歩んできた者達が多い。英国は知らぬが、現在の日本には(とくに政権担当者)にはかつての日英同盟当時のタフさも腹も皆無だろう。そこが大きな違いだと思う。
*報道1930でやってましたね。米国が圧倒的に強ければ日本の戦闘機開発なんか許さなかっただろうが、チャイナの台頭によって米国一国では東アジアの平和を保てなくなった。日本がその一翼を担うのは願ったりかなったりだということ。逆に台湾有事の際は「他人事」では済まず、米国と一緒に介入する覚悟でいなければならない。
*イギリスファンの私としてはイギリスが本気になってきたんだと思いたい。覇権を目指す中国と資源大国のロシア、そしてそれにすり寄る国々に対しての対抗軸を日本、アメリカ、コモンウェルス、さらにはインドも巻き込んで作り出そうというジョンソンさんが企図した世界戦略が当たれば、紛争に繋がらない前提で、ある種の競争的な活況を世界に生ずることが出来るかもしれない。
*当時の日英同盟は武器提供のためのものだったような気がしていますが間違っていますか。それもアメリカの介入で同盟破棄になったのではなかったですか。英国は外交上手ですからね。二三枚舌考えて対処がいいですよ。第二次世界大戦では終戦まじかにロシアに参戦促しアメリカにチャーチルが常駐でロシア・アメリカ・英国で日本に対峙したのですから。
*いずれにせよ中国・ロシアの脅威が急速に高まっている今、日本は利害関係が一致する国とは軍事技術の面でも共同開発・運用できれば色々と利点はあります。日本には武士道、英国にも騎士道というものがあって両者ともに仁義を重んじる国ですからこの同盟は案外お似合いかも。そういえば大戦中に大活躍した戦艦『三笠』や『金剛』も英国製でしたね。経済問題を議論するにしても、それ以前にまず自国の国防をより確かなものにしておかないと話にならないわけですから。
*英国は国家体制が日本と似てるし、民主主義の価値観も同じ、韓国と違い裏切らないし、同盟国家としてふさわしいと思う。安全保障に対する正義感は日本は甘くて、血を流してでも価値観を守るとい考え方は日本では、まだ、根づいていない。今の時代、大事なことだと思う。
72: >>1やっと来たかなら第二次日露戦争も近いな。
103: >>1一つ目はアメリカに依存しすぎてて、アメリカの言いなりで値段吊り上げが起こる。二つ目はFSXことF2で技術だけ取られて日本の航空にメリットがなかった。三つ目はアメリカが戦争になると部品調達ができない。F35を導入するNATO各国も連携機考えてるから、特に諸島防衛では陸軍国ではなく海洋国家の空母艦載機が望ましい。ま、イギリスは悪くないよヘタリアがなにするかによるけど。
6:大日本帝国再興もう一度世界の頂へ。
11: 露が暴れると日英が接近する。
15: >>11東西挟み打ち常套手段。
12: 完成した機体は零戦と命名して欲しい。
16:航空機は何を作っても量産化なんて出来ないんだからアメリカから買った方がマシ。莫大な開発費とか金の無駄すぎ。
43:>>16購入費用がそこまで高くなくても、その後の整備費用で高くつく、或いはスムーズにいかない自国にとって必要な改造も自由には行えないさらに、その費用のほとんどは全部国外に流れる。買った方が安いなんてのは安易。
67: >>16そう成るために戦後日本に飛行機の製造を禁止したんだよ。
21: 日米は隷属に近いから日英は文字通りの同盟になるだろ。日本が欲しい技術を提供するかわり工場誘致したいとかそんな思惑が透けるが。
33: イギリスは昔からアメリカ以上に下心アリアリの国なんだがなー。幕末には薩長を使って国を開かない徳川幕府を潰させたりとかさ。
48: 勝ち馬に乗れるなら手段は選ばなくていい。
55: 米相手だと無理難題言われたり、上から物言ってこられても断れないし、英の方が対等に話出来そうでいいんでない?
58: >>55今回はアメリカの方がウチは無人戦闘機開発するから日本さんと有人機の共同開発はちょっと・・・みたいな感じらしいぞ。そのニュース見たあとでトップガンマーベリック見に行ったもんだからビビったわ。アメリカ:次世代は無人機やろ。
73: >>58米軍の次世代戦闘機NGADは有人機だよ。正確には有人機と、それとネットワーク組む無人機も含んだ一群のシステムの開発がNGADプログラムらしいけど、第5世代 第6世代戦闘機技術のすべて 第5世代 第6世代戦闘機技術のすべて
65: 本当の理由って・・・・予算不足だからでしょ。
76: バルチック艦隊への嫌がらせふたたび。
82: これは簡単な話、F-2の開発をしたエンジニアが当時の若手でもそろそろ引退していく時期だから居なくなる前に次世代に戦闘機開発の技術継承をするのが最大の目的。
84: 技術は日本が主導し、実戦開発の部分を英国が担う。イタリアはEUでの生産、部品供給部門を担当するのだろう。
85: アメリカがケチこいて日本に軍事技術を移転しようとしないから、こうなる。
86: 地理的に遠すぎねえか。
88: >>86ロシア東西を包囲しとるんやで。
92: 今の戦闘機は莫大な開発費がかかるので、アメリカですら一国だけの需要で開発するのが困難になったというお財布事情が理由。欧州はタイフーンの後継機開発で仏に独とかついて完全に分裂してしまったし。で、英国としちゃエンジンとかアビオニクス(筆者注:アビオニクスとは、航空機に搭載され飛行のために使用される電子機器のこと)まで作れる国なんて日本くらいしか選択肢無いし。
96: >>92もう次の何かに置き換えて戦闘機をやめたらいいとおもうの。
107: イギリスは自分の都合のいいときだけいい顔する。
108: ブリカスは、技術を理解する能力は高いが技術そのものは日本をあてにするだろう。RRだってユーロファイターつくってたころの技術者なんておらんだろ。マカロニ野郎が、中共に流出させなきゃだけど。
125: まぁゼロ戦も必要性から作られたからな。日本がいらない機能ばっかり付いた家電を作ったようにしょぼい戦闘機を作らなければいいけど。
128: タイフーン選定の時に絆ができたんだよね。
2. 近い方向からなら同時戦闘もどうにかなるだろうけど、前後とかからの同時に同じ方向向けない地点からの挟撃は対処の仕様ないからな。挟み撃ちにして露が好き勝手やりづらくする部分でも同盟の意味はある。
3. >>1いま落ち目じゃない国なんてインドや一部中東かアフリカ諸国くらいしかないぞ。豊かだったアジア諸国も伸び代に限界きてる国ちらほら出てるし。
4. アメリカは技術開示してくれないからな。イギリスなら対等の立場でやってくれる。イギリスは昔から友好国への技術供与に寛容。
5. 一緒に戦う同盟は古いっていうが、日英同盟組んでた日露戦争時でも英露は直接戦ってないな。
6. だから、自衛権が確立せず軍隊が存在しない、警察権に於ける法執行機関(警察・海保と同じ)の自衛隊の日本と同盟関係などあり得ないの!日米同盟が如何に異常な形態かお分かりかな!?(笑)
9. >>5日独伊同盟も、独ソ開戦しても日ソは戦ってないし。
10. さんざん出てくるこの想像図は確定なの?双発で水平垂直尾翼が一緒になったやつ。
11. 次期戦闘機の画像はあくまでイメージであり、最終的に決定されたものではありません。いくつか想像図あるけどsage尾翼のものはどうも劣勢っぽいなんなこといいつつ一発逆転採用になるかもしれんけど。
12. 極端な話、日英同盟で、今度はドイツやフランス当たりも共同開発に入れてくれよとかいってくるのでしょうか?
13. かのエマニュエル・トッドさんは今後も世界史をリードするのは英米だと述べられている。彼らが常に世界の仕組みの設計図を書き換えているからだとまた独自の強大な軍事力をもつ同盟国を米国は常に求めているのだそうだ(そうじゃない弱小国は家来にしてしまう今の日本がそう)アングロサクソン同盟の一方の極の英国と兵器の共同開発などを通して日本独自の軍事力を持つことは結果的に米国と対等な同盟国になる第一歩になると思う。
15. >>12ねえよ独仏西で対抗路線確定。
16. >>12イタリアはそう言ってるが、可能性は低いと思う。スネクマを守るためにユーロファイターから離脱したフランスがロールスロイスとIHIが案件取り合ってるこちらの陣営に加わりたいとは思わないだろう。ドイツはドイツで、パワー半導体やら炭素繊維やら国産戦闘機でやりたい事が色々ある(ドイツのやりたい事はだいたい日本とぶつかる)
17. そもそもイタリアは参加国の平等を主張しているのだから、仏独連携を主張するならイタリアのワークシェアを20%にしてやればよい。そして具体的に作業進める段階で残念ながら仏独の参加が実現しなかったので日英で残り80%をやる。
18. >>8インドは対中絡むと割とガチってくれるから有り。韓国はブラックボックス勝手に開けるような国なんでダメです(それが原因で米独系の兵器の一部が修理拒否されて置物になる事件が有ったりした)
20. 「~のワケ」の見出しはだいたい利益誘導さね。て引用元みたらアカだった。やれやれ。米国と、欧州に続き、日英など"海洋国家"も用途に合った「次世代空戦兵器を開発しようぜー」ってこった。RRとIHIの合作エンヂンなんて胸熱。伊は… ガワがオッサレになるな。
23. >>18インドはブラックボックス云々ではなく技術情報の開示・共有求めてくるぞ。
24. 技術開発は最終的な成果物だけじゃなくて途中の副産物が役に立つことも多い。普段技術研究にあまりお金掛けてくれない政府なので、大いにお金掛けてやって欲しい。衰退している日本の科学技術の歯止めにもなる。
26. イギリスっていえば昔はエンジンだったけど今はどうなのよ。
27. >>26イギリスは今も有力なエンジンメーカーがあるが、現代の航空エンジン部品で日本企業がシェアを持つようになったので、日本側がエンジン技術で劣っているというわけではない。完成品エンジンの実績でイギリスの方が格上というだけ。
29. とにかく西側兵器F35一択は危うい。何か1つの不具合で西側兵器が運用停止になってしまう。欧州では露工作で次期世代戦闘機開発が進まず業を煮やした英が日本に助けを求めた。F3開発で得られた新技術を英伊に提供して各国が求める戦闘機を組み立ててもらう。そしてソフトウエアでは今まで以上の開発費がかかるから日英伊で協力する。日本も欧州が弱くなっては困るからね。
30.研究開発中の第6世代機を出せないからって、F-28.5を提案して来るとか、米国のやる気の無さが半端ないから、日英でも文句が出なかっただけやろ。28.5=(22+35)/2
31. >完成した機体は零戦と命名して欲しい令戦、だったりして。
32. NATO加盟国との連携は日本にとって有益だろ。世界大戦以来の危険な世界状況だからな。ありがたいことだよ。日本を孤立させようとする世論工作は即バレ。
33. 英国って、英国独自でまだ人工衛星を打ち上げていなかったみたいですけどホントなんでしょうか?この前も飛行機から発射した人工衛星が失敗しちゃったみたいですけど・・・!?英国の科学技術だったらもう打ち上げていたと思ってたもんで・・・・!?なら韓国の宇宙技術のほうが上ってわけなんでしょうか?
35. >>33英国本土は位置的に極軌道衛星くらいしか打ち上げられないので英国本土から打ち上げた衛星がないだけ。英国の衛星はコモンウェルス諸国から打ち上げている。あとヴァージンが航空機上から打ち上げる計画立てたが現状成功していない。
36. ジャーナリストとかTBSとか、デマと誤解とミスリード代名詞。読む価値は無い。
37. >>27技術難易度が高く消耗品ビジネスと保守ビジネスのおいしい高圧部分は日本はあんまり任せてもらえてないけどね。日本は低圧部分だけ。
※2022年06月27日 日本「日英同盟120周年記念!」海上自衛隊「英国派遣!」練習艦かしま「タワーブリッジ下を通過!(動画」英国「ロンドンへようこそ!(日本語」G7「ウクライナ無期限支援!」国際】ウクライナの防衛を無期限で支援することを約束=G7声明草案
G7声明草案、ウクライナの防衛を無期限で支援することを約束 ドイツ南部エルマウで行われている主要7カ国首脳会議(G7サミット)の声明草案によると、G7首脳はウクライナに対し、ロシアの侵攻に対する防衛で無期限の支援を提供すると約束する。ブルームバーグが確認したウクライナ支援に関する声明草案には「われわれは資金や人道面、軍事および外交での支援を継続し、必要なだけウクライナを支持する」と書かれている。
1: 日本に海上自衛隊の練習艦「かしま」が昨日タワーブリッジの下を通過し、寄港した。今年は日英同盟締結120年の節目。良い関係が続きますように 私はちょうどTowerBridgeとianvisitsて、橋が 珍しいフルリフトをするのを見ました- 日本の海上自衛隊の船鹿島を通過させるために。それから士官候補生はガラスの床に私たちを見つけました...デッキ上のほぼすべての乗組員から手を振ってたくさんの合図! ロンドンへようこそ!いに
<以下、日本人からの反応>
44: >>1第三次世界大戦の始まり。
431: >>421ウクライナに今、最も必要とするのは 軍人つまり、軍人と兵器をセットにして支援しないと意味は無い。
9: もう訓練積んだ兵士がほとんどおらんのにまだやるの?
10: チキンレースしてるだけじゃねえかよ。
11: 食糧難で金出す(謎)より原因を叩くために金を出すほうがよほど建設的ではある。
20: 西側からしたら人的被害出さずロシアを弱体化できる駒を手放せないってことやろ。ウクライナ無くなったって痛くもかゆくもないし。
22: >>20ロシア以上にこっちが打撃受けてるじゃんか。本当に冬を越せるのかよ。
26: >>22食料っても一部だし米はあるからへーきへーき。
24: さっさと停戦しろよ。
28: レイセオンあたりの軍需企業大儲けだろうな。
29: ウクライナ支援するならもうちょいちゃんとやらんと。反転攻勢するくらいは支援しないと、ウクライナが折れちゃうよ。
31: メンテナンスは教えないからね儲かってしゃーない。
33: そりゃ武器売りたいもんな。
35: 世界の主要国トップらって今やべーよな。
36: それ実質戦争じゃん。
39: 紛争国は放置、が原則だろ。
67: この戦争には落としどころがない。決着するならどちらかが完全に折れるしかない。だからわざわざ無期限という言葉を使って折れない宣言している。
70: >>67ロシアが東部2州だけで進行止めればいいだけ。
75: >>70ロシアの立場ならそれでよい。プーチンの立場は崩壊する。だからプーチンがロシアを支配してる限り落としどころはない。わかったかな?
77:>>75いや全く。2州占拠してるとこにウクライナ軍が攻撃してきたら、お前らいつまでやってんの?って話になるよ。
52: ウクライナ支持してるのG7くらいだよ。恥ずかしくないの?
58:>>52 G7もフランスドイツイタリアはロシアと平和的な繋がりをもちたいって表明してるし。
60: >>58じゃあロシア支援すりゃ良いじゃん。
64: >>60そうもいかん。
109: >>53反バイデンだよ。親ロシアだと思い込んでる阿呆には分からんか。
56: 芸人出身の大統領が人気取りでアンチロシアの政治をしたのが原因だろう。G7がお金を出すような理由が全く無い。
560: >>56バイデンが背中押しまくってたのを忘れないようにね。
85: のんびりぐだぐだ第三次世界大戦
86: いつ終わるのさ…
87: まじでなんで?
88: 戦争が長引けばロシアが弱体化する。これは米ロ共に認めているからな。だからアメリカはわざわざ「戦争を長引かせようとしているわけではない」と言っている。
89: 岸田さんも忙しいな。
116: ロシアの天然ガスがなければ、EUは今年の厳しい冬を乗り切れんだろ。
120: >>116 EUよりも当該国のウクライナのガスは健気に送り続ける露助の慈悲深さ異常伝説。
137: 日本のATM感よ。ウクライナに食料備蓄倉庫をー100億出しますとか。
140: >>137戦争だからな。世界のあちこちとつながってる以上は不経済が必ず発生する。支援負担の不足おかげで負けるってのは避けなきゃならんてことだろうさ。
149: 無期限ということはもう長期化するってことやな。
153: >>149すぐに支援をやめることも可能な文面だけどな。
172: イスラエルでのバンデラ支持のウクライナ政権へのデモ。イスラエルにすら知れ渡ってしまったネオナチ軍事政権、このままだとゼレンスキーイスラエル亡命も出来なくなりそう。
176: まずはロシアから資源買うの止めろよほんと。
179: >>176やれるもんならやってみりゃいいじゃんEUあたりは飯を炊くエネルギーが無くなって餓死でもするんじゃないの?やりたけりゃやればいいじゃん。
226: BS1ワールドニュースフランス報道、リシチャンシク住民達へのインタビュー「私達を砲撃して子供達を殺しているのはウクライナ軍です、ロシア人は友達、私達はプーチン大統領の軍を待っています」 とうとう西側メディア報道でも真実が伝えられはじめましたよ。ウク信さんもそろそろ現実を見た方が良いのでは?
235: >>226これは大事な視点ではあるが、残念ながら黙殺される事はある。
4. 日本「日英同盟120周年記念!」はえある歴史の証。
18. >>4今年は第一次同盟から120年、同盟破棄から100年。今年第二次日英同盟締結したら胸熱。
7. >>5日本とイギリスは、両国とも中国を倒したことのある国だからな。
8. 日英英日万歳。
9.「かしま」は2016年にもロンドンに寄港しているしな。
19. >>9ヘルシンキにも寄港したことがあるから今回も行けばいいのに、と思ってたけど現在しまかぜと共に英仏海峡を西進中。
10.ちょうどいいから日英同盟復活しようぜ。北方領土奪還しようや。
11. 女王陛下のキスを賜った艦か。
20. >>11ディープキスでなくて良かったと思うの。女王陛下はそんなはしたない事はなさらないけどな。
12. 今、イギリスとEUの関係は、どうなってるの?
23. >>12ブリカス「EU滅べ」 EU(仏独)「EUを抜けたイギリスは衰退していく」 ブリカス「TPP加盟」 EU(仏独)「プッ、クスクス」 日本「イギリスさん、ようこそ。アメリカさんもどうです?」 ロシア、ウクライナ侵攻 EU「ファッ?!」 以下ry イギリスが通貨統合しなかったのが全てを物語る。
13. 支那事変が1937年に始まり対米戦争が実質42年に始まる。その間4年半。ロシアのウクライナ侵攻からまだ半年も経ってない。西側はがたがた言わずサプライチェーンを再構築すればいいだけ。
14. 世界は反米の方が多いってことを日本は頭に入れといた方がいい。
21. >>14アメリカ組筆頭若頭なんだからしゃーない。
15. 2000年7月4日、20世紀最後のアメリカ独立記念日を祝う洋上式典に参加するため、世界各国の帆船170隻、海軍の艦艇70隻がニューヨーク港に集結した。翌日の5日に英国の豪華客船「クイーンエリザベス号」が入港してきたのだが、折悪しくも2ノット半の急流となっていたハドソン河の流れに押された巨大な客船は、あれよあれよと言う間もなく、係留中の我が海上自衛隊の自衛艦「かしま」の船首部分に接触してしまったのである。着岸した「QE」からすぐさま、船長のメッセージを携えた機関長と一等航海士が謝罪にやってきた。相手の詫び言に対応した「かしま」艦長はこう答えた。「幸い損傷も軽かったし、別段気にしておりません。それよりも女王陛下にキスされて光栄に思っております」これが何千人もの船乗りたちの間で大評判になり、ニューヨークだけでなく、ロンドンにも伝わって「タイムズ」や「イブニング・スタンダード」も記事にし日本のネイバル・オフィサーのユーモアのセンスを評価する声が高かったそうである。「かしま」艦長、上田勝恵一等海佐の対応の見事さは勲章ものではないでしょうか。
16. >今年は日英同盟締結120年の節目 日英同盟更新時に支那がアメリカに行って「帝政ロシアなき今、日英同盟の仮想敵国はアメリカになったアル!」と事実ではないことを大宣伝して、カナダにまでそのデマが広まってしまった。支那の目的は、当時はまだ極東の新興国だった日本からイギリスという後ろ盾を奪って日本を支那から追い出すことだった。当時の日本には敗戦ドイツから委譲された在支権益や関東州の借地、上海租界などがあったが、支那はそれらを「支那に対する侮辱だ!」と言って認めようとしなかった。要するに日本人差別。そしてイギリスは「植民地との対立は好ましくない」という理由で日英同盟を更新せず、条約は失効。イギリスはのちの対日戦争の準備にとりかかり、シンガポールに軍港を築いてアメリカ艦隊に貸し出し、共同で対日示威行動をやり始めた。対日開戦しても支那の富と資源はイギリスに運び出せるよう、日本に海上封鎖された場合を考えてビルマ(ミャンマー)まで鉄道を敷設した。それから後は今のロシアがやられているように米英そろって毎日毎日日本悪宣伝。 結局日本は、イギリスにロシアとの代理戦争をさせられ捨てられたわけで、G7でゴキゲンな岸田総理を見ると大日本帝国最後の栄光だったベルサイユ講和会議のようだと思う「戦前日本人のイギリス観「大魔王帝国」「世界の黒幕」「アメリカを操る国」「支那人をしのぐ残虐性」
22. >>16ロシアとの代理戦争も何も、黒海、ペルシャ湾と南下の道を塞がれたロシアが次に南下するのは極東しかないわけで。ロシアのイケメン士官にメロメロの閔妃やその他朝鮮王朝の面子が釜山までの南下ルートを引いて、日露戦争を不可避にさせたわけで。代理戦争だろうとロシアが日本に牙を向けてきたのは事実。代理戦争だろうとイギリスのロシアへの嫌がらせが、日本に有利に働いたのは事実。陰謀論者が何を言おうと、回収の見込みのなかった戦費を貸してくれたのはユダヤ資本だけだったのも事実。日英同盟破棄は支那市場を巡るアメリカの横槍。アメリカには19世紀のアイルランド大飢饉で移民したイギリス絶許勢力が大量にいた。年代をごっちゃにして考えたらいかん。日露戦争時と1930年代を一緒にしたら訳分からんようになる。
24. ロシアが東部2州を取れたら当然に中国は台湾、尖閣は取りに来るよ。ヒャッハー、やったもん勝ちだ~!とね。で、中国がそれで終わると思う?奴らは前々から「沖縄は中国のものだった」と言っているし、ロシアは「北海道は太平洋戦争終結の密約でロシアがもらうことになっていた」と言っている。それらが皆、ありうることになるのだよ。沖縄の定義を奄美地方まで広げれば鹿児島の南端まで中国がやって来ると言うことだ。「ちょっと待てよ?1400年前(聖徳太子前)までは日本は中国に朝貢していたよな?つまり、日本は〇〇中国のものだったのだ」と言いだすだろうな。そのことを忘れたのかな~?
※日英同盟が復活へ 両国政府が互いを同盟国と明言2017/12/13
日英両政府は14日、英ロンドンで外務・防衛閣僚協議(2プラス2)を開催する。日英2プラス2は3回目で、両国は近年になって急速に安全保障協力を拡大している。 核・ミサイル開発を進める北朝鮮や中国の軍拡をにらみ、米国を共通の同盟国とする日英間で利害が一致しているからだ。大正12(1923)年の失効から約100年を経て、日英同盟が「復活」の兆しをみせている。小野寺五典防衛相は13日に羽田空港を出発、河野太郎外相も訪問先のパリから英国入りする。英側からはジョンソン外相、ウィリアムソン国防相が出席する。2プラス2では安全保障協力の行動計画を策定し、装備品の共同開発や共同訓練などの強化で合意する見通し。両政府は空対空ミサイルの共同開発を進めており、来年度からは試作品を製造する方針だ。日英の安全保障協力は急速に進んでいる。昨年10、11月には英軍の戦闘機が初めて日本で自衛隊と共同訓練を実施。今年1月には物品役務相互提供協定(ACSA)を締結した。8月にメイ首相が来日した際は、日本にとって欧州諸国とは初の安全保障共同宣言を発表。来年には新造の英空母がアジア太平洋地域に展開する予定で、自衛隊との共同訓練も計画されている。 英政府は2015年に発表した国家安全保障戦略で、戦後初めて日本を「同盟」と明記した。河野氏も「今までのパートナー国から同盟国へという形で関係を強化していく」と意気込む。 防衛省幹部は「欧州連合(EU)から離脱した英国は孤立したくない事情がある。中国よりも日本のほうが付き合いやすいという判断もある」と分析する。日英両国がお互いを「同盟」と呼ぶのは象徴的な意味合いが強い。ただ、英国は朝鮮戦争時の国連軍派遣国で、北朝鮮有事の際は参戦する可能性があるほか、中国による一方的な海洋進出も共通の懸念だ。政府は英国を「自由で開かれたインド太平洋戦略」を進める上で重要なパートナーと位置づける。外務省幹部は「特に保守党政権はインドとの関係が強く、海洋国家だ」と述べる。
<以下、日本人からの反応>
1. 2017年12月14日 白人の☓☓チョンであるライミー(筆者注:英国人の蔑称、ライム野郎という感じか)共が何ほざいても、信用出来ね~よ!大朝鮮と共に心中しろ!
2.そうですか。中国を排除しますか。
3. イギリスはお金さえ儲かれば、どこにでも付くお国柄なので、余り信用するべきじゃ無い。同盟しても、お金が儲かるとなればふっかけてくるし、情報も(アメリカには確実だし場合によっては中国にも)確実に漏らす。東北震災後に日本が発電のために天然ガス輸入を増やしたら、料金七割増しで請求してきた。そして、値上げは当然だとその会社(英国系マレー企業)のトップ(白人)がインタビューで言い切ってた。こういうのを絶対忘れてはいけない。恐らくだけど、アヘン戦争で勝った辺りの中国知識しかないのでは?だから、中国をコントロールできると思ってるイギリス人が多数はなんじゃないかな。
4. なんかやたらこの手の話題にはすぐに英国は信用できない!二枚舌だ!って食いつくのがいるよね。
7. なんで、こちらも二枚舌にしないの?実直は国際政治に向いていないよ?
8. 着いてくるというなら着いてこさせればいい。断る理由もない。
10. どう見ても今は日本が有利な立場だから是非奴らとは仲良くしてやって外交や情報戦のスキルを学ぶべき。あいつらのしたたかさは未だに世界有数だよ。ここ数年の支那の傲慢な姿勢を見せつけられて頭に来てる英国人は女王をはじめとしてすごく多いからね。
12.アカ狩りが世界のトレンドになってきたな。これは日本もやらないと同盟先に懸念を抱かせてしまうぞ。
14. 相手が二枚舌だろうが三枚舌だろうが、要は日本も同等に腹黒ければ良いだけ、いつまでもガキじゃ無いんだから、リアリズムに徹するべき。日米豪印英は素晴らしい海洋連合ではないか。
15. 大陸勢力・共産勢力の前提条件・日米分断、日英分断、米英分断上記が大成功した結果が第二次世界大戦太平洋戦争。逆に日米、日英、米英が親密かつ綿密な同盟関係を維持すると大陸勢力・共産勢力は劣勢になる。それが現状。
16. 今の世界の問題の八割を生んだブリカス中東の三枚舌がほんま。
17. 英国はとりあえず味方にしといて損はない。だが絶対に頼るな、背中は預けるな。連中の歴史は数百年、裏切りと二枚舌の歴史だ。それで常に勝者側に付き、悪の歴史を書かせることなく今に至るちなみにBBCの異名は「36の舌を持つ獣」だ。
18. 日米同盟、日英同盟、米英同盟→これが成立すると大陸勢力は完全に劣勢になる。生き残るために日米英の大陸への窓口役になるしかない。今回、最初に手を挙げたのがフランスでありロシア。日米英+仏露の対決相手は中国。
20. 日米英が同盟関係になるのは中朝韓にとって悪夢。イギリスを必死に叩いている類のお里が知れるね。
21. 「お金さえ儲かれば」ってお前、相手の行動原理が分かってるなら御しやすいやんけ。実利で動くなら特亜のように幻影に憎悪して感情をこじらせるタイプよりよっぽど付き合いやすいわ。ビジネスライクで良いじゃない。特亜と組むより断然マシ。
22. 香港も、約束を無視した侵略支配状態になってますから、、、金の切れ目が縁の切れ目ですね。まあ、払う約束も守ってないんでしょうけど。
23. 香港の事情に詳しい英から見たら中国経済がどれだけ酷いのかもはっきり掴めてるんだろうな要はもう中華に旨味は無いと。
24. いいんじゃないかイギリスは2枚舌ではあるけど、同盟中に後ろから撃たない程度の常識はあるからな。
25. イギリスの移民を押しつけられないか不安。
26. メイさんが信頼しているブレーンが昔から中国危険論を唱えている人なんだよね。その人の影響が大きいっていうから、しばらくは安泰じゃないの問題はその後。
27. 英国というと、すぐ二枚舌とかいうけど、まだ英国は条約とかは履行するほうだよ。少なくとも合意や条約を守る気すらないシナやチョンや露助よりマシ。
28. 97: Iイギリスマジどうすんだ ヨーロッパで孤立、フランスに抜かれて中国から見放されてアメリカには相手にされず →自分で出て行くのを孤立と言うね。“中国から見放されて”??wアホにはこう見えるのか?中国がいつ世界経済をリードした?元なんて誰が使ってる?旨味の無くなったシナ土人が捨てられたのが未だ解らないとはね。日英同盟が怖くて堪らない連中がガクブルしてて惨め。
29. 二枚舌っつか、自国の利益再優先で時には悪どい駆け引きをする国なんで、信頼ならない面もあるけど、利害関係が一致してる限りは、まあ良いんでないかとカードゲームで言うと、一人をカモに徹底的に毟り取るイメージ。代わりに日本もシリア難民を受け入れてくれとか、主目的がズレだしたら警戒が必要と思うが。
30. イギリスは組んでる間は組んでる相手を刺すような真似はしないし中朝韓露に無駄金使うより余程有益だろ。
31. 反日が下敷きになってる特亜よりも、英国の方がマシなのは同意損得勘定で動くから読み易いしな。裏切りも結局損得勘定なんだよ、欧州人にとって韓国みたいにえんえんとゴールポストを動かす事もないしな。ドライな付き合いが出来る分、こっちも精神的に楽だろう。
32. 少なくとも売春婦像を設置したり、南京事件を実(まこと)しやかに流布したりしないからな。
33. 外交なんてものは各国それぞれ国益かけてんだから二枚舌だろうが三枚舌だろうが益があれば仲良くするべき。
34. 普通は歓迎する敗戦国日本を差別し貶(おとし)め全てを日本のせいにして歴史を歪曲しようとしてる国が目前にあるんだから、日本一国ではとても太刀打ち出来ないくらいにプロパガンダの網を引き待ち構えてる国と対抗する為に必要なんだ。敵を作るより仲間を増やそうよ。
35. 弱者の味方として振る舞おうと先進国は努力してきたと思う。支援を受けて来た中国が取った行動は度を超えてしまったのでは。
36. >英はダメだよ。>絶対に裏切る。→それは英国じゃなくてロシアと特亜3国の事だな。英国は同盟組んでる相手は裏切らない。同盟関係にない国相手には舌何枚も駆使して騙まし討ちとか裏切りを平気でやるし、義理立てもしないけど要は身内(アングロ国家と同盟国)と、それ以外で大きな差を付ける。
37.信用できるできないは置いておいて、英国はごく一部の上流階級のために存在する国。街にイスラムがあふれ、イギリスらしさが損なわれようと、上流階級の生活する場が快適で豪華、有り余る金銭が一部上流階級に集まればよし。それが目的の政治をする。英国のような上流階級だけ繁栄するシステムを取り入れたい人々が、日本にもいる。特別級の大金持ちたちの一部だ。在日外国人たち、その命脈を受け継ぐ者と、在来の日本人の大金持ちもそれに関与する。彼ら自分たちの金を増やし温存することに掛けては手を結ぶ。英国式とか英国を見習ってとか、右派のフリして自分の金銭に執着する金持ちの勢力には今後気をつけたい。植民地を増やす事で、たまたま庶民が豊かになった英国と同じにはなれない。
38. イギリスの二枚舌っていうけど、外交ってそんなもんよね。バカ正直に守ってる日本が世界からみたら稀なのであって、不必要に日本を持ち上げて褒めるのはそうのせいだと思うよ。むしろ日本はしたたかさをイギリスに学ぶべきだわ。日本は約束事に潔癖すぎるよ。
※【コラム】アメリカの衰退見据え「日英同盟」の再構築を 英首相メイと安倍首相の握手2017/09/01(金) [ロンドン発]英首相テリーザ・メイが8月30日から9月1日まで訪日し、安倍晋三首相と会談した。核・ミサイル開発を急ピッチで進める北朝鮮とイギリスの欧州連合(EU)離脱(ブレグジット)が主要議題となったが、隠れた焦点が日英の安全保障協力である。アメリカの衰退が顕著になる中、「日英同盟」を再構築し、第三極・欧州の一角をなすイギリスと深い絆を結ぶことは日本にとって焦眉の課題だった。 日英関係を強める好機 最近の英首相訪日は2008年のゴードン・ブラウン(北海道洞爺湖サミット)、12年のデービット・キャメロン(日本から帰国後にチベット仏教最高指導者ダライ・ラマ14世と面会して対中関係が悪化)、16年のキャメロン(伊勢志摩サミット)。日本でG7(先進7カ国)首脳会議が開催されるか、中国との関係がまずくなっている時でない限り、イギリスの首相は日本にやって来ない。 メイは、「英中黄金時代」を仕掛けた前財務相ジョージ・オズボーンをパージし、原発発注に関して中国企業の持ち分が全体の50%を超えないようきつい縛りをかけたため、中国の国家主席、習近平から完全に睨まれた。ブレグジット後の貿易相手として日本より中国の方がもっと重要なのだが、7月末の訪中を予定していた中国からは待てど暮らせど、お呼びがかからない。 英中関係はさておき、日本にとっては好機到来。安倍首相は共同声明で「日英両国は自由、民主主義、人権、法の支配といった基本的な価値を共有するグローバル戦略的パートナー」「アジアと欧州におけるアメリカに最も近い同盟国」であることを確認。合同軍事演習、国連PKO(平和維持活動)協力のほか、防衛装備・技術移転の推進、国家安全保障会議(NSC)局長レベルの対話を進めることで合意した。 さらには2019年のラグビーワールドカップや20年の東京五輪・パラリンピックに向け、日本の警察庁と英内務省のパートナーシップを結び、テロ対策、サイバーセキュリティーで政府間協力を強化するとうたった。国内に分離・独立問題を抱えるイギリスはテロ対策の長い歴史と経験があり、世界トップレベルのシギント(電子情報の収集)能力を誇る。平和な日本はこの分野でイギリスに学ぶところは多い。 北朝鮮の朝鮮労働党委員長、金正恩は、米大統領ドナルド・トランプがテキサス州南部の洪水対策に追われ、習近平が秋の党大会を控える間隙をついて、核・ミサイル実験を強行し、「核兵器保有国」としての地位を既成事実化する狙いがある。北朝鮮が米全土を攻撃できる核ミサイルを保有するのは早ければ来年という分析もある。アメリカや韓国に対して金正恩が抑止力としての核を保有するのを中国やロシアはどう考えているのか。中国やロシアにとって安全保障上の最大の利益は米軍がアジアから撤退することだ。米全土を攻撃できる核兵器を北朝鮮が保有することによって米軍はアジアへの前方展開を増すのか、それとも安全な後方に引っ込むのか。 大統領就任早々、戦略的な環太平洋経済連携協定(TPP)から抜けたトランプのことだから在日米軍や在韓米軍について将来は何の保証もない。しかも仕事を失った白人単純労働者の怒りを無用にあおり、アマゾンをはじめテクノロジー企業と対立するトランプ登場と、不毛なブレグジットで、これまでの予想より早く欧米の衰退と米中逆転が起きることを筆者は強く憂慮する。 *米軍をアジアにとどめよ 米軍がアジアから撤退し、日本が中国の核の傘に入ることは考えられない。中国の核の傘に入ることは、自由と民主主義を放棄するのと同じだからだ。日本としては米軍をアジアに引き止めておくことが安全保障上の最重要課題である。アメリカが悪しき孤立主義への回帰をにおわせる中、日本とイギリスは同盟国としてアメリカを支える必要がある。その要になるのが「日英同盟」の復活だ。日本とイギリスは13年、アメリカ以外では初の化学・生物防護技術の共同研究を開始。14年に、航空自衛隊の次期主力戦闘機F35の空対空ミサイル(AAM)技術の共同研究、昨年秋には、航空自衛隊が三沢基地で英戦闘機タイフーンとの共同訓練を実施。今年に入って日英ACSA(物品役務相互提供協定)の署名を行い、着実に日英防衛協力を深めている。 メイは31日、海上自衛隊横須賀基地を訪れ、海上自衛隊最大の護衛艦「いずも」に乗艦した。朝日新聞によると、同行した小野寺五典防衛相は戦前の旧日本海軍の巡洋艦「出雲」に触れ、「出雲はイギリスで造って日露戦争で運用した。日露戦争はそのおかげで勝つことができた」とあいさつしたそうだ。当時、日本はイギリスと日英同盟(1902~23年)を結んでいた。 地政学的に中国と離れている欧州にとって安全保障上の脅威はロシアであって、中国ではない。だから北朝鮮の核・ミサイル開発や中国による南シナ海や東シナ海での海洋進出より、中国との経済関係を優先させがちだ。ブレグジットでEUから離脱するイギリスとの絆を強め、21世紀の「日英同盟」に発展させることは日本の死活問題と言えるだろう。 木村正人 在ロンドン国際ジャーナリスト (おわり)
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