2011年4月29日金曜日

日本人が英語を勉強しない理由…中国人からみて。

▲中国人の書いたコラムを読むと、中国人という民族の独特の考え方が分かる。

これだけ、インターネットが発達した時代においても、生まれ育った環境から得た知識というか常識のようなものから抜け出すのが難しいのだ。

中国人が、日本人が英語を勉強しない理由を挙げている。

その指摘はまぁ、間違いではない。

でも、核心の部分を見逃している。

そして、なぜ、見逃すのか…という理由が「中国で生まれ育ったから」としか考えられない。

■以下、中国人の書いたコラムを抜粋。

先日、「英語問題は日本の近代化の歩みを妨害しない」が掲載された。


記事によると、日本では一部の専門的な職業を除き、就職に英語能力は問われないという。

英語教室は多いが、「クレイジー」な英語熱はない。

その理由は2つあると考える。

第一に日本語には外来語が多いこと。

国語辞典には6万2000語が収録されているが、うち約6000語が外来語。

カタカナ発音では外国人に通じないにせよ、日本人ならば4000~5000もの英単語を知っている。

とはいえ、知識では英語の本を読むことはできない。

第二の理由。

日本は翻訳出版される本の数が圧倒的に多い。

ユネスコのデータベースによると、日本の翻訳出版数はドイツ、スペイン、フランスに続く4位。

日本には専門的な出版社が数百社も存在し、世界の科学技術の動向など重要な文献を翻訳している。

これだけの条件がそろえば英語を必至に勉強しなくてもいいのだろう。

またNECが「翻訳メガネ」を開発中との報道があった。

相手の話す言葉をリアルタイムに翻訳して、メガネに表示するという優れ物だ。

英語を勉強する理由はますますなくなりそうだ。

▲補足、感想など

さぁ、このコラムを読んでどう思われただろうか。

この中国人の日本人が英語を勉強しなり理由は、

1.日本語の中に、外来語として数千の単語が入っている 2.海外の文献などは、専門書店が翻訳してくれるから。 …だそうだ。

ふ~ん、その程度の理解か。

この中国人は、核心が分からないのだなぁ。

そうではない。

核心は、日本語である漢字かな交じり文で、大学院レベルまでの教育が可能だ…という点なのだ。

中国語、韓国語には、その言語自体に欠陥があって、高等教育に不向きな言語だということなのだ。

だから、英語を「クレジーなほど」習得しなければ、高等教育を受けることができないのだ。

因みに、中国での医学部の教育は日本語を使用している…とか聞いた。(日本語をじゃべるという意味ではなくて、日本語の語彙を利用しなければ、医学に関する言葉の数が足らないようだ)

筆者の指摘の核心は中国語という言葉が高等教育に不向きな不適な言語だということを理解しているかどうか…ということだ。

このコラムを書いた中国人は、上で書いたことを理解していない。

中国では、英語を習得しなければ、高等教育を受けることができないのだ。

それが、中国人が英語の習得に必死になる理由だ。

そして、漢字のみの教育が初等教育をどれだけ困難にしているか。

そのことが、中国人の文盲率の高い理由であろう。(中国に文盲は◯%とか、とんでもなく少ない率を政府が発表していらが、デタラメであろう)

自らの言語に欠陥があるということを認めたくないのだなぁ。

しかし、それが英国の産業革命に2百年も遅れた理由の一つであろうし、また、先の大戦後、日本に35年も遅れてやっと改革開放政策を開始した理由の一つでもあろう。













英語とノーベル賞は関係ない。

▲韓国にkaist という理系のエリート学校がある。

 ここの学生が、この数月、次々に自殺する。

 なぜなんだ? というのが、韓国国内でも問題となっているようだ。

 自殺の原因として考えられているのが、英語による授業ではないか…ということをいう人がいる。

 学生にもそうだ…という人もいれば、違うだろうと否定的な人もいる。

 筆者に言わせれば、英語の習得というハードルの高さのせいだろうなぁ、と推定はつく。

 でも。

 これは、そもそも、韓国人が1970年頃から「漢字」を捨てることによって、迷い込んだ袋小路だ。

 英語の習得よりも、まず、漢字の習得ではないのか。

 以下、新聞から抜粋。

 韓国でもトップクラスの学生が集まる「国立韓国科学技術院(KAIST)」。

 KAISTの 学生で世間からは一目置かれるほど、「エリート」という印象が強い学校。

 KAISTで、今年に4人の学生や教授が自殺した。

 自殺に 至った引き金は違うが、精神的に強いプレ
ッシャーを与える大学の教育制度が関係していると見られ。

 「全講義の英語化」です。

 しかし、英語が苦手な学生にとって 負担となる。

 自分が専攻する科目も英語で理解しなけ ればならず、成績が悪ければ授業料は上がることになる。

 韓国の掲示板では、KAISTの教育制度は間違っているのではないかという議論も 出。

 ネットユーザーは、「英語ができない日本人がノーベル賞をとっている」と日本の例を挙げ、教育に関する疑問。

----------
<質問>英語がひとことも話せない日本のノーベル賞受賞者

 日本には、08年にノーベル物理学賞を受賞した益川敏英教授がいます。

 彼は、外国に行ったこともなかった方です。

 英語が苦手なため、国際会議に招待されても 断ってきました。

 ノーベル賞の受賞式では、彼は日本語でスピーチしていました。

 もし、益川教授が韓国で生まれたら、どうなっていたでしょう。

 英語のせい で退学し、物理学とは関係の無い道に進まれていたかもしれません。

<コメント>

 英語で講義したところで、 教授と学生のコミュニケーションが取りづらくなるだけで良いことなんて無いよ。

・韓国の学生は英語も勉強しないといけないから大変だ~。

・英語は話せなくても英文さえ読めれば授業は問題ないはずだよ。

・教授が話した内容をちゃんと理解しないとテストの点数なんてとれない。英文が読めれば 良いっていう問題じゃない。


・科学の試験なのに、科学の実力がある人より、英語の実力がある人の方が点数が良いってことだろ?

・基礎分野を発達させるために底辺を広げるのは分かるけど、それを外国語でやろうというのが問題。

KAISTは全講義の英語化も緩和する方針 を示しています。

韓国には科学技術分野でのノーベル賞受賞者がいないため、国を挙げた人材育成が熱心に行われています。


▲補足、感想など

 なにか、道に迷って一層袋小路に入っているようだ。

 別に日本の益川さんを例にあげる必要なんてないじゃないか。

 まず、上掲の記事の要点を押さえよう。

1.日本は漢字かな交じり文を採用し、これで大学院レベルまでの教育が可能である…ということだ。

だから、益川さんは外国へ留学することも、英語を習得することもなくノーベル賞がとれたのだ。

2.韓国の場合、1970年頃から漢字を捨てた。

 そのことでハングルだけの文章をなってしまった。
 日本語でいえば、「ひらかな」だけの文章となってしまったということだ。

 このハングルだけの文章では、同音異語の区別がつかない。

 貴社の記者が をひらかなで書くと、きしゃのきしゃが…となる。

 つまり、文章を読むことはできるが、意味が分からなくなる。
 こういうのを機能的文盲…とかいうらしいが、韓国の国民の4分の1はそうらしい。

 そして、漢字ハングル交じり文で書いてある1970年以前の本は読めなくなっているのだ。

 だから、図書館は殆ど利用者がいないらしい。

3.2で述べた機能的文盲を補うために「英語」を採用している訳だ。

 つまり、韓国では英語でなければ高等教育ができない状況となっているということなのだ。

 さて、このような状況に陥っている訳だが、教育の未来を考える上で、選択肢として2つあるであろう。

1.英語での教育にそもそも低学年から切り替えてしまう。

 ハングルだけでは、小学校高学年からの授業も難しかろう。ならば、できるだけ早く英語に慣らすしかあるまい。

2.漢字を復活して、漢字ハングル交じり文を採用する。

 これで十分、大学院レベルまでの教育が可能であろう。


 このどちらかを採用する以外にあるまい。

 筆者には、漢字を復活することの方が容易に思えるか…

 いずれにせよ、韓国政府と国民が自国を将来に向かってどうしたいか…という一点にかかっている。














2011年4月28日木曜日

日本のハーグ条約加盟に反対する。

▲一体、この政権はなにを考えているのだろう。

ハーグ条約の加盟に反対すべきだ。

この条約に加盟すると、国際結婚なんて恐ろしくてできないぞ。

博多で起こった子供のつれさり事件を覚えていないのか。

そこのあるのは子供への愛情ではなくて、打算でしかあるまい。

以下、新聞から抜粋。

★ハーグ条約加盟で調整=来月決定、サミットで表明目指す-政府

政府は27日、国際結婚が破綻した場合の親権争いの解決ルールを定めたハーグ条約に 加盟する方針を固め、与党との調整に入った。

5月にも加盟方針を閣議決定し、フランスでの主要国首脳会議(サミット)で菅直人首相が表明する。

ただ、与党内に慎重論があり、調整は難航。

同条約は、国際結婚が破綻して片方の親が国外に子を連れ去った場合、子を元の居住国に戻して親権争いを決着させる手続きを定めている。

主要8カ国で未加盟なのは日本とロシアだけで、米国を中心に早期加盟を求める声が強まっていた。

加盟の是非を検討していた会議(座長・福山哲郎官房副長官)が今月、 慎重論の強かった法務省も含め、加盟の方針で一致。

加盟の際に必要となる国内法の骨子もまとめ、与党に提示した。

家庭内暴力から逃れて帰国した親子が再び暴力にさらされかねない、との懸念に配慮し、 骨子には子を元の国に戻すことを拒否できる事例も明記。 

政府は閣僚級会議に格上げし、加盟方針を確認した上で閣議決定する方針。

しかし、国内では反対論も強く、与党からも「拙速に結論を出すべきではない」との意見がある。

▲補足、感想など

--「拙速に結論を出すべきではない」--か。

この言葉に尽きる…と思う。

菅さんがサミットでいいかっこしたいために、多くの日本人女性を地獄へ落とすな。

インターネットをみてみよ。

多くの日本女性が誘拐犯として、顔写真つきで、国際手配されている。

この問題はなぁ、と思う。

どこに核心があるのだろうか。

勤務のための行き帰りで、多くの小学校低学年の子供を見る。

日本の子供って本当にかわいい。

この可愛さの根底にあるのは、親からの愛情に充足しているからであろう。

日本人の親たちは、こどもを可愛がる。それは遥かな昔からの伝統だ。

奈良時代の山上憶良は、こがねも玉もなんであろうか。子供に勝る宝があるだろうか…と歌った。

じゃ、世界でも日本人と同じような可愛がるだろう…と思うところにそもそも間違いがあるのだ。

確かに、日本でも子殺しとかの事件はある。

それでも、アメリカなどの子供への愛情のかけかたと日本では異なる。

福岡でおこった子供のつれさり事件の犯人であるアメリカ人の卑劣な行動、その裏側にある打算などを見よ。

はっきり言えば、日本人の母親からの自分の子供への愛情を信頼してあげよ…ということだろう。

そして、それを尊重せよ。

例え世界中の国から、子供の誘拐犯扱いされようと、日本人の母親を日本政府はこれを守れ。

ハーグ条約などに加盟する必要はない。

悪法を順守する必要はない。

2011年4月27日水曜日

鳩山さんは、非科学的だ。

▲鳩山さんの発言など、どうでもいいのだが、あまりに常識外れなので、触れておきたい。

しかし、この人、本当に日本の首相であったのか?

本当に、恐るべき非常識さではある。

野党時代であれば、自民党の政策を批判だけしておけばいいので、国民からはあまり見え無かったのだな。

それでも、周辺にいる人には分かっていたから、首相になる段階で、アメリカとか、中国へはどのような人間が首相になる…と十分に情報として流布されていたわけか。

それがオバマ大統領の、胡主席の鳩山さんに対するなんというか、冷たい対応・視線につながっているわけなのだなぁ。

まぁ、いい。

もうこの人が首相になる…なんてことはない。

戦後、筆者もものごころついてから、様々な首相をみてきたが、ここまでピント外れなことをいう人をみたこともない。

日本の歴史からぬりつぶしたい人ではある。

以下、新聞から抜粋。

東日本大震災による危機のさなか、鳩山由紀夫前首相の動きが気になる。

菅首相を批判したかと思えば会談。

小沢民主党元代表との連携も強め、自民党幹部とも接触。

その真意は? 

胸中を聞いた。

--政権批判を強めていますが、菅政治の問題点は何ですか。

鳩山氏 私は道半ばで辞めたけれども、「国民の生活が第一」という考え方は継承してほしかった。

東アジア共同体がTPP に衣替えし、地域主権の考え方も変わった。

一丁目一番地で考えた政策がそう扱われていない。原点に戻ってほしいと申し上げている。

--政権交代の期待に応えていないことが支持率低下の原因だと? 

鳩山氏 

沖縄県米軍普天間飛行場移設や政治とカネの問題は、私の不徳の致すところ。

国民の目には「何のための政権交代なのか。

自民党と同じ政策に戻るなら、自民党政権でいい」と映る。

--菅政権への抜きがたい不信や溝は時間と共に広がっている感じがします。 

鳩山氏 

菅さんは時に思いつきでものを言う。

国民の間に「求めた政治とは違う」と距離感が広がってきた。 


--20日に菅首相と会談されましたが。

鳩山氏 

大半が原発問題です。

重要なテーマにもかかわらず、菅政権は主体的に判断せず。

水で原子炉冷却をする限り、高レベルの放射能汚染が続く。

放射線は目に見えないので「ただちに影響はない」と言われると、違う。

発想を転換して放射能を閉じ込める戦略に変えるべきだ。

--相手の反応は?

鳩山氏 互いに理工系人間だから言語が合うんですよ。菅さんは熱伝導の話や、空気とか水以外で放射熱を減らすさまざまな方法に関心を持っておられた。
今までの流れに対抗してリーダーシップを発揮して決断できるかどうか、期待をつないでいます。


--今後の原子力政策をどうすべきでしょうか。 

鳩山氏 

現段階で「安全性に気を付けながら原発を推進する」と言っても、国民は納得しない。

他地域で事故が起きない施策を進める必要がある。

原発を新しく造れないので 25%削減をあきらめるのではなく、新しい自然エネルギーをリードさせていくと。

一方、大惨事をもたらさない原発システムを研究すべき。
 ベトナムでは、事故を契機に技術が進むとの期待もあります

▲補足、感想など

まぁ、大惨事をもたらさない原発システムを研究すべき。--か。 

 このあたりは間違ってはいない。

ただなぁ。

--発想を転換して放射能を閉じ込める戦略に変えるべき--ってなんだ?

それなら具体的にどうしろ…といっている訳であろうか。

そんなことが簡単にできるなら、現在福島の原発で作業している技術者は苦労しない。

このあたりだなぁ。

この人が宇宙人といわれる理由は。

非常識ではあるのだが、その前に非科学的だ。

科学者であるはずなのに、現場経験のなさから、現実から遊離し、アドバイスにもなにものにもなっていない。

あぁ、「閉じ込める」って、先日しゃべっていた冷却材に「水」以外のものを使え…という言葉に対応しているのか。

廃炉ってそんなに簡単ではない。

熱源(燃料棒)の部分を原子炉から分離させなければならない。

結局、、鳩山さんの言葉を聞いて感ずることは、「現場感」「現実感」の無さだな。

頭の中で思いついたことを、簡単に口に出してしまう。

そして、どこかの工場で作業したとかの経験がないために、頭の中で思いついたことが現場で簡単にできる…と思い込んでいる。

まぁ、こうしてみると、日本の政治家とはこういう人ばかりなのだろうなぁ。

地盤もカンバンもない人は、下積みの苦労をしているから、現場のことをしらなくても、現実と頭の中との差を知っている。

ところが、鳩山さんは、ボンボンなものだから、下積みの経験もないし、工場の現場で働いたこともない。

そのことで、頭-現実の差(距離感というか)が分からないまま、ここまできたということなのだな。

鳩山威一郎も、自分の息子に若い時、下積みの苦労ぐらいさせろよ。

息子を使い物にならなくしているじゃないか。




















2011年4月26日火曜日

菅さんは、なぜ、ここまで評判が悪いのだろう。

▲菅さんの評判が悪い。

いや、評判の悪い理由はよく分かる。

でも、次は誰なのさ。

岡田さんは、中国様への日本の主権移譲などという売国そのものの主張をする人だぞ。まぁ、北朝鮮系?の人間ってこんなことを考えるのだな。

小沢さんって?

今、裁判で被告となっている人だ。

原口さん? 樽床さん?

う~ん、つまり、民主党の中ではもう人材がいないのだ。

今の菅さんにとって、いかに評判が悪かろうが、支持率が低かろうが、自分にとってかわる人間なんて民主党内にはいないじゃないか…という考えからの居座りであろう。

以下、新聞からの抜粋。


民主党の小沢・元代表系議員らや野党からばかりでなく、評論家やジャーナリストからも菅直人首相の交代を迫る発言が相次ぐ。

最近までは「権力争い、政局をやっている場合ではない」だったのに、ここにきてあえて「政変」をすすめる人も出てきた。

菅首相は、なぜここまで評判が悪いのか。

田原総一朗氏は、「菅首相が聞く耳を持たず、報告をしても怒鳴られるばかり」 という政府の災害対策組織幹部の「愚痴」を披露した。

「組織はバラバラで、すっかり萎縮している」 この記事によると、菅首相から怒鳴られるばかりなので「組織はバラバラで、すっかり 萎縮している」。

首相に「これまでの振る舞いは、大組織のリーダーとはいえない」 「個人プレーも目に余る」「要は責任をとるのが嫌なのだ」と歯に衣着せぬ批判を展開している。

「民主党議員を信用しない。だから信用もされない」とも指摘。

田原氏は従来、「政局に日数を費やさないために、首相は菅直人氏でやむを得ないと考えていた」 そうだが、考えを変えた。

「こうなれば世論のひんしゅくを浴びても、あえて政変を起こし」と 提起し、「一致団結して菅氏抜きの連立体制を民主、自民、公明の3党でつくるべきだ」と訴えた。

「エブリバディ・バット菅」。

佐々淳行・元内閣安全保障室長は、 「民主党議員のうち、菅氏以外なら首相は誰でもよい」との考えを示し、「(民主)政権内で 政権交代を」と呼びかけた。

「サンデー!スクランブル」 での発言だ。

佐々氏は番組の中で、菅首相について「決断をしない」「決断力がない」と批判。

「悪い報告をすると『オレは聞いてない』、『そんな問題オレのとこへ持ってくるな』」という 対応を菅首相がしているとも話した。

「お辞め頂くこと。これが私の主張していることです」。

▲補足、感想など

組織のリーダーが責任をとるつもりがなくて、やっていけるか。

菅さんの根底にあるのは、常識がない、教養がない…ということなのだろなぁ。

常識・教養がないから、自分の判断・決断に自信がない。

だから、決断・判断を嫌がる。

それが、一般常識をもつ人間からみると、決断力がない、責任のがれ…と取られてしまうのだ。

不幸といえば不幸だが、これは菅さんという人が今まで、まともに組織内で働いた経験がない、部下を使ったこともない…ということから生じる当然の結果であろう。

大震災という国を揺るがすようなタイミングで、こういう首相となったのは、まぁ、不運な巡りあわせではある。

リーダーとなる人は、生涯一度でもいいから組織内で、働く必要があるなぁ。

冒頭でふれたように菅さんに替わる人がいないことは確かだ。

しかし、菅さんはリーダーシップというものを発揮できまい。

もう、野党からでも人材をひっぱってくるしかないか。

結局、政権交代しか手段は残されていないか。

こんなタイミングで面倒臭いが、衆議院の解散・総選挙だなぁ。

2011年4月25日月曜日

賢人会議だとさ。恥ずかしくないのかなぁ。

▲◯◯賢人会議だとさ。

自分で言っていて、恥ずかしくないか。

こんな名称に恥ずかしげもなく耐えられる人間って、相当な厚顔だろう。

以下、新聞から抜粋。

韓国・日本・中国3カ国の著名人が発展策を模索するため、額を突き合わせた。

中央日報(韓国)・新華社通信(中国)・日本経済新聞(日本)が共同で主催する韓日中賢人会議が、中国の杭州で開かれた。

東日本大地震および原発の放射能漏出などに対する共同対応策を集中的に議論する。

歓迎夕食会で、胡正躍外務次官補は「東日本大地震は 東アジアの隣人との関係協力がどれほど重要かを改めて確認させた」とし3カ国は、北東アジア経済発展のための共同プロジェクトを発掘し、施行しなければならない時期」と。

行事を準備した新華社通信の李従軍社長も「韓日中賢人会議で東アジア災害防止のための共同防災システムを打ち出そう」と。

日本経済新聞社の杉田亮毅社長は「地震および原子力安全問題は、国際社会の共通した問題」とし「政府だけでなく民間レベルの共同努力を通して災害に立ち向かわなければならないだろう」と。

洪会長は「韓日中の発展は警戒の対象になったりもする」とし「私たちが決して地域利己主義に陥った人たちではないということを具体的な行動を通して見せなければならないと強調。

韓日中賢人会議は、全体会議を開いた後、
▽経済・金融
▽環境・エネルギー
▽文化・教育の3分科で討論する。

最後の全体討論で「首脳に望む意見」を発表する予定。

このほか、自由貿易協定(FTA)、エネルギー共同開発、文化交流の活性化についても議論。

韓日中賢人会議=中央日報・新華社通信・日本経済新聞の共同発議で発足した民間会議機構。
3カ国の政界・財界・文化界など各界著名人30人で構成され、3カ国が順に毎年一回ずつ会議を開催。

▲補足、感想など

ふ~ん。

中央日報・新華社通信・日本経済新--か。どれもこれも…が。

それにしても…と思う.

冒頭でふれたように、賢人wiseman ってか。

よう、そんな名称の会議に臆面もなく耐えられるなぁ。

その方が余程感心する。

賢人会議などという名称で、なんとか大衆がリードできたのは、インターネットの普及までだぞ。

これだけ、インターネットが発達したタイミングで、賢人なる人間のコメントなんぞ、あっという間に、ズタズタにされてしまう。

ズタズタにされても耐えられるものなどそんなにありはしない。

また、日本のそれこそ名もしられぬ、市井の人間のコメントの方が、賢人なる人間のコメントより余程、明晰で合理的なものが多い。

日本の一般大衆のレベルをバカにするな。

賢人…と臆面もなく自称できる人間なんぞ、その感覚を疑う。











福島の原発処理に日本のロボットをなぜ使用しないのか。

▲日本は世界に冠たるロボット王国である。

しかるに、なぜ、日本の原発事故処理に日本製のロボットがでてこないのだろう。

不思議というか、奇妙に感じないか。

そこに、日本人の文系、理系という差が、いわば生き方・会社での処世術の差のような感じになっていないか…と感ずるのだがいかがだろうか。

以下、新聞から抜粋。

産業ロボットなどでは世界的なシェアと技術を誇る日本。

事故以来、日本のロボット研究者には 国内外から「日本のロボットをなぜ原発に使わないのか」との声が相次いでいる。

「日本は実績がないから、東電は外国製を使いたがる」。

東京工業大の広瀬茂男教授は嘆く。

欧米のロボットは戦場での経験があり、核戦争を前提にした試験も受けているとされる。

実は、日本でも原発用ロボットの開発を計画したことが2度あった。

1度目は1979年の米スリーマイル島原発事故を受けて83年に始まった。建前は「点検」用の極限作業ロボットプロジェクト。

90年まで約200億円かけたが、打ち切りに。

2度目は99年の茨城県のJCO事故の後。

今度は事故用で数十億円使ったが、「原子炉では事故は起きない」と1年で終わった。

「事故用ロボットを開発すると『原発事故が起きると思っている』と受け取られると考えたのでは」と広瀬教授は推測する。

▲補足、感想など

 まるで、加藤清正と、石田三成の違いのような話だと思わないか。

 16世紀末、豊臣秀吉は明国を攻めるために朝鮮を通り道としようと、朝鮮へ出兵した。

 加藤清正は、秀吉子飼いの武将だし、武断派だから、命令されればどこどこまでもつっぱしる。

 ところが、石田三成は、頭がいいし、この出兵じたいに消極的だから、盛んに裏工作をして、早めに切り上げたいと思っている。

 そのあたりが、清正が三成を嫌い、後の関ヶ原の戦いで東西に別れ戦った理由へつながる。

 同じようなことで、東電内部で技術系と事務系で別れて、お互いが対抗したのではあるまいか。

 発電は、火力、水力、原子力と区分され、別々の技術だから、なかなか総合的に見られる人間は少なかろう。

 特に原子力は他と性質をもっているから、より小人数であり、その技術者のプライドも高かったのだろう。

 技術者であれば、当然、ロボットの必要性は理解できる。

 ところが、事務系の人間からみると、ロボットを研究することは原発の危険性を自ら明らかにすることだ…と見える。(このあたり、どれだけ頭がいいか分かるなぁ。石田三成のように頭がグルグル回転するのだろうなぁ)

 電力会社で、技術系が社長になった…という話はきかない。

 だから、上で触れたように、技術者はロボットの必要性は理解しても、事務系の原発の安全を否定するつもりか…とかいう意見が勝ってしまうのだろう。

 このあたり、理系・文系とか、技術者・事務系 というような区分が意味をもたないことが理解できる。

 やはり、教養なのだぞ。

 日本人の中で、教養というものをおろそかしたことに、東電のロボット技術を少しも進歩させない理由があるのだ。

 もう一度、教養というものを見なおせ。












 

日本は原子力エネルギーを手放さない。

 今度の福島の原発事故で、原子力というものに対して反発が起きているようだ。
 でもなぁ、と筆者は思う。

 日本は、この福島の原発事故を教訓として、更に安全性の高い原発を作っていくことこそ、日本の繁栄につながるのだ。

 今、原発事故の処理で得た経験・知識は、次の原発を作る時、どこの国、会社すらも経験したことのない切り札となるのだ。

 ここで、確認しよう。
 日本は、原子力エネルギーを決して手放すことはない…と。


 以下、掲示板の書き込みから、技術者らしい人の文章を抜粋。

① 以下の式が概ね成立することが判明する。

 外部汚染水の増加量 = 原子炉への注水量 - 原子炉から大気への蒸発量

②福島原発の敷地内に2種類の冷却設備を建設する。

・外部汚染水を濾過して炉心に戻す(年内完成)

・炉心プラントから高温の冷却水を引き込む。(2012/2完成)

 最大の問題はエンジニアがネガティブになってることだ。
 突然舞い込んできた仕事で、タイトなスケジュールだ。

 真面目で責任感ある日本のエンジニアは、出来ることであっても出来っこないと考えてしまう。
 何度失敗しても、何度設計やり直しになってもよい。

 とにかく辞めさせないで作業を少しずつでも進めさせることが重要だ。
 彼らは最後に何とかしてくれる。

③敷地内に汚染水貯蔵タンクを建設する計画は頓挫する。

 汚染水を地上で収容しきれない場合、メガフロート等を使って沖合の大型タンカーに運搬することになる。

④日本は原子力エネルギーを手放さない。

 反原発の世論は1年間くらい拡大する。
 幾つかの危ない原子力施設はことさら騒がれる。

 老朽化した原子炉を順次廃炉にしてクリーンエネルギー化していくというのが今の世間の予想だ。

 だが原子力エネルギーは「強烈な刃を持った夢のエネルギー源」だ。
 これを手放すことは、未来の日本にとって不利益になると日本は判断する。

 確かに危険だが、諦めるほど日本は弱くない。


▲補足、感想など

 --原子力エネルギーは「強烈な刃を持った夢のエネルギー源」--なのだ。

 今度の福島の事故では、原子力というものがどれだけ巨大で鋭利な刃をもっているか、いやという程思い知らされた。

 しかし、両刃の剣であるごとく、同時に夢のエネルギー源でもあるのだ。
 これを使いこなさない手はない。

 世界で、この福島の事故に関連して、日本を見る目が優しいのは、日本の技術力、日本の技術者達を信頼しているからだ。
 原子力を使いこなすことが仮に可能ならば、それは日本だけだ…ということなのだ。

 その期待に応えるように、日本は原子力を諦めることなく、これを自家薬籠中のものとしたい。
 このところ、環境庁から風力でとか、太陽光でとかに情報が流れる。

 しかし、原発に対抗するためには、どれだけ数がどれだけの面積が必要かはなかなか表にはでてこない。
 コスト・メンテの費用等から考えれば、原発の優位性はあきらかだ。

 もう一度言いたい。
 日本は、原子力エネルギーを手放すべさではない。









菅さんは、安倍さん、福田さんのように簡単にやめない…と。

▲民主党の岡田さんの言い方もまぁ、失礼ではあるなぁ。

簡単に?やめる例として、安倍さんなどの名前を出すものかな。

鳩山さんのように簡単にはやめない…とかいうのが、まぁ、通常ではないのか。

以下、新聞から抜粋。

党分裂を回避するためのシナリオが自発的退陣だ。

首相は5月26、27両日にサミットに出席する。

党内では「檜舞台で復興を高らかに宣言し、これを花道に後進に道を譲る」というストーリーもささやかれる。

しかし、首相は「任期は2年半後に来るので使命を果たせれば本望だ」と長期政権を思い描いている。

「菅さんは安倍晋三、福田康夫両元首相のように簡単に辞めない。可能性が高いのは衆参ダブル選挙だ」

岡田克也幹事長は、若手議員との懇談会でこう話した。

衆参同日選ならば平成25年夏となる。

今回の統一地方選で有権者の明確な審判を突き付けられた首相にそんな居座りが許されるだろうか。

▲補足感想など

なるほど、菅さんはどれほどの低支持率であろうと、もう、2年半はやめない…と決心しているということか。

首相をやめさせる…というのは、本当に難しい。

そういえば、2008年秋から2009年の春頃に、麻生おろし…というものが、自民党の中で大騒動だったが、麻生さんは人徳がない…とか面罵されつつも、2009年の参議院選まで首相でありつづけた。

まぁ、それは菅さんという個人の問題だ。

筆者がひっかかるのは、岡田さんの言い方だ。

安倍さんを例に出すか。

安倍さんは、1年間しかできなかったが、まぁ、潰瘍性大腸炎に苦しみながらの激務だった。

それでも、仕事量としては結構な量だったと思う。

岡田さんの言葉には、ちょいと、トゲがありすぎだろう。

期間限定は、限定にならない。増税に反対する。

▲政府から期間限定で…とかで税金を…という話がでている。

仙石さんのいうことだから、一層、怪しげに見えるなぁ。

えっと、なにが言いたいかというと、期間限定でなんとか…という話は、絶対に期間限定にはならない。

身近な例でいうと、法務局での登記の申請料なんかその極めつけだ。

紙での書類をコンピュ-タ化する(一応、もっともらしい理由付けはされていた)というので、申請料を2009年3月までの期間限定で大幅にアップした。

ところが、期間が過ぎても一向に下げるつもりは法務局自体にないようだ。

つまり、いったん上げるとそれが既得権化して、その収入を見込んだ形で予算がつくられるからであろう。

そりゃ、法務局も騙すつもりはないのだろうな。

でも担当者が替り、数年前にどういう約束でそれをしたかすら誰も記憶していないし、責任もとるつもりもない…ということだ。

以下、新聞から抜粋。

仙谷由人官房副長官は、東日本大震災の復興財源について「期間限定で所得に対する付加税のようなものが望ましい」と述べ、所得増税を検討すべきだと示した。

菅政権は復興財源について、第2次補正予算案に併せて復興に限定した 復興再生債」を発行し、将来の増税で償還する考えだ。

 菅直人首相は期間限定の消費増税を軸に据えているが、仙谷氏の発言には増税の選択肢を広げる狙い。

仙谷氏は、「連帯して支え合う気持ちで、税の形で期間限定で拠出していただくことが必要」と。

  「消費税にこだわらない」とし、「税金を払う能力のある人が分かち合うという 考え方が重要だ。被災者は生業が消えて税金を払う能力がない」と語った。

所得増税の場合は控除などの手法で被災地への配慮も可能だ。

▲補足、感想など

 国債の発行でやるべきだ…というのが筆者の考えだ。

 日銀の国債の買取も目立たないように行うべきと考える。

 そもそもなぁ、

 期間限定なんて、できもしないことをシラと言えるものだなぁ。

 



船頭多くして、舟、山に登る。復興構想会議。

▲震災以後、どう復興するか…と復興構想会議が動き始めたのだが、なんせ、船頭が多いために、ぎくしゃくしているようだ。

こういう場合には、巧遅より拙速を重んじるという対応が正しかろう。

立ち入り禁止区域内の動物とか…とりあえず、毎日、餌を食べさせ、水を飲ませないと死んでしまう。

殺せばいいだろう…なんという言い方をしているようだが、これは動物・植物を育てた経験のない人間がいうことだろう。

そして、拙速であるためには、少人数で方向性を決めて、テキパキ行動する方が大切だろう。

多くの人数で、アレコレ議論したところで、そんなに選択肢は多くはない。

以下、新聞から抜粋。

東日本大震災復興構想会議は第2回会合で、会議の運営方法をめぐって、各委員から改善を求める声が相次いだ。

意見集約に向け委員の間に早くも危機感が漂っている。

a教授は終了後、記者団に「あまりに人が多すぎて議論ができない。本当はしゃべりたいことがいっぱいあるが、時間が足りなくて煮詰まらない」と。

「5月の連休明け以降は交通整理していくと思うが……」と、第1次提言取りまとめにも不安を見せた。

会合では、検討部会が財源論などの議論を始めていることについて、h編集委員が「構想会議とかかわりなく、独立して議論が先行している印象を受ける」と指摘。

 五百旗頭真議長は「7合目、8合目まで議論してもらい、頂上に登り詰めるのは我々がやる」と釈明する。

この日は、会合のテーマを事前に決め、委員が事前にメモを提出し、議長が整理して論議することや、緊急課題について提言を行うよう求める意見も出た。

▲補足、感想など

復興構想なんて、菅さんの自分の常識についての自信の無さをあらわれだなぁ。

冒頭で触れたように選択肢が10もある訳ではない。

せいぜい、2ないし3であろう。

菅さんが、その2-3のうちで、ベストを思うものを選択すればいいではないか。

それがリーダーシップというものだ。

多くの人間の叡智を待っているような時間がない。

できるだけ小人数で、方向性を決定し、拙速を重んじよ。








2011年4月24日日曜日

名探偵コナン劇場版 感想。

▲事情があって、ブログの場所の変更を余儀なくされた。まだ、この場所に慣れないのだが、まぁ、ボツボツ。

▲名探偵コナン劇場版を見た。

ネタばれにならないよう、注意しながら、感想を書きたい。

以下、思いつくまま箇条書きとしたい。

□全体の筋として、ちょっと無理があるのではないのか…と感じる。まぁ、やむをえない部分があることはいつもか。

ただ、東京都知事を襲撃することと、◯◯ダムとの関連性が薄いと感じるのだが。
布石として、どういう意味があるのだろう。

□全体としては、十分に緊迫感があって、面白いと感じた。

□なにか、地下鉄の爆破シーン、ダムの決壊シーンばかりが印象に残るなぁ。

謎解きの面白さようも、劇場版となると派手なシーンでなければならないということか。