▲菅さんの評判が悪い。
いや、評判の悪い理由はよく分かる。
でも、次は誰なのさ。
岡田さんは、中国様への日本の主権移譲などという売国そのものの主張をする人だぞ。まぁ、北朝鮮系?の人間ってこんなことを考えるのだな。
小沢さんって?
今、裁判で被告となっている人だ。
原口さん? 樽床さん?
う~ん、つまり、民主党の中ではもう人材がいないのだ。
今の菅さんにとって、いかに評判が悪かろうが、支持率が低かろうが、自分にとってかわる人間なんて民主党内にはいないじゃないか…という考えからの居座りであろう。
以下、新聞からの抜粋。
民主党の小沢・元代表系議員らや野党からばかりでなく、評論家やジャーナリストからも菅直人首相の交代を迫る発言が相次ぐ。
最近までは「権力争い、政局をやっている場合ではない」だったのに、ここにきてあえて「政変」をすすめる人も出てきた。
菅首相は、なぜここまで評判が悪いのか。
田原総一朗氏は、「菅首相が聞く耳を持たず、報告をしても怒鳴られるばかり」 という政府の災害対策組織幹部の「愚痴」を披露した。
「組織はバラバラで、すっかり萎縮している」 この記事によると、菅首相から怒鳴られるばかりなので「組織はバラバラで、すっかり 萎縮している」。
首相に「これまでの振る舞いは、大組織のリーダーとはいえない」 「個人プレーも目に余る」「要は責任をとるのが嫌なのだ」と歯に衣着せぬ批判を展開している。
「民主党議員を信用しない。だから信用もされない」とも指摘。
田原氏は従来、「政局に日数を費やさないために、首相は菅直人氏でやむを得ないと考えていた」 そうだが、考えを変えた。
「こうなれば世論のひんしゅくを浴びても、あえて政変を起こし」と 提起し、「一致団結して菅氏抜きの連立体制を民主、自民、公明の3党でつくるべきだ」と訴えた。
「エブリバディ・バット菅」。
佐々淳行・元内閣安全保障室長は、 「民主党議員のうち、菅氏以外なら首相は誰でもよい」との考えを示し、「(民主)政権内で 政権交代を」と呼びかけた。
「サンデー!スクランブル」 での発言だ。
佐々氏は番組の中で、菅首相について「決断をしない」「決断力がない」と批判。
「悪い報告をすると『オレは聞いてない』、『そんな問題オレのとこへ持ってくるな』」という 対応を菅首相がしているとも話した。
「お辞め頂くこと。これが私の主張していることです」。
▲補足、感想など
組織のリーダーが責任をとるつもりがなくて、やっていけるか。
菅さんの根底にあるのは、常識がない、教養がない…ということなのだろなぁ。
常識・教養がないから、自分の判断・決断に自信がない。
だから、決断・判断を嫌がる。
それが、一般常識をもつ人間からみると、決断力がない、責任のがれ…と取られてしまうのだ。
不幸といえば不幸だが、これは菅さんという人が今まで、まともに組織内で働いた経験がない、部下を使ったこともない…ということから生じる当然の結果であろう。
大震災という国を揺るがすようなタイミングで、こういう首相となったのは、まぁ、不運な巡りあわせではある。
リーダーとなる人は、生涯一度でもいいから組織内で、働く必要があるなぁ。
冒頭でふれたように菅さんに替わる人がいないことは確かだ。
しかし、菅さんはリーダーシップというものを発揮できまい。
もう、野党からでも人材をひっぱってくるしかないか。
結局、政権交代しか手段は残されていないか。
こんなタイミングで面倒臭いが、衆議院の解散・総選挙だなぁ。