▲花王製品への不買運動は、平成23年の8月始めから始まった。
ほぼ、半年を経過した。
花王はなにをトチ狂ったか、hpから社長の写真を外しただけで、無視するという反応をした。
1月の終わりに、2011.10-12の四半期決算を発表したのだが、尾崎社長がいかに否定しても、不買運動の影響を否定しきれない数字となっていた。
そこで。
花王の株主達が、花王の株式を売却しはじめた…ということなのだろうなぁ。
はっきり言って、この主たる責任は、尾崎さんという社長の判断ミスにある。
尾崎さんは、ここ数月内での辞任を余儀なくされるだろう。
掲示板の書き込みから拾ってみよう。
--ここから—
□10/9 尾崎「デフレで3%は売上減るよ、いや4~5%はいくかも。デフレでね」
↓
売上を取り繕うため安売り
↓
「販売促進費もかさみ、思うようには利益を増やせなかった」
売上 +.2.2% 営業利益 -6.8%
この社長のままじゃ花王は負のスパイラルに堕ちていくだろうね。
◇花王側のシナリオとしては、一時的な売上減少なはずだから、
この落ち込みを帳簿上2年くらい掛けて各四半期に分散させたいんじゃないかな
次のポイントは、継続した不買になれるかどうか
花王は花王上げのマーケティングで国内売上を戻す方針だろう
□ま実際降格人事、引責辞任に値する大問題だと思うよ。
景気関係なく「酷い対応で顧客を敵に回した上での減益+株安」だもんな。
不祥事ってレベルですよ。
◇尾崎も啖呵切ったりしないで、都都逸でやんわりと返せばよかったのに・・・
切れてくれなら切れてもやろう、逢わぬ昔に、して返せ とか
こうして、こうすりゃ、こうなるものと、知りつつ、こうして、こうなった とか
若旦那ならぬ禿旦那風に、上手く切り返すのも経営者の資質。
「影響は、一切無い!」で、どれだけ敵を増やしたかしれやしないよ、おまえさん。
□先週の金曜日、日刊工業にここの社長の記事あったけどたいしたこと言ってなかった
高齢者向けと海外向けがんばる、だったかな
だからテレビCMは減らさないし、ネット敵視も続けるんじゃないのかなあ
◇ぱっと見ちょっと悪いかな程度に見えるけど
売掛と在庫あわせて、Q2から220億も増えてるのは異常
営業キャッシュフローも過去5年で最低
売上を良く見せるためにアレコレやってるのが丸分かりですね
不買効果は300億くらい行ってるんじゃないですかね?
□物作りの基本、商売の基本を忘れてしまってるようだからもっとひどいスパイラルに陥りそう。
利益が減った - 更に薄利多売をする - 新商品(ラベル変更などのリニューアルメイン)の開発 -
製品を知ってもらう為にCMを打つ - CM代を韓流に使われる - 鬼女の反感を買う
CMを打つほど利益が減る。これじゃマスコミも動けない。ネット潰しに来るのも当然だなぁ。
ネットを使っても一度ケチのついたメーカーじゃ怪しまれるのがオチ。
「買って貰う為の製品」じゃなくて「買わせる為の製品」ってのをつくづく感じる。
バスマジックリンの毒々しい黄色のスプレーと液体なんかも
売り場で目立つ為とかそういう理由だろうし。
--ここまで—
▲補足、感想など
今日の終値が、1970台か。
昨日が100円を越す下げだったから、かなり目立った。
さぁ、花王がこれからどうなるのか---は分からない。
韓国系・朝鮮系企業、資本家が買いに入るのかもしれない。
しかし、核心は花王の製品を一体誰が買うのか…ということだ。
どんな洗剤を買うのかとか…家庭の中で主婦層が選択する権利を握っているところではないか。
その主たる顧客に対してケンカを売って、花王が勝てる理由があるまい。(この主婦層というか、女性というものを舐めたような態度を取るという行動の根底には、韓国系・朝鮮系の人達の伝統的な考え方(女性を低く見る)というものがあるのかもしれないなぁ。
これはなぁ、と思う。
冒頭でふれたが、すべて、尾崎さんという社長の責任だ。
裏で扇動している電通とどう決着をつけるのかはしらないが、尾崎さんは責任をとって辞任し、とりあえず経営陣を一新するという措置をとらない限り、このまま社員を巻き添えにして、自壊へまっしぐらであろう。
企業の経営がいかに難しいか---花王の例をみていると分かる。
社長の一瞬の判断ミス・言葉の片言隻句が、100年以上の歴史のある1兆円企業を灰燼と化すのだ。