2012年2月15日水曜日

韓国はなぜ強いのか----の背景にあるもの。

▲日本の日経(正確には北朝鮮系・韓国系の記者が)が韓国経済をヨイショしたような記事を書いて、それを読んで韓国の新聞が、自画自賛の記事を書いている。

 いや、たいへん喜ばしいことでそれはいいのだが、この日経の記事の狙いはどこにあるのだろうか。

 韓国経済は好調だとしても、物価が高騰していて韓国の庶民の暮らしは厳しそうだ。

 はてさて、この仕掛けの意味しているものはなんだろう。

 恐らく、日本の民主党政権がもう長くない---という見通しにたった「今のうちにナントカ」という捏造の一環ではあるまいか。

 以下、韓国の新聞から抜粋。

 「韓国、その強さの秘密は?」。 

 最近、日本経済新聞が1面に掲載した企画記事の見出しだ。

 読者の気がかりな点を政治部編集委員と読者の問答形式で解いていく企画物だ。

 「人口も少なく資源も乏しい韓国がどうやって世界で存在感を示しているのか」という質問で始 まった記事は、韓国の強みをさまざまな角度から分析している。

 世界に広がるK-POPブームについては「小さな国内市場を越えようというグローバリズム、 世界のどの国でも通用する柔軟さ、厳しいレッスンを乗り越える韓国人特有のハングリー精神 が成功の秘訣」と紹介した。

 スポーツ強国の秘訣としては、親の全面的な支援、男性選手に対 する兵役特例などが挙げられた。

 同紙は「世界テレビ市場でトップを走るサムスン」「米国のフォードを抜いて世界5位になった現 代・起亜車」を列挙し、「97年の通貨危機当時に‘地獄’を見た企業が選択と集 中で競争力を高めた」と分析。

 また「過去には自由貿易協定(FTA)戦略で日本に遅れていた韓国が、米国や欧州連合(EU)などの巨大市場を取り込んでリードしている」とし「グローバル化に対する意志は日本が参考にするべきであり、両国間の元気の差は国を開いて生きる覚悟の違い」と伝えた。

 ドラマとK-POP韓流で始まった「韓国のイメージアップ」が他の分野にまで波及するのを確認 できる、気分のいいニュースだった。

 日本でこうしたニュースが出てくるのは、暗鬱な日本の国内事情と無関係ではない。

 企業など の実績予測発表が続いた先週、日本製造業の没落が続々と数値で確認された。

 記録的な円 高で韓国企業に世界市場を奪われた結果だった。

 ソニー、パナソニック、シャープの家電3社 の2011会計年度(2011年4月-2012年3月)の予想赤字合計は1兆円(約15兆ウォン) を超える見込みだ。

 4年連続赤字のソニーは社長交代まで発表した。

 4月に社長に就任する 51歳の平井一夫氏は「ソニーらしい製品でまた勝負する」と宣言したが、日本メディアが見る ソニーの前途は依然として不透明だ。

 学生時代に世界で大ヒットしたソニーのウォークマンを 記憶する記者としては隔世の感を禁じえない。
4月の総選挙と12月の大統領選挙を控えて韓国は完壁な政治モードに変わっていく雰囲気だ。

 反米勢力を結集させようという選挙戦略なのか、本当に決行するかどうかは分からないが、野党は「大統領選挙で勝てば韓米FTAを廃棄する」と宣言した。

 庶民型業種まで一方的に侵犯した財閥の傲慢にも責任があるだろうが、選挙の季節に決まって浮上する「財閥改革論」の程度はますます高まり、与野党は左翼的政策に没頭している。

 選挙に勝つことも重要だが、その過程で日本がうらやむ「韓国の強さ」まで失わないか心配だ。

 一度失ってしまえば回復は容易でないからだ

▲補足、感想など

 どこに核心があるのだろうか。

 一番の要因は、冒頭でふれた「民主党政権がもう長くなさそうだ」という見通しにたった「政権をとっている今の内に」という発想であろう。(焦燥感のようなものが垣間みえる)

 そして、その裏側にあるのは、日本 → 韓国 へのお金が流れ、資本の流れ を作りたい---という狙いがありそうだ。

 特に記事にあるk-pop だが、随分、高額のギャラが支払われているようだ。

 これが実際には、マネーロンダリングではないか—というウワサがある。

 そもそも、来日してすぐの歌手にそんなに多くのギャラを払えるものなのか。それだけcdとか売れているのか。

 そこが根本的におかしいだろう。

 100のギャラを払った形にして、実際のギャラはそのウチの20で、後の80は、日本から韓国への資金が流れているのではないか—という疑いだ。ありそうな話ではないか。

 <ついでながら、この80のお金が表に出せないような--覚せい剤を密売して稼いだ金?--とかウワサで流れていたなぁ-まぁ本当のところは分からない>

 ---なんというか、えっと思わないか。覚せい剤? k-pop って。

 北朝鮮と韓国という国は、表立っては仲が悪いように見える。しかし、上の事実は、北朝鮮という国と韓国という国は底のところで手をむすびあっていることが分かる。------


 韓国企業が好調な話も、韓国への投資を誘導しよう—という発想の記事であろう。

 こういう記事を読んで、投資しよう—かと思うくらいなら、それだけの能力の経営者であろう。

 最後に、韓国と日本との物価と時給を比較したものがあった。以下。

 ソーセージエッグマフィン 2012.2
 日本 240円
 韓国 220円 

 時給
 東京 900円~1200円
 ソウル 300円

 物価は殆ど変わらないのに、時給が日本の3分の1.か、4分の1だ。韓国人の生活の厳しさが分かる。

 記事にあるように、経済が好調なら、時給だってもう少し高いだろう。

 日経の記事の「捏造」がよくよく理解できる記事ではある。

 こんな日経の記事にだまされるな。