2012年2月4日土曜日

堺市、都構想から離脱。

▲堺市の竹山市長が、橋下さんらの大阪都構想から離脱した。
 いや、それはいいけどさ。
 じゃ、堺市は単独でできるだけの構想とか、なにか対案のようなものをもっているのか。

 単に、橋下さんらに鼻面を引き回されるのがイヤ---というだけのことではないのか。
 堺市の臨海部にあるシャープの工場等も景気がいい訳ではない。

 オレはオレでやる---というのならば、橋下さんらの案に十二分に対抗できるだけの構想・対案を示してみよ。

 以下、新聞から抜粋。

 大阪都構想実現に向けた大阪府と大阪・堺両政令市の協議会を巡り、堺市の竹山修身市長は3日、松井一郎知事、橋下徹・大阪市長と府庁で会談し、参加に必要な条例案の2月市議会への提出を見送ることを正式表明した。

 都構想から、堺市は事実上、離脱する。

 会談で、竹山市長は「今の(政令市)制度でやっていくのがよい」とし、「堺市は政令市になって6年目で、もっと権限と財源を使って発展したい。納得できない条例案を議会に提出はできない」と説明した。

 橋下市長は昨年11月の府知事選で松井知事が当選したことを踏まえ、「都構想を進めていこうという堺市民の民意を無視していいのか」と協議への参加を呼びかけたが、物別れに終わった。

 松井知事は、来年10月に任期満了を迎える堺市長選について「竹山市長と政策に大きな違いが出れば、有権者に(選択を)問うのが政治家だ」と述べ、幹事長を務める地域政党・大阪維新の会として独自候補を擁立する考えを示唆した。


▲補足、感想等

 どうも、メンツ絡みのような気がするなぁ。
 オレはお山の大將だ。勝手にオレの縄張りの内のことまでアレコレ口を出されるのは気分が悪い---という感じに見えるなぁ。

 まぁ、ここから先はこの首長をもつ堺市民の判断ひとつだ。
 ウチはウチ、大阪市と大阪府のことは知らないよ---というなら、それもいいさ。

 ただ、どうなるのかなぁ。
 竹山さんという人は、橋下さんの都構想に対抗できるだけの構想を堺市民に示せる程の実力をもった人には見えないなぁ。

 來年、市長選の時に、維新の会から対抗馬を出されて、あえなく落選という可能性が高そうだ。

 振り返ってみて、必ず思うさ。
 あの時、つまらぬ「メンツ」に拘ったばかりに---と。