▲どこらに核心があるのだろう。
香港での引き際をみると、どこか中国の「限界」が近いような気がする。
いや、どう習近平さんがでるのかはさっぱり分からないが---。
でも、どこかで中国って「うまく負ける戦法」「先につながるように負ける戦法」へ切り替えつつあるのではないのだろうか。
その雰囲気を掴んで、アメリカトランプ大統領が、中国との「合意」に期限を設定したようだ。
そのあたりの記事から抜粋。
交渉を一向に前に進めようとしない中国政府に対してトランプ氏が警告を発しました。
早期の最終合意について妥結できずトランプ氏の2期目まで持ち越しとなった場合、中国の供給網が崩壊し雇用や資金などが奪われることになるとしています。
一方米国経済については、新たな協定であるUSMCAの批准によりさほど打撃を受けずにすむとの主張もなされました。
トランプ氏「交渉長引けば合意一層困難に」、中国に早期妥結迫る
9/4(水)
ロイター
[ワシントン 3日 ロイター]
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トランプ米大統領は3日、中国との通商協議は良好に進展しているが、交渉が自身の2期目まで持ち越しとなれば、交渉は一層困難になると強調し、中国に早期妥結を迫った。
トランプ氏はツイッターで「中国との交渉は非常にうまくいっている」とする一方、交渉が現在の任期中に決着せず、自身が再選されることになれば「妥結はずっと困難になるだろう。中国のサプライチェーン(供給網)は崩壊し、企業や雇用、資金が奪われることになる」と述べた。
ただ、交渉の詳細のほか、交渉が具体的にどのように厳しくなっていくのかなどは明らかにしなかった。
この日は全米商工会議所のトーマス・ドナヒュー会頭がCNBCに対し、米国が導入した対中関税措置で中国経済は痛手を受けているとしながらも、米国の企業や労働者も影響を受けていると指摘。
米中合意に向けた時間を確保するために、このほど発動させた新たな関税措置を延期するようトランプ大統領に呼び掛けた。
ただ、北米自由貿易協定(NAFTA)に代わる新協定「米国・メキシコ・カナダ協定(USCMA)」の米議会での批准は可能で、米経済の底上げの一助となると指摘。これにより「米国の対中政策が相殺される」との見方を示した。
トランプ政権は9月1日に中国に対する制裁関税第4弾を発動。
約3000億ドル相当の中国からの輸入品への追加関税を15%とし、一部は導入を12月15日に先送りする。
今回の措置が完全に実施されると、中国からの輸入総額約5500億ドル全てが制裁関税の対象となる。中国も米国に対する報復関税措置を発動させている。
こうした中、中国の劉鶴副首相はこの日、貿易戦争は米中両国のほか、世界全体に悪影響を及ぼすため、中国は断固として貿易戦争に反対しているという見解を示した。
中国は交渉を長引かせようとする
トランプ大統領も、もうガマンできないみたいですね・・・。中国も先延ばし作戦ばっかりです!
誰でもそう思うよな。9月中にまた通商協議が行なわれるという話があること自体が信じられない。これだけ制裁関税を発動し合っておいて何が協議だか。
トランプ氏は中国との交渉は順調に続いているという認識を示す一方で、交渉が長引きトランプ氏の2期目まで続くようであれば一転厳しい結果が待っていると警告しています。供給網が崩壊し企業や雇用、そして資金が奪われることになるとしています。
トランプ2期目の前提かwww 民主党は存在しないのも一緒だな。
すごい自信ですね!中国は、トランプ大統領が落選するって思ってそうです。
まさにそのための引き延ばし作戦だと思うよ。あと1年くらい耐えれば次の大統領は中国に甘くしてくれるはず…という目論見でいるに違いない。民主党の大統領候補って結局誰になるんだろう?
現在は民主党の第3回討論会が始まる前の時期です。有力候補についても明言できる段階ではないと思います。
来年にならないと分からないみたいですね・・・。気になります!
トランプ氏の再選以外は考えられんのう。他の選択肢は存在せん。中国はつまらぬ期待を寄せぬことじゃ。
民主党は候補者一覧を見てもこれっていう人物がいませんからね…。順調にトランプ大統領が選ばれると思ってます。
世界経済に悪影響を及ぼすとの主張も根拠が不明
関連する報道として、中国が貿易戦争そのものに反対しているという趣旨の主張をしました。ここでの貿易戦争が何に対してのものかは明確にはされていません。
中国は断固として貿易戦争に反対、世界全体に悪影響=劉鶴副首相
9/4(水)
ロイター
[香港 3日 ロイター]
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中国の劉鶴副首相は3日、貿易戦争は米中両国のほか、世界全体に悪影響を及ぼすため、中国は断固として貿易戦争に反対しているという見解を示した。国営新華社が報じた。
劉副首相は、中国は両国が共通の見解を模索し、公平性と相互尊重に基づき適切に問題を解決することを望んでいると述べた。
劉氏は米国との通商問題での首席交渉官。米国のスティーブ・デインズ議員とデービッド・パーデュー議員と面談した。
関税に反対しているとも言わず、ファーウェイ捜査に反対しているとも言わず、あくまでも”貿易戦争に反対”というわけか。つまりどういうことだ?
どういう事なんですか?
特に具体的な中身を伴わない発言ですので、やはり国内向けと考えた方がいいかもしれませんね。トランプ氏との約束を守るかどうかについても明言されていません。世界経済に悪影響を及ぼすとの主張も根拠が不明です。
コテンパンだなwww 中国の苦しい状況が手に取るように分かるよね。
全米商工会議所会頭のThomas
Donohue氏は対中関税により中国だけでなく米国も一定の影響を受けるとしながらも、米国が進める新協定のUS
Mexico Canada
Agreement(USMCA)によりその影響は相殺されると述べています。この点から考えても、世界経済に悪影響が出るとの主張には正当性がありません。
中国は、ダメダメですね・・・。習さんも全然ダメです。アメリカの相手にならないと思います!
いやまあだめならだめで別にいいんじゃない?そういうだめな中国にすり寄っていく韓国とかいう国かどうかも怪しい集団が…おっと韓国の話は有能さんの前では厳禁だった。
呼び名を照屋さんに変える話はどうなったんですか?
そうだったなwww 有能さんが香港の民主女神の像に照れて連休を取ったんじゃないかという噂が俺らの中で流れてたのでね。その辺りの事情はどうなんですかね?
該当の像については把握していません。また私には照れるという概念は存在しません。休む状況については今後も不定期に発生するかと思いますので、逐次共有します。
あっさり否定www なら照屋さん案は没だ。残念だったな。
そうなんですね・・・。「休む状況」ってどういう意味ですか?
香港行政長官のLam氏が辞任報道について否定
香港の報道についても一部共有します。行政長官のCarrie
Lam氏が辞任を求めたとの報道がなされましたが、本人がその事実を否定する流れとなりました。辞任することは楽な選択肢だとする個人的な見解が間違って伝わったためとしています。
香港行政長官、中国に辞任許可求めたことは一度もない
9/3(火)
Bloomberg
(ブルームバーグ):
香港の林鄭月娥(キャリー・ラム)行政長官は3日、香港を揺るがす歴史的な混乱を巡って中国に辞任の許可を求めたことは一度もないと述べた。
ビジネス関係者との先週の非公開会合で苦慮している状況を話したことは認めた。
林鄭長官は記者会見で、ロイター通信が2日夜に報じた非公開会合の音声リークを「受け入れられない」として非難。
混乱の中で香港を率いることにコミットしており、自分のような立場なら誰でも辞めることが「楽な選択肢」だと個人的な見解として説明しようとしただけだと話した。
林鄭長官は「中央政府に辞意を伝えたことは一度もない」と明言。
「辞任に関して中央政府と協議することを検討したことさえない。辞めないというのは私自身の選択だ」と述べた。
本当かよ…。実際には水面下で辞意を表明したけど突っぱねられて、そのことを世界中に広められるとまずいと思ったとかじゃないの?
原文については各自で参照してください。Lam氏は辞任が中国の中央政府に受け入れられないこと、辞任したところで問題が解決しないことを悟っていた可能性はあります。非公開会合がReutersによって報じられたことにも不満を持っているとのことです。
この人は中間管理職のような存在だからな…。ぶっちゃけそこまで攻め立てても意味はないと思うけど、香港の人達にとっては行政のトップだし怒りをぶつけないわけにはいかないよね。日本では考えられないくらい複雑な状況だよ。
民主主義って、大切なんですね・・・。香港を見て、それを痛感しました!
トランプが中国を制裁関税で追い詰めてくれるのがある意味一番いいかもね。妙な軍事介入をちらつかせる中国に対して経済で対抗するというのが賢いと思う。戦車に向かって札束を投げるようなものだ。
確かに!トランプ大統領、平和主義だけど戦い方を知ってますよね?すごく頼りがいがあります!
力に力で対抗するだけじゃ勝てない場面もあるってことだ。香港デモによって生じたソフトパワーが中国政府を打破してくれることを願うよ。”非暴力こそ力なり”という言葉が広まればもっといい。
9月中の米中通商協議については依然不透明ですが、状況が変わる可能性もありますので引き続き最新情報に目を通してください。香港情勢については基本的にはお任せしますが、私から伝えるべきことがあれば取り上げます。
▲補足、感想など
まぁ、確かなことがある。
中国は、第二の天安門事件を引き起こす勇気はないということだ。
そして、仮に香港で「第二の天安門事件」を引き起こせば、中国はもうお終いだ---ということだ。世界から相手にされない。
その意味で、香港の民主化はもう避けられまい。
アメリカのし掛けた「第二の阿片戦争」の目的は、中国という異形の形で大きくなった、資本主義国からすれば「ガン細胞」を摘出することであった。
中国=ガン細胞摘出手術と並行して、香港の民主化運動が発生し、中国もとうとう「第二の天安門事件」を引き起こすことができす、幕引きを図っているということだろう。
武力という形態ではなくて、経済的に追い詰めて相手側の内部からの変革をうながす---というやり方は、まだ、成功するかどうか不明ではあるが、あの習近平さんの「無能ぶり」をみていると、なしくずしのように中国経済の破綻がきて、その後混乱しつつ、旧ソ連のごとくいくつかに分割していくという形になるような気がするな。