▲福島第一という原発の事故から、この原発・核燃料を廃棄し更地に戻すというのは、日本人全員でその負担の一部を負うべきものであろう。
その意味で、最大限無毒化した排水を、大阪湾で流したら—というのは、一つの方向性であろう。 松井大阪市長の果断な発言だといえるし、賛成する。<でも、まぁ、これは松井さんでなければ口にできないセリフだろうなぁ。そこらにいる十把一絡げの有象無象では怖くて怖くて口に出せまい。よく言ったと思う。記事にあるごとく、大阪湾がだめなら、道頓堀でも、中之島でも放水・排水すればいいことだ。日本人の覚悟も決まろう。大阪人は逃げはしないぞ>
まず、新聞から抜粋。
日本維新の会の松井一郎代表(大阪市長)は17日、東京電力福島第1原子力発電所で増え続ける有害放射性物質除去後の処理水に関し、「科学が風評に負けてはだめだ」と述べ、環境被害が生じないという国の確認を条件に、大阪湾での海洋放出に応じる考えを示した。
大阪府と市は、東日本大震災の復興支援として、岩手県のがれき処理にも協力している。
松井氏は大阪市内で記者団に「自然界レベルの基準を下回っているのであれば海洋放出すべきだ。政府、環境相が丁寧に説明し、決断すべきだ」と述べた。
海洋放出をめぐっては、原田義昭前環境相が「海洋放出しかない」と述べた直後、小泉進次郎環境相が11日の就任会見で“所管外”と前置きした上で「努力してきた方々の苦労をさらに大きくしてしまうことがあったとしたならば、大変申し訳ない」と語っている。
維新の橋下徹元代表はその後、ツイッターで海洋放出について「大阪湾だと兵庫や和歌山からクレームが来るというなら、(大阪の)道頓堀や中之島へ」と発信。小泉氏には「これまでのようにポエムを語るだけでは大臣の仕事は務まらない。吉村洋文大阪府知事と小泉氏のタッグで解決策を捻り出して欲しい」と注文をつけた。
吉村氏もツイッターに「誰かがやらないとこの問題は解決しない。国の小泉氏が腹をくくれば、腹をくくる地方の政治家もでてくるだろう」と記し、国と地方が連携し、被災地の負担を軽減していく必要性を訴えた。
▲補足、感想など
こういう記事を読むたびに思う。
技術者の言うことを信じてあげてほしい。
筆者も技術者であったから、よく理解できる。
うまいこと言おうとしているのではない。ただただ、こういう仕事は、まっ正直にやるしかないのだ。
技術者というものは。
100%安全だとは言わないだろう。
でも。
100%に近づけるように努力するとは言える。
その技術者の曰くを信じてあげてほしい。そんな言い方で、精一杯なのだということを理解して上げて欲しい。
冒頭でふれた。
事故にあった原発を廃棄するという人類が始めて試みている仕事なのだ。
その負担の一部を、日本人全員で等分に背負ってあげて欲しい。
もう一度、大切なことをくり返したい。
「誰かがやらないとこの問題は解決しない。国の小泉氏が腹をくくれば、腹をくくる地方の政治家もでてくるだろう」と記し、国と地方が連携し、被災地の負担を軽減していく必要性」があるのだ。
日本人全員で、協力してあげてほしい。