2019年9月21日土曜日

QGISの背景地図として、基盤地図を使ってみての感想


ノートpcを持ち歩いるが、常にネットにつながる環境にいる訳ではない。
 qgis をネット環境ではない場所で使用し、他者に説明するための背景地図として利用するというのは、そう愚かしい発想ではないと思える。

 で。
 実際にやってみた。
 利点、欠点を並べてみようか。
 ★利点
 1.建物の形状が、いくら拡大しても綺麗に表示されるという点。歪まないということ。
 2.基盤地図自体は、かなりの情報量となりそれなりに容量が必要だ。これをシェープファイルとしてエクスポートする際は、機能ごとに分解されたシェープファイルとなる。
 筆者は、道路縁、建物の外周、軌道 という3つのシェープファイルだけをとりこみ表示させている。こうすれば、全体に軽くなり動きも滑らかとなる。
 等高線などは必要な場合だけ、表示すればいい。
 3.基盤地図は、ほぼ正方形のタイルのような部分的な地図だ。大阪府などは、20数枚に区分されている。
 だから。必要な場所だけのタイル地図を表示させればいいという点で、軽く動くとは言える。

 ★欠点
 1.上で、大阪府などは20数枚のタイル地図となると書いた。dlする際の番号は、バラバラで、北から南へということでもない。位置を特定する記号等の添付が必要となる。
 2.タイル図内での位置の特定も、建物の形状、道路の形状だけは、情報不足は否めない。
 
 こんなものだと思える。
 当然、ネットに接続できる場合は、オープンストリートマップなどと重複して使えば、位置の特定も容易だし、上でもふれた建物の形状の「綺麗さ」という特徴も十分に利用できるものと思える。