▲ノートpcを持ち歩いるが、常にネットにつながる環境にいる訳ではない。
qgis
をネット環境ではない場所で使用し、他者に説明するための背景地図として利用するというのは、そう愚かしい発想ではないと思える。
で。
実際にやってみた。
利点、欠点を並べてみようか。
★利点
1.建物の形状が、いくら拡大しても綺麗に表示されるという点。歪まないということ。
2.基盤地図自体は、かなりの情報量となりそれなりに容量が必要だ。これをシェープファイルとしてエクスポートする際は、機能ごとに分解されたシェープファイルとなる。
筆者は、道路縁、建物の外周、軌道 という3つのシェープファイルだけをとりこみ表示させている。こうすれば、全体に軽くなり動きも滑らかとなる。
等高線などは必要な場合だけ、表示すればいい。
3.基盤地図は、ほぼ正方形のタイルのような部分的な地図だ。大阪府などは、20数枚に区分されている。
だから。必要な場所だけのタイル地図を表示させればいいという点で、軽く動くとは言える。
★欠点
1.上で、大阪府などは20数枚のタイル地図となると書いた。dlする際の番号は、バラバラで、北から南へということでもない。位置を特定する記号等の添付が必要となる。
2.タイル図内での位置の特定も、建物の形状、道路の形状だけは、情報不足は否めない。
こんなものだと思える。
当然、ネットに接続できる場合は、オープンストリートマップなどと重複して使えば、位置の特定も容易だし、上でもふれた建物の形状の「綺麗さ」という特徴も十分に利用できるものと思える。