▲岸田さんという人は、殆どなにも主張したことがない。
まともに自分の意見を主張したことがない。
ここ数年の岸田さんの「言ったこと」をみてみようか。
--ここから--
2019/08/28(水)
日韓、外交努力で改善を=自民党の岸田氏ら
自民党の岸田文雄政調会長と石破茂元幹事長らが、会談し、戦後最悪と言われる日韓関係を外交努力で改善すべきだとの認識で一致した。会談には石原伸晃元幹事長、中谷元・元防衛相も出席。1957年生まれの4人は定期的に会合している。
この後、石原氏は「わが党もジェネレーション(世代)が若くなっているので、われわれの世代とは(認識に)差異がある」と指摘。「外交によって解決していくと、若い人たちに話をしていく」と4人で申し合わせたと説明。
2018.7.25
迷った岸田氏、何も得ず 首相は不信感、宏池会冷遇も
9月の自民党総裁選への不出馬を表明する岸田政調会長
9月の自民党総裁選への不出馬を表明した岸田文雄政調会長は、悩みに悩んだ末に安倍晋三首相(党総裁)支持を決めた。
岸田氏は自身が率いる岸田派(宏池会、48人)で、首相支持に回り3年後に首相からの「禅譲」を狙うべきだという意見と、9月の総裁選に出馬を促す「主戦論」が交錯する中、所属議員の意見を丁寧に聞いてきた。しかし、早期に支持を得たかった首相の不信感が最高潮に達した後では岸田氏が得るものは乏しく、遅きに失した判断となった。
「私はどうしたらいいのでしょうか」
6月18日夜、首相と2人だけで会食した岸田氏は冒頭、こう語り、首相をあきれさせた。
初当選同期で、第2次安倍政権では外相を4年7カ月も務めた岸田氏に対する首相の信頼はもともと厚い。首相は昨年8月の内閣改造・党役員人事で岸田氏の外相続投を検討していたが、岸田氏の意向を尊重し、党政調会長への起用を決めた。
だが、総裁選をめぐる岸田氏の対応は首相の期待を裏切る形となった。森友、加計学園問題で内閣支持率が低下する中、細田派(清和政策研究会、94人)や麻生派(志公会、59人)、二階派(志帥会、44人)は次々と首相支持に傾いた。一方、第4派閥の岸田派は沈黙を貫いた。
6月の会食後、首相は周囲に「今さら支持するといわれても遅い」と岸田氏への不快感を隠さず、石破茂元幹事長との総裁選一騎打ちを避けるため「岸田さんに出てもらった方がいい」と語るようになった。岸田派幹部は「政権が苦しいときに支持を打ち出しておけばよかった」と振り返る。
今年に入り、岸田氏は地方行脚を重ね、知名度の向上に努めてきた。しかし、産経新聞社とFNN(フジニュースネットワーク)による7月21、22両日の世論調査で、次の党総裁にふさわしい人物として首相は自民党支持層で49・1%だった。岸田氏は3・8%で、石破氏(16・9%)にも大きく水をあけられた。
丁寧に物事を進める岸田氏の持ち味が結果的にあだとなった格好だ。「決められない男」との印象だけが残り、禅譲はおろか、総裁選後の党役員人事や内閣改造で岸田派は冷遇される可能性もある。24日の記者会見で3年後の総裁選への対応を問われた岸田氏は「気の早い話だ」と述べるにとどめた。9月の総裁選で岸田派を首相支持でまとめ、首相との信頼関係を回復させなければ次が見えてくるはずもない。
2018/07/21(土
自民党の岸田文雄政調会長は21日、9月の自民党総裁選についての態度表明の時期に関し、
「適切な時期に判断する。安倍晋三首相の表明の時期も勘案すべきことの一つではないか」と述べ、引き続き情勢を見極める考えを示した。
岸田派内では主戦論と慎重論の双方があり、岸田氏は態度表明を避けている。
首相は20日「『セミしぐれ』を聞きながらよく考えていきたい」と語り、8月下旬以降に出馬表明する意向を示唆していた。
2018.7.2
【自民党総裁選】
宏池会で高まる岸田氏主戦論「最後は私が判断」 出ても出なくても…深まる苦悩
自民党の岸田文雄政調会長が率いる岸田派(宏池会、48人)で、岸田氏に9月の総裁選出馬を促す「主戦論」が高まっている。同派が6月から中堅や若手ごとに区分けして開いている会合で、出馬を求める意見が相次いだからだ。当初は出馬に慎重とみられていた岸田氏は22日の今国会閉幕後に意思を表明する考えだが、対応次第では総裁選の構図が変わりかねない。
「最後は私が判断させてもらう。どんな判断でも最後は一致結束してやっていく点だけは確認した」
岸田氏は、当選1~2回の同派衆院議員4人と会食した後、記者団にこう語った。この日の会合には望月義夫事務総長も同席し、出席者から「総裁選出るべし」との声が続出したという。
ただ、派内には望月氏らベテランを中心に、次々回の総裁選で安倍晋三首相(党総裁)からの「禅譲論」を期待する意見も根強い。同派中堅は「安倍首相の協力がなければ岸田氏は勝てない。今回は自重すべきだ」と訴える。
安倍内閣の支持率は回復基調にあり、首相の連続3選を支える細田派(清和政策研究会、94人)や麻生派(志公会、59人)、二階派(志帥会、44人)の支持は盤石だ。
首相優位の情勢にもかかわらず、岸田派がにわかに主戦論を際立たせるのは、派の存在感を高める狙いがある。仮に岸田氏が出馬しなくても、主戦論を高めておけば、総裁選後の内閣改造・党役員人事で優位に進むとの思惑も透ける。
岸田氏は6月18日夜、首相と会食した際「派内には主戦論が多い。出るか出ないかは決めていない」と述べ、態度を保留した。こうした姿勢には、派内から「早く意思表明をしなければ首相の心証を悪くするだけ」(ベテラン)と心配する声も上がる。
派閥の「負の遺産」も岸田氏を悩ませる。
昭和45年の党総裁選で、出馬に意欲を示した宏池会の前尾繁三郎会長は、4選を目指した佐藤栄作首相から内閣改造での優遇を約束され、立候補を見送った。しかし佐藤氏は4選後、内閣改造そのものを見送り、前尾氏は若手の猛反発を買って会長の座を追われた。
平成11年の総裁選では、無投票再選を狙った小渕恵三首相に宏池会会長だった加藤紘一元幹事長が挑戦した。選挙後、加藤氏は小渕氏から激しい怒りを買い、宏池会は冷遇された。そんな過去をよく知る岸田氏は最近、悩ましげに周囲にこう話している。
「出るか出ないかを判断するのは難しい。どちらにしても派内の結束が大事だ。切り崩されて乱れたら次がなくなる」
田原総一朗
石破茂氏が、やっと総裁選出馬を表明した。本当に総裁を狙うなら岸田氏と組み、更に竹下氏と組む必要がある。その上で小泉氏の支援があれば可能性が強くなる。
/ 石破氏、国会閉会日にも総裁選立候補へ 進次郎氏に秋波
(朝日新聞デジタル)
2018/05/26(土)
■自民党の岸田文雄政調会長(発言録)
今、政府で公文書の書き換えなどという、あってはならないことが次々と起こっている。「信頼できない人間の言うことなど聞くか」ということになっては、引き続きみんなで頑張ろうということにはならない。
反省をし、事実を明らかにし、再発防止策を明らかにするのは当然のこと。加えて、政治の本来やるべきことを結果として出していく。こういったことの積み重ねで信頼回復に努めていかなければいけない。
政治、政府、行政への信頼が損なわれているとしたなら、政治と国民の間の意思疎通、あるいは理解が今、失われつつあるんだと思います。
20180220
今年9月に自民党総裁選が予定されています。あなたは、次の自民党総裁にふさわしいのは、誰だとお考えですか?
(1)
安倍晋三 22.9 %
(2)
石破 茂 23.3 %
(3)
岸田文雄 5.5 %
(4)
小泉進次郎 17.1 %
(5)
河野太郎 2.4 %
(6)
野田聖子 2.3 %
(7)
その他の議員 0.7 %
(8)
わからない、答えない 25.9
%
調査日:
2018年2月16(金)
~2月18日(日)
2017/09/05(火)
自民党の岸田文雄政調会長は5日、党本部で報道各社のインタビューに応じ、2019年10月の消費税率10%への引き上げについて「市場や国際社会で、我が国の信頼を確保することを考えれば引き上げは不可欠だ。確実に行っていくべきだ」と述べ、予定通りに増税すべきだとの認識を示した。
政府・自民党内にある増税への慎重論に対し、クギを刺した形だ。岸田氏は「社会保障の持続可能性の確保や財政健全化は『待ったなし』の課題だ」と指摘。
増税によって景気が悪化するとの懸念があることを念頭に、「経済再生をしっかりとさせ、引き上げを可能とする経済的な環境を作らなければならない」とも語った。
安倍晋三首相は、これまで消費税率10%への引き上げを2度延期した経緯がある。首相は8月5日の読売テレビ番組では「19年の消費税引き上げは予定通り行っていく」と語ったが、党内には首相が19年の引き上げも見送る可能性があるとの見方も根強い。岸田氏は財政再建を重視しており、今後首相との間で綱引きが始まる可能性がある。
2017/08/01(火)
“裏切り者”石破氏の党内評価急落…「ポスト安倍」争い、岸田氏が逆転リード
稲田朋美防衛相の辞任に絡み、安倍晋三首相の後継をめぐる「ポスト安倍」争いに異変が生じている。
世論調査では、石破茂元幹事長がリードしていたが、党内的には岸田文雄外相の評価が急上昇しているのだ。外相と防衛相を兼務して存在感を高める岸田氏と、過去の「裏切り者」のレッテルが復活しつつある石破氏。8月3日の内閣改造・自民党役員人事をにらみながら、党内序列も激変しそうだ。
これまで、自民党内では「ポスト安倍」について、「岸田氏と石破氏が競い合い、非常時の緊急避難としては麻生氏」(中堅)とみられてきた。だが、「森友・加計学園」問題や、南スーダンPKO(国連平和維持活動)の日報問題を経て、党内の評価は変わった。
官邸関係者は「政府与党の危機に、岸田氏は『一致結束して安倍政権を支える』と公言している。 これに対し、石破氏はメディアに登場して政権批判を繰り返し、後ろから鉄砲を撃っている。
石破氏はかつて自民党を離党し、あの小沢一郎氏(現・自由党代表)と行動をともにした。また、『先祖返り』しているのではないか」と語る。
石破氏は、自民党が下野するきっかけになった1993年6月の宮沢喜一内閣に対する内閣不信任案に賛成した。解散総選挙後に成立した細川護煕内閣が、同年11月に提出した小選挙区制の導入などを柱とした「政治改革4法案」にも賛成し、役職停止処分などを受けた。当時の自民党幹事長は森喜朗元首相。その後、自民党を離党し、小沢氏らの新進党の結成に参画した。
自民党ベテラン秘書は「石破氏は自民党が野党のときに出ていき、与党のときに戻ってきた。つまり『裏切り者』だ。ドイツの哲学者ヘーゲルは『歴史は繰り返す。一度目は悲劇として、二度目は茶番として』と言ったが、安倍首相の苦境、自民党の危機を利用して、けしからぬことを考えている可能性がある。世論調査と正反対で、石破氏の党内評価は急落している。今の動きが『茶番』にならなければよいが…」と分析した。
2017/07/22(土)
岸田文雄外相は22日、香川県観音寺市を訪れ、自身が現在会長を務める自民党の派閥「宏池会」の元会長、大平正芳元首相の墓参を行った。
墓参後、記者団に「宏池会の系譜に連なることを誇りに思い、精進、努力を続ける」と語り、将来の政権を担うことに改めて意欲を示した。
岸田氏はこの日、派閥所属の議員らとともに瀬戸内海に臨む大平元首相の墓所を訪れ、墓前に花を手向けて手を合わせた。
大平氏は1910年、香川県和田村(現観音寺市)生まれ。大蔵省を経て池田勇人元首相が結成した宏池会のエースとなり、
78年の自民党総裁選では福田赳夫首相(当時)と激しい選挙戦を繰り広げた末、田中角栄氏の支援を受けて首相に。
田園都市構想や一般消費税導入を打ち出すなど斬新な政策で注目されたが、福田氏らとの間で激しい党内対立が続く「40日間抗争」にも直面。80年の衆参同日選の最中に急死した。
岸田氏はこの日、記者団に対し、「まさに命をかけて激動の政治に立ち向かっていかれた大平正芳総理の足跡を思うとき、我々自身、まだまだ甘いのではないか、とも考えた」と述懐。
池田、大平、鈴木善幸、宮沢喜一と歴代首相を輩出し続けた宏池会について、「宏池会の歴史は権力を求めたものではない。(政権獲得は)現実的に、謙虚に政治に取り組んだ結果だ」という見方を示した。
そのうえで「権力に対して謙虚に、国民が政治に何を求めているのかを大事にしながら努力していきたい」と語り、「謙虚」という言葉を繰り返した。
2017/05/15(月)
岸田文雄外相は15日の参院決算委員会で、国連の人権条約に基づく拷問禁止委員会が慰安婦に関する日韓合意の見直しを韓国政府に勧告したことについて「国際社会が高く評価した合意だ」と反論した。「着実に実行することが重要だという認識に変わらない」とも述べ、合意見直しに応じない考えを示した。
岸田氏は合意について「慰安婦問題が最終的かつ不可逆的に解決されることについて韓国政府の明確かつ十分な確約を得た」とも指摘し、韓国の文在寅大統領が選挙期間中に主張した合意見直しの動きを牽制した。
勧告に対する韓国側の反応には「公式発表があったとは承知していない」と説明する一方、「(拷問禁止委の)報告書を引用しつつ、合意の問題を指摘するような報道がなされている」と指摘。勧告を利用して合意見直しを迫ることへの警戒感をにじませた。
2017/05/05(金)
「ポスト安倍」で、石破茂元地方創生相と、岸田文雄外相は常に名前が挙がる。私は先日、石破氏と一対一で話した。
「まさに祭りのあと」
石破氏が示した「祭り」、すなわち「2020年東京五輪・パラリンピック」の後、日本は大変なことになるという。
「少子高齢化は止まらず、さらに東京一極集中ということになったら、日本は地方から壊滅する。今こそ地方の経済の潜在力を引き出し、『東京から地方へ』と人が移り住んでいくことが必要になる。相当な危機感を持って地方創生の種をまかなければ」
安倍晋三政権になって、「アベノミクス」や「1億総活躍」など、目指す方向の看板がかけられてきた。
これについては、自民党の経済閣僚経験者も「古き良き時代の高度成長よ、もう一度ということだ。
1億総活躍の『GDP600兆円』など打ち上げ花火だ」と厳しい見方もある。
石破氏は続ける。
「大胆な金融緩和や機動的な財政出動なんて、いつまでも続くはずはない。日銀と金融機関と政府でお金を回しても続かない。地方は伸びしろがたくさんある。誰かが、アベノミクスの後を準備しなければならない」
石破氏は昨年の内閣改造で、安倍首相の打診を断り、あえて閣外に去った。その理由は「次期首相へ向けての準備」であることは明らかだ。
一方の岸田氏はどうか。
宏池会結成60周年を記念したパーティーが4月19日に開かれ、会長の岸田氏は「『安倍時代』の後に何をするのかを今から考えておかなければならない」とあいさつし、「ポスト安倍」への意欲を見せた。
派内では、来年秋の総裁選に出馬を求める声もあるが、首相周辺は「岸田さんは現在、安倍内閣の一員で首相を支えている立場。もし、安倍首相が3選出馬するなら、これを支持して、その後、禅譲と考えるのが順当だ」と話す。
「勝ち取りに行く石破氏」vs「禅譲の岸田氏」といった構図か。
ただ、宏池会中堅議員は「さらに3年待てば、世代交代で、石破氏や岸田氏の出番がなくなる可能性もある。出馬するかの決断は、来年ギリギリだろう」と話す。石破、岸田両氏の政治活動が活発化することで、安倍首相にも自ら身を引き締める、いい緊張感が生まれる。
重厚で多様な議論をぶつける、次期総裁選が期待される。
(ジャーナリスト・鈴木哲夫)
2017/02/18(土)
中国外相「最近の日本のふるまいが関係改善への障害」
中国の王毅外相は17日に行われた岸田外務大臣との会談で、「日本の最近の相次ぐマイナスのふるまいは関係改善への障害になっている」と述べたと中国外務省が発表し、最近の日本の対中政策を批判しました。
中国の王毅外相は、G20=主要20か国の外相会合に合わせて訪問したドイツで、17日に岸田外務大臣と会談しました。
中国外務省の発表によりますと、会談の中で王外相は、「現在の両国関係は機会もあるが、挑戦もある。重大で敏感な問題における日本の最近の相次ぐマイナスのふるまいは関係改善への障害となっている」と述べ、具体的な内容には言及しなかったものの、最近の日本の対中政策を批判したということです。
中国側が指摘する日本側の振る舞いの中には、今月に開かれた日米首脳会談で、沖縄県の尖閣諸島がアメリカの防衛義務を定めた日米安全保障条約第5条の適用範囲であることを確認したり、南シナ海の問題をめぐって、名指しは避けながらも、中国を強くけん制したりしたことなどが含まれているものと見られます。
一方、王外相は、ことしが日中国交正常化45周年の節目の年であることに触れ、「双方はこの機会に、両国の先人たちの初心を忘れず、両国関係が正しい軌道に戻るよう努めるべきだ」と述べ、現在は、関係改善を図る時期だという認識も強調しています。
2014/02/08(土)
岸田文雄外相は訪問先の米ワシントンで7日午前(日本時間8日未明)、ケリー国務長官と会談した。ケリー氏は日韓関係について
「どう取り組むのか」と懸念を表明。北朝鮮問題の解決に中国の役割は重要との認識を示し、日中関係の改善を促した。岸田氏は
努力する意向を伝えた。
4月に予定されるオバマ大統領来日に関し、岸田氏は共同記者発表で「成功に向け米側と協力したい」と述べた。
東アジア地域の安定には日中、日韓関係の改善が欠かせないというのが米側の立場。
ケリー氏は安倍晋三首相の靖国神社参拝で
一段と悪化した日中、日韓関係への懸念を岸田氏に直接伝達した格好だ。
--ここまで--
ここ数年の岸田さんがらみの記事を抜書きした。
さて、表題の記事をみよう。
2019年09月07日
「韓国政府の言い分は国際社会では通用しない」と岸田政調会長が明言 ポスト安倍を伺い立場を鮮明に?
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190907-00000068-jij-pol
自民党の岸田文雄政調会長は7日、宮崎市で講演し、元徴用工問題で悪化する日韓関係に関し、「国と国との約束、国際法、条約は守らなければならない。この基本だけは絶対に譲ってはならない」と強調した。
岸田氏は請求権問題の「完全かつ最終的な解決」を明記した日韓請求権協定に触れ、「歴代韓国政府も、ずっと守ると言ってきた。急にひっくり返されると納得がいかない」と文在寅政権を批判。 韓国最高裁の判決を尊重するとの文大統領の発言についても「国全体を縛るのが国際法の常識だ。韓国政府の言い分は通用しない」と指摘した。
▲補足、感想など
昨年の総裁選絡みで、麻生さんが岸田さんを批判している。それをみようか。
--ここから--
麻生太郎財務相は11日、自民党の石破茂・元幹事長が「正直、公正」を掲げて党総裁選に立候補表明したことについて、「派閥をやめようと言ったのは誰だ。言っていることと、やっていることが違う」などと痛烈に批判した。
麻生氏は、福岡県北九州市内であった会合で、石破氏について「派閥を解消しますと言って無派閥の会をつくって、石破派に変えたんでしょ。言っていることと、やっていることが違うのはあんたじゃないかと、全員もれなくそう思ったと思いますね」と述べた。
また、岸田文雄政調会長が立候補を断念した際の記者会見にも触れ、「この間の辞退の仕方は何だい? 理解できないよ。どうせ出ないならもっとかっこよく、きちんと説明しなきゃ」と指摘。
岸田氏本人に、「『基本的に話にならん』と面と向かって言いましたよ」と話した。
--ここまで--
つまり。
「どうせ出ないならもっとかっこよく、きちんと説明しなきゃ」と指摘。岸田氏本人に、「『基本的に話にならん』と面と向かって言いましたよ」と」
このあたりだな。
首相になって、決断に迷ったら、誰に聞くんだ?
首相とは、「最終決断者」なのだ。迷ったとき、頼れるのは己が蓄積した「分の厚い教養」しかないのだ。
迷うというのは、「頼るべき、教養が薄っぺらい」からだ。首相とは、どすぐろいまでの孤独の中にいて、ひたすら耐えているのだぞ。
だから。
薄っぺらい教養しかない人間は、首相にはなれないのだ。首相になってはならないのだ。
あれっ、すべて言い切ってしまったなぁ。
上の記事など、国民に「薄っぺらい教養しか持っていないことを見透かされて」、無理やり発言したとしか思えない。
政治家のすべてが、首相たる器をもっている訳ではあるまい。
別に、決断に迷う程度の薄っぺらい教養の所持者であることが恥ずかしいてなものじゃあるまい。