▲なんというかなぁ。
これは、本来的には、首相である安倍さんが率先して言うべきことだろうな。
ところが、安倍さんは言えない。
つまるところ、安倍さん自体が、もう「守りの体制」に入ったということだろう。
国民を正しい方向性へ導こうという「気迫」「度胸」を失ったのだろうな。
まぁ、この秋の消費税のアップについても、麻生さんの顔を立てるという意味合いが大きかったのだろう。
安倍さんの「終わりの始まり」ということかもしれないな。
話がそれた。
大阪府漁協も不満があるなら、府民投票をしろ—とか運動し迫ったらどうだ。
大阪府民の全員に、排水の可否を問え---とか主張せよ。
でも。
まず、大阪府民は、松井さんの意見を支持するだろうな。
このブログで何度もふれた。
今、日本人は、原子炉の廃炉という過去人類が経験したことのない作業を膨大なお金と時間をかけて行っている。
その負担について、福島県、茨城県、宮城県あたりが「すべて」を負うというの無理な話だ。
日本人全員でその一部でも負担を分担して担うべきだと感じる。
そう考えれば。
最大限無毒化した排水を、道頓堀でも中之島でも排水することを許容するなんて、軽いものではないか。
大阪府漁協の言っていることなぞ、単なる「ナンクセ」だ。
徳川家康が言っている。
人生とは、重き荷物を背負って坂道を登るようなものだと。
日本人・日本という国は、原子炉の廃炉という「重き荷物」を背負って、坂道を登り続けなければならないのだ。
その負担の一部を、日本人全員で分担しつつ背負い、坂道を登っていくのだ。
道頓堀でも中之島でも、どこにでも排水したら---と思う。
あぁ、表題の記事を載せることを忘れていた。
2019/09/18(水)
大阪府漁業協同組合連合会(岡修会長)は18日、松井一郎大阪市長(日本維新の会代表)と吉村洋文知事(同副代表)に対し、東京電力福島第1原発の汚染処理水の大阪湾放出の可能性に言及した発言を撤回するよう求める「緊急抗議文」を提出した。
ただ、松井氏は持論を変えず、処理水問題を「所管外」とする小泉進次郎環境相に対しても「口先だけではなく行動で示してもらいたい」と注文をつけた。
★追記
原田前厚生相が、コメントしている。それをみよう。
--ここから--
19/09/19(木)
9月11日まで環境相を務めた原田義昭衆院議員(74)が、「週刊文春」のインタビューに応じた。福島第一原発の処理水を巡る、自身の「海洋放出発言」の真意を説明するとともに、後任の小泉進次郎環境相(38)に対しては「寄り添うだけでは被災地は救えない」と語った。
原田氏は10日、最後となった大臣会見で、福島第一原発の処理水について「海洋放出しかない」などと発言していた。
処理水問題については基本的に経産省の所管だが、原田氏はあくまでも個人的見解だと断った上で、一石を投じる発言を行い、福島県の漁業関係者らが強く反発するなど波紋が広がっていた。
原田氏の発言に小泉氏は即座に反応し、就任当日「福島の関係者の方々がこれ以上傷つくことのない議論を」と語った。さらに翌日、福島県に赴き、内堀雅雄知事や漁業関係者に原田氏の発言について謝罪している。
原田氏は元通産官僚だが、入省した1970年は公害問題が深刻化していた頃。氏が最初に配属されたのも公害保安局だった。原田氏が語る。
「大気汚染でも水質汚濁でも、結局は原因物質を希釈して排出するしかない。問題なのは、希釈によって下がった汚染物質の濃度が、人体に影響を与えるかどうかです。処理水については、厳格さで知られる原子力規制委員会でも、更田豊志委員長が『海洋放出が最も合理的』と述べています。小泉くんに助言をするなら『寄り添うだけでは被災地の人々は救えないぞ』と言いたい」
(以外略)
--ここまで--
19/09/19(木)
科学的に問題ないなら周知して放出するべきで、根拠なくなんとなく怖いからでは「差別」と同じ構造だぞ
言いえていると思う。