2011年5月30日月曜日

総理大臣経験者は公認しない・・と自民党。

▲自民党の改革とかを目指す委員会がいやがらせのようなことをいっている。

 曰く、総理大臣経験者は公認しない・・と。

 まぁ、麻生さん、安倍さんを意識しての内部で、次の首相になりたい人の工作だろう。
 
 北海道のミルク屋の社長さんが、さかんにそんなことをいっていたなぁ。

 でも、公認があろうがなかろうが、安倍さん、麻生さんは地元では絶対的な人気で、落選なんかしないぞ。

 第一、同一選挙区で対抗馬として、自民党で立つ人がいない。

 塩崎さんあたりかな。こんなことをおおぴらに言い始めたのは。

 これはなぁ、と思う。

 やぶへび、といえば、ちょっと違うが、自分で自分の足元を掘り崩すようなものだ。

 次の、選挙で塩崎さんは危なかろう。

 以下、新聞から抜粋。

 自民党の党改革を巡って、党の改革委員会が「派閥は党運営に関わらない」などという 記述を盛り込んだ素案を取りまとめたことについて、派閥の幹部などから反発する意見が出ており、 今後、党内論議が活発になることが予想される。

 自民党は、政権奪還のためには、『党の体質が変わった』ということを示す必要があるとして、 党の改革委員会で議論を進めており、このほど、委員会の中に設けた部会が党改革についての 素案を取りまとめた。

 この中には、「派閥は、総裁選挙や党の人事など党運営には関与しない」という記述や、 「引退する党所属の国会議員の選挙区から、配偶者などが立候補する場合は、次の衆議院選挙から公認しない」などという項目が盛り込まれた。

 さらに、検討項目として、「総理大臣経験者は、次回の衆議院選挙から公認しない」という 内容も明記された。

 これについて、派閥の会合で、伊吹元幹事長が「わたしは党運営には関わっていない。
 パフォーマンスでいろいろ言うのは好ましくない」と不快感を示した。
 さらに「選挙に強い議員を排除できる訳がない」などという 反発も出て、今後、党改革を巡る論議が活発になると予想される。

▲補足、感想など

 年齢もあって(タイムリミットを意識しているという意味、首相はなによりも体力勝負だから、70を過ぎると無理?)、どうしても、次のタイミングで首相になりたい・・という人がいる訳だなぁ。

 北海道のナントカミルクの社長もそうなんだろう。

 安倍さんはまだ若いし、潰瘍性大腸炎も年齢を加えると、症状としてでなくなるそうな。

 実力からいえば、麻生さんを牽制するつもりだろうが、それよりも年齢を考えると安倍さんの出馬をより牽制したい・・というのが狙いかなぁ。

 まぁ、これは伊吹文明さんの感覚が正常だろうなぁ。

 首相経験者がどうこう言うよりも、安倍さん、麻生さんより、自分の方が実務能力があることを国民の前で示せばいいことではないか。

 選挙をするのは国民なのだ。

 公認するしない・・なんて、安倍さん、麻生さんに関しては無駄なことだし、国民の視点から考えれば、自分たちが自由に選ぶべきはずのところを、自民党という政党が邪魔をしていることになる。

 まさしく、

 パフォーマンスであれこれ言うのは好ましくない。