2012年5月31日木曜日

汚い言葉を使えば、批判の論理が正しくなる訳ではない。


▲野田首相が「大飯原発」の再稼働に動いていることを批判する人が多いようだ。
筆者にはその理由がさっぱり分からない。
原発の再稼働をやめるというなら、原発に代替するエネルギー源を示してみよ。
それを示せずして、そもそも批判となるものか。
また、エネルギー問題は、日本全体で考えるべきことだ。一地方の同意がどうたらなんてことで左右される訳にはいかない。
だからこそ、国の代表たる野田さんが判断し、決定すべきだ。
この野田さんの決定を、口汚く罵っている人がいる。
批判するのは勝手だが、汚い言葉を使えば、批判している論理が正しくなるってものではない。
単なる罵詈雑言にしか聞こえない。
以下、新聞から抜粋。

※以下は大阪府市特別顧問および大阪府市エネルギー戦略会議座長代理を務めるISEP 環境エネルギー政策研究所所長の飯田哲也氏のTwitter(@iidatetsunari)でのツィート引用です。
【再稼働暴走内閣】
責任を取る能力と知性のない人が無責任な言葉だけを強調する大飯再稼働「私の責任で判断」首相、 福井県の同意条件
「関係自治体の理解得られた」←得られていない、「安全性ありき」←何も 確認されていない、
「経済が持たない」←節電・広域連携で対応できる・・ 知性のカケラもない、野ダメ首相
秘密会合で原子力委員会が完全に立ち往生しているのに、エネ庁・原発官僚 レミングの群れに乗って、再稼働に突っ走る野ダメ内閣。
仮に大飯3・4号を 再稼働しても問題は何も解決されず、むしろ国民の不信感を高めるだけで 悪化の一途。
大飯3・4号の再稼働は「安全性は暫定」すなわち安全性無視。
次の再稼働の ハードルはいっそう高く、より深刻な電力会社の経営問題は解決見通し無し。
展望無き電気料金値上げは避けられず、企業・国民は踏んだり蹴ったり使用済み 燃料も完全に糞詰まり、結局行き詰まる

▲補足、感想など
一体、この人はなにが言いたいんだ?
筆者からみれば、「アツモノに懲りてナマスを吹く人」にしか見えない。
原子力の核心は、そのもつポテンシャルの高さにある。
確かに、そのもつ力が大きいゆえに、あれだけコンパクトな施設で、あれだけの発電能力があるのだ。
そしてそのことは、一旦事故となれば、極めて甚大な被害をもたらす。
原子力の平和利用というものは、未熟な人類にとって手に余るものであるのかもしれない。
しかし、この原子力というものを人類でなんとかコントロールできない限り、人類に未来はあるまい。
確かに、昨年の福島原発の事故で、日本の東北地方は大きな被害を受けた。
しかし、この惨状の前でただ怯え立ちすくんだままでいいのか。
改めて、この原子力という生半可ではコントロールできない「力」を、人類の手で制御してやろうと闘争心を燃やすことこそ、日本人の努めではないのか。(いや、もっというならば、それが可能なのは日本人の叡智のみであろう--)
原発に代替するエネルギー源は、候補はあるとしても、原発に替わるようなものになるには、もう20-30年は必要だ。
注意深く原発を稼働させ、エネルギーを確保しつつ、原発に代替するないし並行して利用できるエネルギー源を模索するという方針こそ、正しいものと筆者は考える。


2012年5月30日水曜日

非常識な発言をすれば、外されて当然だ。


▲なんというかなぁ。
ギャグなんぞというもので収まる場合と収まらない場合がある。
その判断の核心は、やはり、個人のもつ常識であろう。
お笑いだから、なにを言ってもいいというものではない。
ブラックなんとかという芸人が、あぶないセリフを言って、cmから外されたようだ。
まぁ、当然であろうと思える。
以下、新聞から抜粋。

カルビーの公式サイトから、お笑いコンビ「ブラックマヨネーズ」が出演するCMの動画が削除されていたことがわかった。
ボケ担当の吉田敬さんがツイッターで「生活保護問題」に関連して「食物連鎖の一番下の人」と発言したことが原因だ。
2012530日、ネットユーザーがCM動画が削除されていることを発見し2ちゃんねるにスレッドを立てた。
吉田さんが527日、次長課長の河本準一さんの生活保護受給問題で絡まれ 「ありがとう、食物連鎖の一番下の人♪頑張れよ、食物連鎖の一番下の人!」とツイートしたことが原因だと見た2ちゃんねらーは、 「カルビーは昔から流行りに敏感だったからな」「バカな芸人潰すにゃスポンサー動かすのが一番やね」 「これは過剰反応じゃないの」などさまざまな意見を書き込んだ。
カルビー広報部に問い合わせたところ、サイトからブラックマヨネーズ出演CM動画を削除したことは事実だとし、理由については「吉田さんのツイッター発言でお客様からさまざまなご意見が寄せられたことを受けた結果」と説明した。
今後動画を再掲するかどうかは検討中だという。

▲補足、感想など
食物連鎖の一番下の人ってどういう意味だ?
強者 → 弱者 →更に弱者 →更に更に弱者 という感じで、弱肉強食という理(ことわり)の中での最弱者という意味か。まぁ、実際の自然界ではオキアミのようなものを言うのだろうなぁ。
つまり、一般大衆というか、普通人が、最弱者だという意味なのか。
そして、強者が自分たちという意味なのか。
いや、いいさ。なんでも言えば。
ただ、普通人がどう受け取るかというところだなぁ。
ギャグの内におさまるのかな。
記事では、一般人からの苦情を受けて、カルビーが、cmから外したということだろう。
また、この発言者の記事もあった。まず、それもご紹介しよう。
--ここから
お笑いコンビのブラックマヨネーズ吉田敬さんがTwitterにて不謹慎な発言を行い騒動となっている。

騒動の発端は、ブラックマヨネーズ吉田さんに対して、「こういう人見てもそういうこと言えるんか」と生活保護打ち切り後に餓死したという 報道の画像を送りつける者が現れた。
それを送りつけられたブラックマヨネーズ吉田さんは、「このての人って、なぜこんな物言いしか できひんのやろ。でもおかげで普通の人に感謝できる。ありがとう、食物連鎖の一番下の人♪頑張れよ、食物連鎖の一番下の人!」と 不謹慎な発言を行い、それが瞬く間に大炎上。
暫くは強気で居たブラックマヨネーズ吉田さんだったが、炎上がヒートアップしていき本人も事の重大さに気づいたのか「いきなりカス 呼ばわりしてくる無礼な人間にいかつい一言で返す事は、俺は悪いと思わない。同じ土俵でやり合うなと言われても、同じ人間だから。でも返しにしても強い言葉すぎた。見た他の人にまで強い不快感を与えてしまう程…。気付けなかった。申し訳ありませんでした」と 謝罪を行った。
これで一件落着かと思いきや、ブラックマヨネーズがコンビで出演しているカルビーのCM紹介サイトに異変が起きている。
カルビーのウェブサイトのCM紹介内にある『うま辛ポテト ヒ~ハー!!「続ワイハーでヒ~ハー!!」篇』が削除されており、無かったこと になっているのだ。
撮影エピソードサイトも閲覧出来なくなっており、全てデータが削除されている。
このCMはブラックマヨネーズ吉田さんの単体での仕事ではなく、コンビでの仕事。
カルビーが「食物連鎖の一番下の人」というキーワードに 敏感になったのだろうか。
--ここまで--
さぁ、一般人はどう反応するかな。
お笑い芸人といえども、最低限の社会常識に則った言動を守らない限り、人気は維持できまい。
この「食物連鎖うんぬん」という言葉は、いつまでも尾を引きそうだな。
また、こういうお笑い芸人を使う企業・スポンサーには、主婦達から、御社は生活保護の不正受給を容認していると 理解してよろしいでしょうか?と電凸され続けるからなぁ。


2012年5月29日火曜日

世界剣道、日本が団体戦も優勝。


3年に一度、行われている世界剣道戦が、イタリアで開催され、日本が団体戦でも優勝した。
喜ばしいことと思える。
ユーチューブで、団体戦をみていると、剣道というものはスポーツではないなぁ、と改めて思う。
剣道とは、元々が「殺し合い」の手法なのだとつくづく感じる。
そもそも木の棒で、鉄の棒で相手を殺すということから出発して、ここまでの「境地に高めた」ということに日本人の非凡さをみる。
剣道をみていて印象深いのは、まず、「声」だ。また、勝った時に特別な行動を取ってはならない(例えばガッツポーズなど)ということも挙げられよう。
考えてみれば分かる。
人を斬り殺すという行動に出るとき、通常の感覚では殺せない。
だからこそ、「踏み込み」と「声」とを同時に行なって、いわば自分自身を「狂状態」にしているのだ。
また、ガッツポーズなどとんでもない。人を斬り殺しておいてガッツポーズが取れるか。それは油断につながる。相手方がまだ生きていれば反撃を食らう可能性が高かろう。
つまり、ここにこそ、「スポーツ」と「武道」との明確な違いがあるのだ。
ローマでの男子団体戦の優勝戦は、韓国との間で行われた。
表題のように、この優勝戦において2-1で日本が勝利した。
以下、新聞から抜粋。

剣道の世界選手権は、27日、イタリアで男子の団体戦が行われ、日本は決勝で韓国を 2対1で破り優勝しました。
剣道の世界選手権は、3年に1回開かれる大会で、男子の団体戦で日本は、2大会連続 14回目の優勝となりました。
日本は今回の世界選手権で、男女ともに個人戦、団体戦を制しました。

▲補足、感想など
日本の剣道で、礼節が重要視されるのは、冒頭で書いたように、生命のやり取りをする「危険な術」であることが大きいのだろうなぁ。
ちょっとした気の緩みのようなものが、生命にかかわるということからだろう。
ところが、この武道という意味が理解できない人がいる。それが、団体戦の優勝戦であらそった韓国のチームだ。
彼等の競技進行中の行儀の悪さはどうだ。
なんどもいうが剣道はスポーツではない。つい150年前までは、日本人はこれで生命のやり取りをしていたのだ。
鹿児島に示現流という流派がある。幕末の頃、この示現流で袈裟がけに肩から斬られたものは、もはや、人間の形をなしていなかったという。
こういう殺伐たる「技術」を、「武道」「剣道」という名称のもとに、「殺し合い」の毒の部分を薄め、薬となる部分を残したものなのだ。
それは、明治の日本人が成し得た「昇華・洗練」という作業であろうと思える。
その業績に畏怖・畏敬の念を持たないか。
そのことが理解できないなら、韓国チームは、剣道の選手権に参加すべきではない。
自分達のなんだっけ、スポーツ的な「クムド」とかいうもので勝手にやればいいではないか。


2012年5月28日月曜日

別に菅さんを責めているのではない。


大きな未知の騒動にぶっつかった時、人は混乱する。
この世になにもかも知り得たスーパーマンなど存在しない。
大きな地震そしてそれに続く原発の事故。
誰しも混乱するし、今、下した判断が正しかったかどうかさえ分からない。
だからこそと筆者は思う。
昨年の原発の事故への対応は、きちっとした報告書として残しておかなければならない。
世界中にどれだけの原発が存在しているか。
それらの一台がなんらかの事故に遭遇した時、この日本の福島の経験がどれだけ活かせることか。
この福島の事故への対応処理は、世界中への貴重な「宝物」なのだ。
そのことを菅さんは分かって頂きたい。
未知の現象が発生して、それに対してどう判断し、どう行動したか、そしてその結果はどうだったのかそれらすべてが、世界の原発を所有する国々の技術者への貴重な贈り物ではないか。
別に菅さんを卑しめる気はない。
しかし、自己弁護だけでは、立派なレポートはできない。そのあたりのことを理解して頂きたい。
上で述べたように、混乱の中で常に正しい判断ができたとは誰も思ってはいない。
振り返ってみて、誤ったなと思っても、それも含めて正直に証言して頂きたい。
それは、次に起こるであろう世界のどこかの原発事故への貴重な指針となるのだ。
以下、新聞から抜粋。

「過酷事故に対応できず」 法律不備に責任転嫁
・菅直人前首相は28日午後の国会の東京電力福島原発事故調査委員会(国会事故調)で、「原子力災害対策特別措置法は過酷事故に対応できず、事故の想定が不十分だった」と法律の不備を指摘し、責任を転嫁するような発言で弁明した。

・菅直人前首相は28日午後の国会の東京電力福島原発事故調査委員会(国会事故調)で、  「私は現在の原子力災害対策特別措置法で、首相の権限が弱かったとは思っていない。
 それよりも、同法のもとで事務局を務める原子力安全・保安院が、きちっとした状況把握、きちっとした対策案を(首相に)提示できるような組織でないといけないし、それが不十分だった」と述べた。

▲補足、感想など
もう、17年になるか。
阪神大震災の後、同じような調査分析がなされた。
兵庫県の貝原さんという知事だったかな。
今の菅さんを同じように、自己弁護に終始した。
だからと思う。
冒頭でふれたように、菅さんとか貝原さんを責めているのではない。
あったことをあったように、判断したことを判断したように証言してもらいたいだけだ。
未知の現象にぶっつかった時、誰しも混乱する。間違った判断をすることもあろう。
そのことを責めているのではない。
日本人って、なぜ、こう自分を突き放したような証言ができないのかなぁ。
菅さんは、組織で働いた経験もなかったなぁ。
今なされていることは、自分を糾弾するためになされているのでない。いつか世界で起こる、いつか未来で起こる原発の事故にどう対応するかという貴重な基礎データを蓄積しているのだ。
そのことを分かってほしい。
17年前の大震災の際、どう判断したかという貝原さんの証言も大事だった。それは昨年の東日本大震災の発生した時点での「対応」に活かされたはずだ。
元首相の自己弁護より、未来へ送るきちっとした報告書の方が余程大事だ。



確かに泥棒したが、そりゃ、金庫に鍵を掛けなかったやつが悪い。


▲河本なんとかというタレントの言い訳を聞いていると、表題のように聞こえる。
なんと奇妙な論理だろう。(あぁ、彼等には奇妙ではないのか。)
そして、この奇妙な論理に賛同するタレント、弁護士、大学教授の多いこと。
まぁ、なんらかの形で韓国系・北朝鮮系の人間とか、親族とかがいるのだろうなぁ。
それにしてもと思う。
韓国系・北朝鮮系の人間のやることをみているといつも思う。
この人達って、日本人から「反撃される」とか思っていないのか。
えらく「攻撃」は得意だけれど、反撃されたらどう対応するんだ?
このあたりだなぁ。
花王のやり方と同じなのだろう。
反撃されると、亀のごとく、頭と手足をひっこめて、ただただ黙ってしまう。裏側では汚い言葉を使っての工作はするものの、実際のところ、攻撃した相手側が「すぐに忘れてしまう」ことをひたすら願っている(いや、きっとすぐに忘れてしまうさ、日本人だもの--てな楽観主義というか自己中心主義のようなもので判断するのだろうなぁ、また、日本人を心底、舐めているのだろうなぁ)ような行動・対応をする。
さぁ、いつまでも同じ手が通用するかなぁ。
以下、新聞から抜粋。
お笑いコンビ「次長課長」の河本準一が、東京都新宿区で記者会見し、河本の母親が4月ごろまで生活保護を受給していたことを明らかにし、 「お騒がせして申し訳ありませんでした。むちゃくちゃ甘い考えだった。 5、6年前の分からのお金はお返ししたい」と謝罪。
一部の週刊誌が4月に「年収5000万円の人気芸人の母親が生活保護を受給している」と匿名で報道。
その後、国会議員のブログなどで河本の名前が明らかになり、騒動になっていた。
河本は母親の生活保護の受給について「これまで福祉の方と相談して決めてきた。
何か問題があると想像できなかったが、今思うとむちゃくちゃ甘い考えだった」と述べた。
母親が受けた生活保護費について「お金はきちんとお返ししたい。 税金を負担している皆さんに大変申し訳ない」と話した。
所属事務所のよしもとクリエイティブ・エージェンシーは、 「本人や親族に不正受給のそしりを受けるような違法行為はない」との見解を発表。

▲補足、感想など
よしもとも、同じ穴のムジナか。
そう言えば、インターネットで主婦達から、この河なんとかというタレントを擁護していたモロモロに反撃する話がでていたなぁ。ご紹介したい。
--ここから
○尾貴史。
京都造形芸術大学芸術学部映画学科客員教授。
京都造形芸術大学に抗議と問い合わせの電話・メールを 集中させましょう。
受験生が激減すると私立大学はビジネスが成り立ちません。タレントで客寄せになると思って雇っているのに、 反感を買うコメントをテレビで言ってると大学が知れば 来年以降の雇用も考え直すかも知れません。 大学の職を奪われたら、火病ること間違いなし。

::2012/05/25()
○木久仁子 
TBS ラジオ 
○木久仁子の どうすりゃいいの?を考える ニッポン政策研究所」
スポンサーはわからないが、CMを調べてスポンサーに抗議降板か、釈明・謝罪コメントを出すかぐらいまで追い込みましょう

::2012/05/26()
○永卓郎
獨協大学経済学部特任教授
獨協大に抗議するというより、情報を提供して、事態を理解していただく。
多くの視聴者から激しい反感を買っている エセ文化人、エセ・コメンテーターとは手を切っていただく。 そういう方向で、ご意見を寄せられるのが良いか。
--ここまで--
冒頭でふれたように、そもそも日本人から「反撃」を受けるなんてこれっぽっちも考えていない人々だからなぁ。いざ、反撃されると逆上しそうだなぁ。
さぁ、河本なんとかというタレントさんにとってもこれからは厳しい人生が待ち受けているようだ。
おそらく、以下のような状況が続くだろう。
---河本が復帰を狙っても、 番組やイベントのスポンサーに「御社は生活保護の不正受給を容認していると 理解してよろしいでしょうか?」てな感じで、ずっと電凸され続けるだろう---

枝野さんを責めるのは酷(こく)というものだろう。


▲昨年3月の東日本大震災および原発事故について、あの時どう動いたか・どう判断したかという調査検討がなされている。
枝野官房長官(当時)に対しても、しっこくどうだったのかとか問いがなされるようだ。
しかしなぁ、あの事故直後、まともに活き活きと頭脳が回転していたのは枝野さんだけだぞ。
菅さんも、海江田さんも、大震災と原発事故の処理という重圧に押しつぶされそうになっていて、ようやく、辛うじて判断しているという感じだった。
後からならなんでも言える。
目の前がまっしろな霧に閉ざされたような状態の中で、枝野さんだけは頭脳をフル回転させて、とにもかくにも直面するアレコレに対して「妥当な判断を下していた」。
後から冷静になれば、あれはおかしいと思うことも一杯あろう。
しかし、あの状態の中で、大事故への悪化が防げたことだけでも、枝野さんの判断力・頭脳は賞賛されるべきではないか。決して貶(けな)されることではない。
以下、新聞から抜粋。

東京電力福島第1原発事故の際、官房長官として政府のスポークスマンの役割を担った 枝野幸男経済産業相は参考人聴取で、政府の情報発信が十分ではなかったことは認めた。
だが、住民への避難指示に関する政府側と専門家の協議内容など核心部分では 「記憶にない」と発言したり、釈明が前面に出たりした。
調査委員会の委員からは枝野氏への不信をあからさまにする発言も飛び出すなど、改めて官邸の対応に問題があったことを浮き彫りにした。
「官房長官が広報官の役割を両方やっている。調整と発信を同じ人間がやるのは正直しんどい」
枝野氏は原発事故の教訓として、内閣の調整役である官房長官が同時に政府のスポークスマン役だったことへの限界を訴えた。
これに対して委員らは「なぜ記者会見で専門家を同席させなかったのか」と、枝野氏の情報発信方法を追及した。
枝野氏はこう弁明した。
「深い専門知識があっても、分かりやすく説明できる人がいなかった。私が発信せざるを得ない状況が続いた」
聴取で焦点となったのは、避難指示が拡大されていった点と、緊急時迅速放射能影響予測ネットワークシステム (SPEEDI)の公表が遅れた点などだ。
特に、枝野氏が避難指示を発表する際「念のため」という言葉を連発したことについて、被災者代表の委員は「大臣の言葉で右に行き左に行きだった」と述べ「念のために」の避難が今も続いていることへの不満をぶちまけた。
枝野氏は謝罪する一方で「ベストを尽くしたつもりだ。今戻ってもあまり違った対応にはならないと思う」と強弁した。

▲補足、感想など
枝野さんの発言の核心はどこにあるのかな。
あ、専門家の意見を生のまま、国民に示すことはできない。
 これは少し説明がいるかもしれない。専門家の発言はいわば「生のデータ」だ。かならずしも、常識人に通用するものではない。専門家の同席というのは、的外れだろうなぁ。
い、事故にどう対応・処理していくかということと、その事態をどう国民に伝えていくかということの間には、大きな間隙があり、その緩衝材として枝野さんは行動し、発言していた。
 官房長官が云々という表現となっているが、あの時点で、役職がどうとかよりも、枝野さんしか、頭が充分に回転している人間はいなかった。
枝野さんは「シンドイ」という言い方をしているが、危機に直面して頭と身体が充分に働かせることができるというのは、個人としての資質・能力だ。
 その意味で、東日本大震災・原発事故という危機に立ち向える能力・頭脳をもった人は「枝野さん」しか、いなかったというのが真実であろう。
 枝野さん曰く--ベストを尽くしたつもりだ。今戻ってもあまり違った対応にはならない---と。
 筆者もその通りだと思う。


2012年5月25日金曜日

羽毛田宮内庁長官が退任される。


▲羽毛田宮内庁長官が辞められるそうだ。
この退任について、日刊ゲンザイという朝鮮人記者ばかりいる新聞?がまぁ叩くこと。
なんとも、バカバカしい話だ。
まぁ、日刊ゲンザイなんぞというyペーパーを信じる人間もいないだろうが、ここは一言いうべきかと思う。
以下、新聞から抜粋。

宮内庁トップに君臨した羽毛田信吾長官(70)が、6月1日付で退任することが分かった。
羽毛田氏といえば、09年12月、小沢一郎・民主党幹事長が、天皇と習近平・中国国家副主席の会見を押し込んだことに「政治利用だ!」と大騒ぎした人物。
「辞表を出してから言うべき」と言われ、「辞めるつもりはない」と。
その羽毛田氏が、7年2カ月という任期で退任。
「70歳という年齢を区切りとしたのだろう」という見方もあるが、宮内庁の報道室は「発表してい ない案件なので話せない」「長官に定年はない」と言うからよく分からない。
で、永田町ではこんな臆測も流れている。
「小沢復権と関係しているのではないか。小沢氏が座敷牢に閉じこめられているうちは大手を振っていられたが、無罪となり、党員資格停止処分も解除された。完全復権するのは時間の問題だから、その前に逃げ切りを図るつもりなのではないか」(政界関係者)
実際、羽毛田氏はまんまと“勝ち逃げ”しそうだ。
京大法を卒業後、65年に厚生 省入省。
01年に厚生次官を退官後、宮内庁次長を4年務め、05年に宮内庁長官に就 いた。
次の長官は元国交次官の風岡典之次長(65)だし、次長の後任は、元内閣府次官の山本 信一郎氏(61)だ。
天皇の威光を隠れミノに、キャリア官僚が天下り天国でやりたい放題。
こんなデタ ラメを許してはダメだ。

▲補足、感想など
「在日の星」小沢さんか。
その在日の星の小沢さんに楯突いたとかの理由が、このゲンザイの叩き方の理由だろう。
しかし。
これは羽毛田宮内庁長官の「政治利用だ」という非難の方が正しかろう。
中国の次期国家主席である習近平氏が始めて公式に日本を訪問するということで、どうしても「ハク」を付けたかった。(いかにもメンツばかりに拘る中国人らしい思考だ)
そして、小沢さんは、習近平次期国家主席に恩を売りたかった。
それが、天皇陛下を政治利用した「ゴリ押し」であろう。
実に、不愉快で無礼な話だ。小沢さんは、習近平氏に恩を売るという個人的な理由でゴリ押しをしたのだ。
また、批判した宮内庁長官へ辞任してからものを言え--とはなんであろうか。
宮内庁長官という職務上、もの言うべきは言うというのが本当であろう。
筆者でも、きっと宮内庁長官と同じ事をいう。
また、批判に対して、「私は陛下にお仕えする文官、腹は切りません。欲しければこの皺首お切りになればよろしい」と。
硬骨漢の面目躍如というところか。
ついでのことながら、小沢さんが復権?したから、宮内庁長官が退任するのだとかいう推測は的外れだろう。
そもそも小沢さんが復権したか--
これから高裁で裁判が進行するぞ。まぁ、ついでながら、この裁判は最高裁まできっといく。
仮に最高裁で無罪放免されるとしても、それは遥かに先の話だ。
はっきり言えば、この「在日の星小沢さん」が「首相」という地位に立つ可能性は、限りなくゼロに近い。
なんというかなぁ。
自分の周りに「疑惑の黒い陰」をまとわりつけたような人間が、日本の代表となってはなるまい。
そういう人間が、世界に出て、アメリカ大統領、中国の国家主席、ドイツの首相等と語りあっている姿を想像してみよ。
筆者など怖気(おぞけ)をふるってしまう。
いや、話がとんでもないところへ。
羽毛田宮内庁長官は、天皇・皇后両陛下を陰から支え、職務上言うべきことははっきりもの言う立派な長官であったと思う。
長い期間、両陛下を支えて頂き有難う御座いました。


2012年5月23日水曜日

台湾の馮寄台駐日代表が離日される。


▲駐日代表が3年半の任期を終えられるとのことだ。
台湾の人々には、昨年の大震災の折りに、大変お世話になった。
なんと台湾から180億円を越える義援金を頂いた。日本国民として、どうお礼をすればいいのかと思うほどの金額だ。
対して、日本政府は中国に遠慮して、台湾へ冷たい態度をとり続けた。
これを見た天皇陛下が、2012年の春、園遊会へお招きになり、直接、台湾の駐日代表へ感謝の言葉を伝えられた。
馮寄台駐日代表は、--30年以上の外交官生活で最も素晴らしい歳月だったとコメント。
以下、新聞から抜粋。

5月末に駐日代表を退任し、帰国する台北駐日経済文化代表処の馮寄台・代表が、代表官邸で日本駐在の台湾のメディア関係者と茶話会を行った。
席上、馮寄台・代表は3年間半の任期を振り返って、過去3年間半は30数年の外交官生活の中で、最もすばらしい歳月だとし、残念に思うことがほとんどないと話した。
馮寄台・代表は、4月19日の春の園遊会に招かれ、妻と共に日本の天皇陛下と皇后さまに会えたことは外交官生活における最高の栄誉だと述べた。
馮寄台・代表によると、中華民国台湾の駐日代表が天皇陛下の春の園遊会に招かれたのは過去40年来初めて。
昨年の東日本大震災への台湾各界の支援について天皇陛下から直接感謝の言葉が述べられたほか、皇后さまも優雅な英語を使って妻に直接謝意を表した。
日本を離れる前、天皇陛下と皇后さまに会え、直接話せたことは個人の外交官生活の中で最も栄えあることだという。
馮寄台・代表は、今年7月から日本政府は日本に居住している台湾住民の外国人登録証における国籍を、これまでの「中国」から「台湾」に変えることにも触れ、それは中国大陸との関係改善、及び政府の政策による成果だと述べ、それに立ち会えないことを残念に思うと話した。
馮寄台・代表は、日本の対台湾窓口機関、財団法人交流協会台北事務所の樽井澄夫・新任代表はかつて中国大陸駐在大使館の公使を歴任し、台湾には非常に友好的で、台湾と日本との関係、台湾と中国大陸との関係、両岸関係にも精通し、その代表就任は適材適所だと評価。

▲補足、感想など
天皇陛下・皇后陛下が、馮寄台駐日代表へ感謝の言葉を述べられた部分を転記したい。
- -ここから
明仁天皇は馮代表に「被災した日本に台湾の人々が支援をしてくれてありがとう」と感謝の言葉をかけただけでなく、美智子皇后も馮代表夫人に美しい英語で「日本への援助をありがとう」と話しかけた。
--ここまで
天皇皇后両陛下に感謝の言葉を直接のべて頂けたのは本当に良かったと思う。
筆者など、どうお礼をすればいいものか。
pcのモニターにasus製を選択するというぐらいしかできそうもないか。


2012年5月22日火曜日

フェイスブックの株価ってあぶなそう。


▲虚業とまではいわないものの、実業から遠く離れた仕事というものがある。
フェイスブックなんていう会社もそうだろう。
アメリカの株式市場に上場したのだが、最初が38ドル(えっと日本円で3000円強か)、でもそれ以上にあがることはなく、34ドルくらいになったという話だ。
う~ん、と思う。
この会社どうやって儲けているのだ?
画面の一部に広告料を頂いてその会社の広告をのせることで稼いでいるのだろう。
広告の勧誘の手段として○○人にアピールできますよということなのだな。
だからこそ、取り込んだ会員数を誇るということか。
以下、新聞から抜粋。
21日の米ナスダック市場で、 上場2日目を迎えたインターネット交流サイト(SNS)世界最大手、 米フェイスブックの株価が前週末終値比11%安の3403ドルと、 公募価格(38ドル)を大幅に割り 込んで取引を終えた。
短期的な利益を見込んで購入した投資家が見切りをつけて売ったもよう。
また、初日には上場の実務を担う幹事証券会社が公募価格を 下回らないよう買い支えたとみられるが、この日はそうした買いもなく、 下げ幅が広がった。

▲補足、感想など
なんとも危ういなぁと危険さに反応するアンテナがピリピリする。
危険を感ずる部分ってどこだろう。
あ、どうやって収益を確保するのか。
い、実名制度をとることでリスクが際立って高い。誰かが被害を受けることで、囲い込んだ人数が一挙に減少する可能性がある。そのことは広告主の減少にダイレクトに響く。
いいわすれたが、筆者はフェイスブックも知らないし、ミクシーも知らない。やったこともない。
それでも、インターネットで実名をさらすということの危険さはもう充分に認識しているつもりだ。
このあたり、掲示板の書き込みをご紹介したい。
--ここから
ソーシャルで2ちゃんを上回るものはもうでないと思うけどな
ミクシィにしても、フェイスブックにしてもマジで使いづらい
2ちゃんのほうが気楽でいい
それに、どうやってお金を稼ぐかという問題もある。
こういったものはみんなタダだから書き込むのであって お金を払ってまでは参加しない。
広告を入れるにしても、既存のマスゴミとパイを取り合う形になるのだぜ
管理人が、そこそこ食える程度にはなっても、お金の金額としては トヨタ・GMはおろか、読売・朝日にもなれないだろう
せいぜい、文春、新潮レベル
--ここまで
言葉は辛辣だけど、本質を突いていると思う。
フェイスブックの株価については、捏造されたバブル状態だろう。
せいぜい、2年間くらいではあるまいか。
その位で、お祭り状態はおしまいだろう。




韓国旅行ブームというものがあるのか。


▲日本人の中年の女性が、韓国のゲストハウス(韓国風の簡易宿泊所のことらしい)に宿泊している時、暴行(強姦というのが正しいだろう)されたと韓国の日本大使館へ訴えた。
 これに対する韓国側の新聞記事を以下でご紹介する。
 それにしても--と筆者など思う。
 こんな反日国家へ旅行するとかか。
 いくら安いからといって、日本人へ復讐して当然だと考えている国へか。
 余程の情報弱者というか●●●であろう。
 以下、新聞から抜粋。

 韓流スター人気に加え、円高の「恩恵」もあって、韓国を訪れる日本人観 光客の増加が続いている。
 そうした中、ソウル市内の簡易宿泊施設で旅行中の日本人女性が、施設の経営者の友人に性的暴行 を受けたとして「告訴」に踏み切り、韓国の警察当局が捜査に乗り出した。
 宿泊代は10003000円程度と「格安」 「事件」は韓国の主要紙など複数の韓国メディアが伝えた。
 観光旅行で韓国を訪れた40代の日本人女性が、滞在していた「ゲストハウス」と呼ばれる宿泊施設の 経営者の友人に性的暴行を受けたと主張した。
 女性は帰国後、在韓日本大使館に告訴状をファクスで送ったという。
 大使館はその後、ソウルの警察署に女性からの告訴状を送付。
 警察当局は女性側に、被害の詳細を証明するための診断書の提出を要請した模様だ。
 日本大使館から直接告訴状が出されるのは異例で、「外交問題への発展」を懸念する 声も出ている。
 日本人にとって、旅行先としての韓国は根強い人気がある。
 2011年の日本人訪問者数は、約3289000人。
 東日本大震災により一時的に海外旅行者が減少したにもかかわらず、前年比8.8%増を記録し、総数 では中国に続いて2番目に多い。
 今回のような事件は、韓国への旅行に冷や水を浴びせることになりかねない。
 女性が被害にあったゲストハウスとは、簡易宿泊施設を指し、韓国ではポ ピュラーな存在だ。
 大部屋に二段ベッドが複数置かれ、洗面所やトイレは共用というのが一般的なスタイルで、宿泊代 110003000円程度とホテルに比べて随分安い。
 一戸建てを改造して施設化しているところが多く、ゲストハウスの経営者や各国からやってきた宿 泊客と旅行情報を交換するなど、交流を図りやすいメリットもある。
 最近は「完全個室」「女性専用」を提供するところも出てきた。
 ウェブサイトには、ゲストハウスのリストが並ぶ。
 日本語のサイトを開設し、予約状況の問い合わせも日本語可能としているところは少なくない。
 宿泊客は若者が多いようだが、時には4050代とみられる日本人女性のグループもいた。
 就寝中に経営者の友人が部屋に入り込む?
 今回の事件で、被害者女性がどのゲストハウスに宿泊したかは不明だが、就 寝中に経営者の友人が部屋に入り込んで襲われたとある。
 「親しみやすさ」「低料金」がセールスポイントのゲストハウスが今後、「安全面で不安」と特に 女性客の間で敬遠される恐れもある。
 韓国のゲストハウスでトラブルにあった経験が散見されるが、いずれも宿 泊料金をめぐっての行き違いや、予約していた部屋と用意されていた部屋が違っていたといったレ ベルの内容だ。
 日本人女性の韓国旅行中でのトラブルは、近年たびたび報じられている。
 
▲補足、感想など
 日本人の観光旅行者が300万人を越す?
 ふ~ん、本当かな。
 トランジットというのかヨーロッパ等へ旅行するために乗り換えすることがある。そんなともあれ韓国へ足を踏み入れたというすべての人の数字も合計しているのだろう。
 まぁ、実際の韓国への観光旅行者数はこの2分の1というところでは。
 それでも150万人か。う~ん、多いなぁ。
 インターネットなど見ない人も多いからなぁ。
 韓国・韓国人のリスクの高さを知らないのか。韓国の成人女性の半分が「暴行」されたことがあると答えているのだぞ。
 また今、アメリカなどで、従軍慰安婦の像をアメリカ本土のアチコチにつくろうとか、在米の韓国人及び韓国系アメリカ人が画策している。
 極めつけの捏造だが、上のような強姦事件とかを含めてこういう陰湿な捏造に対抗するには、韓国へ旅行にいかない、韓国からモノを買わない、ともかく韓国・韓国人へお金を落とさないことが一番効果的な対抗策だ。
 なお、韓国人が日本へ入国する場合にビザが必要とせよ。韓国人が入国する際には、指紋押捺が必要とせよ。


2012年5月17日木曜日

中国人の論評は品がない。


▲中国の新聞の社説をみていると、他者を攻撃するとしてもその攻撃の仕方に品がない。
なぜなのだろう。
詰まるところ、大きくは文化大革命のせいだろうなぁ。
1960-1970年代にかけて4500万人にも及ぶ知識人・職人・文化人を殺戮して、一部は人肉食し、残りは畑の肥料にしたという。
また、日本の京都にあるような名刹から、曜変天目茶碗のような骨董品までを尽く破壊してしまった。
まぁ、ついでのことながら、日本のテレビで骨董品の価値を問う△△鑑定団とかいう番組がある。これに中国で買ったとかいう骨董品を出す人がいる。筆者はこれが不思議でならない。なぜって、文化大革命で骨董品などというものがある訳があるまい。1960年代の中国の歴史すらも知らないのか
また、日本のサムライ、西欧諸国の「騎士」というものを産み出しえなかった国家であり、民族だからなぁ。
封建社会という、人類が辿ってこなければならない階段を踏まずに近代へ辿りついたいわば、非正統な国家とでもいえるのだろうなぁ。
以下、新聞から抜粋。

中国・環球時報は社説記事で、尖閣諸島問題をめぐる日本の強硬姿勢について 「表向きは強気に出ているが、実は日本の弱体化を露呈している。
日本の強硬論に道理はなく、 国際的な支持も少なく、事態を乗り切るだけの実力もない」と断じた。
以下はその概要。
野田佳彦首相の訪中は不調に終わり、日本のメディアは尖閣諸島や人権問題で日中が“激しく対立した”と伝えた。
今年は日中国交回復40周年だが、日本政府は ウイグル人人権活動家である世界ウイグル会議のラビア・カーディル議長にビザを発給した。
民主党政権は両国関係に水を差すばかりだ。
日本の政策は場当たり的に綱渡りを続け、方向性を失っている。
米軍に“占領”されている 日本社会には今、中国の台頭で焦りや不安、右翼思想が拡大している。
 日本の政治は自らを欺き、他人をだまし、興奮と傲慢の中にいる。
そして、中国に対して強気に出る一方で中国から離れられず、いら立ちを募らせている。
そんな日本の強硬論は島国根性の表れだ。
それは国家利益のためというよりも、単なる虚勢。
中国はとっくにそれを見透かしている。
野田首相が人権問題に言及しても、 しょせんは欧米を真似ているだけの猿芝居。
日本社会がなぜ自らの指導者を 恥ずかしく思わないのか、われわれは不思議でならない。

▲補足、感想など
いや、なんとでも言えばいい。
民主国家とは、自由にものが言える国家であり、そして、自由にものが言えるという権利を保証している国家でもある。
中国はどうだ? 自由にものがいえるか? この記事なんか、本心でそう思っているのか?
核心はなんなのだろうなぁ。
1966-1976年までの10年にも及ぶ文化大革命で、冒頭でふれたように多くの知識人が殺害された。
なんでも、その頃、見せしめのため中国人の家の庭に生首が転がっていたそうな。
知識人達を殺害することで、伝統とか、礼儀とか、記事にあるような社説を書く作法のようなものまでも失われたのだろう。
記事の社説と称する文章を読んでいると、品のない・どこのヤクザが書いたかというような文章となっている。
そもそも、これが社説か。
中味は、中国人の「アセリ」のようなものを感じないか。
日本の中国離れも、もう始まっていよう。
また、日本の憲法改正とか、自衛隊の国防軍への格上げとかが順次なされるだろう。
それは、日本人が日本人なりに判断し決断していくことだ。