▲小沢さんの4億円をめぐる裁判で先日地裁で無罪となったが、今日控訴され、高裁へと舞台が移った。
筆者は当然だと思う。
「在日の星」なら「星」らしく、正々堂々と争ってもらいたい。
恐らく---この裁判は最高裁までゆくなぁ。
ぜひ、最高裁で「判断」して頂きたい。
以下、新聞から抜粋。
みずからの政治資金を巡って強制的に起訴された民主党の小沢元代表に無罪の判決が言い渡されたことについて、検察官役の指定弁護士は、控訴することを決めました。
小沢元代表の裁判は2審の東京高等裁判所で改めて審理されることになります。
▲補足、感想など
この裁判の核心はなんなのだろう。
それは、日本という国家に「正義」が存在しているのか—という日本の司法への根本的な問いだ。
このブログで、小沢さんの第一次イラク紛争の際の30億ドルのネコババについてもふれた。
この陸山会の4億円の出所をめぐる裁判でも、限りなく黒に近い灰色であろう。
そういう人間を最終的に罪に問えない「司法」とはなんであろうか。
日本人が、裁判というものに「正義」というものが存在することを信じなくなれば、それはもう日本という国は退廃する一方であろう。
そういえば、インドネシアでこんなことが起こったなぁ。
う~ん、ぐぐってみるとそれらしい判決の記事があった。ご紹介したい。
--ここから--
丸紅は28日、インドネシア企業との民事訴訟で、現地の地方裁判所から計5億ドル(約415億円)の損害賠償を支払うよう命じる判決を受けたと発表した。
被告側は丸紅のほか数名いるが、内訳や詳細は公表していない。
丸紅によると、2011年3月にインドネシア最高裁がほぼ同じ内容の請求を棄却している。
丸紅は最高裁判決と明らかに矛盾するとして、控訴して争う方針。
丸紅が約5年前、インドネシアの企業に債権の支払いを督促したところ拒否され、逆に債権の無効確認と損害賠償を求め提訴された。
最高裁で敗訴した企業が、インドネシアの訴訟制度に基づき、最近になって再び提訴した。
丸紅は、2012年3月期の連結決算に影響はないとしている。
--ここまで--
上の記事で分かる通り、インドネシアの地裁で、日本の丸紅との裁判において自国の企業に明らかに肩をもつような判決であろう。(ましてや、一旦最高裁で棄却されたものを)
丸紅は28日、インドネシア企業との民事訴訟で、現地の地方裁判所から計5億ドル(約415億円)の損害賠償を支払うよう命じる判決を受けたと発表した。
被告側は丸紅のほか数名いるが、内訳や詳細は公表していない。
丸紅によると、2011年3月にインドネシア最高裁がほぼ同じ内容の請求を棄却している。
丸紅は最高裁判決と明らかに矛盾するとして、控訴して争う方針。
丸紅が約5年前、インドネシアの企業に債権の支払いを督促したところ拒否され、逆に債権の無効確認と損害賠償を求め提訴された。
最高裁で敗訴した企業が、インドネシアの訴訟制度に基づき、最近になって再び提訴した。
丸紅は、2012年3月期の連結決算に影響はないとしている。
--ここまで--
上の記事で分かる通り、インドネシアの地裁で、日本の丸紅との裁判において自国の企業に明らかに肩をもつような判決であろう。(ましてや、一旦最高裁で棄却されたものを)
司法が・裁判所が「中立性」を・「正義」を疑われるような判決をだしてどうする。
なるほどなぁ—と筆者は、インドネシアの裁判所の判決をみて、感じた。
この国はまともには発展しないな—と。そして、発展しないことには明白な理由があるのだ—と。
それは日本の最高裁の判決を他国の人間がみても同じだろう。
日本の最高裁で、その「正義」を疑われるような判断をすれば、外国からも国内からも信頼を失う。
日本へ投資をしようと考えても、恐ろしくて投資もできまい。
それだけ、司法が誰の目からみても「正義を守っている」という事実を示すことは大切なのだ。
この小沢さんを巡る裁判での「最高裁の判断」は、日本という国の正義の有無をあからさまに示す「試金石」そのものだ。