▲中国の習近平国家主席という人を見ていて、つくづく「地頭(じあたま)」の悪そうな人だなぁと感じる。
そりゃ、生きていれば当然いろいろある。
順調な時ならば、地頭の悪さなんて、表面にはでてこない。
しかし。
逆境というか、こう切羽詰ったという時、この「地頭の良し悪し」というものは、「致命的な差」を生み出す。
今、中国は、アメリカのし掛けた「第二の阿片戦争」にあっぷあっぷしている。
阿片戦争という名称を使ったが、実質は、資本主義国の中で異形の姿で拡大する「ガン細胞摘出手術」の敢行ということであろう。
ところが、手術を受ける中国側が、その「覚悟」ができていなくて、アレコレ迷走するのだ。
中国が、アメリカと戦争をして勝てる訳があるまい。
そもそも、この100年で、戦争に勝ったためしがあるのか。
あぁ、朝鮮戦争でどうたら—とか言っていたなぁ。
まぁ、過去のことはともかくも、現時点で中国軍がアメリカと正面衝突をして勝てる訳があるまい。
だから。
習近平国家主席の考えることは、唯一つ。
「どう、上手に、最小限の被害で負けるか」ではないか。
どうも、そのあたりを理解しているのか?
表題の記事をみてみよう。
2019年1月4日
中国の習近平国家主席は4日、中央軍事委員会の軍事工作会議で演説し、米国との軍事や貿易面での対立を念頭に「予測困難なリスクが増えている」との危機感を示すとともに「軍事闘争の準備をしっかりと行い、強軍事業の新局面を切り開く」よう指示した。
国営中央テレビが伝えた。
習氏は、世界情勢が転換点を迎えているとし、全軍が危機意識を高めなければならないと強調。 偶発的な衝突など有事に備えるよう訴えた。
4日付の中国共産党機関紙、人民日報系の環球時報は、南シナ海や台湾海峡で米軍の行動が活発化すると予想、中国軍による台湾封鎖などの計画を策定すべきだと主張した。
▲補足、感想など
ふ~ん。
硬軟両面作戦?
前国家主席であった胡錦濤さんは、この習近平さんの「能力」をかなり、疑っていたというか危ぶんでいたという噂があったな。
もしかして、どこかで、元国家主席達の元老達が、「首をすげかえる」という決断をするかもしれないなぁ。
冒頭でもふれた。
今、中国側が取るべき最善の手は、「いかに損害を最小限にして、うまく負けるか」ではないか。
国内向けには、負けるという形にしなくてもいいさ。
そこは金盾でどうでもごまかせるだろう。
そういう決断ができるかどうか---習近平さんの「自頭の良し悪し」にかかっている。
上の記事に対する日本人からの書込をみようか。
--ここから--
35:
こりゃ、やる気か。
150:
>>1 アメリカとしては、計画通りなんだろうな。
旧ソ連もアメリカとの軍拡競争の果てに崩壊したし。
3:
中国ごときがどうあがいても勝てる相手じゃないだろうに
10:兵士一同「武装してる奴と戦争とか無理です!一人っ子なんて!」
24:
いよいよか とりあえず南沙破壊から
25:
こうでも言っておかないと馬鹿な国民がうるさくて適わんってとこだろ
中国にしてみれば戦闘機やミサイルより札束で殴りあった方がまだ勝ち目があるんだし
28:空・海の開戦のチャンピオンに勝てるのか?
中国共産党は空・海の開戦で圧勝した実績はあるのか?
33:経済的な制裁による冷戦だろうな
さすがにドンパチはやらんと思うが、中国が追い詰められたら暴発するかも
41:
マジで台湾とかに武力行使しようとしたら
キンペーが政敵たちに暗殺されるかも
65:
本性を現すのが早すぎたな
86:
むしろインドの方が圧倒的に危ない 水源問題は深刻だからね
105:
前から準備してんじゃん 空母は役に立つかわからんけど
111:
旧ソビエト連邦と同じ道w
アメリカにあおられて軍事費に浪費しまくった挙げ句崩壊w
でも引くに引けないw
中国は少子化と景気後退が同時進行w
217:
都合が悪くなれば軍事行動か 独裁者というのは皆やる事が一緒だな
218:自前で新兵器を開発配備できる奴らと
即席の盗むばっかの大国が互角に戦えるとおもってんのかよw
メリケン、確実に新兵器開発しとるやろ
312:
中国の軍事費は何れアメリカを抜いて世界一の軍事大国になるらしい
345:
中国はまわりと内部に敵が多すぎやせんか
特に内部、ただでさえ広い国土に民族もいくつかあるのにあの強圧的な統治だろ
いざ事となったらそれが全部共産党潰しに行くんじゃないの
米としてはその反乱側を裏から支援してしまえばかなり優位にたてるのでは
349:まず手始めにアメリカは台湾に軍事基地建設
日本のFー15のお古をアメリカ→台湾に売却
今年はアメリカの先制攻撃で始まるな
シナチスから外資が我先に逃げ出してるし
365:これは好機だろ
戦争が始まれば中国の真の民主化の誕生になんだから
アメリカが丸儲けするチャンスだろ
383:なんで軍事に発展するかな
そこまでしなくても公正な取引をしたほうが傷も浅いし安上がりなのに
3.
80年前の日本を思わせるな。さっさと戦争仕掛けて滅びなさい。そして、ウイグルとチベット、満州を解放してそれぞれの民族が安寧に暮らせることを祈る。華人と鮮人は滅びろ
4.
常識的に考えればアメリカとの対決は避けたい。中国の目的は東アジアを勢力圏とする事。
本来時間をかけて完遂したかったが経済戦争で財政が急激に悪化。当然解放軍への予算も削らねばならないが、解放軍は当然拒否。他の支出を切り詰めて解放軍に廻すには当然とされる名目が必要。それがこの発言の目的。解放軍は国軍であると同時に巨大な圧力組織となっている。蓄財昇進が幹部の第一目的であり、国防は副次的となっている。
7.
習氏っていつもダルそうにしてんな
10.
軍事闘争の準備をする前に、周辺に真の友好国・同盟国をもっと増やすべきだろうなロシア以外は軍事的にほぼ雑魚だし、ロシアも含むどの国も、有事の際は掌返しかねないだろう
逆に敵対国は無視出来ない軍事力を持ってるし、米国を中心に結束してる国々もあるからな軍事闘争したら袋叩きにされる可能性の方が高いだろ
14.
イギリスも東南アジアに基地を作るらしいし、第三次世界大戦来るのかな。日本も参戦したいところだね。
17.
>>11そういえば支那事変の時も日本と蒋介石の国民党を双方戦わせた黒幕が中国共産党だったよね。そのせいで中共が天下を得て中華人民共和国を設立した。80年間たっても全く変わっていないな…
18.習近平は、アメリカと戦争は出来ない。海上封鎖されただけで、海路での食料入手を断たれる。アメリカがその気になれば、沿岸沿いに住む8億人の中国人は、濃密な攻撃に晒される。
負けることが、あらかじめ判断できる戦争を始めたら、ほどなく、誰も習近平についていかなくなる。彼を狙う暗殺も、今までよりも頻度が多く起こる。おそらく月一以上のペースで。
敵国に囲まれている中国が、ボコれそうな相手は、軍事力のほとんど無いフィリピン。だけど、海洋国家は、全周囲で補給を受けることが出来る。そして、中国を弱らせたい国が、フィリピンを支援すると、戦争は終わらない。軍事最弱国にも勝てない中国。メンツを潰された中国人の怒りは、習近平・中国共産党・人民解放軍に向かう。習近平が、国内統治を維持するために、制御したアジテーションをする事はあっても、対外戦争を行う環境にはない。
19.だけど、その友好国が無いのよね。
22.米軍は金も掛かるが存在自体に意義があると思う。世界一の米軍に対抗しようとすると、米軍を上回ろうとして経済が破綻する。実際に武力行使などしなくても、存在が正に抑止力。
26.
習近平も国民をAIや監視カメラを使って管理しようとしてるのは内部の不穏分子の監視や外国の諜報活動阻止したいからなんだよね。国が豊かになって時代が移り変わっても内乱の心配しなきゃならない中国のアキレス腱だ、習近平が暗殺される事もあり得るかもね
27.
これ習ちゃんが権力を取り上げられる直前って事だな。
--ここまで--