▲確かに、プーチンさんって、ロシアの歴代の大統領としては出色だろう。
でも。
日本と交渉し、決断するという「実力」がない。
もう、50年先に実力のある日本及びロシアの指導者が出てくるというのを期待して、もう、この交渉はペンディングとすべきだ。
ロシア人って、結局、白人顔をしたモンゴル人でしかない。
北方領土をネタにして、日本からチビチビ金をむしり取ろうという考えしかないのだ。
こういう、タカリ・ゴロツキとは距離を取ろう。
50年先にでてくる「日露の最強の指導者」へ委ねることを期待しよう。
以下、新聞から抜粋。
安倍首相とプーチン大統領が22日、モスクワで会談した。
安倍首相は歯舞群島と色丹島の2島に絞って返還交渉を進める方針で臨んだ。
しかし、会談後の両首脳共同記者発表では交渉の具体的な進展は示せなかった。
▲補足、感想など
あせれば、失敗する。
安倍さんも、自分の時に--という思いが強すぎれば、失敗してしまう。
なぜ、ロシアは、北方領土を返還しないのだ? という掲示板の問いに対して、数人の日本人が回答していた。
それをみてみよう。
--ここから--
2018/01/22
これはWikipedia日本語版に載っていますが、日本はサンフランシスコ講和条約で千島列島を放棄しています。日本側の言い分としては「北方領土は日本固有の領土であるので、日本が放棄した千島には含まれていない」としていますがこれは詭弁です。
1875年に日本とロシアが調印した樺太・千島交換条約
の原文のフランス語では北方領土は千島列島の一部であると明確に記述されています。日本側が持ち出す日本語訳は調印された原文ではないのであくまでプロパガンダです。
実際にこの理解の元にソビエトと日本は平和条約を結ぶにおいて北方領土の二島をソビエトが日本に譲渡、つまりソビエトが北方領土を所持していると認めたうえで二島を日本に渡すとの合意を日ソ共同宣言として出したのにアメリカの冷戦の事情から「四島返還を主張しないならば、沖縄の返還も無い」と脅されて、合意を破棄したのは日本です。
「返還」という言葉自体が日本に所有権があるとの仮定での用語ですが、国際法上は成り立たない仮定だと思います。北方領土問題がいまだに解決しない責任は日本にあります。
ロシア側からすれば既に日本が所持していない四島のうちの二島の譲渡は大きく譲った提案だったのに、それを日本の方から破棄したのですから、ロシア側からすれば「ふざけるな」。
ロシアが北方領土の二島でも譲渡する可能性は現在のこの時点では非常に低いと思います。
2017/12/22
ポーランドという国がありますが、かつてはドイツとロシアに占領されていました。つまり、ヨーロッパにおいては国というものは勝ち取るもので、決して自明のものではありません。
一応、国際的には「固有の領土」という概念もあるようですが、こうした歴史認識と経緯を持つ国々が戦争で勝ち取った土地を簡単に手放すとは思えません。あったとしても入り組んだ国境線を整理する交換くらいではないかと思えます。
ヨーロッパには民族国家という概念はありますが、これは今そこに住んでいる民族が自治を行うということですから、現在の民族構成上、日本への帰属を求めるということもありえません。
ましてや日本は外国の軍隊の駐留を許しており事実上主権の一部は放棄していますから、ロシアが南クリル(北方領土)を手放すということは米軍の駐留を許すというのとほぼ同義になります。沖縄の事例をみると事実上米軍の軍事的従属地になる可能性すらあります。これはロシアから見ると単純な妥協ですから、外交的な努力だけでは実現は難しいと言えます。
表立って「北方領土が帰ってくるとは思えない」などというと非難されそうですが、戻ってくる理由を探す方が難しいと思います。
実際に、日本政府は根室市長が渡航できなくても日本語の教科書が持ち込めなくてもロシアに非難はしていないようです。事実上ロシアの主権を認めているような状態ですから、信じている人は政府内にこそ少ないのではないかと思います。
2017/12/03
実効支配している土地を手放したいと思う国はほとんどありません。例えば、仮に尖閣諸島の領有権が中国にあることが証明されたとしたら、日本は尖閣諸島の実効支配を素直に手放すでしょうか?
2017/12/05
北方領土を変換(譲渡)するときにロシアがこうむる不利益としては、大きくは以下の二つが考えられます。
第一に、経済水域の減少です。これは漁業権、航路通行権、海底資源採掘権などが含まれます。第二に、そこに米国の軍隊や自衛隊の基地を置かれる可能性があります。
日本がこの二つを解決ないしは緩和する提案をすれば、ロシアも検討してくれるものと思います。 例えば共同で経済水域管理をすること、日本人の居住や事業を認めるだけで国土としては変換しないこと、多額の経済協力、などです。
2018/12/31
ロシアはオホーツク海を軍事的に聖域化したいからです。
北方領土が属する千島列島の北側にはオホーツク海があります。ここには潜水艦発射弾道ミサイル「SLBMを搭載した3隻のデルタIII級SSBN及び2隻のボレイ級SSBNがオホーツク海を中心とした海域に配備されて」います。(リンク)「防衛省・自衛隊|平成30年版防衛白書|4
わが国の周辺のロシア軍」核戦争に勝利し・予防するためには、やられたら確実にやり返すという相互確証破壊が必要です。そのためには水深の深い海に安全地帯を確保する必要があります。
2018/01/25
国際法上、日本が北方領土の主張でロシアの主張に劣っているとは必ずしも言えないと思います。しかし、仮に法的主張が優れていても、両国が交渉の上合意、または裁判/仲裁合意しなければ、主張自体に力はないもの。他の回答者の皆様と同じく、今のロシアの北方領土の実効支配を否定できる力は歴史上また国際法上存在しないと思われます。
2018/12/15
地政学的にロシア的にはあの辺でアメリカの潜水艇などを防ぎたいので、あの辺は軍事施設やインフラも整備しているので、日本に返還する気はまったく無いと思います。一応日本はアメリカと安保結んでますし。
2018/12/03
1.ロシアがWW2戦争時に獲得した戦理品であること。2.日露戦争時には樺太まで日本軍が侵攻し樺太全土を一時的に占領し、南樺太を割譲しWW2終了までの50年に渡り日本が占領した。3.日露戦争時には日本は停戦交渉中に北樺太まで侵攻した。4.日露戦争時には世界最強のバルチック艦隊を日本が殲滅した。
不確かな記憶ですが、ゴルバチョフさんが北方領土を訪問した際には、50年の実効支配が過ぎ、これで我々が受けた侮辱を返した!と叫んだそうです。
ロシア側から見るとようやく名誉回復して20年(50年でイーブン!なので)日露戦争の恨みを12分に果たしてから交渉だ!と推測しています。
ロシア人の心中、権力の中枢の方は北方領土の捉え方はこんなもんではないでしょうか、やったものをやり返しただけ、問題ないでしょ!
2018/08/10
返すより、人質にとっておいたほうが、何かと有用だから。
ロシアが日本から返還をチラつかせて巻き上げた金は1兆、2兆ではないはずです。
これからも日本人はホイホイ話に乗って、カネ巻き上げられるだけ巻き上げるでしょう。
返還される可能性があるのは現在のロシアが崩壊するときです。そんなことがあるかどうかはわかりませんが、それ以外はあり得ません。
2018/07/11
もともと、陸地に対し、人類に占有権があるとは、神様は決めていないと思います。つまり、だれのものでもありません。強い力をもったものが実効支配しているだけなので、ロシアが北方領土を手放したいと考えれば、日本に支配権が移るかも知れません。
--ここまで--
まぁ、ロシアが返還する気もない—ということがよく理解できる回答であろう。
将来を見据えれば。
ロシアという国の収入が原油・天然ガスなどがほとんどであり、自動車のev化などで、これから原油価格は少しづつ下がる一方だ。
つまり、ロシアは、これから貧しくなる一方なのだ。
日本が軍事的に戦争ができないとするならば、ロシアを経済的に追い詰めるというような「経済戦争」は可能であろう。
経済戦争に勝利して、北方領土を返還させる—という方向へ切り替えるタイミングではないのかな。