▲実に簡単なことだ。
大人が若い人たちの結婚に介入しなくなったから。
まぁ、おせっかいがいなくなったということだろう。
おせっかい → ネット に変化したと捉えれば、そう間違いではあるまい。
おせっかい → ネット に変化し、かつ、個人の意識が変化したのだろうな。
前書きは、このくらいにして、表題の記事を抜粋してみよう。
2019/01/04(金)
「50歳まで一度も結婚したことがない人」の割合を示す生涯未婚率は、男性が23.37%、女性は14.06%という結果になり、過去最高となっている。
男性の約4人に1人、女性の約7人に1人だ。
その一方で、「いずれは結婚したい」と考える未婚者(18~34歳)の割合は、男性85.7%、女性89.3%で、こちらは決して低い数字ではない。(2015年国立社会保障・人口問題研究所調査)
ただ、以前編集部でも「若者の恋愛経験の減少」をとりあげたが、「草食化」と揶揄されることが多い若者たちによって、“生涯未婚時代”はますます進んでいってしまうのだろうか?
そこで今回は、『超ソロ社会』著者である荒川和久さんに話を聞いた。
親世代は“お見合い”に救われていた
若者の結婚事情の話を聞く前に、親世代の結婚事情はどうだったのか。
荒川さんは、「約7割は、結婚の社会的お膳立てシステムに救われていた」と話す。
「『恋愛強者3割の法則』というのがありまして、彼氏や彼女がいる率というのは男女ともほぼ3割です。しかし一方で、残りの7割は、恋愛下手で受け身です。
それを救っていたのが、『社会的お膳立てシステム』ともいうべきお見合いや職場結婚です。
だからこそ80年代まで日本は皆婚社会だったわけです」(荒川さん、以下同)
こうした社会的お膳立てシステムがあった時代とは異なり、今は恋愛結婚が主流になっている。
恋愛強者ではない7割の人を救うシステムが機能しなくなってきているということだろうか?
「生涯未婚率が急増したのは1990年頃からです。お見合い結婚が恋愛結婚に追い抜かれたのは1965年頃。
その頃に25歳だった適齢期の男女が、生涯未婚の判断基準となる50歳になったのが1990年です。
つまり、お見合い結婚比率が恋愛結婚比率を下回った第1世代は、そのまま生涯未婚率上昇の第1世代となったと言えるのです。
お見合いと職場結婚とを合算して1960年代から現在に至る婚姻数の推移をみると、構成比は1960年代の7割から半分の31.9%にまで激減しています。
当然全体婚姻数も減っていますので絶対数の減り幅は膨大です。
もっとも婚姻数が多かった1972年と直近の2015年とを比較すると、お見合いと職場結婚を合算した婚姻数のマイナス分は約46万組となり、婚姻総数のマイナス分とほぼ同等です。
つまり婚姻数の減少はこれら2つの減少分と完全一致します」
また冒頭でも触れた「草食化」といったことも、関係ないと続ける。
「この世代の人たちは、今の若者が結婚しないことについて『草食化』や『意気地がない』なんて言いますが、関係ありません。さっき申し上げた通り、いつの時代も恋愛できるのは3割です。
むしろ世間が恋愛ブームだった80年代に20代だった若者が、2015年に生涯未婚率過去最高記録を打ち立てた張本人でもあります。
恋愛を謳歌したからといって結婚できたわけではありません」
▲補足、感想など
ちょいと、数年前からの結婚をめぐる記事を集めてみよう。なにか見えるかもしれない。
末尾で、また感想を述べたい。
--ここから--
2012/08/09(木)
★進む未婚化 出会いをめぐる「今」
・日本の少子化社会を語る際、必ず指摘されるのが未婚率の増加傾向。
各種の意識調査では
「いずれは結婚したい」という結婚願望は男女とも非常に高いが、その半面、出会う機会の
少なさや経済的な不安を訴える声は多く、未婚率の上昇が続いている。
出会いをめぐる「今」を探った。
「うちは一人っ子なんです」。
「息子は結婚には慎重で…」
。初夏のある日曜日、東京都内の
イベント会場に、六十~七十代の男女約八十人が集まった。
参加者は全員二十~四十代の
独身男女の親たち。
子どもの性格や職業について熱心に会話を交わす。
主催は親同士の代理見合いを運営する「ひまわり交流会」。
うまくいけば親同士が連絡先を交換し、
後日、本人同士のお見合いに進む。
会社員の長男(33)がいる横浜市の母親(65)は「息子の職場は
男ばかりで出会いがないみたい。
周りもみな独身。
『結婚を急ぐこともない』と息子は言うが、心配で」と話す。
親の代理見合いが結婚支援ビジネスの市場に現れ始めたのは二〇〇〇年ごろ。
今年で五年目の
ひまわり交流会は、今まで全国五都市で五十回ほど開催、延べ四千人が参加した。
毎月のように
参加者から感謝の手紙が届くという。
同会事務局の黒田薫さんは「特に男性に積極的に動けない
タイプが多い。
何とかサポートしたいという親御さんの需要は大きい」と話す。
結婚相談所大手ツヴァイも、昨年から親の代理見合いを始めた。広報担当の才村圭子さんは
「親御さんの悩みで目立つのが『本人がその気にならない』。
何もしないと子どもは結婚できないと
不安な気持ちになっている方が多い」と話す。
未婚化に詳しい日本女子大の永井暁子准教授(家族社会学)は「親世代にとって結婚は大人への
通過儀礼。でも今は結婚は選択肢の一つ。
急いでしなくても、周りに独身を楽しんでいる人が
たくさんいる」と語る。
そうした傾向を裏付けるように、生涯未婚率(五十歳時の未婚率)は男女とも年々増加している。
国立社会保障・人口問題研究所(社人研)の人口統計資料集(一二年版)では、男性20・1%、
女性10・6%と、それぞれ二割、一割の大台を初めて超えた=グラフ。
だが、結婚願望自体が低下したわけではない。社人研の調査では「いずれ結婚するつもり」と
考える未婚者の割合は男女とも、ここ二十年来、九割前後の高水準を保っている。
それでも結婚しないのはなぜか-。各種調査で最も多いのが「適当な人にめぐり合わない」という答えだ。
リクルートブライダル総研の鈴木直樹所長は「昔は男性が就職すれば社内にお嫁さん候補が
多数いて、社内恋愛が促された。
しかし、自立する女性が増えた今はそうはいかない」。
永井准教授も「職縁や親戚、知人の紹介など、昔は適当な相手と出会う仕組みがあった。
今は相手を自由に選べる代わりに、そうした仕組みが衰退した」と言う。
社人研によると、見合い結婚は一九七〇年代は30%を超えていたが、二〇〇〇年以降は
5~6%台に激減した。
さらに「適当な人」に含まれる経済力のハードルも、今の若者の厳しい雇用や収入状況から
すると大きな壁だ。
「婚活」という言葉の生みの親で、中央大の山田昌弘教授(家族社会学)は「未婚化の要因は
稼げる男性と稼げない男性の二極化」と断言する。
「女性が結婚相手に経済力を求める意識は変わらないのに、年収三百万~四百万円という
最低水準をクリアできない若年男性が多く、改善の気配がない。
親と同居でき、収入が低くても
結婚できなくても大丈夫と、結婚を先送りしてしまう。
今後も結婚できる人とできない人の
二極化が進むだろう」と話す。
2012年9月17日号
掲載
人間として生まれた以上、誰でも「幸せ」になりたいと思うのが当然だろう。社会のあり方としても、「経済発展」だけが果たして目標なのか、その意味が問われる時代にきている。
ブータン政府が提唱している「国民総幸福量」(GNH)という概念が注目されているのも、経済成長だけが、私たち人間の働く意味ではないという気づきが広がってきたからであろう。
経済成長から幸福度へ。
この変化は、当然ビジネスの現場にも影響を与える。
モノが売れなくなったと嘆く人が多いが、大量生産、大量消費という時代の流れが変わっただけのことかもしれない。
日本は、戦後驚異的な経済成長を遂げたが、日本人の感じる幸福度はさほど変わっていないというデータがある。
「経済成長をしても、幸福度は変わらない」という事実を、それを最初に議論した研究者の名前をとって、「イースタリンのパラドックス」と言う。
イースタリンのパラドックスは、幸福とは何かを考えるうえでの出発点である。
経済規模が増大することが必ずしも幸福につながらないからこそ、「質」を精査する必要がある。
ビジネスを、「幸福のソリューション」を提供する活動だととらえれば、そこには無限の可能性が広がっていることになる。
必要なのは変化する社会情勢の中で、人間の本質は何なのか、それを見切る眼力であろう。
幸福になりたい、というのは誰でも持つ願望。それを助けるのがビジネスの役割。
しかし、ビジネスと幸福実現の関わりも、情報化社会の成熟の中で変化していく必要がありそうだ。 人間が幸福について考えるときに、そこには「フォーカシング・イリュージョン」と呼ばれる偏向があることが知られている。
例えば、学歴がないと、幸せになれないとか、結婚しないと幸せになれないとか、あるいは正規雇用に就けば幸せになるとか、そのような特定のポイントに、自分が幸福になれるかどうかの分岐点があると信じてしまう。これが、「フォーカシング・イリュージョン」である。
学歴にせよ、結婚にせよ、就職にせよ、特定のポイントが満たされなければ幸せになれないと信じ込んでしまうと、幸せに至る多様な道筋が見えなくなる。実際には、人が幸せと感じる理由もそれを支える人生の基盤も様々である。
その豊かさに目を開く手助けをすることこそが、これからのビジネスの本道であろう。
幸せの方程式は、複雑な要因から出来ている。その多様な多項式の要素をどれくらい見極められるか。
幸せを育む土壌は、1つの作物しか植えられていない「モノカルチャー」の農園よりも、
様々な植物が生え、多彩な動物が行き交う「熱帯雨林」に似ている。
ビジネスの「新ネタ」は、「幸せの熱帯雨林」の中にいくらでも転がっているといえるだろう。
幸せの図式の多様化は、「モノ」から「関係性」への人々の関心の変化にも表れている。人間にとって、他人とつながり、認め合うことは、関係性欲求を満たす大切な幸福の「要素」。
その手助けをするビジネスが、もっとあっていい。
市場の既存観念にとらわれない新しいビジネスの芽は、案外、営利から離れてそれを始めているNPO法人の活動にある場合も多い。人間が幸せになるための条件をつくる活動は、すべてビジネスのネタになると言ってもいい。
従来の観念にとらわれない柔軟な幸福へのアプローチが求められる。
2013/08/09(金)
「35歳過ぎて結婚できた男性はわずか3%」。
2010年の国勢調査でこんな衝撃的な結果が出た。
ネット上では「身を持って感じている俺…」「昔ほど結婚生活にメリットがなくなっているんだから当然」など、
さまざまな意見が飛び交っているが、なぜこうも「結婚できない(しない)大人」が増えてしまったのか。
「みんな自分の相場が分かっていない」
2010年の国勢調査によると、2005年に35~39歳だった男性の未婚率は30.9%、5年後、
40~44歳になったときの未婚率は27.9%で、未婚男性の9.7%しか結婚に至らなかった。
5年間で「3%」でしかないということになる。
2013/11/25(月)
★なぜ結婚できない男が多いのか? 努力せず、理想求め「大島優子がタイプ」
これまで多くの未婚男性を取材してこられた大宮冬洋さんには「結婚できない男の特徴」を、分析いただきたく。よろしくお願いいたします!
都市部在住の20~40代男性の場合、以下の3条件を満たしていれば2年以内に結婚ができます。
なお、心身がそこそこ健康で、家族関係が複雑すぎないという前提です。
(1)身だしなみを清潔に保っている
(2)月収33万円以上(ボーナスや残業代も含む)
(3)身近な女性を好きになる
いかがでしょうか。ハードルが高すぎる項目は見当たらないでしょう。
まず(1)。
デブ・チビ・ハゲなどをNG要素にする女性もいることは確かですが、どちらかといえば
「オレは外見で後れを取っている」と思い込んで卑屈になっている男性のほうが嫌われます。
非正規雇用が男性にも拡大している現在では、(2)が最も難しい基準かもしれません。実際、この数字を下
回ってしまうと1人暮らしは困難になりますし(経済的な理由で親元を離れられない男性はモテにくい)、
デートはすべて割り勘、旅行はほぼ不可能になってきます。残業代やボーナスも含めて年収400万円。
最後のハードルは(3)。理想を捨てろとは言いません。心の中で大島優子を追い求めてもいいのです。
一方で、
周囲に目を向けましょう。会社の飲み会、高校や大学の同窓会、趣味の集まりなどに顔を出し、気持ちを軽やかに
しておくと、目や口元だけでも大島優子に似ている女性を発見するはずです。
声をかけて食事に誘い、楽しくお酒を飲んで手をつないで帰って一緒に寝ましょう。ちなみに、「結婚を前提に
付き合えそうな女性を紹介してほしい」と友人知人に頼むのは大変いいことですが、その際に「大島優子がタイプ」
などと伝えるのはやめましょう。紹介数が激減します。
2013/12/18(水)
「私の子供の頃からの夢は、お嫁さんになって、暖かい家庭を築くことでした。主婦として私が家のことは切り盛りするんです。
だから料理教室にも通いましたし…でも相手の男性に『主婦になりたい』と言うとみんなイヤな顔をするんですよね」
都内の輸入雑貨卸業者で事務をつとめるAさん(30代後半)は、さみしそうに語ってくれた。
Aさんは永作博美系のすっきりとした美人だが「若い頃に遊びすぎて」婚期を逃したという。
結婚相談所や婚活イベントに参加しているものの、主婦願望を伝えると、上手くいかないのだという。
同じように婚活を精力的に続けているSさん(40代前半)も同様だ。
こちらはいきものがかりのボーカル似の元気な女性で、
主婦願望があったために、医者などのハイクラス層との結婚を目指していたのだが、上手くいかずにいまだ独身。
「今は男性にも高望みしていませんから、年収500万円あればいいと思っています。
それだけあれば、一応私が家に入ることも可能なはず。
それでも私にも稼いでいて欲しいという方が多いんです。ちょっと器が小さいですよね。頑張って自分の年収を増やすから、ぐらい言ってくれるといいんですが」(Sさん)
都内の大手結婚相談所で、長年カウンセラーをつとめてきたスタッフに聞いたところ、主婦願望を全面に押し出して、女性が結婚することは難しくなっているそうだ。
男性たちも老後の年金不安や、仕事もこの先どうなるかわからない、そんな風に思っているからだという。
「多くの男性たちは未来に希望を持てない状況です。そんな中で『主婦になりたい』と言っていたら、絶対に結婚はできないでしょうね。
特に30代後半ぐらいの女性たちで、キャリアウーマンじゃない人には、そういう傾向が見られます。しかもそんな女の人が結構多いんですよ」(結婚相談所スタッフ)
しかし、それでは彼女たちもいつまでたっても結婚できず、年をとっていってしまう。
Aさんのように闇雲に出会いの機会を増やしても、男性たちが受け入れなければ仕方がない。
「だから彼女たちには『仕事を続けたい』と男には言い、結婚してから『主婦になるから』と説き伏せるべきとこっそり教えています(笑)」(前出・スタッフ)
2015/01/30(金)
未婚率が増え、晩婚化が進んできていると言われている現代日本。
当たり前のように結婚をするという考えの人は、だんだん少なくなってきているのかもしれません。
では、実際に現在未婚の人たちは、結婚に関してどのような考えを持っているのか?
マイボイスコム株式会社が10~50代の男女10,345名を対象に行ったアンケートによると、
結婚に関して「必ずしもする必要はない」と考えている人が増えてきていることがわかりました。
■約4割の人が「必ずしも結婚する必要はない」と考えている
「結婚についての考え方」を聞いたところ、「結婚はしなければいけないと思う」は5.6%にとどまりました。また、「必ずしも結婚する必要はないと思う」と回答した人は36.3%となり、女性の方が多く、男性は年代が低いほど多いという結果でした。
女性の20~40代では、「結婚はできればした方がよい」と「必ずしも結婚する必要はないと思う」が、いずれも各4~5割で意見が完全に真っ二つに分かれていました。
バリバリ働いて社会で活躍する女性も増えてきているので、「結婚」か「仕事」で意見が異なってくるのかもしれませんね。
■未婚者の約4割が「結婚したいと思わない」と回答
また、結婚していない人のうち、「結婚はしたいと思わない」と答えた人は37.9%でした。
20代と30代では各2~3割、男性40代以上では4割、女性40代では5割弱、女性50代以上では7割となっています。
さらに、「結婚はしたいが、特に何もしていない」は39.5%。20~40代で各4~5割みられ、まだそこまで真剣に結婚を考えてはいないという人が半数近くのようです。
現代の晩婚化の表れを垣間見ることができる結果ではないでしょうか。
■「一人の方が気が楽」が結婚したいと思わない理由の第1位
「結婚したいと思わない」人に、その理由を尋ねたところ、「一人の方が気が楽」47.0%、「自分の都合で生活できない」が40.5%、
「結婚願望がない」が40.4%、「結婚の必要性を感じない」が37.3%、「結婚に魅力を感じない」が31.9%となりました。
詳しく見てみると、「経済力がない・経済的に不安定」、「家族を養う責任が生じる」、「仕事が不安定」は男性で、
「結婚の必要性を感じない」「義父母や親戚などとのつきあいが面倒」「今の生活で十分幸せ」は女性で多い結果となりました。
未婚者の人たちの中に、結婚の必要性を感じなくなってきている人が増えてきているという今回の結果。特に男性は、“経済的な不安”がなかなか結婚へと踏み切れない大きな理由になっているようですね。
ただ、結婚をすることで責任が芽生え、仕事も頑張るようになるということもあると思うので、既婚者の人たちが結婚の良い面も教えてあげることも必要なのではないでしょうか。
2015/06/05(金)
「正月に実家に帰ったら、いつ結婚するんだ、とせかされた」「周りの人がどんどん結婚していっている。
親戚からのあたりが厳しい」という人もいれば、「独身の友人が多くて、まったく焦らない」という人もいるはず。
「結婚しない人が増えた」とよく言われますが、実際のところはどうなのでしょうか?
総務省統計局の出した「20歳~44歳の年齢別未婚率の推移」から見ていきましょう。
■20代前半では90%近くが、40代前半でも20%近くが独身
男性の場合、20代前半での未婚率は93.4%です。20代後半でも70%を超え、既婚者が多くなるのは30代に入ってからです。
女性の場合は男性に比べると、結婚する年齢は早めです。
しかしそれでも、既婚者の割合が半数を超えるのは、男性と同じように30代に差し掛かってからです。
40歳代に入っても、男性の20%以上、女性の12%以上が独身です。
■男性も女性も20代後半から30代前半までが勝負
男性も女性も、20代の後半から30代前半までの間に未婚率が大きく減少します。
女性の場合は、特に25歳~29歳で結婚する人が多く、男性の場合は多くが30歳~34歳で結婚していきます。
30代の前半までは独身者もかなり多く、女性のうちの3分の1が、男性のうちの半分近くが独身者ですが、これが30代の後半に差し掛かると、女性も男性も5人中4人は既婚者となります。
■結婚は一つのオプションか
しかし、昔に比べると未婚率は急上昇しています。1950年のころには、30代に入っても結婚していない人というのは、男性でも女性でも10%を切っていました。さらに40代の未婚率にいたっては、わずか3%程度にすぎませんでした。
生き方の多様化が叫ばれるようになった今、結婚というのも、人生のオプションの1つにすぎないと考える人が増えたのかもしれません。
わずかの上下はあるものの、1980年ごろから急上昇していっている未婚率の高さというのは、それを表す証拠なのかもしれませんね。
--ここまで--
大きく分けて。
1.個人の意識の変化
2.おせっかいがいなくなった
の2つだろうなぁ。
夢をもって、夫婦ふたりで人生を切り開く—てな感じにならないかなぁ。
子供達が、自分たちの夢を引き継いでくれる—てな感じにならないかなぁ。