2012年3月19日月曜日

シラスウナギの不漁は、資源の減少を意味していない。

▲今年は、シラスウナギが極端な不漁で、ウナギの価格が高騰している。
 ただ、必ずしも、このシラスウナギの不漁→資源減少 ということでもないようだ。<いや、当然、趨勢としてウナギ資源が減少しているのは確かだろうが>

 マリアナ海溝で産卵・孵化して、太平洋を大きく回遊しつつ大きくなるウナギの幼生は、海流などに大きく左右されるからだ。

 以下、新聞から抜粋。

 海流に乗って太平洋沖から日本沿岸にやってくるニホンウナギの稚魚「シラスウナギ」の回遊のピークの時期が、従来の初冬から翌年の初夏に大きくずれ込んでいることが19日、東京大大気海洋研究所の青山潤・准教授の研究グループが2009~11年に神奈川県・相模川河口で行った調査で明らかになった。

 川を遡上する稚魚の数は5~6月が多く、年末から年初という従来のパターンから変化していた。

 シラスウナギは極度の不漁が続き減少が深刻。

 不漁との関連や回遊が遅れた理由は不明だが、ウナギ資源管理の観点からも今後詳しい調査が必要になりそうだ。

▲補足、感想など

 ウナギの資源減少には、日本人による「カバヤキ」が大きく影響していよう。

 蒲焼は、日本の醤油があってこそのものだ。

 中国から蒲焼を輸入しているが、おおかたの中国人は蒲焼という食べ方も知らないし、ウナギなど興味もないようだ。

 まぁ、そんなことで日本人が食べるのを控えれば、問題は解決するはず。

 いや、話がそれた。

 記事は、冒頭でふれたように、シラスウナギの不漁が、太平洋でのウナギの幼生の回遊が混乱したためだろう—と指摘したものだ。

 ウナギの養殖も一応完成したのだが、実用にまで至っていないようだ。

 ウナギ完全養殖の実用化を急ぐとともに、太平洋でのウナギの生態の研究にもっとお金を掛けて調査する必要がありそうだな。