2024年3月14日木曜日

中国系EC、世界を席巻 日本は国内勢が健闘

 

SHEINなど中国系EC、世界を席巻 日本は国内勢が健闘2024310  電子商取引アプリ利用者の世界上位10サービス中、7つが中国系だった国境を越えてモノが動く時代、世界の消費者が支持する電子商取引(EC)アプリは何か。20241月の月間利用者数を調べると、中国の騰訊控股(テンセント)が出資する「ショッピー」が米国の「アマゾン」を抑えて首位に立った。中国勢が上位を占め、10位までの7つが中国系のサービスとなっている。米調査会社センサータワーがモニターや連携先のソフトなどから集めたデータから、月1回でもアプリを起動した人の数を月間利用者として推計し、順位を付けた。アプリ配信サービスの「グーグルプレイ」と「アップストア」を経由する利用者を集計している。シンガポールのシーが展開するショッピーが、東南アジアの強固な事業基盤を背景に世界のアプリ利用者数でトップになった。テンセントが一時はシーの筆頭株主になるなど、長らくEC事業などの成長を支援してきた経緯がある。国・地域別ではインドネシアのほかブラジルでも1位となった。アジア域外への展開も強化しており、世界の利用者数は21年の2位から首位に浮上した。顕著なのは中国勢の台頭だ。241月時点では、上位10位のうち7つを中国企業や中国の出資が明らかな企業のアプリが占めた。10位以内の中国勢アプリは21年から1つ増加し、市場シェアも全体の26%5ポイント高まった。英独仏で中国系EC「ティームー」が首位に  中国国内の供給網を生かした安価で豊富な品ぞろえが需要をつかんでいる。24年に4位に付けた「Temu(ティームー)」は中国のPDDホールディングスが22年秋に始めた。わずか1年半で約50カ国にまで拡大し、越境ECとして各国で利用者が急増している。241月にはフランスやドイツ、英国でティームーが首位だった。アマゾンのお膝元である米国でも2位に付け、欧米を中心に勢力圏を広げている。世界のアプリ利用者数が5位のファッション通販「SHEIN(シーイン)」も、安価な衣料を中国から輸入できるとあって、若年層を中心に人気が高い。21年から月間利用者数を2.3倍に増やしており、米英仏、タイやブラジルなどで上位5位以内に付けた。中国勢の戦略は独自アプリを世界で展開するに限らない。各国の有力アプリへの出資などを通じて多彩な陣を敷いている。例えば、中国EC大手のアリババ集団。越境ECの「アリエクスプレス」やフリマアプリの「閑魚(シェンユー)」といった自社アプリの展開に加え、シンガポールに拠点を置く東南アジアの「ラザダ」、トルコの「トレンディオール」、南アジアの「ダラズ」など、出資や買収によって各地域で強固な販売網を築く。アリババの231012月期決算の売上高は前年同期比5%増の2603億元(約54000億円)だった。内訳は国際EC事業の売上高が44%増の285億元と高い伸びを見せた。中国ECは販売手法も巧みだ。中国版インスタグラムと呼ばれる「小紅書(レッド)」はSNSEC機能を組み合わせる。インフルエンサーなどが紹介した商品が爆発的に売れるなど、企業にとっても欠かせないツールになっている。日本とインドは独自のEC  中国勢が世界を席巻する中、日本とインドは独自のEC網を築いている。日本の利用者数はアマゾンが首位で「メルカリ」「楽天市場」と続いた。上位10位の顔ぶれで、中国勢は9位のティームーのみだった。インドでは自国発祥で米ウォルマート傘下の「フリップカート」が首位だった。3位にSNS機能を持つEC「ミーショ」、4位にフリップカート傘下のEC「ミントラ」など、自国企業が上位に付けた。インドは「TikTok(ティックトック)」など中国系アプリを禁止するなど中国との対立姿勢が鮮明だ。ECの勢力争いでは各国の思惑が交差している。アマゾンを筆頭に米国系アプリも中国勢の背中を追いかける。世界首位の座を譲ったアマゾンも日本と米国では1位だったほか、英国やフランス、インドで2位に付けるなど存在感を示す。世界3位のフリップカートをウォルマートが米陣営に取り込み、11位には米国の老舗「イーベイ」が控えるなど、米中の陣取り合戦が激しくなっている。 ■中国系ECに吹く逆風 「人権」「模倣品」など問題山積  世界で急速に支持を集める中国系アプリだが、ECサイトで販売する模倣品や類似品が問題視されてきた。美容家電などを扱う日系メーカーは、著作権侵害の懸念があるとして中国系アプリの監視に目を光らせる。だが「取り締まりが追いつかない。権利侵害を訴えるのも難しい」という。既に対立も起きている。2312月にはファーストリテイリング傘下のユニクロが、シーインの運営会社に対して自社の模倣品を扱っているとして販売停止などを求める裁判を起こした。もっともニセモノと知りながら購入する消費者は後を絶たず、効果的な対策を打つのは難しい。例えば、米国在住の55歳の男性は中国系ECでデンマークの玩具大手の模倣品を定価の約5分の1で購入した。「個人が楽しむ分には全く問題がない。本物はプレミアが付くなど価格が高騰しており、まずは中国製で探している」と話す。インフレ下で、この男性と似た考え方が世界に広がっている。その構図が中国勢の躍進を支えている。ただ、中国勢の快進撃も安泰ではない。中国政府は国内企業に対して保有する個人データの開示を命じる権限を持っており、各国政府は中国系アプリが自国内で広がることに安全保障上の懸念を強めている。米国では米連邦議会の超党派諮問委員会が234月、ティームーやシーインなどを名指しで取り上げた報告書をまとめた。知的財産権侵害への懸念に加え、新疆ウイグル自治区での強制労働を指摘するなど、中国系ECには逆風が吹く。中国系アプリは世界の消費者に歓迎されている。一方、欧米諸国は様々な問題を懸念して自国からの締め出しに動く可能性もある。

ネットの反応>

40: >>1国ごとのデータ出せよ。

66: >>1無料 90%OFF 中国もうこの時点で信頼に値しない。

3: 中国人が中国で使ってるだけだろ。それ。

5: 理解に苦しむアル。

6: もれなく、トコジラミ送りつけてくるところなんか使うか。カタレ。

8: なんだかんだあっても誰も気にしない。

9: 安物買いの銭失いってやつだな。

10: アホみたく安いらしいな。売るだけ赤字なんじゃないかって言われてる。

12: Temuで買ったら、どんな扱いしたんだってぐらい凹んだ段ボールで届いて、子供のおもちゃ壊れてたわ。

16: ニセモノでも送ってくるだけマシだな。

18: >>16いや届かない方がマシだった可能性を排除しちゃダメだぞ?届かなかったなら、ちゃんと返金はされるし。

22: ファストファッションに逆行とか、落ち着いた長持ちするものを着るのでよい。

24: あんなんアパレルの闇だろ。

27: どんな人たちがどんな境遇待遇でどんな場所で縫製してるのかと思うと怖すぎて手が出ない。

28: これがガラパゴス日本ありがとう自民党やね…

33: 海外は金持ちって毎度喧伝してるのに安さのみで著作権もモノの信用も二の次の中国ECサイトが席巻してるの?

37: >>33インフレしてるだけでパンピーは貧乏だから。

35: 一時期ゴリ押ししてたけど成果なかったんだ。

36: つまり楽天を叩いてるのは。

38: 他社の製品をそのまま大きさまで同じく作ってるから、訴訟まみれなんだよな。偽ブランドを持つようなもんだ。

39: 「安物SHEINが日本で人気、日本は貧しくなった」「SHEINが日本以外で人気、日本はガラパゴス」 どっちの設定にしたいんだよ。

43: 使わない方が良い。

45: ゴミばかりで安くはない。

48: どうせSHEINで売ってるのと同じ様なもの仕入れてほかの店が売ってるんだから、どっちから買おうがモノは同じって嫁さんに言われてぐうの音も出なかった。

50: アマゾンも中身はチャイナだしな。

51: SHEINってパクり企業だっけ?そんなのが席巻できる世界の方がおかしいだろ。

52: すったもんだして結局日本が正しかったってなるパターン。

53: 最近は円安で日本人貧乏って言うてるのに日本以外超貧乏人向け企業が大成功してるのな。

54: インフレな欧米であの価格は日本の100均な感覚だろ。

56: 自国除いたらどうなんだ?

58: 最後にどこが検品するかで大違いだろ。

62:中華のインチキもんを買う度胸も経済力も俺には無い。

63: Amazonで欲しいジャンルのものが中華ぽいのばっかのときはTemuとかアリエクで一回探すわ。服は買わないな。

68: 日本で頑張ってるのは楽天?ヨドバシ?

72: とはいえユニクロもGUも頑丈だからな。すぐ色落ちするけど。

78: 日本だけが賢い…というか過去から学んでんだよ。中国がどういう国かを。まぁその割にあそことは縁を切れてないのが残念だけど。

-ここまで-