2018年9月20日木曜日

剣道って、基本、毒を薄めた殺人技術。スポーツなんて関係ない。


究極のところ、剣道って、殺人技術だからこそ。
 礼儀にうるさく、様々な縛りがあるのだ。
 スポーツと別個に扱われるのは、そのところにある。

 そういう武術について、韓国の剣道協会の偉いさんが奇妙なことを言っていた。
 そんな記事から。

2018/09/18()

▲16日に仁川で行われた世界剣道選手権男子団体決勝の韓国-日本戦。 
 16日に仁川(インチョン)南洞体育館で幕を下ろした第17回世界剣道選手権は、1988年以来30年ぶりに韓国で開催された世界の剣道祝祭だった。
 世界56カ国から約1200人の剣客と関係者が韓国を訪れた。国際大会にふさわしく観客席は各大陸から集まった剣道ファンで埋まった。
 選手がレベルの高い技術を見せるたびに観客席からはさまざまな言語で歓声が上がった。
 最も注目を集める男子団体の決勝戦は永遠のライバル、韓国-日本戦となった。
 関心は大きかったが、試合が進行される間、観客席の雰囲気は良くなかった。
 各5人ずつの剣客が激しい勝負をする間、観客席の一部で始まったブーイングが徐々に強まり、ついに会場全体に広がった。ファンのブーイングは選手ではなく3人の審判に向かった。

 日本が接戦の末2-1で勝利し、大会4連覇を果たしたが、歓呼と拍手はなかった。
 この日、韓国の先鋒パク・ビョンフンと中堅イ・ガンホが相手選手の頭部を正確に攻撃したが、得点を意味する審判陣の旗は上がらなかった。
 最後に出場した主将チョ・ジンヨンが個人戦優勝の安藤翔の頭部を手首を打撃しても得点が認められなかった。
 韓国代表チームのパク・ギョンオク監督は「試合後、親しい日本の記者が『恥ずかしくて申し訳ないという言葉しか出ない』と言って頭を下げた」と伝えた。

 1970年に最初の世界選手権が開催された後、判定をめぐる問題は毎回繰り返されている。
 専門家らは「最近は韓国・日本エリート選手の競技力の差は事実上なくなった」と話すが、国際大会の成績は違う。歴代男子・女子個人戦と団体戦を合わせて日本が優勝を逃したのは2006年に台湾で開催された男子団体戦(3位)が唯一だ。
 日本剣道界が首脳部を掌握した国際剣道連盟(FIK)は判定の改革に消極的だ。
 ビデオ判定の導入を要求する声は黙殺されている。
 「剣道の大衆化のためにオリンピック(五輪)正式種目入りに挑戦しよう」という加盟国の要請も同じだ。韓国剣道がFIKにとって厄介に存在に成長したのが判定の不利益につながるという分析もある。
 韓国は日本の牙城を脅かす実力を備えただけでなく、剣道の英語の発音を日本語式の「KENDO」の代わりに「KUMDO」と表記する。
 「相手よりもまず自分自身に勝つ」というのが剣道の精神だ。いつまで小さな既得権に満足しながら「井の中の蛙」として生きていくのか日本に問いたい。

 ソン・ジフン/スポーツチーム記者

 つぎに、上の記事について

 --ここから--

2018/09/20()

【中央日報】 大韓剣道会長 「剣道の精神は相手を尊重…侍の精神とは違う」
 2018913日、韓国・中央日報は、第17回世界剣道選手権大会が韓国の仁川で開催されるのを前に、同大会に新たな審判配置システムを導入した大韓剣道会の李種林会長へのインタビューを掲載。
 現在、国際剣道連盟(FIK)副会長も務める李会長は、「剣道精神の本質は何か」との質問に「日本の剣道人の中には、『剣道精神』と『侍精神』を類義語と考える者が多いが、それには同意しかねる」と話している。

 1973年の第2回ロサンゼルス大会に韓国代表として出場した李会長は、準決勝で日本人選手に敗れた。
 日本人審判が下した判定をめぐり試合が5分近く中断され、観衆のブーイングもあったが、勝敗は覆らなかった。
 李会長は、この時に「公正に実力で勝敗を決めるシステムを、必ずや自分の手で作る」と心に誓ったという。
 記事によると、李会長は、第17回大会を韓国に招致した後、判定システムの改善に力を注いだ。 これまでの大会における審判の配置は、主に日本人高段者を中心とする主審団が決めていたが、今大会では、本戦トーナメントに限り審判配置委員会を設け、同委員会が抽選で審判の構成を決めることにした。
 「ホームアドバンテージ、特定の国に対する不利益は望んでいない。全出場選手が実力にふさわしい結果を手にすることが、新システムの目標だ」と説明している。

 このシステムを審議したFIK理事会の票決では、賛成が14票で反対(4票)を大きく上回った。 
 李会長は「日本人理事も4人いる。多数の理事が変化の必要性に共感したという肯定的な結果だ」と評価しているという。
 李会長は、剣道の五輪正式種目採用を目指している。
 剣道界は五輪参加に消極的だと指摘し、その理由について「変化を望まない少数の声が優先されているため」と指摘する。
 記事は、「テコンドー、柔道など五輪種目化を足掛かりに世界化・大衆化に成功した武道では、宗主国の影響力が弱まる現象が見られるため、『剣道界の権力者』らが五輪種目化を快く思っていないということだ」と説明している。
 「剣道精神」と「侍精神」は別のものだと述べた李会長だが、記事によると、「現代の剣道の礎を確立したのは日本だ」とも話している。

 その上で、「根は三国時代の韓国と中国の『撃剣』に見出すことができる。韓日中の剣術の共通点は、相手を尊重すること。これが剣道精神の出発点だ」と強調している。
 この記事に、韓国のネットユーザーたちからは「ふざけたことを言ってるな(笑)」「三国時代の『撃剣』?一体、どんな根拠があるんだ?剣道が日本の武術だってことを恥に思う韓国の協会が言い出した説だよ(笑)」「日本人審判に文句をつける前に、剣道の起源は日本だとちゃんと教えるべき。よその国の武術に対し失礼だ。そんな行為のほうがよほど恥ずかしい」「剣道は日本のものだし、侍精神だ。認めるべきことは認めろ」などと、冷ややかな声が寄せられている。



--ここまで--

補足、感想など

 剣道は武術であり、傑出した殺人技術の毒を薄めたものだ。
 スポーツなんぞではありえない。だから、オリンピックなんぞとも関係はない。

 残心なんてものをみれば分かる。
 倒れただけでは、まだ生きていて反撃を食らう可能性があるから注意しろ—という意味だ。
 また、勝利した時にガッツポーズをすれば失格となる。
 相手を斬り殺して、ガッツポーズなんてありえないからだ。
 声を出すのも、薩摩の示現流の猿叫(えんきょう)の真似から始めたものらしい。声を出すことで、自身のもつリミッターを解除できるようだ。

 また、あのスピードで決まるワザを、判断するのは、高段者でなければ無理だ。
 例え相打ちのようにみえても、数秒でも先に致命的な部分を攻撃されれば、十分な反撃ができる訳がない。
 剣道とは、真剣をもつ手で、竹刀をもっているだけなのだ。
 その危険度の高さを十分に意識して、「道」として維持しているものだ。

 つまり、スポーツとはもう無縁な世界なのだ。

 クムドとやらを韓国が世界に広げるというなら、ご勝手に。
 単なるスポーツチャンバラという地位を得るだけだろうから。
 なんたら、まがいものが、根性のネジ曲がった・性根の腐りきった韓国人にはお似合いさ。