▲大関になった栃ノ心が、稽古で豪栄道に11連敗したようだ。
その記事をみて、栃ノ心の取り組みの感想を書きたい。
まず、記事から抜粋。
2018年7月4日
新大関の栃ノ心は4日、愛知県扶桑町の境川部屋に出稽古し、大関豪栄道に11戦全敗と精彩を欠いた。
なかなかまわしを取れず、得意な形をつくれなかった。「悲しいね。おもちゃにされた」と落胆。
それでも師匠の春日野親方(元関脇栃乃和歌)は「調子が悪いわけではない。合口が悪いだけ」と心配していなかった。
低く鋭い立ち合いで圧倒したかど番の豪栄道は「胸が合うと力負けする。意識したことができている。いい調子できている」と満足そうだった。
夏場所の途中休場の原因となった左足首の負傷についてはよくなっているといい、充実した表情を見せた。
▲補足、感想など
ユーチューブに栃ノ心の記事が多い。
ジョージアなんて国が注目されることが少ないので、ジョージアのPRを兼ねてのアップであろう。
(ジョージアのアルファベットって、奇妙な形なのだなぁ)
栃ノ心の相撲をみていて、「ちょいと粗いなぁ」「強引すぎる」と感ずる。
また、寄るときの腰の高さも気になる。
上の「粗さ」は、失礼ながら、頭がよくないためじゃないのかな。
例えば、遠藤がもっているような、一緒に倒れてもホンのちょい、遅く土につけば、勝負は勝ちなんだ—てな「賢さ」を感じない。
もう、年齢から言えば、このスタイルが栃ノ心の「本来的なやり方」なのだろうな。
白鵬と組んで、体の大きさで負けない—という力士はそう多くはあるまい。
賢くやる—てな希望は無理かもしれない。
自分のスタイルでトコトン、行けるところまで行く---というのが栃ノ心の「生き様」であろう。
もう、数年だ。トコトン、頑張ってほしい。