▲菅さんが退陣表明をした。
表題は、関西圏の自民党員の発言だが、その通りだ…と筆者も、強く同意する。
しかし、菅さんって、なんでこんなにも経済のことが分からないんだ?
なんで、これだけ常識がないんだ?
民主党の政治家って、本を読まないのか?
以下、新聞から抜粋。
「やるべきことはやった」という言葉を残し、退陣表明をした菅直人首相。
近畿の政界関係者からは原発問題への対応など、批判の声があがった。
首相退陣に勢いづいたのは自民党府県連。
京都府連の幹事長は菅政権が掲げた「最小不幸社会」を揶揄し「最大不幸の最悪総理。震災対応を名目に延命だけを図った」と。
奈良県連の会長も「資質に欠ける政治家の退場は当然。今、必要なのは国民不在の代表選ではなく、解散総選挙」と。
また、大阪府連の会長は「辞任は遅すぎる。『辞める』といったときに辞めるべきだった」と言及したほか、兵庫県連の幹事長も「何のためにだらだらと続けたのか」とコメント。
和歌山県連の幹事長も「むしろ遅きに失した」と。
さらに、滋賀県連の幹事長も「不信任決議案が提出された段階で辞めていれば男があがっていた
のに、ずるずると先延ばしにした」と。
低支持率が続いた菅政権のもとで有権者からの厳しい批判にさらされた民主府県連からは恨み節も。
兵庫県連の幹事長は「菅さんが辞めた要因は震災や原発だ。与野党含めてなぜもっともり立てら
れなかったのか」と指摘。
一方、和歌山県連の副代表は「任期満了ではないのだから、残念といえば残念」とした。
奈良県連の代表は「震災対応についても菅首相でなければ、ここまでできなかった」と擁護した
ただ、退陣のタイミングを批判する声は身内からも続出した。
大阪府連の代表は「もっと早く辞めていただいた方がよかった」と言及。
京都府連の幹事長は「辞任するのが遅すぎた。国民の信頼を失墜した政権運営は反省せねばならない」と。
また、滋賀県連の幹事長も「菅首相にはいさぎよく退陣してほしかった。本日を国民の信頼を取り戻す再スタートにしたい」と話していた。
原発を抱える地元首長たちの視線も厳しい。
関西電力美浜原発が立地する福井県美浜町の町長は 「脱原発宣言など言葉だけが先行し、思いつきの発言が多かった。結局、原発に関してただの素人だった」と。
原発14基を抱える福井県の知事も「一貫性がなく、政治的な混乱や停滞を招いた」と批判。
退陣表明から正式退陣までについて「長かったですねえ…」とコメントしたのは大阪市の市長。
後継の首相選びについて「誰がなるかより、その人がこの国をどうするのかを、国民が知りたがっている」と。
▲補足、感想など
愚かな政治家を愚かな国民が選出する…衆愚政治そのものだなぁ、と思う。
いや、筆者が一段高いところにいて、周囲を見下した発言ととられても心外だ。
そうではなくて、このどうにも抜け出せない「衆愚政治」をまず直視せよ…といいたい。
そして、これらの愚かしい政治家を選挙したのは、自分達なのだ…ということも直視せよ。
さて、
次の民主党の党首に、小沢さんの支持をとりつけた海江田さんがなれば、それこそ、半年も持つまい。
振り返れば、
この3月、大震災後の処理をする海江田さんの表情をみて、「意図的に感覚を鈍くしているのだろう」と推測した。
通常の普通の感覚で、大震災後の後処理の膨大さ・緊急さを、まともに受けていては身体が、脳がもつ処理能力を越え、焼けついて持たないのだ。
そこで、半分しか聞かない、半分しか考えない…そんな「鈍感さ」で震災後の数月を、海江田さん、(菅さんもそうだった)過ごしていたように筆者は受け止めた。
大震災から5ヶ月が経過した。
このところ、海江田さんの表情が、多少、生き生きしてきた感じがする。プレッシャーから解放されたせいであろう。
あの震災直後の時点で、表情が生き生きしていたのは枝野さんだけだった。その意味で、海江田さん、菅さんの能力は、枝野さんに劣るということなのだろうなぁ。
海江田さんの震災直後の姿をみている国民からして、首相となって持つだろうか…と危惧するのは当然であろう。
まぁ、仮に海江田さんが首相になったとしたら半年ぐらいか。
次の選択肢は、衆議員の解散総選挙しかあるまい。